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リアル無職ドキュメント


 ■ 2006/03/07 (火) ポリテクの選考に行ってきた


「定員20名に対して29名の応募がありました」

のっけから嫌なことを聞いてしまった。我が志望コース、約3分の1が落ちるということだ。
最も、全体でも倍率が1.5倍ということなんで、どの科でも同じだったかもしれない。
おいおい頼むぜ、スーツまで着こんで来たってのに。
落ちたら無職計画が白紙に戻ってしまう。

選考基準がよく分からないのであれこれ考えてもしゃーない。
目の前の課題をクリアするだけだ。

まずは、テスト。
テストといっても学力・知識を試すものではなく、適性を計るもの。クレペリン検査っていうのかな。
「同じ図形をえらべ」「○の中にひたすら点をうて」「計算せよ」
ああ、あれだ。NDSの頭を鍛えるトレーニング。似てる。
バリバリの文科系人間らしく、図形・空間把握等はからきしダメで、語彙・文字認識は世界記録ペースで回答できた。
(いうまでもないが、世界記録など俺は知らない)

次いで、面接。
たぶん、こっちの比率が高いんだろう、と予想される。
困った。滅法苦手。俺はコミュニケーションスキルは最低レベルだと自負する男。
何聞かれるんだろう、と冷や冷やしながら面接室に向かう。

「よろしくお願いします」
『まずは確認のため、お名前と住所、電話番号を頂けますか』

お。なんだ。変に緊張して損したぜ。そんなことならいくらでも答えますよ。

『はい、ありがとうございました。それでは、この科を志望した理由をお聞かせください』

・・・。やっぱりそう簡単にはいかないようで。困ったな。
「簡単そうだから」なんて言えようもない。考えてきてねーよ、おい!
こうなると人が壊れるのはいとも容易い。視線は宙を迷い、変な汁が滲み出てくる。
後はなに喋ったかよく覚えていないのだ。本当に嫌になる。

結果は1週間後。いかに。


名前

内容

しろくま ありがとうございます。最も、受かった後のが大変なんですが (06/03/09 21:56)
 同年代の方なので親近感沸いてしまいます。 (06/03/08 03:01)
 受かるといいですね。 (06/03/08 03:00)


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