私は

今日、何と言うか本当にいろいろな人にその人の立場から文句を言われている出来過ぎ君が気になって仕方ありませんでした。
人のミスをフォローしている出来過ぎ君は、勿論管理者が見落とした問題を解決している訳です。
何故か出来過ぎ君へ文句を言う責任者達。どうも記入方法が気に入らないらしい。

嫌、それするのが管理のあんたでは？？？

それでも訂正しては責任者へ報告や訂正をする出来過ぎ君。
戻ってきてはその報告手順が違うのでは。と現場からの声すらも拾って宥めて周る出来過ぎ君。
皆の保護者みたいな光景。とどのつまり、ミスが出る前にフォローしまくってるわけだ。
何人分の仕事してるんだこいつ。

全体の管理を既に代理してる。
確かまだ来て3ヶ月だよね？

どれだけ凄いんだあんた。


私は、今日もいろいろ出来過ぎ君と仕事。正直楽しかったっす。
でも驚いたのが、雑談中出来過ぎ君の家族の話。
お母さまが入院されていて、余命宣告されているらしい。
おいおい、働いてる場合じゃないんじゃ？

でも、働かないと鬱に成りそうなんだって。お母さまも今は一応落ち着いているとのこと。
少しほっとしたけど、今まで介護をされていて、体調が悪くなって救急車で緊急入院。
一命をとりとめたものの緩和ケア病院に転院になったんだって。

何もかも大変な時期の人だなぁと思いながら会話した。
本当、出来過ぎ君は幸せに成らないと駄目だ。この人は幸せに成るべきだと思う。

出来過ぎ君が何で仕事できるのかとか、迷いとか無い素振りや低姿勢の意味が分かったような気がした。

甘えてるよ皆、出来過ぎ君に。

やっぱり社会っておかしい。絶対とか無い筈だけど、多分今は絶対に社会おかしい。


あらためて。体験して確認して。確実にそう理解できる一日だった。