37歳フリーター正社員の道

�@誠実で堅実な経営姿勢
会社が安定していないと安心して働けない。

�A正社員（試用期間なし）
隠れ人材派遣会社に引っかからないよう注意。

�B給料（世間並み）＋ボーナス（年2回以上かつ世間並み）
安い給料条件で譲歩すると後で苦労する。歩合給に注意。
会社の誠実度による。

�Cキャリアおよび役職
キャリアがあれば、次に転職するような事態になっても、転職先を見つけやすくなる。37歳という年齢を考えれば当然マネジメント能力も重要になる。入社してすぐは無理でも、そういう事を任せてもらえる会社を選択したい。

�D休日
休日と（キャリア／給料）は相反する条件である。民間会社では両方を満足させる事は困難だと思っている。特に私の職種は残業が多いので、会社選びでは重視していない。今後10年ぐらいは過労死しない程度に働くつもりである。

�E人間関係
年下で生意気な上司が居るかも知れないし、どうしてもそりが合わない奴はいるかも知れない。それを気にしていたらどこにも就職出来ない。37歳色々人生経験もある。嫌な奴は、適当に煽てて受け流して行くしかない。時には馬鹿およびボケを演じる事も大事である。みんな良い人なんていう職場は稀だと思っている。

企業にとって、37歳はそれなりに色（プライド）に染まっていて使い難い。兵隊として使うなら20代の方が色に染まりやすくて適当に煽ててこき使える。実際、私も20代の頃は酷い条件でこき使われた。

もう20年近く前の事だが、学校を卒業後、新入社員研修として具体的な内容を一切知らされず、バスに乗せられて連れて行かれた所が、富士山の麓にある管理者養成学校だった。この研修施設の存在は、以前から知っていたし、山田太一のドラマ「ふぞろいの林檎たち」でもこの研修施設が描かれていたが、私が体験する事になるとは夢にも思わなかった。その学校に入ると、紺のパンツに白い服を着せられて、外界との連絡を遮断され、夜中に40km歩かされたり、変な歌を大声で歌わされたりしたと散々な体験をした。

管理者養成学校もしくはその他のセミナーを頼りにする中小企業経営者は多いと聞く。転職先でまた行かされないかと警戒している。

こういうセミナーすべてに言えるが、個人のプライドを潰して、その企業にとって従順な犬に仕立てる事を目的としている。変なプライドは転職の妨げになるが、だからと言って自分を安く売るのも考え物である。

20代に比べれば年齢的には圧倒的に不利であっても、その他の部分（今までのキャリアや人生経験）をアピールして出来るだけ高く売り込みたいと思っている。

逆に言えば、時間は掛かっても出来るだけ高く自分を買ってくれた企業に就職したいと思ってる。