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曖昧な未来


 ■ 2005/11/12 (土) 週末の別の自分


今日は例によって週一のサークルの手伝いに
参加した。
最近、これが私にとってもっぱらいい気分転換
になっている。
秋晴れの下でみんなと作業するのは楽しい。
少しずつではあるが軽い会話を交わしたり屈託なく
笑う週末の別の自分いる。
MisOさんの日記とかぶるのだが「ただ楽しい、これでいいのかな」
と思ったりもする。
しかし、私事で恐縮だが私は幼少の頃からまともに生きられ
ないことを自覚してしまった人間だ。
ダメな自分を葬り生き直さなければならなかった種類の人間だ。
誰にも過去の醜い自分を永遠に顧みられることなく生きて
行くのは私にはとても孤独だ。それは今でも変わらない。
そんな私が原型をとどめないくらいに変化するのは無理なのかも
しれない。
が、仕事を離れた週末の人間関係は私にとって大切なもの
であることは確かだ。

帰りの電車の中、中学生乏しき部活帰りの女の子ふたり組が
いきなり揃って「失礼します」と一礼して座った。
一瞬あっけにとられたがどうやら斜め向かいに座っていた
先輩に対して「了承を得て」着席したようだ。
私はこの先進国で未だに軍国主義のような慣習が根強く残って
いることを目の当りにしてショックを受けた。そして理不尽
きわまりない慣習を無条件に受け入れざる得ない幼い彼女達
に心を痛めた。
こんな日本だから日勤教育と称して私生活まで管理が及ぶ
JRが大惨事を引き起こすのだ。
いつになったら日本人はその事に気付いてくれるのだろうか。







名前

内容

ゆずぽん インテルさん>僕、ほんっと体育会系って理解出来ないんですね。あの上下関係、たかが1つ2つ年上というだけで何故奴隷のような扱いを受けなければならないのか。。社会に出ても異様に年齢の上下にこだわる人っていますよね、体育会系が撲滅すれば日本はもっと風通しのよい社会になるのですがね。。日本に未来はあるのでしょうか。。 (05/11/22 23:47)
ゆずぽん MisOさん>過去の誰にも知られたくない自分と向き合い存在を認めてあげられるのは自分しかいないんですね、僕にとってそれが孤独です。。確か三輪明寛の言葉ですが「人との付き合いは腹六部くらいでいい」私それにすごく同感したんですね。人には立ち入ってはいけない領域があるんですね。孤独の尊さを抱く一方で人と楽しく付き合うのがいいのかなって。深く考えるのは時としてすごく孤独だと思いますが僕は人間は色々考える生き物であって欲しいし、たとえ単純素朴であることが楽であっても考えることをやめたらそれは人間にとって大きな損失でもあるとも思うのです。もちろんMisOさんはこれからもずっと深く考える人ですし色んな深い意見を聞かせて欲しいです^^その一方で楽しく人と付き合いたいですね、お互い。 (05/11/22 23:40)
インテル 右へならえ、強い者には巻かれろ的な日本ほど共産主義が向いている国はないと言われますが、そういう一端が垣間見れる風景ですよね。 (05/11/14 15:59)
MisO 私も孤独を背負っています。たぶん、ほとんどの人は、私の過去を知ってしまうと、受け容れきれなくて混乱しちゃうんじゃないかなあ・・・そう考えると、人に話すにも小出しにして、ちょっとずつしかさらけ出せなかったりするのですが・・・。でも、人間丸ごと自分のことをわかってもらうなんてきっと至難の業です。例え深く分かり合っていなくても、楽しい時間は楽しい時間として、素直に楽しめたらいいのかなあ、って、最近思えるようになりました。 ところで、私は高校生のとき、部活動をしませんでした。興味があって見学に行ったクラブが、まさに軍国主義だったので、嫌だったんです。先輩・後輩の図式に入れられるのが・・・。日本文化の悪いところを集約したような上下関係・・・。日勤教育は、その最たるものでしたね。そういう人間関係がなくなれば、日本の対人恐怖の人口は相当減るんじゃないかと私は思っているのですが・・・。 (05/11/13 22:48)


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