今年、2009年、半導体業界は業界始まって以来の厳しい状況に
あります。2007年は供給過剰となったDRAMや
フラッシュメモリの価格が急落。続く08年は北京五輪特需の剥落と
金融危機で、デジタル家電向けが急減しました。
世界的な景気後退で電気製品、自動車などで使われる半導体の
需要が急減し、大手半導体会社は軒並み赤字で、人員削減の嵐です。
つまり、半導体産業は、とっくに「先進的な特殊な産業」ではなく、
「他の普通の産業と同じ」となってしまっていたと言えます。
半導体工場は、今は派遣社員が多数なんでしょうね。
この不況の中で、こっそり甘い汁を吸っていた派遣会社が
つぶれるのは自業自得ですが、そういう派遣社員という習慣を作り上げた
半導体業界の罪は大きいと思います。
下請けで細々やっているうちの会社も半導体不況のあおりを
もろに受けています。
これからの半導体業界の行く末について議論しましょう。
投稿者 : 記入なし 日時 : 09/04/23 22:50