新・ぢゃんく屋日記

何が悲しゅうて朝の早よから、電車に乗ってＴ市まで行かなきゃならんのか。
本来なら今日は耳鼻科に行く予定だったというのに。
花粉症の薬を処方してもらわないと、春になってから困るのはこちらなんだぞ。

愚痴と空気を読まない女のせいで少々不機嫌になりつつ、Ｔ市某駅に降り立ち、派遣会社の営業氏（Ｓ氏とは別人）と合流、派遣先に向かう。
巨大な工場内のこれまた巨大な社員食堂で面接。　相手もまた派遣か出向で来ている他社社員っぽい（グループ企業の名前ではなさそうだ）。
結論から言ってしまうと、思っていたより職場環境そのものは悪くない感じ。
ここで働いてもいいかもな、と思ってしまった(^^;。

ただ、やはりこの仕事「家を出ること」に抵抗感がある。
同じ手取り20万稼いでも、今と同じく家にいて家に数万円入れながら暮らすのと、家賃の半額以外は全て自己負担で暮らすのとでは、当たり前だが残るお金の金額が違う。
これからのことを考えると、貯金も少しはしておかねばならないが、そのときにこの違いがかなり大きな影響を与えることになりそうだ。
昨日、友達に電話で相談（兼愚痴）したときにも指摘されたのだが、この仕事が正社員としての雇用でなかった場合、収入の違いもさることながら、そこから抜け出したくても（生活に手一杯で）身動きがとれなくなる恐れがある。
言い換えれば、まさに我が身が派遣奴隷状態に陥る可能性があるということだ。
そして僕は若くはない。　そう失敗を繰り返せるはずがない。
（ただでさえ失敗だらけ、敗北者としての人生だというのに！）

そんな一人の人生を左右しかねないことを、早くも数日で決めてしまうという営業氏の言葉には、全く重みを感じることができなかった。
さて、どう出てきますか。　断ってくれたら幸い半分、残念半分だが、もし来て下さいとなったら‥‥引っ越しするまでに断るに足るだけの近場の就職口を見つけなければならなくなるだろう。
至難の業だが。