日記HOME TOP タイトル一覧 月別 

就活日記

Author:ロレンス ( Profile )
障がい者の就職活動を綴る

 ■ 2013/10/21 (月) 無題


本日も就活は無し。

先日の障害者面談会で応募した別の1社から書面で連絡がありました。
予想どおりの不採用通知でした。
面談会では、私の希望職種や保有資格を書いた受付票を渡しただけだったので
履歴書すら見ないでの不採用通知。
年齢か性別で落とされたのでしょうね。面談会から3週間もたっているので、
ショックもあまりなく想定内の結果です。

明日の面接に向けて嫌な流れになっているようで不安なのですが、障害者面談会で応募して
会社の面接まで呼ばれる人は、応募者全体の2〜3割ぐらいでしょうし、正式採用者となる
と1割もいないぐらいでしょうから、まだラッキーな方です。
とりあえず、遅れないように面接に行ってきます。

健常者の再就職も厳しいでしょうが、障害者の再就職はさらに厳しいです。
この間、地方の名士といわれ、障害者を多数雇用する会社社長が職安で話していたことを
聞きました。「知的障害者は24時間、同じような単純作業をやらしておいても文句ひとつ
言わないし。作業スピードもまったく落ちない。健常者のように無駄なおしゃべりも
いっさいないし、そんなのを半分の時給でやとえるなんてお得だよね。もっと知的障害者
紹介してくれよ。ひとつのことに没頭しちゃえる障害者でたのむよ。」だって
人間として見てないだろ。
そんな人が新聞紙上で偉人、名士としてとりあげられ、表彰されたりするのは、なんとも
複雑な心境になります。

知的以外の精神も身体もだいたい同じことを求められます。
企業、経営者がほしいのは、健常者以上のスキル、経験をもった健常者の半分の金額で
やとえる従順な奴隷なのですから。
したがって、それに達していない者は何年たっても永遠に無職となるわけです。
会社に障害者向けの仕事があるわけではないので、必然的に健常者と同じ仕事をさせら
れるわけですから、しょうがないことなのでしょうけれど。

よって障害者求人で応募したとはいえ、面接は健常者とほぼ変わりなく、職歴を厳しく
叱咤されたり、病気自体を責められたりすることもあるほどです。
メンタルが弱いとか考えてくれる企業などないですから、厳しい面接のあとなどしばらく
寝込んだりすることもありました。

世の中の普通の「理不尽」を受け入れて他者より優れたものをもつこと以外生きる道
無しであります。その辺は健常者も同じでしょう。
とにかく厳しい時代であります。


名前

内容

ロレンス >村雨さん 自然の法則に従えば、仕方のないことかとあきらめています。「美しく残酷な世界」の「美しい」が消え去ってしまってるようで残念です。 (13/10/22 22:09)
村雨 理不尽な世の中ですね。以下に品行方正な人生を送っても、罪を被ることがあり、いかに悪辣な人生を送っても賞賛されることがある。やるせない・・・。 (13/10/22 19:45)


[前] 訂正とお詫び | [次] 無題


就活日記TOP

タイトル一覧 月別