日記HOME TOP タイトル一覧 月別 

新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2004/02/15 (日) 風邪ひき無職が世相を考えてみた


本日も相変わらず、風邪ひきさん。
昨日よりは随分と良くはなり、夜にはやっと人並みの飯が食べられるくらいに回復したが、まだ喉、鼻、頭にクラクラするものがある。
明日は朝は近所の粗大ゴミの日、それから例の派遣の面接、さらに医者にも行かねばならないというのに、こんな体調で大丈夫なんだろうか。
延滞している図書館の本も返しに行けなかったし‥‥。

これが普通の仕事に就いている人なら、せっかくの週末を‥‥ということにでもなるんだろうけど、毎日が日曜日の無職君にはあまりそういう感慨はない。
約500連休で無職でいることが「自然体」になってしまった、いい証拠だな。
アメリカの社会学調査で、長い間定職に就いていない人間は(ホームレスにならなかったとしても)その生活習慣が定職に就いている人達と違ってきて、コミュニケーションが取れなくなり仲間はずれにされやすい、という結果が出ているそうだが、今の僕はまさにそのハイウェイをアクセルベタ踏みで突っ走っている。

特に社会帰属(言い換えればどこに属するか。 これは学生も含む)に拘る日本という国では、社会的根無し草の無職やフリーターは(その人の人間性や理由以前に)嫌われる傾向にあるからねぇ‥‥特に動物農場さんの日記にあったように社員数の多い企業になればなるほど、その傾向は強い。
「終身雇用の時代は終わったと "経財界" は言いながら、新卒で就職した会社にしがみつかなければならない逆説」は、まさにこれが根本的原因だろう。

バブル以上にあらゆる意味で貧困で歪な時代だ。

♪「Theatre Brook」 シアター・ブルック



[前] あれは面接じゃない、顔合わせだ | [次] 風邪ひきバレンタイン・デー


新・ぢゃんく屋日記TOP

タイトル一覧 月別