800夜目
no.800 記入なし (09/12/23 12:58)
小学生の夏、田舎に帰省して親戚と食事に行った帰り道
時間にして21時頃、田舎なので山道を通り、川に掛かる橋のたもとで
車のライトの先に虫かごと網を持った、ランニングシャツ
短パン、麦わら帽子、歳の位は小1位の少年を車で追い抜く形になり
ました。
当時、かなりの怖がりの私は『こんな時間にあの子は何をしているの?
声を掛けずに大丈夫か』と親戚に聞いた所『この辺の子供はお前と
違い、怖がりな子はいないから大丈夫』だと笑いのネタにされたの
ですが、こんな時間にしかも一人でこんな暗い場所に・・・・
どう考えても異様な出来事でした。
そのまま、その子には声を掛けずに帰途に着きましたが
暫くはその事が頭を離れませんでした。
それから暫くしてテレビの心霊特集みたいな番組でまさに
その地方の山に同じ特徴の『セミ取り少年』なる子供の幽霊
が出現して話題になっている事を知りました。
もう30年位前の話しですが、未だにあの光景ははっきり
と憶えていますし,あの事を思い出すと今でも`ゾッとします。
no.801 記入なし (09/12/24 00:46)
学生時代、ボロイアパートに住んでいた。
子供が死ぬほど嫌いだったから、不動産屋に
「子供の声が一切しない、墓場みたいな静かな場所ぎぼんぬ」
ということで探してもらったアパートで、予算も二千円オーバーだったのに、
夜中に騒ぐ糞ガキがいる。夜泣きだけじゃなく、走り回ったりもしてるらしい。
それがどうも一階の端っこの部屋。かなり高齢なおばさんの一人暮しで
どうも小さい子を産めるような年齢ではない。だが孫にしては早いかな、くらい。
何回か不動産屋に文句を言ったが改善されず、アパート住民も
子供の声を聞いた人と聞かない人といるようで、なんかはぎれが悪い。
そのまま契約更新しないで他に引っ越しして、記憶の隅っこに放り込んであった。
その後十年ほど経って、刑事さんが来た。
私の住んでいたアパートで、嬰児の遺体遺棄があったらしく、
犯人は、そのおばさんだった。
産んでは殺し、産んでは殺しして、数体衣装ケースに入れてたんだと。
同じアパートの住人が、子供の声がすると騒いだことで喧嘩になって警察が来てわかったらしい。
もちろん、部屋の中には生きてる子供はいない。
たぶん、私の心の導火線がもう少し短かったら、その発見者私だっただろうな、と
なんか恐くなった。
no.802 記入なし (09/12/27 15:18)
11月ごろ、DMやら何やらを「置いておくよ」と家族が部屋に持ってきてくれて
私は何か風邪引いて寝てたんですが、何かやたら悲しくなって涙が止まらない状態で
目が覚めたんですよ。
何の夢を見たんだ一体?と思いつつ近くにあった郵便物の束を見ると、中に
お子さんを亡くした人の喪中欠礼が一枚。
面識は無いものの子供の年が近く、これをどこかで受信したんだと
あっさり納得した記憶があります。
手書きの文字って「来る」ことがあります、上手いヘタではなく。
何なんでしょうかね。
no.803 記入なし (09/12/28 00:41)
まだ小学生くらいのとき。
家族で真っ暗な山道走ってたら母親が騒ぎ出した。
「そこ!!!そこ!!着物の女の人いるじゃない!立ってるじゃない!」
もちろんその先は真っ暗。ただ頭に着物着た女の人のイメージが浮かんだ。
まだ覚えてる。顔真っ白。山道真っ暗なのに薄ピンクっぽい着物が
ライト当てたみたいにはっきりわかる。父親は「何言ってんの〜」って感じ。
父親のほうが結構霊体験してるんだけど。大人になって母親に
その時のこと聞いたらまったく覚えてなかった。そっちのほうが怖かったw
no.804 記入なし (09/12/28 01:06)
今まで生きてきた中で唯一のそれらしい体験。
私は自分の部屋のベッドで寝ていた。
ふと目を覚まし、頭までかぶった布団の間から
ベッドの横を見ると、誰かの足が白く浮かんで見える。
ぼやけた頭で「お母さんかな」くらいに思った私は
仰向けになり布団を捲って横にいる人を見ようとした。
その瞬間、体の上に何かが圧し掛かってきた。
と言うより、何と言うか空気全体が重くなるような
巨大な手のひらで圧迫されるような感覚が3回。
その後何かが起こることはなかったが
とにかく怖くて結局朝まで眠れなかった。
その時は気づかなかったが、夜ドアもカーテンも
締め切った部屋で人の姿が見えるはずもなく。
文章下手な上にあまり怖くないかもしれないけど
実際経験してみるとものすごく怖かった。
no.805 記入なし (09/12/30 17:40)
昔、飲み屋のバイトしてた時の事。
飲み屋街には霊が多いらしく、当時勤めていた店のママは霊感持ちでよく目撃していた。
そのママはほんとデタラメないいかげんな人で、店を閉める最後の方は借金まみれになっていた。
その時にある会社の社長に何百万か借金をし、そのまま返済せず逃げていたら
社長の会社が傾いて倒産し、社長は首を吊って自殺したそう (何度も取り立てに来たけど無視した)
何カ月後かに、そのママがまた店を出すというので話を聞きに行ったら
その亡くなった社長、毎晩ママの枕元に恨めしそうな顔で現れると。
「怖くないんですか?」と聞くと
「何よん、お化けになっとるから何にもせんわーw ずっと見とるだけじゃし。ほんでも今引っ越しして
家知らんはずなのに何で知っとんじゃろ。どこで付いてきたんかなー」
私と友達がドン引きしていると
「生きとる人間の方が怖いが。包丁持って追いかけてくるし。」
って笑いながら話してました。
このママが一番怖かったw面白いおばさんだったけど。
今は行方不明です…
no.806 記入なし (10/01/07 00:12)
幼稚園に入る前くらいの事
早朝に、よく茶の間から女の人と男の人の話す声が聞こえてた
女の人の声は黒柳徹子みたいな鼻声?で、男の人の声はラジオから聞こえてくるみたいな声
子供だったので、パパとママの声だなぁと(声が似てるとかではないけど)思って不思議には思わなかった
ある日もいつものように話し声が聞こえてきて、パパとママだと思っていたら
二人とも隣で寝てた
あれは誰の声だったんだろう?当時は団地に住んでました
特に怖いとも思わず、最近になって母に初めて言ったらめちゃ怖がられました
no.807 記入なし (10/01/13 00:09)
7,8年前電車で人身事故に遭遇した。もう何度も遭遇してそのたびに
待ち合わせに遅れたり迷惑をこうむっていたので
その時は死者を悼む気持ちより心の底からむかついてた。
むかつきすぎて心に焼き付いてしまい記憶から離れなくなった馬鹿な自分。
その日の晩。普通に布団に入って寝ていた。夜中に目が覚めるなんて
めったにないのに突然バチっと目が開いた。で、
「あれ、体が動かない?」と思ったとたん物凄いバイクか車の
バリバリバリバリっていうマフラーの音がした。それにかぶさるように
「この世の中は・・・・・・」という女性の声が。
その瞬間今まで感じたことのないくらいの寒気がした。それこそ
背中をえぐられるような生命の危機すら感じるような。気がついたら
マフラーの音も嘘みたいにしなくなりいつもの静かな夜だった。
それ以来自分はマフラーの音が怖くなった。あの人身事故とは関係ないかも
しれないけど罰が当たったのかもしれないと思った。
no.808 記入なし (10/01/18 01:38)
急に思い出した昔の体験を
投稿してみようと思ったので、投稿してみる。
多分、同じのを経験をした人も多いかもしれないけど。
自分が中学生の頃だから、多分、12年前くらいの時、
今でもやってるけどお昼番組の「ごきげんよう」って番組を
友達の家で友達と見ていた時のこと。
確か、その日は夏の真っ只中で怖い話をしてる回だった。
話をしていたのは、歌手の森久美子が海外だか地方のホテルで、
窓の外を通った人がいたから、挨拶したら、実は窓の外が崖で人が通れない場所だった。
っていう話をしたんだ。
それで、その後に森久美子が、そのホテルの名前と場所を言おうした瞬間に
テレビ画面が砂嵐状態になって、数秒後に元に戻った。
戻った時には、そのホテルの話が終わってて、CM入った。
俺も友達も、状況がすぐには把握できなかったんだけど、CM入ってから
怖くなって、即テレビをゲームに切り替えた。
自分と友達だけなら、家のテレビのせいも考えられるけど、
確かその時に、同級生から電話かかってきて、超怖かったんだけど…って報告があった。
そして、家に帰宅してから、兄にその話をしたら、兄の方では砂嵐ではなく真っ黒な画面であったそうな。
子供の顔が映ったとか言ってたけど、それは信憑性が無いから分からないけど、
翌日、同じ様な経験をした人が学校内でいたのをちょっと思い出した。
確か局に問い合わせた人もいたとか、放送規制だったわけじゃない。とかなんとか。
そんな噂もあった様な。
そんな昔の話でした
no.809 記入なし (10/01/18 01:41)
客商売していた頃、ある初老のお客から聞いた話。
そのお客は歯茎の病気で手術&入院で、生死をさ迷っていたらしい。
夢?の中で、綺麗な高原に小さな小川が流れ、遠くに赤い絨毯の道があったそうです。
暫くすると見知らぬ男性が来て
「本日は大切な方がお通りになられます。お帰り下さい」と言われ目覚め生還されたんだとか。
その間、世間では昭和天皇が亡くなった報道をされていたそうです。
つい先日、同じような話を知人から聞きました。
やっぱり天皇はあの世でも丁重な扱いなのでしょうね(・・;)
no.810 記入なし (10/01/18 21:59)
山小屋の管理人や遭難救助の仕事を数十年やっていた人の本で、
山岳事故で死ぬ人は顔が2重に見えるみたいなことを言ってた。
また、そういう人はどんなに登るのを止めても絶対登って結局亡くなる。
小説家のエッセイでは、もうじき亡くなる人の顔が青黒くたてに長くみえるとか。
どちらもうろ覚えだけど。
普段ぜんぜん違う顔の人がおんなじような顔にみえるらしい。地味に怖い。
no.811 記入なし (10/01/18 22:12)
昨年の秋の話なんだけど23時頃お風呂に入っていたら
外から女の人の泣き声がした。
怖いから裏の家の人がテレビ(ドラマ)でも見ているのだろう
と思うようにした(でも泣いているだけでセリフがなかった)
次の夜また23時頃お風呂に入っていたら
今度はカラスが近くで鳴き出した。
夜にカラスが鳴くなんて、しかもこんな近くで・・
初めてだったからすごく怖くなった。
次の日の夜、実家から電話があり母が首吊り自殺したと。
不思議なことと母の死と関係あるのかな。
霊感は全くない。
no.812 記入なし (10/02/15 02:24)
虫の知らせの話に便乗。
うちの祖母がみた夢の話だけど、
知り合いの女性がなぜか祖母の部屋で北枕で寝てるんだって。
「○○さん、なんで北枕なの?」と聞いたら目が覚めた。
それからすぐその人が亡くなったと連絡がきたらしい。
no.813 記入なし (10/02/15 02:24)
昨日久々に噂の小阪由佳のブログを携帯で見た。
画面いっぱいに気味の悪い小阪の画像が映ったまま、操作ができなくなってしまった。
そのうち画面が真っ白になって、そのまま電源が落ちてしまった。
充電フルだったのになにこれ、って思ってたら電源入ってまた小阪の顔が画面いっぱいに
映って、ちょっと怖かったよ。こんなの初めてだし。もう二度と見ない。
no.814 記入なし (10/02/15 23:43)
さいたま市内の、とある市営住宅に住んでいた時の話。
深夜、私が寝ていた部屋の隣の部屋の襖が開く音がした。
ん?泥棒か?と思ったけど、もしそうなら家族が気がつくし、
うちらが住んでたのは、市営住宅の4F。
で、その襖の音がしてからちょっとたって、私の部屋の
襖が開けられた。
そして・・その襖を開けたものが私の枕元にきた。
枕元にたったそいつは、真っ黒な服を着た首のない男だった。
・・その市営住宅、今でもまだあって、
近くには共同墓地なんかもあるという場所。
すぐ近くで交通事故も多発していたしね〜。
近隣住民の迷惑になるから、あまり場所を詳しく言うのは
ここでは避けるけど・・。
no.815 記入なし (10/02/25 22:05)
昨日、昔住んでいた団地の隣の奥さんを思い出していた。
亡くなる少し前、階段の踊り場でじっと座っていた、白い服の
背中。そして、現在、隣に住んでる奥さんが庭にしゃがんでる
時の背中が重なって、ああ、同じ雰囲気だと思った。なんでか
わからないんだけど、ちらっと隣の庭を見たとき、浮かんで
重なった。夜中、救急車がきて隣の奥さんが運ばれた。
なんだったんだろう。あのふっと浮かんだ光景は。
no.816 記入なし (10/03/09 00:44)
昭和二十九年の十一月末の事。
中京商(現中京高)の校長室にあつた深紅の優勝旗が盗まれる事件が起こった。
軟式野球部員が卒業記念に記念写真を撮ろうと校長室に入って気付いたもの。
さあ大変と大騒ぎとなった。
五、六人の刑事が捜索に当たったが解決の糸口がつかめない。
生徒を動員して学校内はもちろんの事、周囲の山を一列に並んで山狩りをしたが
優勝旗の行方は分からなかった。
年が明けて二月となり、事件も迷宮入りかとささやかれた。
大会関係者の間でもそろそろ変わりの優勝旗を心配する声も出始めた。
二月十四日、ある宗教団体の人が学校を訪れ、
校長と深谷監督を前に、
「我々の力で出来る。優勝旗をだしてみせる」
と豪語、そんな時に優勝旗発見の知らせが入った。
中京商から四百メートルほど離れた川名中学校で、
出入りの大工さんが廊下の修理をしていたところ、
床下に小さくたたまれた話題の優勝旗が置いてあったのを発見したのだ。
姿を消してから八十五日目の事であった。
盗んだ犯人はいまだわからず、また発見を予言した宗教家も、
いつの間にか姿を消してしまった。
それ以来、優勝旗は金庫の中におさめるとか、銀行に預ける学校が増えた。
no.817 記入なし (10/03/11 23:18)
後輩二人の場合
・昼に弁当買ってビル入口まで戻ってきたら女性がエレベーターに乗りドア閉まる
・エレベーターが上がり出したら△ボタンを押そうとそのまま待つ
・上がらない
・△押したらドアが開き中は無人
俺の場合
・あそこの階段はエレベーターの周囲をグルグルまわる造りになってる
・煙草買いに急いで階段駆け下りる
・2階の曲がり角で先を行く男性の膝から下ぐらいが見えた
・追い越そうとそのまま駆けるが誰もいない
・そういえば足音もしなかった
no.818 記入なし (10/03/22 11:00)
私の通っていた高校では、昔自殺してしまった学生が何人かいた
その中でもとある学生は、図書室のある建物(他にもいくつか校舎がある)の屋上から放課後飛び降りてしまったらしい
そしてそれ以降、その建物の表にある大きな時計が午後6時を指した時、
女の叫ぶような声が聞こえる・影が落下していく姿を見るという運動部員などが後を絶たなかった
なので学校側は困り果ててとりあえず時計を外し、同じ場所に時計と同じサイズの校章を付けた…という話を教師から聞いたことがある
建物の近くには不自然に時計のオブジェクト(しかも見えづらい)が置かれていたので信じてしまっている
あとは旧校舎がらみで結構オカルトな噂が多かったな
no.819 記入なし (10/03/22 13:52)
中3の時。受験の追い込みで、ひたすら勉強していた。ご飯やお風呂も10分で終わらしていた。
晩御飯をいつものように掻き込んで、2階の自分の部屋に行こうとした。うちの階段(ビルとかにあるような折り返して昇るタイプ)をいつものように昇った。そしたら、女の人がいた。髪が足元まであって、ノースリーブの白いワンピースで。顔は俯いていてわからなかった。 びっくりしすぎて声も出なくて、走ってリビングに引き返して家族の所に行った。
恐すぎて誰にも言わなかったし、家を出るまで一人で2階にいないようにしてた。
受験勉強で疲れてたんだと自分に言い聞かせてるけど、たまに思い出してめっちゃ怖くなる。
no.820 記入なし (10/03/23 01:05)
四国のため池に遺棄された女の人の遺体が渇水で見つかって
複顔したら髪型が偶然そっくりですぐ身元がわかって犯人も見つかった。
犯人の自供によると
ため池に捨てにゴムボート持って行ったのにオール忘れて
真ん中まで行けず中途半端なところで捨てることになったが
捨てた遺体が沈まずかなりの間ついてきた。
真ん中に捨ててたら渇水でも見つからなかったはずだった。
という話を20年くらい前にテレビでやってた。
枕元に出てきたという話があったかどうかは忘れたけど
↑の話だけで十分女の人の執念がわかると思った。
no.821 記入なし (10/03/24 01:21)
短い期間だけど住んでいたことのある街で、もう引っ越してだいぶたったあとだけど
あるプロ野球選手による幼児イタズラ事件があって、その選手はすぐ罪を認めてそれっきりになったんだけど、
実はいまだに行方不明になっている子供が何人もいて、みんなその選手に殺されたと今でも噂されていると聞いたけど
成人女性の遺体は年月がたってもとにかく見つかることが多いのに、
複数の子供たちの遺体が一人も見つからないってどういうことなんだろう?
別の県でも似たような連続幼児失踪事件があって、やっぱり遺体は一人も見つかってない。
no.822 記入なし (10/03/24 01:21)
昭和52年、埼玉県の秩父霊場二二番札所付近に女性の霊が出るという噂が
たちはじめた。 特に霊がよく目撃された場所が永福寺周辺の貯水槽辺り
そんな噂がたった真っ只中 その貯水槽から異臭が漂いはじめた。
初めはゴミか何かが溜まり 異臭を発しているのだと思い消防団
に頼み貯水槽を見てもらう事になった貯水槽の中は異臭が漂い、
水面には何か布切れのような物が浮いていたという。
その布切れを棒ですくい上げると なんとそれは腐敗した人間だったという。
その死体は死後3ヶ月以上経っており腐敗が激しく、貯水槽から出すときに
頭部と胴体がちぎれてしまったそうだ。
その後の捜査で被害者の交際相手が逮捕された。
ある夜、一台の車が、この貯水槽の側を通りかかったそうです。
すると、そこには、黒いセーターを着た女性が佇んでいました。
運転していた方は「こんな夜更けに、しかも寂しいところにどうして女性が…」と思い、車を止めようとしました。
が、彼女の服装にふと、ちぐはぐさを感じました。
黒いセーター? おいおい、今は夏だろう…。
女性の姿はヘッドライトの光に照らされて段々近づいてきます。
運転者は彼女の姿を見つつも、止まることにためらいを感じていました。
結局、車を止めたのは、貯水槽から10m程離れた所でした。
バックミラーをみて後方を確かめると、誰もいません…。
車を降りて、貯水槽の辺りをみて回りましたが、人っ子一人としていませんでした。
ここにきて、初めて恐怖を感じ、慌てて車にのり家路についたそうです。
そして、数ヶ月後、点検のため、消防員の方が貯水槽を開けたところ、女性の遺体が発見されました。
その時、彼女は黒いセーターを着ていたそうです。
また、この発見のときにも、不思議な話があります。
貯水槽の点検は定期的に行うらしいのですが、被害者である彼女が貯水槽に隠されてからも、何度か点検があったそうですが、その時は見つからなかったそうです。
槽の深さがどれだけあるか知りませんが、これに関してはまゆつばのような気もします。
また、もう一つ。
この辺りに、大人が二人でやっと運べる程の縦長の石があったそうですが、いつしかこの石に『オバケガデル』とペンキのようなもので落書きされていたそうです。
そして、この石が誰もが気づかないうちに、勝手に2m位移動していたそうです。
それも、低い所から高い所にかけてだったそうです。
一度、青年団の方が悪戯と思い元の位置に戻したそうですが、翌朝になると、また動いていたそうです。
移動した方向には例の貯水槽があったそうです。
no.823 記入なし (10/03/26 00:53)
昔旅回りの仕事をしていた時の話です、もう十年近くたつんで記憶があいまいなんですけど……。
北海道にて
何時もなら会社側が手配した所に泊まるんですけど、その時は迎えに行く人がいたので自力でビジネスホテルに泊まることに。
ツインルームの広さになれずに、深夜(時間は忘れました)ダラダラしていたら、
『コンコン』ってノック音が外からして、
「怖!? 何でこんな時間に?」 と思いながらもドアのそばに立って
「はい? 何ですか?」
と、聞いたんです、そしたら外の声が
『私の部屋と間違えてませんか?』
と、言ってきました。
部屋まで案内してもらい、一歩も外に出てないので間違えてるわけはないんです。
「間違ってません!」 そう言ってドアから離れようとしたら、
『鍵を……』 何を言ったか聞き取れないですが『鍵』は聞こえたので、
「今調べます」 と言って鍵を調べるとやっぱり番号はあってます。
「あってます」 と言った瞬間。
ダンダンン!!! ダン! ダン!
狂ったようにドアを連打され、
もう怖くなり、ヒイヒイ言いながら布団被ってたました。
もう次の日に逃げるようにホテルを出て、残りの日程は車中泊にしました。(まあそれも怖かったですけど)
ちなみにその系列のホテルには二度と泊まってません、ピンチのときに来てくれなかったので。
no.824 記入なし (10/03/28 01:53)
俺は山歩き(登山というほど本格的ではない)をするんだけど、山の中では、
斜面の藪とか、林の中の湿地とか絶対に人がいないとこで、人の声のようなものが聞こ
えることがあるんだよな。多くは、「きゃはは○□▽・・・」というような高いトーンの女性の
声で、しゃべってる内容がわかることはない。だけど人間の会話のイントネーションがあ
るように聞こえる。・・・よく鳥の声とかいわれるんだけど、これは違うと思う。
no.825 記入なし (10/03/28 11:11)
怖い話っていうより不思議な話かもしれん。
母親が小学生のころ体験した話。
母親には当時結構仲のいい友達(Aちゃんとしておく)がいたんだが、
夏休みのある日に、Aちゃんの家に遊びに行ったそうだ。
玄関をノックすると、Aちゃんの母親がでてきた。
「Aちゃんいますか?」とうちの母が聞くと、Aちゃんの母親は
「Aならさっき部活から帰ってきたところ。台所で水飲んでるの見たから、ちょっと呼んでくる」
と答えて、家の中に戻っていった。(Aちゃんは小学校のソフトボール部に入部していた)
ところが数分して、Aちゃんの母親だけが戻ってきた。
Aちゃんが家のどこにもいないという。
最初はAちゃんの母親の見間違いじゃないか、って話になったんだが、
Aちゃんのおばさん(一緒に住んでた)もAちゃんが水を飲んでたのを見たって言う。
結局、Aちゃんは水を飲みに部活から一旦帰ってきて、また部活に行った、ってことで落ち着いて、
母親は家に帰った。でも、Aちゃんの家から小学校まで歩いて40分はかかるのに
わざわざ帰ってくるのか、と母親は不思議に思ってた。
それから数日して、母親は再びAちゃんの家に遊びに行った。
そのときにはAちゃんはいた。Aちゃんの部屋で遊んでいるとき、
母親はAちゃんに、なんでわざわざ家に帰ってきたのか聞いた。
するとAちゃんはこんな風に答えたそうだ。
「それお母さんにも聞かれたんだけどね、あたしずっと学校にいたんだよ。
あの日はすっごく暑かったんだけど練習があったから水も飲めなくて、
ほんとに喉がかわいて大変だったんだ。飲めたら飲みたかったよ、水」
うちの母親はオカルトとかそういう話は信じないタイプで、
不思議なことがあっても何かしらの理由をつけて納得しちゃうタイプなんだけど、
この話だけはどうにも納得がいかないそうだ。
no.826 記入なし (10/04/03 00:52)
今から十年前、母が急死して一週間目の夜。
電話買い替えのため、旧電話はコード引っこ抜いてベッド脇の紙袋に入れてあった。
夜中の二時か三時ころ、その電話が鳴った。
一回、二回、三回なって呼び出し音は切れた。
目を覚ました旦那とだまって電話見て凍りついてた。
今でも時々話題に出る、あのとき受話器取ったら何が聞こえたんだろう?
no.827 記入なし (10/04/03 01:27)
うちの母親が昔ゴルフ場でキャディーとして働いていたんだけど、そのゴルフ場に
漫画家兄弟とその親が客として来てた。
弟の方は鬱状態になってて、気分転換のために連れてきてたらしいけど
ある日、その人だけが青い光に包まれているのを母が見たらしい。
その時に「この人は自殺する」と強く感じたけど、かなり神経質な人だったし
キャディーとも全く話さなかったから、その時は何も言えなかったんだけど
あまりにも気になったから後日、父親が来た時に
「息子さんはどうしていますか?」と聞いたら
「あいつは死んだよ」と(冗談で)答えたもんだから、凄く驚いたとか。
で、その一週間後に本当に自殺して死んでしまった。
それをニュースで聞いて、同僚と「あの時、死んだって言ってて凄く驚いたけど…」
って話したと聞いた。
あと阪神大震災が起きた日は目が覚めた途端
「大地震が来たら命が危ない」って考えがずっと頭に巡ってたとか(関東在住だけど)
そんな話も聞いた
no.828 記入なし (10/04/04 02:46)
昔、父親が仕事から帰ってくるなり「火の玉が見えた!」って騒いだ。
駅から家まで1.5キロほとの直線があってそこを車で帰ってくるんだけど、
かなり上空から、うちから100メートルほど離れた寺の横あたりに
降りていったんだそうな。
家族みんなで本当にぃ?何か見間違いじゃないの?と言いつつ
外に出て探してみたけどやっぱり何も見つからなかった。
なんか反射してたんじゃないの?と言いつつその日は寝たんだけど、
次の日、寺の横に住んでる同級生の父親が首を吊って自殺した…。
父が火の玉を見たと言ったのは午後9時、自殺した人の推定死亡時刻は
次の日の午前3時。
つまり父が火の玉を見た時はまだ死んでない。
あれはお迎えだったんだろうか・・・。
no.829 記入なし (10/04/04 11:34)
2005年11月、私が16歳の時でした。友人と二人で東尋坊に行ったときのこと。
友人は東尋坊タワー周辺、観光客が最も集まる場所から崖下へ降りていった。
私は怖いので行かないと言い、崖上で待っていた。
ふと右手にある散策コースを見ると、六角堂というんでしょうか?
小さな六角の建物が見えたので、気になった私は友人を置いてそちらのほうへ向かった。
今思えば寒かったこともあって、人が急にまばらになった記憶がある。
高さ2mほどの六角堂には鍵が掛けられており、隙間から覗くと石像が安置されていた。
場所が場所だけに、特に気にかけることもなく散策コースを進む私。
左手にある海を見ながら進んでいた時、何気なく右手を見ると大きな石像があった。
高さ3mほどあるいきなり登場したこの石像、異常なほど白いのである。
大きさと白さと、もう何だかいろいろ圧倒された。
女性であったのか、表情だとか、ポーズだとか、肝心な石像のことは詳しく覚えていないのである。
これだけ綺麗という事はまだ新しいのかな、と思いながら急に心細くなった私は急いで友人の元へ。
白くて大きい像がある、と報告した後特に詮索することもなく、慰霊の像ということで話がまとまった。
このとき友人は像を見ていない。
そして2010年2月。つい先日、5年ぶりに東尋坊へ行く機会があった。
当時の友人とは別の友人で、当日に像のことは話してある。
私も見てみたい、という流れになり遠くないから行ってみようということになった。
しかし、像が無いのである。
おかしい、絶対にあるはずだと探して回ること3時間。
大体、高さ3mもあれば遠目でも見えるだろう。それらしき物がまったく見当たらないのである。
観光案内にも載っていない。撤去されたのだろうか。
最初に一緒にいた友人も見ていないし・・
このままではただの与太話になってしまうと思った私は、ネットで探しておくからと言って別れた。
帰宅して早速調べにかかりましたがそのようなものは何一つ出てこない。
場所を間違っているなんて事は絶対にない。もしかしたら見たことある人が居るかもしれない。
あれは一体何なんでしょう?
no.830 記入なし (10/04/04 11:42)
箱根の温泉旅館に行った。そこは文豪たちが定宿にしていたという由緒ある旅館。
大きな建物じゃない。その中で連れと迷子になった。いくら探しても自分の部屋がない。
「あれ、ここさっき通ったな」「こんなとこにこんな廊下あったか?」
気づくと、人の気配がまったくない。誰もいない。宴会はどうした?
いいかげん焦りはじめたとき、背後から浴衣姿の初老の女が。
「どうしたの、こんなとこで」
「いや、迷子になってしまって…」
すると老女は笑いながら行ってしまった。その直後、自分の部屋にたどり着いた。
残りの宿泊予定をキャンセルしようとフロントに告げたとき、フロント係が
「何か不手際がございましたでしょうか」というので「なんだか怖いんです」と言うと、
何か思い当たるふしがあるような顔をして「そうですか」とあっさり。
ということがありました。
no.831 記入なし (10/04/04 11:57)
中学の修学旅行で体験した話
京都の旅館で88と同じくクラスの女子全員(24人)が宴会部屋に止まった時の事。
枕投げや好きな男子の暴露大会、そして先生に怒られるなど一通りの儀式を
終えてそろそろみんな寝ようとしていた時、数人の女子が「Aちゃんがいなくなった」と
騒ぎ出した。
Aちゃんはハデ系の可愛い子で大学生と付き合ってるとかサッカー部のエースと
生徒会長を二股にしたとか、いわゆるそういう系の噂が絶えない子で、最初はみんな
「どうせ男子の部屋にでも行ったんじゃないの」って感じで、いないいないと騒ぐ子たちに
静かにしてよーとか文句言ってたんだよね。
ところが今度は別のグループの子たちがなんか変だと騒ぎ出した。
「Aちゃんがいないはずなのに、この部屋には24人いる」って言うの。
えー?って思って数えてみると、確かに24人いるんだよね。
しかも知らない顔が誰一人いない…
確かに消灯後だから部屋は暗いんだけど、そんなんでクラスメイトを見間違えるわけも
なく、すでに眠っちゃってた子の布団めくったりして何度も確認したんだけど、やっぱり
部屋には24人いるしAちゃんがいないのにクラスメイト以外の人がいない。
そこで頭の良い子がお前らモチツケ、ごちゃごちゃになってるから人数を数え間違えてるんだ、
全員自分の布団に戻ってみろって感じで騒ぎを収めようとしたんだけど、全員が自分の布団に
戻っても余らなかったんだよ布団が。
no.832 記入なし (10/04/04 12:05)
そこで一気に全員がパニックになってキャーキャー騒ぎ出したところへ先生登場。
「お前ら夜中に何騒いどるんじゃー!」という一喝とともに電気がつけられたもんだから
パニック最高潮で泣き出す子が続出。
でもみんな口々に「Aちゃんがいない!」「でも24人いるんです!」と叫ぶ中、先生が
冷静に点呼を取ってみると、Aちゃんを除いた23人しかいなかったんだよね…
結局「修学旅行で楽しいのはわかるが興奮しすぎだボケ」と全員正座で説教されて
Aちゃんもその後すぐ男子の部屋で発見されて連れ戻されてきたんだけど、その後も
部屋の隅に何かいるだの騒ぐ子や具合が悪くなる子もいて朝まで全員眠れず、
次の日は女子全員グッタリ状態で帰郷。
今でも当時のクラスメイトに会うと「結局あれはなんだったんだろうねぇ」と語り草になってる。
no.833 記入なし (10/04/04 12:05)
もう10年位前の事。
温泉でアルバイトしてまして、仕事が終わってから温泉に入りました。
浴場には私だけ。貸切状態。目を閉じてシャンプーしていたら後ろにある
湯船からザバッと人が出る音。目を開けてチラリと横を見ると誰か座っている。
気がつかないうちに誰かが入って来たんだな。と思いシャワー浴びて泡を流し
周りを確認。誰も居ない・・・。次の日、他の従業員に昨夜の話をしたら、
私も経験あるよ〜だって。それから深夜に温泉入るのはやめました。
no.834 記入なし (10/04/04 12:07)
もう10年以上前に四谷であった話なんだけど、場所は四谷と四谷三丁目の間位の小さなビル。
そこに会社があったんだ。
夜中終電も過ぎた頃、何人かで残業してた。
5階建ての建物で、事務室は4階。
他のフロアもうちの会社が借りていて、5階の上に屋上。
さぁそろそろ帰るかとエレベーターを押したら、1階にいたエレベーターが屋上に。
不思議だったけど、特に皆気にせずいて、やっと来たエレベーターに乗った。
したら今度は3階と2階の間で急に停止。
非常ボタンを押したりしたけど、2分位かな?何も動かない。
そしたらまた急に動き出して、2階でエレベーターが「ドアが開きましたら降りて下さい」と言うんだよ。
そんなの初めてだったし、怖くて皆降りた。
仕方ないから階段で降りて、エレベーター会社に電話し、こんなアナウンスがあった事を話したら、「おかしいですね。そんなアナウンスはないんですが…」
って言うんだよ。
声は通常の「ドアが開きます」って声と同じだったと言っても、そんなのは入ってないと言う。
翌日残業してなかった他の人にこんなの聞いた事あるか尋ねたけど、誰もいなかった。
ただエレベーターが誰も乗ってないのに動いたりするのはよくあったみたい。
no.835 記入なし (10/04/04 12:14)
自分は幽霊見たことない、見たくないけど。
でも音のみの体験は何度もある。
1つは、小学生の頃、お盆で祖母の家に帰ったとき。
夜中、遠方から従兄弟たち到着(1時頃?)、もう一度就寝しようとしたけど
従姉妹とお喋りとかしてた。
気が付くと従姉妹とか姉が寝ていて、外の庭の砂利道を2人(祖父と叔父がお墓にいるので)
で歩いて家の方にちかづいてくる音がする。
どんどん音が近づいてきて、その後怖くて記憶がないw
だから、お盆は本当に家に帰ってくるんだな〜って思った記憶がある。
もう一つは中学生の頃、試験勉強していてバックミュージックはオールナイトニッポン。
3時の音とピーってラジオが終わる音?に気が付いたときに階段から仏壇にある
チーンってならすやつの音色が3回ほど、ものすごいハッキリ聞こえた。
no.836 記入なし (10/04/08 00:57)
今年に入ってからわりとすぐ。深夜。
アパートの隣の部屋で激しい夫婦喧嘩。っていうか、ダンナが一人でキレてる。
男声がはっきり聞こえるのに、何言ってるか言葉になってなくてわからない。
(多分)家具がひっくり返る音とか、何かが割れる音とか。3時間位続いた。
どうしたものかな…と思ってるうちに静かになった。
その後、幼稚園児の子供と奥さんを見なくなった。
玄関の外には子供用の自転車は置いたまま。(今も有る)
DVに耐えかねて、嫁が子供と家を出た… というだけの事なんだろうけど、
ダンナの優しそうな雰囲気と、会えば物腰穏やかにあいさつする人柄、
きちんとした身なりからすると その豹変ぶりが怖い。
生きてる人間の方が恐ろしい。…と思った出来事。
腐臭はしないので大丈夫だと思うんだ。
no.837 記入なし (10/04/08 15:13)
朝起きたら携帯に見たことのない番号でAM3:00に着信があった。
市外局番から地域を調べたら知人の住んでいる町と判明。
着信の時間が時間なので、その知人に何かあったのでは?と思い
かけて見た。
数回のコールの後年配らしい女性の声で、
「はい、○○寺でございます」
・・と言われた。
女性に事情を説明したが
「その時間には誰も電話のある場所にはいないはず」だと・・・・。
no.838 記入なし (10/04/09 00:33)
私も一つ・・・
数十年来の悪友が不慮の事故で亡くなって、数日経ったとき、玄関に立ってた。
翌日は部屋にいた。
やっぱり少し怖くて、何でそこにいるの?と声を出して聞いてみたら、
「死んだら出て来るって約束したじゃん」と言ってスッと消えた。
しばらく呆然としてたけど、
!!!!!
数年も前に幽霊の話をしてた事があって、
「先に死んだ方が出て来ようね」と、子供じみた約束をした事を突然思い出した。
あれから、彼は出て来ないけど、不思議な出来事でした。
no.839 記入なし (10/04/10 11:58)
もう20年ほど前。北見峠の山奥で。
当時携帯電話はまだバカ高だったから、アマチュア無線機を車に積んでいた。
里帰りで札幌方面(=旭川)に向かって走っていた。いつものトラッカー達の声が
無線機を通して聞こえてくる。
突然、
「あー、だめだわ、これ」
という声。
「どうした?」というまわりの声に答えるでもなく
「あー、立て直せないな。落ち…」
ここで無線が途切れた。
しばらく進んでいくと、下りカーブの雪壁がぱっくり割れ、遙か下の谷底に
トレーラーが落ちていた。
あとで聞いた話だが、ドライバーは死亡したらしい。
no.840 記入なし (10/04/11 10:38)
唐突に小学校生活最後の2年に起こった話を3つ。
うろ覚えだが、全部事実なんで聞いてくれ。
3つの事件に関連性があるかは不明。
俺の地元は人口5万ちょっとの小さな町。
ここで何か特徴を取り立てるとしたら、極端に自殺者が多いことくらい。
そんな田舎らしく、やんちゃなバカの多い小学校での話。
5年生にあがった俺らは、産休の先生の変わりに来た若い女の先生を担任にもった。
年は20代半ばで、少し色白な先生。
年が近いこともあって生徒とフランクな関係を築いてた。
そんなことがあって、面白い小話をいくつか聞かされたんだが、その一つが心霊写真。
先生とその友人が、居酒屋の席で撮った写真に男の顔が映っているというもの。
周りの連中は俺も含めて半信半疑だった。
先生は後日それを持ってきた。確かに、ピースサインをする先生の背後のガラスに、不気味な顔が映っていた。
二つ目は野外活動、要するに林間学校の話。
県内のキャンプ場で、定番のカレー作りやらスタンプラリーを行う企画なんだが、
その1日目の最後のイベントがキャンプファイアーだった。
めらめら盛る炎を囲み、不思議な気持ちで先生の出し物を見たり、友達と話したりした。
それも終盤に差し掛かったとき、一人の女生徒が悲鳴をあげた。
その悲鳴を含め、俺は事態に気付いていなかったので、ここからは他クラスからの伝聞。
女生徒の悲鳴を聞き、担任がかけつける。
錯乱した彼女をあやし、事情を聞くと、彼女は奥の森を指差した。
大怪我を負った血まみれの男が見えるというのだ。
これはちょっとしたブームになった。他にも見たというものが現れたり、先輩の代でも似たようなことがおきたとか。
3つ目は、渡り廊下に張り出された6年生のクラス写真の話。
3列ほどの段差にクラスの生徒が座って写っているのだが、そのうちの一人の両足の間に青白い男の顔が写っていた。
こんな短い間に3つも怪現象を経験したという話。
no.841 記入なし (10/04/13 00:33)
この前、台風が来たときのこと。
俺の地域には夜中に最接近して、風と雨がすごかった。
当然音も物凄くて、そのうるささで目を覚ました。
布団をかぶって音をやり過ごそうと思ったけど、室内は蒸し暑いから、そんなことしたら寝苦しい。
仕方なく我慢して目を閉じると、外から別の音が聞こえてきた。
台風の騒音よりも近くで、はっきりと。
まるで子どもの泣き声のような音が、窓のすぐ側から聞こえてきた。
こんな嵐の中、しかも夜中に子どもがいるはずなんてないのに。
どうせ野良猫の声を聞き間違えたんだろうと思って、俺はカーテンのかかった窓に目を向けた。
俺の家はド田舎で暗いから、防犯の為、外にセンサー付きの電灯が設置してあり、
センサーの範囲に人が入ると、勝手に明かりがつくようになってる。
台風直撃中の夜中なのに、その明かりが点いてた。
その光のせいで見えちゃった。
カーテンの向こうにくっきりと映る、子どもの影が。
布団、引っかぶりました。
あんまり怖くないね。でも俺は眠れなくなるくらい、すごく怖かったんだ。
no.842 記入なし (10/04/15 01:04)
↑いや、そこはカーテン開けて確認しましょうよ。
no.843 ご (10/04/15 06:28)
昨年の話
旦那と、生後2ヶ月の息子と川の字で寝ていたんだ。
ちょっとの物音ですぐ起きるけど、起きるとけだるいような熟睡に入りかけてる状態の時、息子が少しグズって目が覚めてしまった。
起き上がると枕元にある旦那の携帯の着信ランプが光ってる。そこまで確認した瞬間異常な寒気がしたんだ。
気温は27度くらいで扇風機を回して寝ていたのに、体がガタガタ震えて布団を被っても扇風機を消しても寒気が消えない。仕方なく長袖を羽織ってグズる息子をあやしてた。
そしたら旦那が「寒いの?」と起きてきた。普段は旦那の携帯に着信があろうが気にしないんだがその時はどうしても気になって「携帯光ってる」と伝えたんだ。
旦那が確認すると、親からお祖父さんが亡くなったという連絡だった。
それを聞いたとたん体が震えるほどの寒気が一気になくなり羽織っていた長袖が暑いくらいになった。
旦那がいうにはお祖父さんが携帯のメールに気づかない私たちに気づかせようとしたんじゃないか、と。ならばどうして孫の旦那ではなく嫁の私なのだ。一度しか会ったことないのに。
ただその時、一点を見つめる息子の顔が怖かったので旦那の言うとおりだと思い込むことにした。
長くなってごめんなさい。ただ腹が冷えただけかもしれないけどちょっと不思議だったので。
no.844 記入なし (10/04/15 22:54)
4/3に吉元∞ホールにライブ見に行った時の不思議な出来事。
開演までの30分に隣の席のおじさんが(おねえちゃん。)と話しかけてきた。適当に相槌うってたらこんなこと話し出した。
(....でぇ。先輩に49や、49でもキツイ思いさせよるねんぞ、言われたのになあ。先輩命令や、順番抜かすなよ.....なにわ....)
{...は聞き取れず}
おじさん、気づくといつのまにかいなくなってて、座席にこの本がポツンと置いてあった。
一応持って帰ってよく見たら、おじさんは
表紙の人だった。私は3月まで関東にいたから、この人のこと全然知らない。
本の中身は一つも読んでない。読めなかった。でも、Wikiで調べたら、亡くなってい
た....。
おじさん、何が心残りだったんだろう。
顔にひどいブツブツがあったおじさん。
怖いと言うより切なくてたまらない。
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQY0PpnDA.jpgno.845 記入なし (10/04/17 00:57)
今日。
出かけようとして玄関のドアを開け半歩出たところで
「あ、カサ」
と気づき体だけひねってカサ立に手を伸ばした瞬間
♪ピンポ〜〜〜ン♪
って。インターホンが鳴るのよ。
インターホンはドアの横!
ドアは半開き。
振り返っても誰もいない。
わたしはほぼドアに挟まれて、カサ握ってフリーズ。
鳴らしたのは誰なんだよぅ(涙目)
no.846 記入なし (10/04/22 19:34)
霊感が別にあるほうじゃないと思うんだけど、知り合いの人や
薄い縁戚とかが亡くなると、その気配を感じることがある。
あるとき、昔の友人のお父さんが亡くなられた。通夜の連絡が来た夜、
なんか、黒っぽい人が部屋に立ってる感じがした。顔はよくみえないながら、
ほっぺたが、ごぼっと独特なこけかたをした男性だったんだけど…
(ちなみに、普通みかけない感じのこけかた)
ステテコをはいてらした…(なんじゃそりゃ)
当日、「最後のお別れを」とお棺の中をみせられて、ギョッとした。
あ、まさに、あのこけた頬だ…
(ちなみに、亡き人との面識はごく昔、1,2度で、ほとんど覚えてないし、
お元気なときより闘病でずっとやせこけておられた。)
同じように、主人の祖父も出てこられたかな。
ちなみに、亡き人をみるのは、四十九日までの間が多いです。
ご自分が死んだかどうか自覚もないような、茫然とした感じですよ。
no.847 記入なし (10/04/23 01:07)
随分前のことだけど、自分の身内が政治家がらみの事件に関わってしまった時、
弁護士からホームの端や人気の無い所には行かないようにとアドバイスされたらしい。
実際、その事件の関係者が二人亡くなったけど報道もされなかった。
うち一人はもともと病気だったんだけどね。
no.848 記入なし (10/04/23 01:11)
小学5年生の頃の話。
これは、一番恐ろしかった。これ以上の体験は、後にも先にも無い。
内容が内容だけに信じてくれない人も居るが、俺は確かに見た、と思っている。そして見たのは俺一人じゃない。
親の後に付いて山中の獣道を歩いてた。季節は夏。周囲は夕闇が迫って来ていた。
陸自空挺レンジャー出身の親父が先導していたので、疲れはしていたけど恐怖は無かった。頼れる親父であった。
聞こえる音といえば二人の歩く音と木々のざわめき、種類は分からないが鳥の鳴き声と、谷を流れる川の音…だけだと思っていた。
何か、人の声が聞こえた気がした。でも、特に川の音などは人の声に聞こえる場合もある。最初はそれだと思っていた。
けれども、気にすれば気にするほど、人の声としか思えなくなってきた。
「とうさん…誰かの声、聞こえない?」「……」「誰だろ、何言ってるんだろ?」「いいから、歩け」
言われるままに、黙々と歩いた。だが、やっぱり声が気になる…どこからしているんだろう?
周囲をキョロキョロしながら歩ていると、谷底の川で何かが動いているのが見えた。
獣道から谷底までは結構な距離がある上に、木や草も多い。そして夕闇が迫っているので、何かが居たとしてもハッキリ見える筈は無い。
ところが、ソイツはハッキリと見えた。
no.849 記入なし (10/04/23 01:18)
獣道と谷底の川は距離があるものの、並行したような形になっている。
そして、ソイツは谷底を歩きながら、ずっと我々に付いてきていた。
「お〜い、こっちに来いよぉ〜!」谷底を歩く坊主頭の男は、我々に叫んでいた。
ゲラゲラ笑いながら、同じ台詞を何度も繰り返している。
それだけでも十分異様だったが、その男の風体も奇妙だった。
着ているものが妙に古い。時代劇で農民が着ているような服だ。顔は満面の笑顔。
だが、目の位置がおかしい。頭も妙にボコボコしている。
そして、結構な速度で移動している。ゴツゴツした石や岩が多い暗い谷底を、ものともせず歩いている。
大体、こんな暗くて距離もあるのに、何故あそこまでハッキリ見えるんだろう?と言うより、白く光ってないか、あの人?小学生の俺でも、その異様さに気付き、思わず足を止めてしまった。
「見るな、歩け!」親父に一喝された。その声で我に返る俺。
途端に、恐ろしくなった。
しかし恐がっても始まらない。後はもう、ひたすら歩くことだけに集中した。その間も谷底からは、相変わらずゲラゲラ笑いながら呼ぶ声がしていた。
気付けば、俺と親父は獣道を出て、車両が通れる程の広い道に出ていた。
もう、声は聞こえなくなっていた。
帰りの車中、親父は例の男について話してくれた。話してくれたと言っても、一方的に喋ってた感じだったけれど。
「7,8年位前まで、アレは何度か出ていた。でも、それからはずっと見なかったから、もう大丈夫だと思っていた。お前も見ると思わなかった」
「呼ぶだけで特に悪さはしないし、無視してれば何も起きない。ただ、言う事を聞いて谷底に降りたら、どうなるか分らない」
「成仏を願ってくれる身内も、帰る家や墓も無くて寂しいから、ああして来る人を呼んでるんだろう」
大体、こんな感じの内容だったと思う。
その後も、その付近には何度か行ったけれど、その男には会ってない。
no.850 記入なし (10/04/23 01:20)
俺は走り屋世代で山という山をバイクで攻めまくったけど、実際に幽霊話しってほとんど無いな〜
但し、何故か事故が続出する場所はあったな
死亡事故が起きるとしばらくは同じ箇所で事故が続くって事もあったし
ちなみに何度も死亡事故を見てきたけど
即死した人の顔ってほとんどが驚いた顔で固まってんだよね
時間が経つと穏やかになるんだけどさ
あれじゃ成仏出来んと思うわ
no.851 記入なし (10/04/23 01:55)
7年前に他界した親父がしてくれた話。
タクシードライバーだった親父がある雨の日の深夜に一人の白いワンピースを着た女性客を乗せた。
行き先を訊ねるとうつむいたままポツリと、「〇〇神社まで…」それを聞いてすべてを察した親父は終始無言のまま、街灯も無い真っ暗な目的地へ。
実は、この〇〇神社は地元では丑の刻参りで知る人ぞ知る場所らしく、たまにそういう客がいるそうだ。
親父曰く「生きた人間の怨念ほどゾッとするモンは無い。あれに比べりゃ死んだ人間の怨念なんぞ所詮過去のモンだ」だそうだ。
no.852 記入なし (10/04/23 01:57)
近所の交差点で死亡事故が有った(らしい)。
端に花が供えてあった。
亡くなったのは小さな子供だったらしく、お菓子とかジュースや
”○○ちゃんへ △△せんせいより”ってメッセージ、おもちゃなんかもあった。
信号待ちの間
(幼稚園の子かな。かわいそうに…左折巻き込みかな。)
(お母さんもやりきれんだろうな)
なんて同情していた。
信号が青になったので横断歩道を渡ろうとしたら
スピード落とさずに左折してきた原チャリが自分に向って突っ込んできた。
(!!!やばい!!!!!!)
と思ったけどギリでかわせた。
そういう現場では同情同調したらいけない。
うっかり、引っ張られる所だった。
no.853 記入なし (10/04/25 12:58)
大学生のときの話。
同じサークルのF君から、「この間、俺の家に電話した?」と聞かれた。
電話していないと伝えると、「じゃあ誰なんだろう・・・。」と暗い表情。
彼の家の留守電に、女性の声で歌が吹き込まれていたが、誰がかけたかわからないし、
歌以外に何も伝言が入っていなくて、意味がわからないから怖いんだ、とのこと。
まだその伝言を消していない、というので、みんなでF君の家に行って留守電を聞いてみることにした。
(ちなみに、F君は一人暮らし)
再生したテープからは、何の前触れもなく「パジャマが似合うね〜」と
種ともこの歌が無伴奏で流れてくる。2フレーズぐらい歌ったところで録音は終わっていた。
確かにこれは気持ち悪い・・・。思わずみんなで顔を見合わせた。
当時わたしは種ともこが好きでカラオケで歌うことがあったし、その声が自分に似ているような気もするが、
電話をかけた記憶はまったくない。
「頼むよ〜、お前が歌ったことにしてくれない?俺怖くて家にいられねーよ〜!」
とF君に懇願された。
(わたしが歌ったことに無理やりしても、何の解決にもならないんじゃあ・・・?)と思いはしたが、
F君があまりにおびえているので、
「わかった、ごめん、あたしだ。よく覚えてないけど、
きっと寝ぼけて電話したんだよ。ごめんごめん。もう留守電消しちゃっていいからさ!」
と言って、この件は終わりになった。
もし万が一自分が無意識のうちにそんなことしてたらどうしよう・・・と当時は悩んだが、
その後そういったことは私の身の回りでは起こっていない。
結局、あれは何だったのか、未だに不明・・・。
no.854 記入なし (10/04/26 00:02)
小学校の頃、家族が仕事でいない友達Aの家で二人きりで遊んでて、途中で別の友達Bの家へ二人で出掛けた。
しばらくしてAの姉から携帯に電話がありAの表情が固まった。
電話を切った後どうしたのかと聞いてみると、「さっきお姉ちゃんが家に電話したらしいんだけど……女の人が出たって…」
彼女の姉は用事を頼むため、家に居るAに電話。
誰もいない家の電話に女が出て「はいもしもし」と言ったそうだ。
聞き慣れない声だったため姉は間違えたかと思い、切ったそうなのだが、リダイヤルに残っているのは紛れも無く自宅だった。
no.855 記入なし (10/04/26 00:04)
高校生のときの話なんだけど・・・
自分が通ってた高校は
商店街を突っ切った大通りの突き当たりにあったんだ。
だから、毎朝開店の準備などをしている商店の前を通って通学してた。
帰りももちろんその商店街を通る。
結構景気がいいのか、立地がいいのか、そこはいつも賑わっていた。
その日は部活が無かったから、放課後友達と長話をした。
そいつとは帰り道が違うから変な時間に一人で帰ることになった。
いつも通り商店街を通る。
午後のおばちゃんや高校生の喧騒が聞こえていたんだけど、
ある地点に立つと、それがぷつ、と消えたんだ。
「え?」と思って辺りを見回した。そこは
いつもどおりの商店街。店は営業中。買い物客もたくさんいる。なのに
音だけが、聞こえない。
口が動くのさえ確認できるのに、声が聞こえないんだ。
一瞬耳が悪くなったのかと思って耳を叩いた。でも、変化は無かった。
怖くなって後ずさりするとまた声が、音が聞こえてきた。
訳が分からなくて早足で帰った。
一応病院で見てもらったけど、耳が悪くなったわけではなかった。
次の日、クラスでそのことを言いふらしたんだが、誰一人として信じてくれなかった。
部活でも話した。すると一人だけ「じゃあそこへ連れて行ってみろ」といった奴がいた。
そいつと放課後例の場所へ行ったんだ。
そこはまあ、なんというか道路に白く書いてある「止まれ」の
「ま」の字の一部なんだけど。
結果だけ話すと、そいつと二人で行ったときには何事もなかった。
嘘つきよばわりされたけど、そこはまあなんとか誤魔化した。
本当に勘違いだったのか・・・と最近では思い始めている。
でも、あの時の、顎や唇が動いてるのに声だけが聞こえなかったり、
髪をなびかせて走る自転車が全くの無音だった・・・っていう
風景の不気味さは忘れられないんだ。
no.856 記入なし (10/04/26 00:09)
この前の土曜日の夜中のことなんだが、
夜更かししてネットしてたら、外から子供の声が聞こえた。
隣のアパートの駐車場のあたりで小学生2、3人が何か探してるような感じ。
「おいで!」とか言っているように聞こえたから、
その時はなぜか、近所の子供が逃げた犬でも探してるのかな、と思って
あんまり気にしなかったんだ。すぐ聞こえなくなったし。
で、後からよくよく考えてみると、
声が聞こえた時間は夜中の1時過ぎとかで、少し雨が降ってた。
そんな時に子供が外に居るだろうか?ってことに気づいて
猫の声ではなかったと思う。(こっちはよく聞くので)
no.857 記入なし (10/04/26 00:10)
以前、久しぶりに会った友達と喫茶店で話してたときのこと。
彼女は旅先の旅館で心霊現象に遭遇したらしく
怖い話好きの私はwktkで聞こうとしていた。
友達が話し始めた途端、急に目の前の視界(その子を含めた)が
ザーッと遠ざかっていくようなヘンな感覚に襲われた。冷や汗も出て来た。
あ、やばいと思い「ごめん、もうその話はいいや」と友達に言ったら
不審がられると思いきや「ウチのお姉ちゃんと同じ反応だ」と。
彼女の姉は霊感があるそうで、友達がその話をしようとしたら
「あ、もうわかったからいい」と言われたんだそうだ。
あの時、霊が近くに寄ってきてたのかな。
結局どんな話か聞けないままで彼女は遠い異国に嫁いでしまった…
no.858 記入なし (10/04/26 12:16)
小学生の頃、背の高い草むらをつっ走って行き、親に
「危ないから走るんじゃ無い!」と怒られた。
丁度、草も無くなって視界が広がったんで立ち止まり
前方を見ると、5mくらい先は細くなった絶壁だった。
崖の高さは20mほどで その下では台風の影響で
海は荒れ、不気味に濁った黒い波が崖に当たり10m
ほどの高さまで飛び散っていた。
あの時あのまま走って落っこちていたらと思うと。。。
no.859 記入なし (10/04/26 21:33)
幼稚園時代の話です。
地域別に送迎バスが来るので、帰りは「○○組、並んで〜」って感じで
二列に並んでバスが来るのを待ってました。
ある日、バスが来るまで地面に木の枝で女の子の絵を書いて遊んでました。
当時仲の良かった友達と一緒に書いていたのですが
気が付いたら、自分ひとりぼっちになってました。
びっくりして泣いていたら、幼稚園の外をチャリで通りがかった
近所の和菓子屋のオバちゃんが「どうしたのよ!乗りナ!」
と荷台に乗せて送ってくれました。
お絵かきに夢中になってたとしても、バスが来たら友達や先生が乗せるはず…。
列に並んだまま絵を書いていたのですから。
1時間くらいボコンと時間が抜けた感じで、不思議だったのを覚えてます。
no.860 記入なし (10/04/26 21:46)
学生時代の夏休みの話です。
バイト先の彼氏が十二指腸潰瘍でしばらく休む事になりました。
当時、継母と折り合いが悪かった彼は、バイト先の友達と二人暮らしを始めたばかりだったので、遅番の私は、朝食を持って行く事にしました。
アパートに着いてドアをノックしたけど、返事がありません。
ドアノブを回してみたら、鍵が開いていたので中へ入りました。
間取りは玄関入ってすぐが台所、玄関左にバス・トイレ、二人の部屋は台所奥の和室2部屋でした。
彼は奥の和室だったので、同居人氏の部屋を通って奥へ行かなければなりません。
同居人氏の部屋へ入ると、襖は開かれたままで彼の部屋は布団が畳んであり、布団の上に緑のパジャマが脱ぎ捨ててありました。
「留守なのに鍵開けたままで、物騒だな」と思いながら、彼の部屋へ入りました。
「鍵開けたままで、病院へ行ったのかな?」と思って部屋をぐるっと見ていたら、テレビの上のカゴに薬袋が有りました。
日付は今日だったので、病院へは行ってきたようでした。
私は薬袋をカゴへ投げるような感じで戻しました。
その時、なんだか喉が渇いて水が飲みたくなりました。
台所に行って水を汲んで飲もうとしたその時に…
後ろから肩をポンと叩かれ、驚いて振り返ったら彼氏がそこにいたんです。
「何やってるの?」
「自分こそ何所にいたの?」
「ずっと部屋にいたよ。ノックもしないでいきなり部屋に入ってくるからびっくりした」
彼が言うには、病院から帰ってきてパジャマをまた着て、布団に腰掛けていたと言うのです。
そこへ無言の私がいきなり入ってきたから、驚いて声を掛ける事もできずに見ていたそうです。
そして、私が部屋を見回している仕草や薬袋を投げた所などを再現してくれました。
私が部屋に入った時は、ノックもしたし、本当に人の気配が無かったんですよね。
その後、訳が解らないまま出勤したんだけど、バイト仲間は誰も信じてくれませんでした。
no.861 記入なし (10/04/26 21:52)
不可解という事なのでここにします。
その知人は実はそれほど親しくなくて、年に数回会う程度の関係でした。
ですが、その知人がうつ病になって、私にもうつ病経験がある事をしった知人は、
度々私の所に訪ねてくるようになりました。
それから、うつ病の相談を兼ねてだんだんと親しくなり、プライベートな話も増えてきました。
その人は一人暮らしで、会話をする相手に困っていました。
うつ病は孤独感が原因だったのでしょう。
私と会話をする時は楽しそうでしたし、うつ病も徐々に治ってきました。
ある日、友人(元知人)から奇妙な相談を受けたのです。
その内容は、「毎日深夜になると知らないお婆さんが私の部屋に勝手に上がってきてタンスを漁る」
というものでした。
その後は何もせず帰っていくようで、いくら喋りかけても無言だそうです。
最初それを聞いた時、それって夢じゃないの?と思いました。
事実だったら大変ですし。
それでも本人は本当に困った様子で話すので、警察に相談したら?と言いました。
「警察には相談したんだけど、相手にしてもらえなかった」
との事。
私はそれを妄想だと断定しました。
うつ病の次は統合失調症・・・?
「じゃあ、ビデオカメラで撮影しなよ。それを警察に提出すればなんとかしてくれるでしょう」
と言って、その友人に妄想である事をわからせようとしたのです。
3日ほどたって、友人がビデオカメラを持って私の家にやってきました。
「ちゃんと撮れた?」と聞くと、「それがおかしいんだよ、お婆さんの姿が映ってなかった・・・」
と案の定の返事が帰ってきました。
私が、それは妄想だからと説明しました。
でもその友人は、絶対に違う!と言って怒ったのです。
とりあえず精神病院に行く事を進めて、その日は帰らせました。
それが、私が見た友人の最後の姿でした。
1週間後ぐらいでしょうか、友人は亡くなったのです。
急性心不全で、自宅の居間で倒れていたらしいです。
あまりに突然の死に私は驚きました。
同時にすごいショックを受けました。
そして、その後に後気味の悪い事を知ってしまったのです・・・
友人の死とそれが関係あるとは思いたくないですが、そうだとしたらとてもやり切れません。
これが私の人生で一番不可解な出来事です・・・
no.862 記入なし (10/04/29 23:59)
誰もいないはずの部屋を人が横切ったり、真っ白い煙が天井付近を通過したり。脳の故障かな??
夢は私も子供の頃からなんだけど、最近はきっちりつながってて、朝目覚めたてから寝るまでが向こうでは眠ってる時間みたいに処理されて昨日の続きから始まる。
そして現実と少しだけリンクしてて怖い。(空き店舗に服屋が出来て見に行った夢を見た後、ほんとにその店がオープンするとか)
no.863 記入なし (10/05/05 13:59)
旅行で新潟に行った夜とあるラブホに泊まった日のことです。寝ていると急にフロントから電話がかかってきました。
彼氏が出ると私たちに呼ばれたと言ってフロントに来た人がいるらしい。
もちろん新潟に知り合いも友達もいないし泊まってる事は私たち以外知らない。
それなのに私たちに呼ばれたと言って人が来てるらしい。
すごく気味が悪くて、とりあえずフロントの人に名前を尋ねてもらうと名前を言ってくれない。そんな人は知りませんので通さないで下さいと言って電話を切りました。
その後は部屋中の鍵をチェックして二人で気持ち悪いねーなんて話して寝ました。
本当に誰だか分からなくて今でも気持ち悪いです。
no.864 記入なし (10/05/05 14:10)
昔…そう今から10年ほど前だったか…父親の法事に向かうため妻と中山道沿いの古いラブホにやむなく泊まったことがあったのですが、その部屋に入った時から、重苦しい雰囲気と誰かに見られているような感覚があり
「この部屋暗いね・・」と
どちらともなく声に出していました。
そのラブホは各部屋の前に駐車スペースがあるタイプで、駐車スペースは露天。10ほどの部屋が、まるで長屋のように横一列に並んでいる建物で、私たちの車の他には2部屋はさんだ右側に軽トラックが停まっているだけ。
部屋ではテレビを見るにも落ち着かず、ガラス越しに見える浴室にも入る気がしないほど。
それまで数えきれないほどのラブホに泊まったというのに、こんな事は初めての経験です。
何となく見られている視線の方向が定まったのですが、そこが羽目殺しの窓がある辺りだったので、思い切って羽目殺しの板を外して窓を開けてみることに。
その窓の外を見て、私は一瞬固まりました。
何と、開けた窓のすぐ目の前に大きな墓石が立っていたのです!
慌てて窓を閉めたのはもちろん、2人して風呂にも入らず、灯りとテレビを点けっ放しにして頭まで布団をかぶり即寝しました。
深夜 ミシッミシッ と家鳴りのような音が聞こえましたが、さすがに起きて確かめる気にもなれず、震えながら布団をかぶって朝を迎える羽目に。
結局ほとんど眠れず、朝も早々に立ち去りました。
no.865 記入なし (10/05/05 14:18)
3年前の9月、祖母が亡くなった。
祖母は一人暮らしをしていたので、葬儀も祖母の家の近くで執り行った。
葬儀の後も遺品の整理やら何やらで、母と一緒に祖母の家に泊まりこんでいたのだが、
葬儀から2〜3日後、着替えを取りに一旦実家へ帰ることになった。
母を祖母の家に残して自分ひとりで夜11時頃に車を走らせていた。
とある信号の無いT字路で一旦停止したときにイキナリ、
「オイ!」
と、『誰か』に大声で怒鳴りつけられた。
驚きのあまり固まってしまったが、気を静めて辺りをうかがってみても誰もいない。
交差点の周りには建物などの隠れる場所は無い、田んぼだらけの場所。
ただ、街路灯だけが点々とあるだけ。
確かに耳元(それも右側)のすぐ近くで、大人の男の声だった。
あれはなんだったんだろう...。
no.866 記入なし (10/05/05 22:51)
数年前に、東京の某グランドホテルで客室係のバイトをしたときの話です。
ある日の早朝4時くらいに、姿見(全身を映す鏡)を持ってきてくださいとの電話が入りました。
こんな時間になんでだろうと思いつつ、倉庫から鏡を出し、その部屋に運びました。
部屋では、その日ホテルで結婚式を挙げるお嫁さんとお母さんがお待ちでした。
とても感じのいいお二人でした。
ちょっと衣装のチェックをしたかったからと聞き、合点がいきました。
お嫁さんはとても幸せそうで、それがひしひしと伝わってきました。
お嫁さんとお母さんのお二人だけのようでした。
姿見を部屋の壁際まで運び、少々のチップをいただいて部屋を出ました。
部屋を出てから、3部屋ほど進んだところで、突然、男の声で、
「ありがとうございます」
と感謝の声をはっきり感じました。
人の気配を感じるのに姿がまったく見えません。
天井を見上げましたが、通気口などありません。
テレビの音かなと耳を済ませましたが、なんせ朝の4時くらいですし、
廊下は鈴虫の音のような暖房の音しか聞こえません。
自分が立っている場所の部屋番号を確認しました。
仮にその部屋番号を203号室としておきましょう。
no.867 記入なし (10/05/07 00:03)
少し気味は悪かったんですが、別に怖いという感情はありませんでした。
事務室に戻るエレベーターに乗っているときに、ふと思いつきました。
「さっきのお嫁さんのお父さん」
お嫁さんとお母さんの二人だっただけで、勝手にお父さんが亡くなっている思い込みをしたのは失礼ですが、
別に謎解きをしようとしてるわけではないのに、自然とひらめきのようにそう思ったのです。
お嫁さんのお父さんが声の正体を明かしたように感じました。
なぜか、少しいい気分になったのを覚えてます。
事務室に帰って、上司に一連の話をしました。
まじめに話を聞いていた上司は、ひとこと断言しました。
「それ、お父さんの声じゃないね」
「どうしてですか?」
「声聞いた203号室、切腹自殺があったんだよ、それ以上いえないけど」
お嫁さんのお父さんではないとするんなら、
誰なのか、なぜに感謝の言葉だったのか、いまだにわかりません。
no.868 記入なし (10/05/07 00:03)
「欽どこ」に出た男性アイドル。
彼はジョギングを日課にしていたそうでそのコースに
教会と寺と神社が隣接してるような彼いわく変な地域があったと。
で、夜遅くにそこを通りかかったらそこの木の上から
こちらを見ている男がいたと。
「こんな夜ふけに木のぼりしてるとは変な人だなぁ」と思いつつも
男はほほえんで彼を見ていたとかで
彼も不審がりながらも挨拶したと。
で、後にどうもその男はクイズ番組の司会で自殺したタレントに
そっくりだったと・・・
ひょっとしたらというか多分その近所に自殺した司会が住んでたって
おちだったのではなかろうか
no.869 記入なし (10/05/09 12:16)
今はもう消えちゃったかドサ専門になってるか知れない演歌歌手(男)が、
20年以上前に「あなたの知らない世界」で話してたヤツですが。
「地方の営業で旅館に泊まって、一人で風呂入ってたときフッと上を見たら、
高い位置にある窓から風呂場を覗きこんでる婆さんと目が合った。
「『熱くないですか?』と聞いてきたから、ああコレは旅館の従業員なんだなと
思って『いい湯加減です』とか答えて、その晩は部屋に戻った。
「翌日、旅館をチェックアウトしてバスに乗り、しばらく進んだところで後ろを
振りかえったら、昨日入った風呂場の窓(婆さんが覗いてたヤツ)が見えた。
「窓の下は切り立った崖になっていて、人ひとり立てるスペースは全く無かった」
話が単純明快なだけにインパクト強くて、未だに忘れられない。
no.870 記入なし (10/05/09 12:17)
加山雄三が子供の頃、父親の友達(誰か忘れたけど芸能人)が夜中に真っ青な顔で家に逃げてきたのでワケを聞くと
その人も湘南に住んでて自転車で雄三の家に向かってたらしい。真っ暗な林道で月明かりに照らされて女の人が立ってるのが見えた
通り過ぎようとした時に女の顔をなにげなく見たら、口が耳まで裂けてた。驚いて自転車ひっくり返して走って来たと言う
雄三は父と二人で現場に行ったがチャリがひっくりかえってるだけで女はいなかったんだって
no.871 記入なし (10/05/09 12:21)
鞍馬で撮った写真に霊が写ってて家族でガクブルしたことがあるよ。
何枚か撮ったうちの一枚だけだったけど。(不思議なことに家族の誰も
写ってない山道の写真。誰が撮った?ってことも分からずじまい)
その写真はお祓いしてもらった。
以来、山・寺・神社などでは撮影厳禁!がうちの家訓。
no.872 記入なし (10/05/12 01:41)
今日体験したことを聞いてください。
午後3時頃、私はとある老人関連施設にいました。
椅子に座り職員の話を聞いていると私の右後方から
誰かがすっと近づきました。
そして右耳に顔を近づけそっとささやきました。
「※T△F〒2・・・」
女性の声でしたが何と言ったのかは聞き取れませんでした。
「あ、うん」
と私が振り返りもせず生返事するのと同時くらいに声の主は
そのまま右後方へ去って行きました。
私は妻だと思い生返事をしたのですが妻の声とは少し違いました。
さらに去って行く気配が2〜3歩で突然消えたのが気になり
ふっと後ろを振り返りましたが誰もいません。
キョロキョロ辺りを見廻しましたが近くにはそれらしき女性
どころか男さえもいません。
話の途中だったのでとりあえず私は何事もなかったかのように
振舞いました。
帰りの車の中で妻に何か言いに来なかったか聞きましたが
答えはNO
実は声の主は妻よりもう少し若めの女性のような気が
していました。
他にもお茶を運んできた職員、介護している職員
利用者など考えられましたがどれも妻より年上。
あれはいったい誰だったんでしょうか・・・?
そして何と言ってたんでしょうか・・・?
no.873 佐藤夫人 (10/05/14 01:31)
2年程前だと思うけど、プライベートで色々あって、ものすごく疲れたりして軽い鬱状態
のようになっていたことがあった。もっとも独身、独り暮らしなので生活のため仕事は淡
々とこなしてはいたのだけど、家に帰って独りになるとなんのやる気もおきなくって、た
だソファに寝転がってるだけ。トイレと食事の時にしか立たない様な状態。自分でもどう
にかしたいと思ってたけどどうもそうもいかなく、そういう日が続いた。寝ても見る嫌な
夢を見るばかりで、汗びっしょりで夜中に叫び声と一緒に起きたりしてた。
そんな時、ふと気づいたことがあったんだけど、道ばたで歩いてる時に目をつむっても目
の前が見えるようになってた。目をあけている状態とちがって、モノクロな感じ。残像と
かではなくって、ちゃんと視界の動きや変化もわかる。なので目と閉じながら歩いても前
から来る人もわかったし、道がどうなってるかわかったので、10分くらい試してみたこと
もあった。日中にやるとさすがに変なので、あまり人目につかない夜などに。この時は全
然変だと思わなくって、そういうものなんだなって自然と思えた。夜にベッドで目をつむ
っても目の前見えたり、机にすわっても同じだった。
それからしばらくたってそれがいつのまにかできないことに気づいたんだよね。あれはな
んだったんだろうか。今となってはそれが変だってことにもさすがにわかってるんだけど
当時はそれが普通だったんだよね。
no.874 記入なし (10/05/17 01:33)
四国のある山道なんだが、昔から、明治以前から夜中に若い女が立っている
道がある。昔は駕籠だったり、馬だったり、車が走るようになってからはタクシー
だったり自家用車だったりなんだけど、その女を乗せ暫く行くと消えてしまう。
ほんの短い距離なんだけど、昔から転落事故が多くて、その谷を歩くと「これは
**十年前の車」とか残骸がそのままになってる。ちなみに、その谷は天然の
わさびが取れるんだ。
ま、それだけの話だけど田舎生活って怪談話と共生してるんだよね。
no.875 記入なし (10/05/19 00:38)
おそらく地球人ではない人と、自転車で高速で空を飛んだことがあります。
とは言っても、これだけだとただの電波なので詳しく書こうと思います。
小学4年生のとき、近所の公園で友達と遊んでいたら、アメリカの青春映画に出てくるようないかにも好青年という感じのお兄さんが、
自転車を押してニコニコ笑いながらこちらに向かってきた。外国人が物珍しかった私たちは彼を取り囲んで色々と質問責めにした。
彼も日本人並みに日本語が上手くフレンドリーだったのですぐに私たちの人気者となった。これが彼との出会い。
彼の存在はだんだんと有名になり、近所のおばさんたちの噂では彼は日本に来た留学生とのことだった。
そして2年後、私が小学6年生のとき、同じ公園で一人でアイスキャンディを食べていたら、またあのお兄さんが、自転車を押しながらこちらに向かってきた。
わたしが食べているアイスキャンディを物欲しそうな目で見ていたので「食べかけでよければどうぞ」と半分あげたら、
流暢な日本語で「ありがとう!君は優しいね!」と言われた。
これが彼と一対一でした最初の会話。
no.876 記入なし (10/05/19 00:45)
さらに時は流れて中学3年生の夏休み。小6以来彼を見かけていなかったので彼のことはすっかり忘れていた。
当時、私は高校受験のために地元の塾の夏期講習に通い、ある日のお昼休みにまたあの公園でアイスキャンディを食べていた。
すると、ほとんど食べ終えようとしていた頃に彼が今度は自転車に乗って颯爽と現れた。
「え、まだ日本にいたの?」
と、あっけにとられて目を点にして彼を見ていたら
「今僕の姿は君にしか見えていないから、僕のことが見えないふりをしたほうがいいよ」
と耳打ちされた。
彼が自転車の後ろに乗りなよと小声で呟いたので、わたしは二人乗りをしてみた。
その瞬間、自転車がふわりと宙に浮いて、彼がペダルを漕ぎ出すとどんどん前に進んで行った。かなりのスピードだった。
どんどん高度は上がっていき、地元の駅が蟻のように小さく見えるほどだった。
彼は、時おり、今は大宮上空だとか、あれが××の生き残りの村だ、とか説明してくれたが、空気の音で殆ど聞こえなかった。
no.877 記入なし (10/05/19 00:45)
しばらく飛行を続けていたら、さすがに怖くなって
「そろそろ下ろして欲しいんだけど」
と言ったら彼はうろたえて、捲くし立て始めた。
「そんな困るよ、君のことを僕の家族にも話したんだよ」
「これは運命だ!と僕の師匠が断言した!僕の両親も楽しみにしてる」
「じゃあどこまで行くつもり?」
とわたしが訊いたら
「あと5時間くらいだよ」
とにっこり笑ってた。
何回も懇願されていたから少し申し訳なくも思ったけれど
「悪いけど、わたしはまだ15歳だからあなたのお嫁さんにはなれないの。あなたの国では違うのかもしれないけど」
と意味不明な説明をしたら、彼は残念そうに頷いて、しぶしぶ地上に下ろしてもらえた。
「×××(多分わたしの名前を言ったつもりだったんだと思う)大丈夫と思う!」
そう言って彼はまた自転車で上空に昇っていった。
これが彼を見た最後。何が大丈夫だったのか分からないw
降ろされたところは見たこともない深い森の近く。
腕時計を見たら地元の公園を出発してからまだ20分も経過していなかった。
すぐ近くの駐在所(交番?)に駆け込んで「迷子になりました」と警官に伝えたら、母親に連絡してくれた。住所を尋ねられて正直に答えたら驚かれた。
no.878 記入なし (10/05/19 00:45)
当時私が住んでいたのが埼玉の熊谷ということろ。
駐在所があったのは、東京から八王子を超えた山梨県との都県境の藤野という町。
どうやってここまで来たのかと問い詰められたけど、今起きた出来事を話しても信用されるはずがないと思ったので
「実家からひたすら自転車を漕いでいたらいつの間にかここでした(泣)自転車は途中で壊れました(泣)」
と嘘をついた。
当然信用されずに「誘拐?」などと疑われたが頑なに否定して、
結局、熊谷から無賃乗車したが、あまりにも遠くに来すぎて怖くなって、下車したのが藤野だった
ということになった。
このことを母親に話したら「塾をサボるための作り話でしょ」と言われ
そのほかの人にも大抵は「夢を見てたんでしょ(笑)」で片付けられた。
no.879 記入なし (10/05/19 00:46)
でも、例えあの飛行が夢だったとしても
・熊谷から藤野までどんなに上手く電車を乗り継げても2時間以上かかるのに、20分ちょいで到着したこと
・授業が終わってアイスキャンディを買いにいくところを先生と何人かの友達が見ていること(授業が終わったのは交番に到着する30分くらい前)
・警察官が私を駐在所で保護した時間を記録していたが、記録された時間は出発から約20分後だったこと
・↑つまり出発時間と到着時間の証拠あり
・そして、多分、私の頭はまだ正常であることw
を考えると、これは未だにうまく説明できない不可解な体験です。
あれから10年以上経って、ちゃんと(?)人間の世界の人と結婚しました。
運動不足解消だと言って自転車通勤を始めたダンナを見て、ふとこんなことを思い出しました。
長文かつ乱文、失礼しました。。。
no.880 記入なし (10/05/19 00:46)
友達の中学教師。新任できた田舎の中学の周辺、これというアパートが
ないので、校長先生の持ち家を貸してもらうことになった。
小さな一戸建てなんすけど、昼間でも薄暗い。
窓の外が切り通しの崖になってて、日影なんだね。
最初は、友人も窓をあけてたんだけど、だれかにみられている気がして、
カーテンを閉めきりにするようになった。
夜寝ると、窓に顔がびっしり並んでる夢ばかりみて、おかしいと思いだしたら、
両親が様子をみにきた。
「昼からカーテンしめちゃダメでしょ」とパーッとカーテンをあけ、
外が草ぼうぼうだから、ちょっとむしってくるといって、軍手はめて
でかけていったものの、十分もたたないうちに青い顔で戻ってきて、
引っ越しをすすめる。
造成される前、どうも墓山があったらしく、墓石の類がまだ草の中に、
ゴロゴロしてたんだってね。
あわてて引っ越したそうだ。
今彼女、町中のお寺さんの横にあるマンションにすんでる。
日当たりはいいし、見通しはきくしで、快適だそうだ。幽霊の気配もゼロ。
墓場だからとでるとは限らないのだね。
no.881 記入なし (10/05/19 00:51)
小学生の頃、夜ふと目覚め、隣(1メートル位先)に
寝ている母親の頭部のあたりにぼんやりと視線を向けた。
真っ暗闇の中に慣れない視界のせいであろう、
次の瞬間、母の頭部が向こう側を向いているのかそれとも
こっちを向いているのか、わからない事に気づいた。
異様な緊張を覚えつつ、その真実を確かめたい衝動にかられた
私は母の頭部の在るであろう暗闇の1部をじっと凝視した。
だんだんと、暗闇に目が慣れてきた・・・・
と、次の瞬間だった。
向こうを向いていた母の白い顔が、物凄い勢いで、ギュルン!!と
こっちを向いたのだ。
!!!!!!・・・・恐怖を感じ、慌てて布団を被り、そして
そのまま真実を確認することなく朝を迎えた。
幻覚だろうが、恐ろしかった。
ちなみに今現在視力の悪い私は、たまに裸眼で夜道を歩く
ことなどがあると、同じ原理で、ややはるか前方に確認できる
人物がこっちにむかって歩いてくるのか向こうにむかって
歩いているのかわからない!という状態になる。
それも妙に恐い。
no.882 記入なし (10/05/19 01:05)
先日、祖母の葬式のために生まれ故郷を訪れた。
そこは山と畑しかないような、いわゆる寂れた山村だ。
私が小学生の時に両親と市内に引っ越したために脚が遠のき、
さらに大学に通うのに東京に出たため、そこを訪れるのは
実に10年振りだった。
葬式が終わり、一人で子供の頃と少し様子の変わった村の中を
散歩していると、ある家から鋭い鳥の鳴き声が聞こえた。
何かが引き千切られるような、苦しそうな泣き声。
不穏なものを感じた私は生垣を掻き分けてその庭を覗くと、
10歳くらいの小さな女の子がこちらに背中を向けてうずくまって
いるのが見えた。そしてもう一度鳥の鳴き声。
今度は長く響いて、そして弱々しく消えていった。
思わず身を乗り出した私の重みで生垣が音を立てた。
私に気付いて女の子が突然こちらに振り返った。
前髪を綺麗に切り揃えた真っ白な女の子。
その子の右手には、もう動かなくなった小さな鳥の姿が..。
そう。すずめを握り潰していたのだ。
私と目が合うと、その子はすずめをこちらに差し出しながら
歩み寄って来た。口元に笑みを浮かべて。
その異常な光景に恐怖した私は、声を上げて無我夢中で
その場から逃げ出した。
no.883 記入なし (10/05/19 01:09)
後から近所の人にその家のことを聞いてみると、その家は
一年程前にその村に引っ越して来た「東京の大学の先生」の
ものだそうだ。村の人とはほとんど交流がないようで、
特に娘のこととなると余り多くを語ってはくれなかった。
しかし私の幼馴染が、その家には精神を病んだ娘がいて
隠れるように田舎に住んでいることを教えてくれた。
「人形のような綺麗な顔立ちの子なのにな。可哀想に。」
そう言って目を伏せていた。
両親の車で村を出るとき、その家の前を通った。
その家の周りだけ重苦しい暗い影に覆われているように感じ、
ふと目をやるとそこには生垣を掻き分けて私を見つめる
おかっぱ頭の白い女の子の姿があった。
あの時と同じように口元に笑みを浮かべて。
あまりの恐怖で声も出なかった。
息も出来なかった。
ただもう全身がブルブルと震え、涙が止まらなかった。
両親が気付いて慌てて車を止めようとしたが、私はとにかく
ここから早く離れてくれとだけ伝えるのが精一杯だった。
東京に戻った今も、時折夢の中にあの白い女の子が現れる。
もうすぐ祖母の四十九日の法要があるが、私はもう二度と
あの村を訪れることは出来ないだろう。
no.884 記入なし (10/05/19 01:09)
こどもの授業参観のあと、皇室で父兄と先生の懇談会があった。
顔が歪んでみえるお母さんがいた。
私は自分の目がどうかしたかとこすったり、パチパチしたり
あまり見ないようにしていた。それぞれ自己紹介をする
のだけど、やはり歪んでみえるしなんだか「私は世界いち不幸」
とか「悲しい」とかを感じてしまう。こちらは娘、その人は
男子の父兄で高校だから子ども同士の接点もほとんどないので
名前すら覚えていなかったが、、数ヶ月後お子さんが事故で亡くなって
しまった。合掌。告別式に出て「あ、あの時のお母さんだ」
と膝がガクガク震えた。あとにも先にもひとの顔があんな風に
みえたのはこの時だけだったが、まじで目がおかしくなった目医者いこう
と思うくらい顔が歪んで見えた。今は老眼で霞んでいるが。
オーラとか見ようと思ってもみえなかったり、メンタル面がクリア
というかリラクッスしている時に見えたりする。
直感が働いているのかな。
no.885 記入なし (10/05/19 20:52)
5年前のことなんですが、未だに訳が分からなくて未だに僕のトラウマになっている出来事です。
6年前、mixiでとある女性と仲良くなりました。仮にA子(25歳)とします。
メッセージをやりとりし、何度か会うにつれ僕は彼女を好きになり付き合うことになったんです。
東京(僕)大阪(彼女)で遠距離恋愛な上、美容師のため連休がない僕に変わって彼女が毎週末東京へ来てくれました。
小さくて可愛くておっぱいが大きくて料理が上手で性格がよくて上品で非の打ち所がない。
信じられないくらい僕の理想どおりで、僕は彼女に夢中でした。
今思えばそれは不自然なくらい完璧だったと思います。
付き合って1年近くたったころ、僕は結婚を意識し始めお互いの両親に会うことにしました。
うちの両親は彼女を気に入ってくれました。
でも彼女はいいところお嬢様なので、貧乏美容師の僕との結婚を反対されるのでは…と覚悟してたんですが、
ご両親ともお金持ちの嫌な感じが全然なくとても親切で、結婚もとても喜んでくれました。
途中、部活から帰ってきた年の離れた弟くんは無口でそっけなかったけど、興味のない僕でも知ってるくらいの超有名高校の野球部在籍だけあってとても礼儀正しかったです。
ドラマに出てくるような幸せ家族で、こんな仲のいい両親に育てられたからこんないい子が育ったんだな、とますます彼女が大好きになりました。
それからも毎週末僕の家にやってくる生活は変わらず、仲良くすごしていたある日の日曜日。
早朝、彼女が朝食を作る匂いと音で目が覚めた。幸せだな〜とまどろんでいると寝室のドアが勢いよく開けられました。
ご飯できたのか、と思いキッチンに行くと彼女様子がなんか違う。
おはよう、と声かけても無視。
彼女はヤキモチ焼きなところがあるので、なにかいらぬ心配をして怒ることがよくあったので今日もそれかと思い、気にせず話しかけていたんですがやっぱり無視。
いつもなら「大好きだよ」というとすぐ機嫌が直るのにな、昨日何かしたかな…と考えてるとどこからともなく焦げ臭いにおいが。
どうやらフライパンをから煎りしている様子。
「火、つけっぱなしだよ!」と言うや否や彼女は
「思い知ったか!!!!!!!」と叫び熱々のフライパンで僕の頭をガンっと殴った。
no.886 記入なし (10/05/20 02:39)
突然のことに呆然。
そんな僕を尻目に彼女は荷物を持って出ていってしまった。
それから彼女と音信不通になりました。
普通に考えれば前日に何か怒らせるようなことをしたんだろう、と思うのですが、不可思議なことはここからなんです。
僕はどうしても彼女とちゃんと話したくて彼女の居場所を探しました。
携帯は解約されていたので、まず会社に電話をしました。
電話口の人に「そのような人は働いておりません」と言われる。
次に彼女のマンションへ→もぬけの殻。
彼女の実家へ→誰もいない。表札も外されてて住んでる形跡無し。
実家へお邪魔した時に彼女のお父さんが
「この家は私の曾祖父から使ってるものでね、大きいだけが取り柄のボロ屋敷だよ。でも愛着があって引っ越す気も建て替える気になれなくて」
と言っていたので、手放すなんてちょっと考えられない。もしかしたら事件に巻き込まれたとか?
と色々考えていたら、お父さんに名刺をもらったのを思い出した。
京都某区役所の職員ということだった。
すぐさま区役所に直行。
しかしそんな人は働いていないということ。
名刺も見せたんですが「これはうちの名刺じゃないですね、偽物です」とまで言われる始末。
no.887 記入なし (10/05/20 02:40)
もう何が何だかわからない。
彼女は何者だ?彼女の家族は何者だ?
残るは強豪校で一年生ながら野球部レギュラーを務めているという弟くんだ。
ツテなんかないけどそのとりあえずその学校へ行った。
行って愕然。
弟くんと初めて会った時、弟くんは部活帰りで制服だったんだけど、その時の制服と今目の前にある学校の制服とが全然違う。
学校名を間違えたということはない。
弟くんのスポーツバッグには○○高校野球部と書いていたし、試合中の写真を見せてもらったときもユニフォームに○○高校とかいてあった。
もうわけがわかりません。
彼女は僕をだましてた?なんのために?家族ぐるみで?そもそもあれは本当の家族だったのか?
突然現れた理想通りの彼女もとても不自然に思えてくるし、ドラマみたいな絵に描いたような幸せ家族も不自然に思えてきた。
最後の彼女の言葉「思い知ったか」も意味がわかりません。
彼女や彼女の家族と過ごした時間を思い出すと鳥肌が立ちます。
何か得体のしれないものと一緒に居てたようで。
彼女ははじめから居なくて僕の妄想だったのでは…とも思ったんですが、両親が「A子ちゃんとの結婚いつなの?」って聞いてきたり、
うちのお店のスタッフに「最近美人の彼女さんカットしに来ないですね」と言われるたびに、妄想の方がよかったと思います。
この一連の出来事に説明がつけば、自分がメンヘラだったというオチでもなんでもいいんです。
ああ、これはこういうことだよ、誰かが納得のいく説明をしてくれるまで僕はずっとモヤモヤしたままです。
no.888 記入なし (10/05/20 02:40)
復讐、というのも考えました。全く心当たりはないですけど…。
でもそのためにエキストラ(?)を用意しますかね。
そこまで復讐心を抱いてるならフライパンで殴って終わり、なんてそんなあっさりできますかね。
結婚式でドタキャンとか、もっともっと堪えることをしてきそうな気が…
まあ全て憶測ですが。
mixiはすぐに退会したようでした。
彼女のマイミクに会社の人もたくさんいて「繋がり:株式会社○○ 彼女はとても美人で云々」みたいな紹介文もいっぱいあったんですよ。上司からのも同僚からのも。
それも嘘だったと思うと鳥肌が立ちます。
あ、彼女の大学の同級生という2人と僕もマイミクだったんですが、彼女が退会したと同時期くらいにそちらも退会していました。
彼女の複アカか?とも思ったけど、どちらともマイミク数が200人近くいたし、日記もこまめに書いてたし、1人は中国在住でよく中国の町並みをうpしてたので、
手間暇を考えたら複アカというのは考えにくいです。
一時期でも美人の彼女ができてよかったな、とおっしゃいますがそれ以上に不気味で怖いです。
no.889 記入なし (10/05/20 02:41)
実家周辺の聞き込みはしました。
「こちらに住んでいた○○さんという方はどちらへ行かれたかご存じないですか?」ということを5、6件のお宅に聞いて回ったんですが、怪しかったからか誰も答えてくれませんでした。
優しいお言葉ありがとうございます。
投稿するにあたって色々思い返してたんですが、先の投稿で「弟の試合中の写真を見た」と書きましたが
その写真の他にチームメイト数十人も一緒に写ってるのも見ました。
彼女が失踪したあと、ネットでその野球部の記事を読んでたんですが、僕が見た写真とユニフォームが全然違うんですよね。
弟だけでなく丸坊主の少年達数十人も巻き込んでたと思うと、本当になんのためにそこまでするんだと不思議でしょうがないです。
no.890 記入なし (10/05/20 02:41)
今から10年位前、県外の知り合いのおじさんの家に泊まりに行ったときの話しです。
家は一戸建ての平屋、そこにおじさんは一人で住んでいました。
泊まりに行った時、おじさんは仕事に出ていて、僕は家で一人で待つ事になりました。
僕は眠気に襲われ、仏間の隣りの部屋でウトウトしていると、夢を見ました。
妙にリアルな夢で、その夢の中でも僕は同じ部屋で寝ており、
僕の枕もとで見知らぬおばさんが正座で座っているのです。
そしてしばらくすると僕の顔を覗き込み言うのです「あ〜、良く眠っているね〜」
直後に僕の上に倒れこんできて、金縛り・・・・。
その後しばらくして金縛りが解け、僕は夢を見たものと思い込み、
もう一度眠りたいと思いました。しかし少し怖いので近くにあったラジカセに
持ってきたカセットテープを入れ、音を小さい音で流し、寝転がりました
しかし眠るか眠らないかの時に、ラジカセが開きカセットテ−プが
”ガチャガチャガチャ”と鳴るのです。
驚いて起きた僕はもう眠る事ができず、じっとおじさんの帰りを待ちました。
夕方おじさんが帰って来てからこの話しをすると、
神妙な顔で「それは僕の母親かも知れない」と言いました。
何故かと聞くと、「僕の両親は二人とも自殺なんだよ」
この話しは実話です。
no.891 記入なし (10/05/22 10:24)
全然怖くないんだけど、この前久々に実家に帰ろうと地元駅からタクシーに乗って家の近くまでお願いした。
運転手のおじさんは面白い人で、話に夢中になっていたら道を間違えて私の実家を通りすぎ、やや離れたところにある墓地まで来てようやく気づいて止めてもらった。
運転手さんは謝り倒し、何故何十年も通っている道を間違えたのか不思議がっていた。
とりあえず駅〜実家までの料金を支払って降り、折角なので久々にお墓参りをして結局母に迎えに来てもらった。
家に着いてから母にその日が数年前に死んだひいばあさんの命日だということを聞いた。ばあちゃん、お墓参りに来て欲しかったのかな…
no.892 記入なし (10/05/23 14:42)
道を挟んだ隣に曰く付き物件の一戸建てがある
20年ほど前には普通の家族が住んでいたのだが、旦那さんが狂死し妻子は引越していった
何があったのかはわからんが、真夜中に旦那さんが絶叫して警察が出動したりして、まだ小学生だった俺は怖くて仕方なかった
その数ヵ月後に隣接した家の旦那さんも死亡。その隣も一年も経たない内に死亡・・
数年で5人亡くなり連鎖は終わった。死んだのは全員30〜40歳の働き盛りの一家の長。健康で持病も無かったそうだ
件の家には何度か越してきた家族もいたのだが、一月もしない内にみな逃げるように出て行ってしまった
理由は不明。知りたいとも思わない
俺は霊なんて見たこともないし信じる方でもないが、その家に面した窓には厚いカーテンを取り付けて開けないようにしている
no.893 記入なし (10/05/28 00:16)
ちょっと暗い話で申し訳ないです。
それに無駄に長くなってしまったので苦手な方はスルーしてください
7年前のちょうどこの時期、私は高校3年生で、死のうと思い学校をサボって実家からは少し離れたみずうみに向かいました。
こちらではいわゆる自殺の名所と言われている湖です。
そこは観光地でしたが平日だったのとまだ朝だったということもあり、全く人気はなかったと思います。
荷物を湖畔の木のそばに置き、靴下を脱ぎ、制服一枚で入水しようと覚悟を決めたたずんでいると、背中に変な感覚が走りました。
何かと思い振り向くと、制服を着た高校生くらいの女の子が私に向かって水鉄砲を浴びせていました。
心臓が止まりそうなほどびっくりしつつも、何しているの?と声をかけると
その子はぴょんと後ろに飛び下がってどこかに走り去っていってしまいました。
電車も走っていないほどの田舎町です
近くに高校はありません
そんな時間に同い年くらいの子がみずうみをうろちょろしているだけでもかなり不自然なことでした
しかも持っていたのはおもちゃの水鉄砲です
よく小さい男の子が持って遊んでいるような
現にそこにいた私はまったくもって人のことは言えないのですが(笑)
まだあの子がどこかに隠れて見ているかもしれないと思い
(人が見ているところで死ぬのはよそうというのが当時の変なこだわりでした)
その日は決行するのを辞めにしみずうみの辺りでダラダラ過ごし
さも何事もなかったかのように帰宅しました
no.894 記入なし (10/06/20 12:24)
その数日後、早起きして身支度を済ませ、自転車で近くの団地に向かいました。
屋上か非常階段の一番高いところまで上ってそこから飛び降りてしまおうと思っていました。
結局屋上は封鎖されていて最上階の手すりから地上を覗き込んだのですが、
真下のコンクリートには子供がチョークで書いたような落書きがそのままになっていて
そこを血まみれにするかと思うと決意が揺らぎ始めてしまいました。
情けなくなり泣きそうになっていると、どこかからガタガタと音がしました。
団地の住人の方に見つかってしまっては大変だと思い辺りを見回しましたが誰もいません。
そして安心して正面を向いたときのことでした
向かいの棟の手刷りに誰かが両手で頬杖をついて腰かけています
よく見ると制服を着ている女の子でした
何故か私はあの朝みずうみで会ったあの子だと確信しました
私は大声で「そんなところにいると危ないよ!落ちたら死んじゃうよ!」と叫びました。
しかしその子は私の声が聞こえないかのような素振りで手すりに立ち、
そしてためらうことなく地面に向かって飛び降りました。
数秒後に大きな音が聞こえました。
私は悲鳴もあげられずに青ざめてすぐに階段を下り地上に向かいました。
多分こんな瞬間に立ち会ったらただでは済まないという保身があったのだと思います。
しかし不思議でした
彼女が落ちたであろう地点を見ても
死体はおろか物一つありませんでした
不気味だっのは彼女が落下したはずの地点から2メートルくらい離れた地点に
大量の白い卵が割れたまま放置されていたことです
恐ろしくなり、自転車を全速力でこいでその場から逃げました
結局その日も何もできませんでした
それからは父が病気にかかり私が頻繁に病院に通わなくてはならなくなったり、受験やらなにやらで、
なかなか決行できるチャンスがなく、いつの間にかそんな願望も薄れていきました。
no.895 記入なし (10/06/20 12:25)
高校を卒業し上京してすぐのことです
慣れない中央線に乗っていると不意に同い年くらいの子から声を掛けられました
多分同じ大学の同じ学科で講義で見覚えがあったから声をかけましたとのことでした。
お互いに軽く自己紹介をし、まあ大学生らしく、あの講義わけ分かんないよねーwとかサークルは何入ってるの?
などなど話し込みました。
ふと私がメアド交換しようと切り出すと次の駅にもうすぐ到着するとのアナウンスがありました
「ごめん!私この駅で降りなきゃだ!私のアドレス長いから今度の講義で交換しよ。」
とその子が笑顔で言い、私もわかったー^^じゃあねー^^などと暢気な返事をしました
そのとき一瞬、その子の声が別人の声に変わった気がしました
彼女は独り言のように呟き始めました
「なんかろくなことなかったなあ。でも良かったかな?うん、よかった^^」
(↑細かいセリフは覚えていないです。でもこんなニュアンスのことでした)
私は突然何ですか??という感じでしたがまだ暢気に、なんか大変だよねー^^じゃあまた来週ねー^^と手を振りました。
次の週、講義でその子を探したものの、見当たりませんでした。
結局、卒業するまでにその子と再会することは一度もありませんでした。
少人数の学科なので退学や休学などをしたらすぐに噂になるはずなのですが、そんなこともないようでした。
no.896 記入なし (10/06/20 12:28)
長くてごめんなさい
やっと現在の話になります
今私は2度目の妊娠中で、里帰り出産のため実家にいます
1度目の妊娠は、とても残念なことですが、流れてしまいました。
先日応接間でテレビを見ていると、突然母が私にボロボロの水鉄砲を差し出しました
「この間高校生くらいの子からこんなの預かったわよ。あんたに借りたまま返してないからって」
「あんたいい歳してこんなので遊んでたの?まったくっ」
7年前の湖での出来事が思い出されました
今までに経験した不思議な出来事がリンクするように思い
母の小言も聞こえないほどうろたえていました
団地で見た飛び降りと大量の割れた白い卵と一度経験した流産
電車で会った同級生の不可解なセリフ
そしてボロボロの水鉄砲
全ては偶然の積み重ねなのかもしれません。
あの朝たまたま地元の高校生が見知らぬ人を見てちょっかいを出して
団地で見たのも幻覚で本当に誰かが買い物帰りか何かに卵を落として割ってしまっていて
電車の中での出来事もただの他愛のない会話で
水鉄砲も記憶にないほど小さい頃に本当に貸したことがあった
ですが、私は何となくこれで一段落ついたような気もしています
わけわからない話で何レスも消費してごめんなさい!
似たような経験をされた方っていらっしゃらないでしょうか?
no.897 記入なし (10/06/20 12:31)
オフィスにひとり残って残業してる時、ふとトイレへ行って用を足したあと
洗面台の鏡に映った背後の個室用の扉の鍵が、いきなり「使用中」にスッと変わった(意味判るかしら)。
ギョッとしてオフィスに逃げ帰り鍵をかけると、外からガタガタガタッと開けようとする音。
防護&撃退用にアツアツのコーヒーを片手に恐る恐る鍵を開けると、そこには誰も居ない。
残業をあきらめて帰宅しようとし、エレベーターを呼ぶが1Fに止まったままなかなか来ない。
しびれを切らして非常階段で降りる事に。降り始めて少しした頃、上のフロアで
非常階段の扉がバン!と音を立てて閉まり、続いてバタバタバタッと階段を下る足音が。
あまりの恐怖に転げ落ちるようにして1Fの守衛室へ行き、「きょう、自分のほかに
誰かこのビルに残ってる人、誰か居ます?」と聞くと「いや、貴方で最後ですよ。」と。
no.898 記入なし (10/06/27 12:34)
うちの母は少し変わった経験をしてます。
ある日、母からメールが来ました。
『昨日、鐘の音が聞こえてきたんやけど。あんたに何かあったんかと思い、心配です』
母が言うには、昔から、寝てる時に「カンカン」って鐘を鳴らすような音が聞こえてくるそうです。
ただそれは毎日ではなく、何かの時に鳴るそうで…。
母がそのメール↑をくれた日、私は風邪をひいてました。熱も39度位で、一人で苦しんでいる時だったのです。
他にも、一人暮らしの妹が体調を崩した時も、母は鐘の音が聞こえたそうです。
そんな鐘の音の中で、1番酷く鳴った時があったらしいです。
母はいつも通り寝ていると、突然、除夜の鐘のような、すごい音が聞こえてきました。
あまりの音に頭が割れそうになり目が覚めました。
何か起こる!と母は思い、2階の私達を起こし、家族全員と外の犬も連れて、居間に集められました。
私達は眠くてウトウトしてましたが、母だけは不安げな顔をしてました。
そして次の瞬間。
激しく恐ろしい揺れが来ました。
阪神大震災だったのです。
あの時2階で寝てたら、私と妹は確実にガラスの本棚の下敷きになってました。
犬はブロック塀の下敷きになっていたかもしれませんでした。
母の不思議な能力です。
余談です
私が精神的に病んでしまっていた時期。
母には病んでいる事は伝えていませんでしたが、何故か知られてました。
母曰く、鐘の音は聞こえず、毎晩夢に幼い頃の私が出て来て、ひたすら泣いていたそうです。
それで何かあったと思ったそうな…。
no.899 記入なし (10/06/30 00:50)