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爺放談


 ■ 2014/07/26 (土) 永遠の0


「永遠の0」を観た。

率直な感想を言うといまいち残念な映画だったという印象であった。

百田さんの原作だけあってかなり期待していたせいもあるだろうが内容的には何か違和感を感じた。

その違和感というのは主人公の「生」への執着と言うべきか「価値観」というべきかこの辺りに違和感を感じた。

確かに当時はこの様な価値観を持った人間もいたのかもしれないがこの映画の意図したいところがこの価値観をクローズアップしている点で何かぼやけてしまっているように思う。

私を含めて戦後生まれの人間にとっては当時の人達の心情はあらゆる資料や当時を生きてきた人から見聞きする事で推し測る事しかできない。

しかし当時の人間も現在の人間もベーシックな感情はそれほどかけ離れているとは思わない。

私の歴史というものの見方はこのベーシックな感情を土台として推し測るという見方をしている。

ただこの見方は個人差が出るように思うがそれも含めて「大方の人間ならこう考えるだろう」という推し測り方だ。

更に付け加えるなら、当時の時代背景や公共性や政治体制などを加味して考えるようにしている。

例えば、大東亜戦争時の公共性と現在の公共性では大きな違いが有り、それぞれの中で暮らしている人間ではベーシックな感情も違いが出て多分一般的な考えではこの辺りが違って考えるだろうというような具合だ。

公共性に重きを置いた時代では「命」という物の価値観は現代に比べては絶対性が薄いだろうと思う、であるからこそ「特攻」のような最後の手段でさえ志願できるように思う。

平和主義者たちはこの辺りの思考が違うように思う。

言葉では当時の人達の心情を理解しているような言葉を出すが、しかしどうしても最後には現在の思考価値観で物事を推し量っているように思う。

で、話は戻すが、この「永遠の0」で取り扱っている主人公の価値観は私の印象では「極端」な価値観の持ち主と言う印象だ。

また、主人公に対した人間たちもこれまた「極端」な価値観の持ち主を対峙させる事で、主人公のもつ価値観をさらに際立たせている。

この極端な両者の対峙は、結局は「命」という物の見方の対峙でしかなく、しかもその当時の「命」の価値観を現在生きている若者の価値観と比較描写させてより浮き彫りにさせている。

確かに戦争映画という物は基本的に「命」という題材が主流になりがちだが、私はこの映画はそんな陳腐なものではないと思っていただけに少し残念な思いだった。

私は鹿児島県にある「知覧特攻平和会館」に行ったことがある。

ここには特攻で死んでいった方々の辞世の句や手紙や写真が展示してある。

靖国神社の中にある「遊就館」にも何度となく行った。

私に出来る事と言えば、残されているこの遺品や手紙や残された家族の事などを記してある物から当時の人達の思いを出来うる限り想い馳せる事しかできない。

そしていつも私は誰はばからずこれでもかというぐらい目から涙をこぼしている。

私は思う。

「反戦」「命の尊さ」「平和」などの様な陳腐な物で当時を推し量っては絶対いけない。

当時の時代のうねり、世界を取り巻く環境、圧倒的な力に翻弄された絶対的に過酷な時代を少なくとも現在のうすあまい環境に育った人間が推し測ろうなどと傲慢極まりないと。

何が善で何が悪か?

そんな思考は余裕がある人の思考で絶対的窮地に立たされている時にそんな事を考える暇などみじんも無い。

当時の多くの遺品や手紙や辞世の句から読み取れるもの。

崇高な思いから身を投げ出す人

ただ家族の事を思い身を投じる人

後悔したくないことから身を投じる人

未来へ身を投じる人

文面から死の恐怖におののく人

想い出だけを胸に抱いて身を投じる人

これらの文面を通して唯一分かる事、それは本当にベーシックな感情で・・


「守りたい」


ただこの一点に尽きる。

個々それぞれがこの「守りたい」ものの意味が違う物であってもこれに尽きるのだ。

その為には忠義を重んじて身を投じる者もいれば卑怯者となって逃避する者もいる。

しかしそれらの行為を現在の人間がジャッジするなど傲慢で、更に言うなら一番してはいけないのは道徳を持ち出して対比する事だ。

「平和」「命」「反戦」など誰でも当たり前の様に思っているつまらない道徳で全てを推し量ろうなどと何様だと思っているのか?

私は思う。

先人たちが、当時を生きてきた多くの人達が行ってきた全ての行為に敬意を払う。

それがどんなに卑怯な行為で有ろうと。

それがどんなに崇高な行為で有ろうと。

それがどんなに悲しい行為で有ろうと。

これを他国からどの様に揶揄されようと、私は何一つ恥ずべき行為ではないと自信を持って言える。

命は大事、戦争は悪、そんな事は現在を生きる人達以上に当時の人達は何倍も切実で何倍も知っている。

命の尊さを訴えるなら、現代の人間に訴えるなら、何も大東亜戦争を題材にする必要はない。

そもそも当時の価値観では現在とはかけ離れているのだから本当に訴えるなら現代をベースにした題材にするべきで、でないとただの物語でしかなく実感が伴わない。

おまけにもう既にその様な陳腐な戦争映画は腐るほど既にある。

百田氏がこの映画の出来栄えにどれほどの思いがあるかは定かではないが、もしそこそこの出来栄えと思っているなら残念である。

更に言うなら主人公が色男過ぎる。

このキャストを使った時点でこの映画の目論見の浅はかさを感じ取れる。

いつの日か、本当に当時の、大東亜戦争を描く映画と出会う日を待ち望む。


尊い先人達の思いを本当に馳せた


私達の国を作り上げた尊い歴史の一つの時代を生きてきた人達の映画をいつの日か・・・
















名前

内容

はいむるぶし まりあっち! どどどどこに行こうというのですか!私には休日など有りませんよ〜!えっ?沖縄へいらっしゃる?それなら万全を期してお迎えをいたしますぞ!ホテルはダブルで良いですよね?^^ (14/08/01 18:49)
まりあ あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ああああああっ!!!はいむるぶしさん、「セッションズ」とか「0」とか、映画見過ぎで最近なんだかギンギンにお堅くなってますよ〜(^_^;)))))) 今は夏ですから、ウナギでも食べてにゅるるっと、もっと柔らかく気楽になってしっかり儲けてくださいね〜(*^_^*)それでは私、おでかけにイッて来ます(^O^)/さんぴん茶、楽しみにしてますよ〜^^ (14/07/29 22:06)
はいむるぶし 腐敗官僚さん 配慮?配慮なんてしておりません!思った通りを書いているだけですよ!ですからやはりこの腐敗官僚さんのこのコメントが証明していますよね!^^ (14/07/29 14:55)
はいむるぶし ミンミンさん はじめまして!そうですか!論点ずれてますかね?そうかもしれませんがこのコメント枠では書き込みにくいし伝えにくいかも〜〜〜! (14/07/29 14:28)
腐敗官僚 はいむるぶし殿の御配慮、感謝します。 ”必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ。”織田信長の言葉でありますが・・・全くもってその通りで御座います。その光り輝く生涯こそ、神にも等しい尊厳であると承知しております。ただ、「永遠の0」に関しては本と映画とはテーマが違うと思います。 孫子の兵法さえも知らぬであろうと疑うべく当時の指導者の振る舞いに翻弄されざるを得なかった事は割愛すべきでは無かったのではと思う次第であります。 (14/07/28 22:15)
ミンミン うーん。。何かうまくは言えないけれど違うような気がする。それぞれの方々がね。みんな論点がずれてるような気がする。 (14/07/28 18:17)
はいむるぶし 多分これは私の希望的観測ですが、もし、「永遠の0」を題材とした日記を腐敗官僚さんが書いたとしたなら、私の日記と同種の日記となっていると思います。また、そう思いたいですね! (14/07/28 14:48)
はいむるぶし 次にお二人が腐敗官僚さんのコメントに感じた違和感も私には感じませんでした。なぜなら腐敗官僚さんのコメントからお分かりになると思いますが、実に精査がされているという事実です。これはただ単に揶揄や誹謗を目的としていないという証だと思います。いい加減な歴史認識や左翼的思考から出ているコメントではないという印象を私はそう取っております。なぜそう思えるかはこれまでの私の日記に対してのコメントからそう取れるのです。 (14/07/28 14:40)
はいむるぶし 暖炉さん 記入なしさん 私は腐敗官僚さんのコメントからお二人が感じた事とは少し違います。まずはこの腐敗官僚さんのコメントはあくまでも私の日記に対してのコメントです。それはこれまで古くから私の日記に対してのコメントの有り様からある種のスタイルが出来上がり、そのスタイルに則ってのコメントになっておりますので本当の思惑から外れたコメントになっている事もしばしばあると思います。 (14/07/28 14:29)
記入なし 腐敗官僚殿の意見や思想も十分に理解した上で申し上げるが、貴殿には配慮の無い発言があるように思える。時代に生きた人間はそれが正義だったはず。そう思わざるしか証がなかったはず。貴殿も理解しているはずだからこそ言動には優しさと配慮があって良いと思いますよ。 (14/07/27 21:15)
腐敗官僚 江田島の海上自衛隊にある教育参考館に展示してある特攻隊の遺書や遺髪、遺品(公開していない物も含む)を精査する事ができた時期があったのだが、敢えて言える。”勇気と蛮勇と履き違えたな”と。 (14/07/26 23:59)
暖炉 特攻隊だった祖父を思えば、あまりに酷いと思います。あなたは何様のつもりなんでしょうか?特攻する勇気も無いくせに。遺族の悲しみはあなたにはわからないんでしょうね。冷酷過ぎます。↓ (14/07/26 23:31)
腐敗官僚 本当にベーシックな感情で・・「ゼニを守りたい」ただこの一点に尽きる。 (14/07/26 17:44)
腐敗官僚 この時代のパイロットは「ブラック企業で過労死して花と散る企業戦士w」を彷彿w 小説「生まれ出ずる悩み」のように彼もやりたい夢も欲望もあったはずなのに惨たらしく戦死w 主人公が地獄の対空砲火を潜り抜け米海軍空母にカミカゼする瞬間にみせた安堵の笑みは「生まれ出ずる悩み」からの解放からきたものでしょうねw 無駄な才能と無駄な努力そしてチープな人生譚 もし俺がパイロットならばゼロ戦に乗ったまま米海軍に投降、亡命して幸せにくらしましたとさw (14/07/26 16:49)
腐敗官僚 遊就館のモックアップではなく、オリジナルの飛行可能な機体をアメリカで拝見した事がありますが、まさしく有人の紙飛行機ってな印象でしたね。もともと戦場にでて生還できる仕様じゃないです。生還する事がパイロットの熟練度によって可能となる謎仕様w (14/07/26 16:27)


 ■ 2014/07/23 (水) ある日常の会話


多くの人達が勘違いしている事って多々あるように思う。

最近気づいた事であるが、ある人との会話の中で「株式会社」という物について話をしていた時にその方から言われた事であるが

「あの会社の株はそこの社長が独占しているから・・・・」

この話に私は少し違和感を感じ、その方に少し質問してみた。

「××さんは株式会社という物はすべて株券があると思っているのですか?」

そうすると

「えっ!それはそうでしょ!」


それからというもの、私は多くの人達に同じ様な質問をしてみた結果、ほとんどの人達が同じ様な回答をしてきた。

意外と知られていない事と思ったのだが「株式会社」と言ったってそのほとんどは中小企業で従業員数も20名以下の会社が圧倒的に多く、資本もほとんどが一人の出資者が多い事から、いくら株式会社といえども株券まで発行している会社は実は少ない。

というか私は知り合いの会社で株券まで発行している会社を見たことが無い(もちろん大手企業は除くが)

株式会社であるから株券を発行することは別にかまわないが実はこの発行手数料や株券製作費などが結構費用が掛かる。

まともな株券にしたいなら数十万掛かったりする。

中小企業ではそのほとんどが社長個人の出資によるものが多く、非上場であるから資本や資産を他人に譲渡する事などほとんどないうえ、そのほとんどが息子などの親族が後を引き継ぐことが多いため株券などの発行をする必要性が無い。

ほとんどの中小企業では定款に記載する事(株券不発行会社)や、へたするとそんな定款さえ作らず単純に登記だけで済ませている事も多々あるように思う。

ま〜中には見栄を張ってわざわざ株券を発行している会社もあるだろうがま〜それは少ないだろう。

あと中小企業でも発行しているケースとしては出資している人が他人数の場合は株券としてその出資額に見合った割り当てをするために発行するケースはあるだろうがこれも少ないと思う。

あと余談ではあるが

社員と従業員との違いも知らない人が多い。

厳密に言えば社員とは出資者の事を言い、従業員とは出資していない人達の事を指す。

世間一般では社員と言えばその会社で正規雇用されている人達の事を指して使われているが実はそれは違う。

良くあるケースだが、いくら代表取締役社長であってもその会社に出資していなければただの従業員でしかない、ま〜いわゆる雇われ社長と言うやつだ。

であるから出資者が一人の中小企業の場合、社員は一人でそれ以外は正規であろうがなかろうが全ては従業員である。

では「株式会社」なるものが他の「合資会社」「合名会社」などと何が違うのか?

細かくは色々とありますが決定的なのは「有限責任」か「無限責任」であるかが大きな違いだ。

これは端的に言うと会社が倒産した時に発生する債務の範囲だ。

株式会社は「有限責任」で出資者が追う責務は出資額(会社資産)まででそれ以上は負う必要が無いのに対し合資会社や合名会社は全ての債務を負わなければならない事から個人資産にまで波及する。

それ以外では「資本金」が「株式会社(5年以内で最低資本1000万)」必要で「合資合名会社」には資本金が必要ではありません。

それ以外であまり知られていない事柄として「大企業と中小企業の分け方」ですが

製造業では「資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ 常時使用する従業員の数が300人を越える会社」

サービス業では「資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ 常時使用する従業員の数が100人を越える会社」

以上が大企業でそれ以下は中小企業となります。

また、日本の上場企業の割合は日本の全総企業の約0.2%その中でも東証一部上場になると0,04%となる。

また、日本の企業従事者で大企業に勤めている割合は全体の約35%で残り約65%の人達は中小企業従事者である。

この割合を見てみると0,04%でありながら従事者は日本の35%と言う事はやはり相当な人口が大企業従事者と言う事だ。

この様なデータを出してみると国家、日本の政治が大企業中心に動くという事はやむを得ないという事が分かる。

多くの人々は知っている様で実は良く分からないで喋っている事が多い。

GDPなんかも言葉は知っていても本当の内容まで詳しく知っている人はあまりいないように思う。

どんなに大人となってもしっかり説明できる大人はどれほどいる事だろうか?

だいたいの人達は勝手に自分でいい加減に判断し、それを実しやかに他人に喋っている。

いい歳をした紳士ぶっている御仁が知ったかぶりで喋っている所を見るとある意味微笑ましくもあるが・・・・・














名前

内容

はいむるぶし 腐敗官僚さん なんで〜〜〜? 無理無理無理無理〜〜〜〜!??? (14/07/28 14:49)
腐敗官僚 遠ぉ〜い昔、冗談抜きに女性から告白された事があるw 無理無理無理無理でしたw (14/07/26 16:02)
はいむるぶし 腐敗官僚さん ほほ〜〜!そうなんですか!それは知りませんでした!腐敗さんは本当に色々な事を知っておりますな!博識でいらっしゃる!しかしエロコメントがあまり見受けれませんな〜!やはりあれですか?やはり腐敗さんの彼女も腐敗臭漂うゾンビさんですか?^^ (14/07/26 15:22)
はいむるぶし まりあっち 私はやさしいでっせ〜!とくに布団の中では・・・おっとあぶね〜!まりあっちの返信はいつもなぜか違う方面にいってしまう!これも愛がなせる業か!^^ (14/07/26 15:17)
はいむるぶし サイコロさん 私も基本に返って女性という物の心理を探ってみようと思います!何事も基本が大事ですよね!キ・ホ・ン!^^ (14/07/26 15:15)
はいむるぶし 関東方面隊さん いやいやいやいや貴方だけではありませんよ〜!ほとんどの方はそのクチでっせ〜!フフフfお主も悪よの〜〜〜!^^ (14/07/26 15:11)
腐敗官僚 従業員には正社員、契約社員、アルバイト、パート、奴隷・・・他、いろいろなヒエラルキーがあるようですが、同じ仕事に従事してもヒエラルキーによって、賃金が歴然として違うのは日本独自の習慣だそうですねw (14/07/23 23:58)
まりあ ウチは(医)や(福)のほかに、有限会社もやってます^^ なんか、違和感を覚える?違和感を感じちゃいます;;ところで、はいむるぶしはん、最近、もうかりまっか^^? (14/07/23 22:44)
まりあ はいむるぶしさん、この前のコメントおねだりしちゃってごめんなさいね(*^人^*)おかげさまで中傷メールのピークが過ぎて、メール対応できる量になりました。ありがとうございました。また、やさしくしてね(*^_^*) (14/07/23 22:44)
サイコロ さすが経営者だけあって勉強をされていますね〜^しかし、何事も基本に立ち返って真摯に学ぶ姿勢が重要だということを気付かされます^ただ、一般的には「従業員=社員」で通っているので、ついつい同義語として使ってしまいそうです。もう一度、会社法を読み直すことにします^ (14/07/23 22:14)
関東方面隊 勉強になります!勝手に判断してたクチです… (14/07/23 21:55)


 ■ 2014/07/22 (火) 黒子のバスケ


「黒子のバスケ」脅迫事件での犯人である「渡邊博史被告」の最終意見陳述書なるものが公開された。

この陳述書はA4原稿で44ページからなる陳述書で、この中に彼の思いの全てが詰まった物となっており、彼自身のこれまでの人生観やこの事件に至った経緯が事細かく記してあった。

私はこの全文を読んで非常に感慨深いものがあった。

この彼の心情を記した陳述書を要約すると

1、幼少期から小学生時代まで地獄の毎日(親族からのネグレクトおよび虐め)

2、自分は人間に非ず本名である「ヒロフミ」という生き物である

3、世の中の多くの人達は「キズナマン」である(家族や友達や社会性などと連携してい  る、若しくは連携を模索している)

4、世の中の多くの人達は「努力教信者」である

5、自分は「ヒロフミ」と言う生き物であり「キズナマン」「努力教信者」とは無縁の存  在で孤立した「浮遊霊」である

6、浮遊霊は一般概念は無く、ただ孤立無縁であって実害は無い、しかしある時に何かを  きっかけにして浮遊霊が生霊と化し、実社会に災いを及ぼす

7、秋葉原無差別殺傷事件や池田小学校事件などはこの自分と同列で「生霊」と化した浮  遊霊が起こす事件で自分も含めて彼等に防御策など無く、動機を探っても意味が無い

8、唯一防御出来うるとしたら「公立自殺幇助施設(安楽死)」の開設、若しくは「無期  限拷問刑」の導入である。なぜなら彼等が一番嫌う事は「痛み」であるから

9、「浮遊霊」たちは「無敵の人」であり、失って困るものが何もない

10、「浮遊霊」たちは「こだわり」が何もない

11、「ニート オタク ネトウヨ ひきこもり」などの様な人達も「キズナマン」であ    り「浮遊霊」ではない

12、「浮遊霊」が生霊となって世に害を及ぼすきっかけは「運」であり「思い付き」で    あって意味はない

13、マスコミは「浮遊霊」たちを全く理解していない、一般常識で考えようとする所に   無理がある

14、この事件のきっかけを作った原因を敢えて言うなら自分を浮遊霊としてしまった両   親や小学校時代の教師や生徒である

15、この事件に関して自分は「反省」「後悔」などの感情は一切ないし分かってもらお   うという様な感情も無い

16、自分にとって懲役刑は現在までの自分の生活とさほど変わりはない、むしろ安定的   な生活を約束してくれる分自分にとっては住みやすいので何の罰則にもあたらない

17、敢えて希望を言うなら懲罰終了後に自殺の自由を与えてほしい・・・


まあ細かい部分では他にも書いているが以上が全文を要約している。

確かに一般概念では彼の主張は「甘え」の一言に尽きるかもしれない。

世の中には彼の経験してきた事よりも悲惨で壮絶な人生を歩んできた人たちも多くいるだろう。

しかしそんな事を彼等に100回 200回いや10000回言ったところで何の意味も無いだろう。

問題なのは彼等の様な人間が他にも確実に存在し、彼の言う「浮遊霊」が実際に居るという現実である。

彼の陳情書を読むにつれ、実に頭が良いと思う部分が多々見受けれた。

たとえば「浮遊霊」とか「無敵の人」という比喩は実に分かり易いし、この陳情書の中で随所に見られた例文が実に的確で分かり易い内容となっていた。

彼等は対人関係ではこの才能を披露する事は出来ないのであろうがこの文章力から見ると相当のコミュニケーション能力を秘めている事だろうと思う。

彼等は確かに、彼の言うとおりそれらを表に出す事が出来ないし、それよりなによりその事を認めてもらおうと思っていない。

誰かに自分を認めてほしいと思っていない。

彼も書いているがそうなってしまう最大の要因は「両親」と言う存在が相当影響している事は否めない。

彼は言っているが取り分け「母親」の影響が大きく作用しているようだ。

そう思うと彼も被害者の一部に当たるかもしれない。

しかしそんな事を思ったところでどうにもならない。

私は彼が推奨している「公立自殺幇助施設」の開設に賛同する。

この施設開設により多くの弊害は出るだろう。

しかし「生きたい」と願っている人達の生命を危険にさらされるよりは良いのではないだろうか?

「浮遊霊」の代表である彼は言う

「多くのマスコミが言う「社会」や「公共」などを問題視しているのは全くのお門違いだ。どんな世の中で有ろうと「浮遊霊」は存在し、いずれその中から「生霊」となって世間に悪さをする」

「なぜなら「浮遊霊」達は社会や公共に何の関心も無いから・・・」

確かに本当に「無敵の人」である。

社会の秩序を本気で考えるなら、「公立自殺幇助施設」は必要ではないだろうか?


きれいごとや理想では済まされない、政治や法律では縛る事が出来ない、理屈や道徳では太刀打ちできない。

完全無欠の「無敵の人」

これらから生命や秩序を守るには必要悪として真剣に取り組むか、若しくは社会の癌細胞としてこれらのイレギュラーらを許容するか?

この二択しか手段はないように思う・・・














名前

内容

はいむるぶし まりあっち 確かに野放しにしているのは周りの人達にもいくばくかの責任はあると思いますが限界もある〜〜〜!確かに私とまりあっちが組めば超超超無敵の人かも〜〜〜〜!^^ (14/07/22 23:33)
はいむるぶし 腐敗官僚さん そ・そ・それは誤解ですよ!確かに私はお金は大好きですが・・・・・やっぱり飛びつこうかな!^^ (14/07/22 23:30)
まりあ ごはんをマズイといったら、日本ではタブーみたいでした。。どう対応すればいいのかしら〜(-_-;) アドバイスちょうだいっ!(おねだり^^ ) (14/07/22 22:48)
まりあ え〜ん(>_<)「公立自殺幇助施設」ってそんなのひどすぎ〜〜〜〜!!そこまでになるまで野放しに放置している私たちも罪なのでは? 逆に考えれば、はいむるぶし社長もウチらも「超〜無敵の人」やんか〜^^ (14/07/22 22:47)
腐敗官僚 はいぶるむしさん にしては、金儲けの思慮が足らないですねw 基地外がいるからこそ、身辺警備サービスや防犯アイテムの需要が出るんですよw 実は銃刀法規制の緩和が検討されているのはご存知でしょうか? まさしく基地外に刃物といったところです。これで防弾装甲車や防弾チョッキが飛ぶように売れるようになるんですね。ほらほら〜ゼニの臭いがするでしょw 早く飛びつかないと儲けそこないますよw (14/07/22 21:00)
はいむるぶし 記入なしさん そうでしょうか?私はどの様な刹那主義たちも破綻者達もほとんどの方達は「生」への執着はあり、死の恐怖は持っていると思います。どれほど歳をとっても死への恐怖はさらに大きくなると思います。確かに現在よりは自殺者がこの制度により多少増えるかもしれませんが犯罪抑止と言う観点と、非業な思いをする被害者のことを考えれば良策かもしれません。 (14/07/22 19:12)
記入なし 一度、深く考えた事があります。SFが趣味なんですが、、思考実験としての「安楽死制度」これは一見良い様に思えるかもしれませんが、日本人のメンタリティから言って、ほぼ安楽死を選びます。生きることの意味を獲得する事を放棄しない人間ばかりではないと一つの思考実験として、考えました。みんな死んじゃいますね^_^; (14/07/22 18:23)


 ■ 2014/07/03 (木) 平和と言う概念


「平和」と言う言葉に異を唱える人々は少ないだろう。

大方の人々が持つ共通認識である「平和」

しかしこの平和とは具体的にはどういった状況を指して言っている若しくは考えているものだろう。

自分自身が今置かれている状況を指して言っているものか?

それとも自分は差し置いてとりあえず社会全体を指して言っているのか?

ただ単に「争い」という観点から言っているものか?

それとも争いは当たり前でそれ以外にも経済的視点やあらゆる体制も含めた事で思っているのか?

現在もなおの事、長期的視点から見てあらゆる事柄を含んでいるものか?

ただ単に「平和」と言う意味合いも人それぞれで色々な解釈が出てきそうだ・・・

日本国憲法を堅持する人々も、平和憲法を声高に叫んでいる人達も、はたまたその逆の憲法改正に肯定的な人も、全ては「平和」というキーワードで思考している点では同じ共通認識だと思う。

しかしこの両者は「平和」と言う共通認識はありながらも交える事が難しい、なぜならこの「平和」への道(プロセス)が大きく異なるようだからだ。

護憲派の思考を構成する平和へのプロセスは争いごとの「放棄」というプロセスが軸となった思考に対し改憲派が持つ思考は争いごとの「肯定」が主軸だ。

だからこの両者はこの先も交わる事が無い平行線をたどるだろう。

しかし実はこの両者には既に答えは出ている。

実にばかばかしい事であるが護憲派が唱えている「放棄」は既に自分自身で無理な事だという事を実践しているからだ。

多分、護憲派と言う方達も自分の家に鍵を備えているだろうし、自分の子供には大人と言う危険性を訴えているだろうし、いわゆる他人に対しての危険性を認識している。

犯罪をゼロに出来るとは思っていないだろうし、だからそれに対して警察力と言う組織を容認しているし、そもそも法律を容認している。

これは人という物は善には成り得ないという証で、だからこそ法律と言う縛りが人には必要だということなのだ。

護憲派はこの事を認識していない節がある事と、また、人という個人と国家は別と言う様な思考を展開する。

警察は必要だが軍隊は不必要と言うロジックだ。

しかしこれを誰にでも分かる様に説明している護憲派は全くいない。

ほぼ感情論だけで喋っている護憲派たちも実生活では家の鍵を閉め、下手をするとSECOM等の様なセキュリティを万全にしている人達もいる事だろう。

「放棄」と言う姿勢で「平和」や「安全」を勝ち取るには少なくとも相手に「善」という大前提の姿勢を依存することになる。

護憲派の中で更に突き詰めた人も中に居る。

いわゆる「無抵抗主義」だ。

仮に「放棄」がもとで攻め込まれても人の英知が我らを救い、この崇高な姿勢は最終的には勝利し「平和」をもたらすというロジックだ。

ま〜いわゆる「ガンジー」的思考だ。

ここまで突き詰めているなら尚の事その人の実生活に興味をそそられる。

もちろんこの様な人たちの家は鍵など無いだろうし子供にも大人への注意も無いだろうしそもそもこの人たちにとって法律など必要のない物だろう。


個人と国家は同じものである。

敢えて言うならこれを別と考える必要など全くない。

それを物語っているのは「歴史」という物だ。

歴史を検証すれば個人と国家は全く同列だという事が如実にわかる。

「木を見て森見ず」と言うことわざ通り護憲派は「森」を見ないし見ようともせずただ希望的観測から物事を理解している。

しかしこの様な護憲派たちもほとんどの多くは人の「悪質」も実は理解しているのだ。

だから実は「平和」というプロセスはこの人の持つ「悪質」からの抵抗という共通認識も持ち合わせているように思う。

個人でのこの「悪質」に対しての抵抗は「鍵」や「知識」などで抵抗するがこれが国家となるとこれに値することが「軍事」「情報」になるのだが、護憲派たちは分かっていても「軍事」と言う事に単に抵抗感が出てしまうのだろう。

特に女性に多くみられるこの感情はもう「理」と言う事から大きくずれたただ単に嫌悪と言う感情でだけ思考している。

更に護憲派たちの矛盾は、「放棄」を謳えば相手はそうは攻め込まないという性善説を言うのに対し、武器を持てば人は使いたくなるという性悪説も織り交ぜてくる。

いったいどっちなんだと聞きたくなってくるが何しろ護憲派たちは論理矛盾を平然と出してくるし何が何だかわからない。

結論としては護憲派であろうと何であろうと平和を守るためにはそれなりの対策が必要であり、人の持つ「悪質」から身を守る努力はしなければならない。

それが個人では「鍵」というセキュリティであり「知識」という情報である。

今回の集団的自衛権の行使は国家としてのセキュリティであり、軍備はそのセキュリティの実用性や効果を示すものであって国家の安全保障上必要不可欠のものである。

更に言うならそのセキュリティをさらに充実するのであればやはり国家として「軍隊」は必要であり、独立国家として当たり前な独自のセキュリティは必要であろう。

現在の自衛隊では制限がかなりきつく、自衛隊員その者の安全性も何の担保も無い規則でがんじがらめになった物だ。

隊員の安全も確保し、国家の安全保障の為に心から働けるようにするためにはやはり現在の憲法を改正し、国家としてのセキュリティになるには「軍隊」としなければ「日本軍」としなければ本当のセキュリティにはならない。

人間社会には必要不可欠な「法律」がある。

「法律」とは対処法であってそれを破れば制裁が下る。

その制裁がセキュリティになるのであってもし制裁が何もなければ法律などある意味が無い。

全ての国民はこのセキュリティに守られて安心に暮らしている。

個人も国家も、これを分けて考える必要などなく、「平和」とはセキュリティに守られた上で成り立っているという事を護憲派の方たちは熟慮すべきで、セキュリティとはその物に抑止となる力がある事が大前提だという事だ。

スイスが良い例である。

スイスが中立を訴えれているのは圧倒的な軍事力があるからこその事で、それは過去からの戦争と言う歴史があるからこそその訴えも他国は認めているのだ。


護憲派が言う世界が本当に成り立つなら法律など制定することも必要なく、対処法など考える必要も無い。


「平和」とはスイス同様、様々な争いの中で勝ち得た権利であり、それを維持することは圧倒的なセキュリティがあってこそ成り立つという事なのだ。















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はいむるぶし 記入なしさん 同意して頂いて嬉しいです。日本はある意味世界一位の金持ち国家です。外貨準備高 GDP 経済的国際影響力 IMF資金援助 ODA国家別拠出率 あらゆる角度から見ても日本は世界一位の金持ち国家です。 (14/07/22 16:29)
記入なし 前の記入なしですが 自主防衛力を持つ事が大前提です。は、同意です。スイスより金持ち国家ですか 知りませんでした。勉強に成ることありがとうございます。南十字星さん (14/07/22 13:36)
はいむるぶし 独立国家とは「自主防衛」が基本の国家であり、これが基本姿勢に無ければ世界のすべての国家と本当の外交は出来ません。現在の国連を見れば主導的意見が出せる事はすべて独自の軍隊を持つ国家です。それは国連に限らず全ての外交に言えます。日本はスイスより金持ち国家です。もし本気でスイスの様に中立を訴えることも今の日本の経済力をもってすれば時間は掛かりますが可能です。しかしそれも自主防衛力を持つ事が大前提です。 (14/07/21 14:22)
はいむるぶし 記入なしさん 他国から利用されているのは現在までの方がむしろ利用されまくりでした。一番利用されている事は経済的利用です。国連での日本の立ち位置を見れば明らかです。ではなぜ利用されてしまうか?それは単衣に本当の独立国家ではないからです。つづく (14/07/21 14:15)
記入なし 難しい問題です。1930年代中頃の中国共産党は、国民党に追い詰められて壊滅寸前でした。それで盧溝橋事件を起こして、国民党を日本軍と戦わせたのです。 国民党は弱体かしました。その間に中国共産党は優位に立ちました。日本は、利用されたのです。今度の集団的自衛権がこの様に利用されないか心配です。日本はスイスの様にお金がありませんから中立国は無理ですね 歳暮マリア様 私は、女性ですがフアンです^^/ (14/07/14 13:29)
はいむるぶし 記入なしさん 台風!これぐらい平気っす!でも有難うございます!そのお気遣いがうれしいです! (14/07/13 16:37)
はいむるぶし まりあっち 何をいまさら!私にとってまりあっちはマリア様の様なお方ですよ!いつも私に微笑みを向けてその慈愛を私は全身に感じておりますよ!^^ (14/07/13 16:32)
記入なし 台風大丈夫ですか 心配しています (14/07/09 12:04)
まりあ わたしもマリアさんみたいになれるかなぁ(*^_^*) 性悪説とかセコムとかわかりやすかったです♪コメントありがとうございました^^ (14/07/04 20:55)


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