小早川秀秋という武将がいました。
関ヶ原の合戦の時、第一の武功を上げながら2年後に狂い死をしたそうです。
元々大した家柄でなく、百姓だった叔父さんが天下人となり、その後、大大名の
養子となったので大軍を預かる身となったのです。
関ヶ原の時は石田三成に付きましたが、参戦せず、遠くで見ていました。
事態は家康が大垣城の包囲を解き、佐和山城に向かった事で急転しました。
三成軍は先周りをして、家康軍を迎え撃ったのです。
遠くで見ていたはずの秀秋の眼の前で合戦が開始されたのです。
のちに狂い死をした事から、関ヶ原の合戦の裏切りは計画的ではなく、
「一時的なパニック状態を引き起こした結果ではないか」と言われています。
さて、no.166、no.167を読み、結果がno.168の「日本は腐ってる」だとすれば
何の脈略もありません。
スレ主が病気である事は通院していることから医師の判断なのでしょう。
「病気は快方に向かっており、健常者と同様に働ける」と本人が思っていても
何の脈略もなく「日本は腐ってる」との結論が出るのであれば、健常者と同様は
思えません。
・健常者は常に「判断」を求められそれに対する「結果責任」を押し付けられている。
・「判断」のない量産品は中国・ベトナムに工場で作られる
・上司が「判断」する製品は日本で作られるが、ブラジル人、イラン人が作る。
・スレ主が「健常者と同様」の職場で働いた場合、判断を押し付けられ、
それが、許容量を超えるとパニックになり、「日本は腐ってる」のような
見当違いの判断を下す。
それが、雇い主にとって、関ヶ原で処刑された三成のように悲劇的な結果を
起こす恐れがある。
すれ主が希望する「働かない意味」ですが、
「自分が健常者と違いそれなりの働きしかできない」と自覚すれば別ですが、
そうでなければ、判断を要求される健常者の仕事に付いた場合
「見当違いの判断をして雇い主に多大な迷惑をかける恐れがある。
それを防止するために働かない」で良いのでありませんか?
例えば、「アルコール患者と同等の症状が出ている」と医者は言ってはいるが
本人は自覚症状がない。
「自覚症状は無いので、健常者と同様に車の運転ができる」と判断して運転した場合
これは危険です。
「自覚症状がないので、スピードを緩める等の処置ができないから運転はしない」
これは賢明な判断です。
長々と書きました。結論です。
「自覚症状がないので、判断を上司に相談する等の処置ができないから仕事はしない」
これは、仕事ができないのではなく、「やらない」という主体的な意思です。
no.171 記入なし (09/08/08 12:09)