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不信のときAuthor:伊藤 博文 ( Profile ) 心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。 〜聖パウロの言葉より〜 |
■ 2015/02/15 (日) ☆ KYOTO ROSE ☆ |
「米兵の皆さん、ガダルカナル島へようこそ。でも期待してる増援はこないわ。お仲間さんたちの船は全て太平洋の藻屑になってしまったの。可哀想に、貴方たちは完全に孤立して、太平洋の孤児になっちゃったのよ」
「可哀想な坊やたち。貴方たちが狐の穴より居心地の悪い塹壕で眠っている間に、貴方たちの奥さんや恋人は他の男とあたたかいベッドで眠っているわ」 ラジオから流れてくるその放送は、米軍兵士たちを釘付けにした。 発信源は東京都千代田区。日本のラジオ東京――NHKの海外放送部門だ。 音楽とニュースとトークを含むラジオ番組『ゼロアワー』 その番組は全て英語で放送され、前線で戦う米兵たちの数少ない娯楽となっていた。 そしてその放送を勤める魅惑的な声をした名も無き女性DJ。 彼女はいつからか『東京ローズ』の愛称を付けられ米兵たちの話題の的となっていた。 謎の女、魅力的な声、オブラートに包んだ毒薬のような言葉。 1944年11月1日、初めて東京上空に爆撃機B-29が偵察任務で飛来した際、その機体には妖艶な魔女を連想させるイラストと、『TOKYO ROSE』のロゴが描かれていた。 僕は以前、めとろんさんのラジログ放送を聴いたことがある。 その印象はとにかく若くて魅惑的な声 日記を読むかぎりでは僕らと同じ世代なのだろうが PCから流れてくる声は予想を超えてはるかに若くてチャーミングだった 実際、あの放送後「ファン」が増えたようだ ぜひ再度、拝聴してみたい・・・・妄言多謝 |
名前 内容
めとろん 佐藤夫人さん恐縮です;;;; (15/02/16 01:57)
めとろん うわー伊藤博文さんありがとうございます。らじろぐしたいのですが、以前の放送局が終了したあと、他局の使用方法がいまいちわかりませんでした・・・ (15/02/16 01:57) あおねこ@ 若くはないと感じましたが… (15/02/16 01:47) 佐藤夫人 そうそうあたしも聴いたことある。魅惑的な甘い声なんですよね。 (15/02/16 00:11) |
■ 2015/02/14 (土) 記憶転移・生まれ変わり |
【記憶転移】
記憶転移(きおくてんい)とは、臓器移植に伴って提供者(ドナー)の記憶の一部が受給者(レシピエント)に移る現象である。 以下は、レシピエントがドナーの家族との面談に成功、記憶転移を実際に体験したと信じるに至った希少な例である。 クレアは重篤な「原発性肺高血圧症(PPH)」に罹り、1988年、米国コネティカット州のイエール大学付属ニューヘイヴン病院で心肺同時移植手術を受け、成功した。ドナーは、バイク事故で死亡したメイン州の18歳の少年だということだけが彼女に伝えられた。 その数日後から、彼女は自分の嗜好・性格が手術前と違っていることに気がついた。 苦手だったピーマンが好物に、またファーストフードが嫌いだったのにケンタッキーフライドチキンのチキンナゲットを好むようになった。 歩き方が男の様に。また以前は静かな性格だったが、非常に活動的な性格に変わった。 夢の中に出てきた少年のファーストネームを彼女は知っており、彼がドナーだと確信した。 ドナーの家族と接触することは移植コーディネーターから拒絶されたが、メイン州の新聞の中から、移植手術日と同じ日の死亡事故記事を手がかりに、少年の家族と連絡を取ることに成功し、対面が実現した。家族が語るところによると、少年のファーストネームは彼女が夢で見たものと同じだった。彼はピーマンとチキンナゲットを好み、また、高校に通うかたわら3つのアルバイトをかけもちするなど活発な性格だった。 記憶転移が起きる説明として、「臓器内の神経組織が記憶を蓄えているから」という説がある。例えば、心臓の中には神経線維の密集した部分があり、大脳から独立して心臓の運動を制御している。この部分が、大脳皮質と比較すればごく少量であるが記憶を蓄えておくことができ、移植によってその記憶がレシピエントに受け継がれるという考え方である。 また、生物の細胞自体に記憶を蓄える能力があるとする細胞記憶説もある。 【生まれ変わり】 子供たちが自発的に「前世」を語り始めるのは、発話が可能になる2歳から5歳までの間であり、多くのケースでは5歳から8歳までには子供たちは語るのをやめてしまい、成長するにつれ本人の記憶からも忘れ去られることになる。子供たちが語る内容は,「前世」の人物が死亡した時の様子,居合わせた人や物の描写、死亡してから生まれ変わるまでの様子などである。わずかな記憶のみをもつ子供もいれば、膨大な記憶を持つ者もいる。 そうした子供たちが示す行動には,まず「前世」の家族に対する親近感の表明がある。子供たちは時に「現世」への違和感を表明し,「本当の親のところへ連れて行って」などと訴える事がある。子供たちが前世の居住環境や親族の名を語り、その証言が事実と符合した例も多い。また死亡時の状況(やそれと類似した状況)への恐怖があり、特定の乗り物や火や水、銃火器などへの恐怖が見られる。「前世」の人物と同様の食べ物や衣服の好き嫌い、前世と同じような発話や動作、前世の死に方に関連した先天性欠損や、痣(母斑)などが見られる事もある。スティーヴンソンは先天性欠損と母斑については生まれ変わり事例の「最有力の証拠」となると見なしている。(→#先天性刻印) そうした子供たちの割合は、いずれの文化圏でも男児がかなり多いという特徴が挙げられる。次に、前世の記憶では子供たちの圧倒的多数が、自然死ではなく(事故にあったり殺されたりなど)非業の死を遂げ、突然に人生に終止符が打たれているという特徴がある。「前世」と「現世」の性別が異なっている場合には,性の違和感が見られる場合もある。また「前世」で成人していた場合、その記憶を語る子供たちの物腰は大人びたものであることが多い。早熟な性的行動や、酒・タバコといった大人の愛用品への嗜好も見られる。 死亡した前世の人物の母親が、予告夢を見ていたというケースも多い。「次に生まれる子供は、死者の生まれ変わりである」と直観するに至る夢を見ている事例である。また稀ではあるが、死者が自然に生まれ変わる場所を正確に指摘していたケースもある。 ・真性異言 極めて稀ではあるが、前世を語る者の中には、その前世で語っていた言語を操る能力(真性異言)のある者がいる。研究機関が収集した2000例の中のわずか3例がこれに当たる。そうした事例では、催眠中に前世の人格が出現し、スウェーデン語やドイツ語などにより文章で意思疎通ができるほか、前世の言語での歌を歌う能力などが確認されている。 ・先天性刻印 子供たちが語る「前世の記憶」と符合する場所に母斑や先天性欠損が現れるケースがある。「前世の人格」が死亡した際に追った傷、あるいは前世の人格が持っていた痣、傷跡、ほくろや手術痕などが、現世の人格において同じ場所に再現されるケースである。中には、殺される際に手や指を切断されたために、その部分が欠損する形で現れた例もある。研究機関はこうしたケースを112例ほど収集している。中には、「前世の人格」が亡くなったときの状態を医者が記録したカルテも入手できたケースもある。 |
名前 内容
めとろん かなり興味ある内容でした。 (15/02/16 01:59)
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■ 2015/02/08 (日) 元カノからの「結婚」メール |
この間、「結婚します」というメールをもらった
去年、失恋した相手だが、彼女と僕は仲が悪いわけではない 悪意ではなく、単に祝ってほしかったから・・・? なるほど、おめでとうございます・・・ 心の底からとは言えないが、70パーセントくらいは 「おめでとう、お幸せに」とは言える 冬なのに春色のメール 隠しようもない幸せがにじんでいる 相手の男性は僕とは違って、彼女より4歳下 春の結婚式に向けて準備を少しずつ進めているそうだ 今がいちばん楽しい時なんだろうな 新婚旅行はモルディブに行きたいとか 本当はうらやましい 若い二人が結婚して、家庭をつくる 可愛い子供ができて、家族になっていく 僕にはなかった幸せな人生だ |
名前 内容
伊藤 博文 そう、もったいないね・・・・ (15/02/24 23:03)
めとろん 相手が居ません・・・ (15/02/16 01:58) 伊藤 博文 あなたは再婚しないの? (15/02/14 00:14) めとろん 物静かで教養のある人。そういう人が好きな女性は居ます。私もその一人なんだけれど、そういう人と縁はなかった。多分相手が敬遠しているのだと思います。まあそういうものですよね。 (15/02/09 00:41) |
■ 2015/01/04 (日) 恋愛映画 |
「her」
女性の人格を持つ最新の人工知能型OSと中年男の恋 近未来のロサンゼルスで、セオドアは相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをしていた。長きにわたり共に生活してきた妻キャサリンと別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサと出会う。次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。 「アデル、ブルーは熱い色」 女性同士の恋愛を描いた同性愛ロマンス 文学を愛する高校生アデルは、青い髪をした美大生エマと運命的な出会いを果たし、2人は激しく愛し合うようになる。しかし、時の流れとともに2人の気持ちは次第にすれ違っていき……。 人生は映画のようなもの・・・とはよく言われる言葉 イメージだけを残して過ぎ去ってゆくのはよく似ていると思う |
名前 内容 |
■ 2014/12/23 (火) 運 |
「野球は「運」なんです。私たちはそれを呼び込むのに全力をはらう」
(高松商 若宮誠一監督=故人) 以降は昭和50年代の甲子園大会のあるチームの戦績である。 1回戦 金沢(石川)−東筑(福岡) 金沢のバッテリーは1年生。東筑ベンチはそこに目をつけたのだろう。 塁に出ると足でかき回した。打ったヒットは3本だけ。しかも3番打者が一人で3本打っただけで得点にはからんでいない。四球と盗塁、相手の失策のみで4点。 相手・金沢は10安打を打って食い下がったが、時すでに遅し。 スコアは4対3で東筑の勝利 2回戦 日大二(西東京)−東筑(福岡) 初回いきなり東筑のエラーで日大二のランナーが3塁までいったが無得点。 この試合、東筑は6失策。日大二は再三塁上をにぎわすが無得点のまま試合は進む。 東筑はまた打つ方でもいいところがなかった。初回から5者連続三振という 最悪のスタートである。塁に出ると今度はランナーの牽制死でチャンスをつぶす。 牽制死はこの試合5回を数えた。9回無得点で決着がつかず延長戦へ。 12回、日大二は決定的なチャンスがあった。 四球のランナーをバントで送り、1死二塁。ただこのときランナーがベースに 滑り込むとき足を怪我したらしい。次打者がセンター前へ快打。 二塁ランナーはコーチの指示を無視して、三塁を廻ったが何故かスピードが落ちて 三本間で挟まれアウト。次のバッターはライト頭上を襲う大飛球を放ったが、 ライトの背面キャッチでスリーアウトとなった。 13回裏、東筑はトップの打者が3塁左を破るツーベースを打った。 ここで次打者の送りバントを投手が間に合わない3塁に低投。 日大二は最後にたった一つの失策で敗れた。 3回戦 豊見城(沖縄)−東筑(福岡) 豊見城はこの頃の甲子園強豪校である。実力は豊見城が上であるのは明らか。 初回、4番の中前打で豊見城が先制点。2回の東筑の攻撃である。 四球のランナーをバント二つで3塁に進めた。 投球二球目に3塁ランナーが画面の端からホームに滑り込んでくるのが見えた。 投球は外角へのボールで捕手が取り損ねる。ホームスチールで同点。 しかし豊見城はあわてなかった。3回以降ランナーが塁に出ると着実にバントで 塁を進めヒットで還していった。打力の貧弱な東筑はこの試合も3安打だけ 4対1で豊見城の勝ち。 7回頃からこの「悪運チーム」もこの試合で観れなくなるかと寂しい思いもしたが。 冒頭の言葉に戻ると・・・ 「野球」を「人生」と置き換えるとそのまま当てはまる。 ただ人生には受験や就職のような勝ち抜き戦の場面と それ以外の実生活の部分のようなリーグ戦(勝率で勝ち負けが決まる)的な面 の両面があると思う。 後者については努力、辛抱、我慢の比重が大きいのでは・・・ |
名前 内容
サイコロ 明けましておめでとうございます。今年も日記を楽しみにしています^ (15/01/01 00:24)
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■ 2014/12/13 (土) 十牛図と中村天風さん |
十牛図(じゅうぎゅうず)は、禅の悟りにいたる道筋を牛を主題とした十枚の絵で表したもの。十牛禅図(じゅうぎゅうぜんず)ともいう。中国宋代の臨済宗楊岐派の禅僧・廓庵(かくあん)禅師によるものが有名。
十枚の図からなる。ここで牛は人の心の象徴とされる。またあるいは、牛を悟り、童子を修行者と見立てる。 1.尋牛(じんぎゅう) - 牛を捜そうと志すこと。悟りを探すがどこにいるかわからず途方にくれた姿を表す。 2.見跡(けんせき) - 牛の足跡を見出すこと。足跡とは経典や古人の公案の類を意味する。 3.見牛(けんぎゅう) - 牛の姿をかいまみること。優れた師に出会い「悟り」が少しばかり見えた状態。 4.得牛(とくぎゅう) - 力づくで牛をつかまえること。何とか悟りの実態を得たものの、いまだ自分のものになっていない姿。 5.牧牛(ぼくぎゅう) - 牛をてなづけること。悟りを自分のものにするための修行を表す。 6.騎牛帰家(きぎゅうきか) - 牛の背に乗り家へむかうこと。悟りがようやく得られて世間に戻る姿。 7.忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん) - 家にもどり牛のことも忘れること。悟りは逃げたのではなく修行者の中にあることに気づく。 8.人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう) - すべてが忘れさられ、無に帰一すること。悟りを得た修行者も特別な存在ではなく本来の自然な姿に気づく。 9.返本還源(へんぽんげんげん) - 原初の自然の美しさがあらわれてくること。悟りとはこのような自然の中にあることを表す。 10.入店垂手(にってんすいしゅ) - まちへ... 悟りを得た修行者(童子から布袋和尚の姿になっている)が街へ出て、別の童子と遊ぶ姿を描き、人を導くことを表す。 巻子、画帖など、また掛幅1幅に10描いたものもある。頌を加えたものは少なく、ほとんどが絵のみで、文字をまじえない。中国伝来のものもあるが、日本の室町時代以後の禅僧、また絵画の各派の画人によって制作されたものが多い。 ・さあて、この言葉だ、「あるがままに生きる」 ・とにかく意志力を一日も早く完全に出しうる人間になることを努力なさい ・自分の腹の痛いのを、隣のおばさんの腹が痛いように感じなさい ・人間が心を使うとき、気が散っていることぐらいいけないことはないんであります ・「まあ、いいことだけ絶え間なく絵にかけよ、心に」 (中村天風師の著述より) 自分が中村天風さんを知ったのは、西武ライオンズの監督をしていた広岡達朗さんの 「意識革命のすすめ」を読んでからだ。 この人の経歴は 大名の子に生まれる→旧制中学時代、人を殺して頭山満の玄洋社に預けられる→ 軍のスパイになって中国で活躍。→日本に戻ったがひどい肺病を病む→ 治療法を探して世界中を旅する→エジプトでヨガの聖人にめぐり合う→ ヒマラヤについて行って3年間修業→病を治して日本に戻り会社を経営していた→ 突如感ずるところがあり救世済民の協会を立ち上げる といったところ 若いころはこの人の本をずいぶん読んで努力したが、いつの間にかそれも埃をかぶり・・・時々思い出したように読み返してみたりもするのだが。 天風さんの本にもあった十牛図にあてはめても、今の自分の段階はせいぜい2の見跡か 3の見牛くらいだろう ただ長い人生を生きていくうえで、この人の言葉が支えになっているのは事実 書かれてあることすべてが正しいとは思わないが、大きなヒントが隠れているとは思う 一度しかない人生で優れた「師」に出会えたのは感謝しなければならない。 |
名前 内容 |
■ 2014/12/07 (日) 運命 |
人間の運命は実は決められているという考え方がある。
昔読んだ立花隆の「臨死体験」下巻に「マッド・サイエンティスト」と呼ばれた 科学者のジョン C リリーの体験が書かれてあった。 脳と心の関係を研究していた彼(リリー)は、自分の脳に電極を差し込む、 またLSDを服用しサマディータンクという重力が0になる特殊な浴槽で 瞑想する等の過激な実験を繰り返していたが、 ある日、瞑想中に二人の「ガイド」と称する霊的な存在と遭遇する。 二人の「ガイド」が彼に示した世界観はこうである。 ・この世界に実在するものは広大な「知的ネットワーク」のみであり、 人間存在とはこの「ネットワーク」から分派された仮の存在、 死とともに「ネットワーク」に再吸収されることになっている。 ・人間は自由に生きているように見えるが、その運命は「ネットワーク」の 「偶然の一致制御センター」によって巧妙に操作されている。 ・この世界とは「知的ネットワーク」の自己観照の場であり、 ビッグバンをくり返しながらあらゆるものを生み出し経験を重ねてゆく ティーチィングマシンである。 この本を読んだのはずいぶん前のことだからうろ覚えだが、こんな内容だったと思う。 荒唐無稽なSFだが、しかし50を過ぎた今になって思い返すと、 あながち的外れな世界観でもないような気もする。 人間はただ生きているのではなく何かに生かされているという感覚は間違いなくあるし、人間にピグマリオン効果のような力があるのは何故なのか? 中学の時、国語の授業で太宰治の「走れメロス」を教材として習った。 その時、国語の女性教師が「勇者たるもの、運命を信じないんですね。」 と断定した口調で話していたのを思い出す。 だが・・・今の自分には 運命を左右する何者かの存在を否定することはできない・・・そんな気がする。 自分の同級生で成績優秀・スポーツ万能だったが大学入試に失敗し ノイローゼになって自殺した男がいた。かたや以降30年こけつまろびつしながら 愚かしい人の世を歩いてきた自分の人生をありがたいと思わずにはいられない。 生きていくのは辛い事が多いが、それでも面白い |
名前 内容
ゆうたろう 相当昔に見たアルタード・ステイツって映画でありましたね。アイソレーションタンクに入ってLSD使って感覚遮断して変性意識状態に入っていくみたいな。若い頃はSFやサイバーパンクとか大好きで、他にティモシー・リアリーとかも、雑誌の記事ああれば読むくらいであまり詳しくはないですが好きでした。「ターン・オン、チューン・イン、ドロップ・アウト」って標語も当時良くわからないまますごく気に入ってました。またその関係の本とか読んでみたくなりました。 (14/12/07 21:21)
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■ 2014/10/18 (土) 高円寺 |
親類が昔、高円寺で焼き鳥屋をしていた
北口の通りを入って行った暗い路地裏で うっかりすると見落としてしまうような場所にあった カウンターは5席くらいしかなく 一家3人はその裏の6畳一間に暮らしていた 戸口を開けると軒先の向うに中野サンプラザの灯がまたたいていたのを覚えている その家では歩いて10分くらい離れた「カンカンアパート」の2階を 別宅として借りていた。中央線から見える秀和レジデンスの近くである。 近所に銭湯があって、そこは午前2時まで営業していた また、あそこは古本屋が多かった 夜遅くまで開いている飲み屋や喫茶店も多かった。 今でもそうかもしれないが学生の街だったのだろう イメージとして「日本のインド」といった人がいたが 言いえて妙だなと思った 30年前、田舎から大学受験のため上京した僕は、 そこに泊まりながら各大学の受験に通った 大学時代、僕は中央線の隣の隣「東中野」に住んでいた 当時としては珍しかった3階建てのアパートの3階に暮らしながら 毎夜新宿の高層ビルのネオンを見ていたものだ 焼鳥屋をやっていた親類は夫婦ともに他界した 娘さんは結婚して3人の母になり小平に住んでいる よく「昭和の匂い」とかいう言い方があるが それなら「平成の匂い」とはどういうものなのか それは次の時代にならないとわからないのだろうか |
名前 内容 |
■ 2014/10/05 (日) 食餌療法 |
僕は今年の夏、体調を崩して1カ月会社を休んでいた
8月の終わり頃、復帰したのだが会社に出始めて1週間程度は やはり体の調子がおかしかった めまいがして眼の奥で頭全体に響きわたるような頭痛がした 足元もふらふらで胃に痛みを感じていた。 仕事どころの騒ぎではないと思い、考えたのは食べ物のことである 独身である僕はいつも外食か弁当のどちらか 原因はここらへんにあると検討をつけ、 9月から ・コーラを捨て、豆乳にした。 ・また緑茶のかわりに柿の葉茶を ・ピーナッツバターやジャムを捨て代わりに黒砂糖を冷蔵庫に入れた ・主食は白米茶碗半分、大根おろしに入れた納豆、豆腐の小さいのをふたきれ、 それにタクアンと梅干、あとはそばである ・タブレットはスピルリナとブルーベリー これを1週間くらい続けると体調の不良は回復してきた やはり食べ過ぎがよくなかったのだ 天麩羅やハンバーグ、カレーライス、餃子等、毎日毎日食べていたから 内臓がおかしくなっていたのだろう あんなギトギトしたものを大量に腹に詰め込んでも、 胃だの腸だのが消化できる訳がない 最近僕は女流作家の本ばかり読んでいる 初めは篠田節子、それが終わると小池真理子にいき、 今は先日他界された山口洋子さんの本を読んでいるのだが、 御三方とも洒落た文体、ついつい夜更かししてしまう |
名前 内容
サイコロ 私も最近年齢のせいか、たまにお腹をくだします・・・特に辛いものが駄目で、脂っこいものもいけません・・・甘いものが好きなのですが、クリーム系は避けつつあります^お互い体が資本ですので気を付けましょう^ (14/10/12 09:42)
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■ 2014/08/22 (金) 出 勤 |
サラリーマンの無断欠勤や蒸発が激増している。原因の大半は、企業内の複雑な人間関係や、人間性の無視ではなかろうか。 野心に燃え、一流商社に入社した勝田。しかし彼は、次第に個性や夢を抹殺され、今は“人間部分品”にすぎない自分に絶望を感じていた。ある日、出勤途上の彼を突然襲った激しい衝動!忘れていた青春の想いに駆られ、彼は出発まぎわの列車に飛び乗った・・・・・・。
(「夢の虐殺」森村 誠一 昭和48年5月号「小説現代」) 僕は「うつ病」で7月24日から会社をずっと休んでいた 朝起きるとワイドショーを見て、佐世保の女子高生の殺人事件や新潟新発田市の 誘拐殺人やタイの代理出産のニュースを見ていた。 それから近所の巨大なイトーヨーカドーのショッピングモールで 何時間もぼんやりしている。昼間は憂鬱だった。 夜は落ち着いた。9時〜11時のニュースを見て、午前1時に夜の散歩に出かける。 夜の散歩はよかった この時間は街は静かで涼しかった。 心療内科に通い診断書を会社に提出した。 休暇中、何度か会社に行き、自分の病状を「報告」した。 <鉄筋の檻に飼われた豚同士の近親結婚は、もうまっぴらだ> <1日や2日会社を休んだところで、家畜が畜舎から逃げ出して、そのへんをうろうろ さまよい歩いただけにすぎない。野性を失った家畜は、独力で餌を見つけることが できずに、間もなく畜舎へ連れ戻される。> <Cフェースを勝ち取ったら、聡子と結婚しよう> <おれは、最初から聡子と結婚すべきだったのだ。長い廻り道をしたが、ようやく 本来の道を探し当てた> 読み終わった勝田は胸の底から払拭できなかった予感めいた不安が当たった とおもった。 「やっぱり脱出できなかった」 勝田はつぶやいた。そんな気がずっとしていたのだ。 − そうよ。あなたにそんなことができるはずないわよ − 耳朶にゆかりの勝ちほこった声が聞こえてくるようである。 勝田は聡子からの手紙を粉々に破り捨てると立ちあがった。 妻に離婚の意思を取り消すために。そして明日から、鉄筋の檻に飼育される家畜人の 群れの中に戻るために。 鬼面岩Cフェースに代わって、巨大な鉄の檻のような社屋が、瞼に浮かび上がった。 − 今夜は久しぶりに妻を抱こう − 不思議なことに彼はその檻に戻ることに喜びすら覚えていた。 久しく離れていた人工的にほどよく調味された、栄養満点の餌を早く食べたかった。 (「夢の虐殺」森村 誠一) 僕は数日前から会社にまた通いはじめている。 周囲の人間ははじめこそ遠巻きにしていたが 2、3日すると以前と変わりなく接してくるようになった。 面の皮が厚いのが僕の唯一の取り柄、それが「しがみつく」僕の生き方だ。 |
名前 内容
サイコロ 良いではないですか^お互いしたたかに生きましょうー^ (14/08/22 23:13)
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