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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2004/06/08 (火) 僕の目の前には茨の道が広がっている


今日、同僚が会社に呼び出され、営業氏との話し合いの末に退社が決まった。

契約社員という、不安定雇用での立場とはいえ入社してたった2ヶ月での退社。 しかもそれがメンヘルでの退社となると、彼がまだ二十代と若いとはいえ今後の再就職活動が難しくなるのはどう考えてみても明らか(経歴を突っ込まれたら、どのみち評価が下がるのは決定的だ)。
病気が治ったら、彼の家に近い病院を紹介すると営業氏が言ったのが、僅かに救いの糸になるかも知れないが、前途は決して明るくはない。
ともあれ、見つけた仕事を辞めてでも病気治療に専念する方が先だと決まった以上、早く病気を治す(自分を取り戻す)ことを祈るのみです。

彼の精神的な病気が予想以上に重症だったとはいえ、同じ職場で働いてきた人としてできるだけのことはしたのだろうか? もしかすると自分がしたこと(特に叱咤するために敢えてきつい言葉を吐いたこと)は逆効果ではなかったろうか、と自問してはダウナーになってゆく今日一日。
昨日の件だけでもう一週間分働いたくらい、疲労感が溜まっている。
そんな中で昨日から来ている新しい人を教えながら、仕事していくのは重荷だなぁ。
幸いまだ進んで勉強しようという意欲を見せてくれているだけ、ありがたいけど、あと最低二週間は研修のために10時間拘束を続けないといけないかと思うとうんざり。

そういえば、この新しい人。 僕より年上なんですが、ここ10年ぐらい正社員の職にありつけた試しがないと言っていました。
この仕事に就く前にも、半年ほど前に契約社員を契約解除で辞めてから、正社員での求人を狙い続けていたけど見つからず、ここに来たとのこと。
この10年と言えば、ちょうど今の「雇用不況」とシンクロする。
この人はこの人で苦労しているんだろうなぁ‥‥‥。



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