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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2006/06/09 (金) 非正社員→正社員は細く遠き道のりなのか


来週でまた一つ歳を取ってしまう。
歳を取るということは、それだけで(正社員の)機会が少なくなるということだ。
まさに「それだけ(本人の不可抗力)」で。
その恐怖感だけで今週は2社応募。

前から思っているのだが、どうして日本の企業社会では「新卒神話」が崩壊しないのだろう?
何も知らない新卒より経験のある非正社員を正社員にする方が、仕事を円滑に行え、それまでも続いているのだから離職率も新卒より低いと見ているのだが。

もちろんバイトや契約、派遣から正社員に登用する制度を導入していると「標榜」している企業は決して少なくはないが、実際のところどうなんだろう?
僕の今の職場も契約社員から正社員への登用制度があることはある。
しかし面接の際にも念を押されたように、非常に狭き門である。
その資格を得るだけでも勤続2年以上の成績優秀とされた(このあたりの判断が抽象的)者、かつ40歳以下(これは暗黙の了解という名の公然条件)という条件がつく上に、そこから選考を経て「必要とされた」者だけが正社員への昇格を果たす。
かれこれ1年半以上いるが、職場で正社員への昇格を果たしたのは一人だけだ。
それもかなりモーレツに働いている人(残業も月100時間当たり前だと言っていたことがある)である。 正社員で残業の長い人でも7〜80時間程度だから、よほどのがんばりだ。

このように少なくとも自分のいる職場では、どうもこの種の登用制度すら「目の前にぶら下げられたニンジン」の感がしないでもない。



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