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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2008/05/12 (月) 多発する(硫化水素)自殺について


最初はブログの方に書こうと思ったのだが、こちらで書いた方がよさそうな話題なのでこちらに書く。

最近、硫化水素を使った自殺が多発していることは、皆さんも諸々の報道等で知っていることと思う。 簡単に入手できる材料であの世へ行けるのだから、この世で生きていたくない人にとってはまさに「朗報」であろう。
それによって多発する自殺について、有名人一般人問わず多くの「常識ある人達」が批判的意見を述べているが、かつてこの世とおさらばしようと試みたことのある僕から言わせてもらうと、その手の意見の大半は本気で死のうとしている者には空虚な意見でしかない。
いくらその死が周囲を悲しませる、思っているような綺麗な死に方ではない、と言ったところで、自殺を本気で実行しようとする者からすれば「それがどうした」でしかないものである。
経験則から言えば、自殺を試みる者はそれこそ死に物狂いで死にに行く。
硫化水素なんかなくても、自殺する手段なんぞ昔、どこぞの誰かかマニュアル本を出して物議を醸したように、本にするほど数があるものである。
生ぬるい、自己満足の「ご忠告」は彼らの(そして当時の僕の)耳には入らないのだ。

それについて、最近ダウンタウンの松本氏が暴言を吐いて批判を浴びているが、僕個人としては「バカは死ねばいい」という発言は不適切であると思う。
(仮にそれで自殺者が増えたとして責任を持てるのか?)
しかし、それ以外のマスコミがそういった自殺を過剰報道するから、自殺者が増えるという意見については、ごもっともだと思う。 もっともそれを言っているご本人様がマスコミで飯を食っている売れっ子の芸人である、という点を除けば(笑)。

じゃあお前の自殺観はどうなんだ? と言われれば、こう答えてみる。
「人生に於いて真に万策尽きた時には、自ら死ぬことを選択することも決して悪いことじゃないね」と。



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