日記HOME | TOP タイトル一覧 月別 |
PIANO・BAR ハナレイ・ベイ |
■ 2008/01/29 (火) 慶應大学法学部と大蔵省 |
私の大学受験は今から20数年前のことです
私は地元の学校を自主退学し、北海道のラサール高校に入り直しました 実質1年遅れているわけですから、大学入試では浪人はできないと思っていました 共通一次試験も受けましたが、国立は考えていなかった 私立は早大(政経)・(法)、慶大(法)、上智大(法)そして押さえに中大(法) です 当時から早慶上智は人気で私立御三家でした 中大(法)はクラスメートに人気がなく、私のような浪人不可な者が受けるだけでした 慶應は試験の前、はじめて三田の校舎を見に行き、伝統を感じさせる そのレトロなたたずまいに心から「行きたい!」と思った 慶應の中でも法学部は昔は簡単だったらしいが数年前から数学がなくなって 偏差値は高騰していた 当日は雪が降っていて、田町駅を降り雪の中を歩いて大学に向かった 三田の商店街をでて、学校の正門にいく坂の下にあった吉野家で牛丼を買い、 それを昼飯にした 試験の出来は自分では最高と思ったが不合格だった 結局抑えの中大(法)だけに合格し、進学した 数年後、就職活動の一環として公務員試験を受験した 国Tはダメだったが、国Uは合格した 合格発表の日、さまざまな官庁から採用面接の電話がきたが 驚いたのは大蔵省の本省から採用面接の電話がきたこと 何番で合格したのかわからないが、大蔵省の本省? 採用面接の日、はじめて大蔵省の本省に行ったとき、 あの慶應の校舎を思い出した。(イメージがそっくり・・・) こりゃ自分には縁がないなと思った 控え室で会った別の学生は「開成−上智(経済)」という学歴だったことを 覚えている 大蔵省には一桁でなければ入らないというのは後で聞いた話です 結局K省には合格したが、大蔵省はだめだった もちろん私ももう40代、20年間社会でもまれ、学歴や就職先のネームバリュー が実質的にあまり意味のないものであるということは悟っている ただ、ときどき思い出す 古い灰色のコンクリートの”一流”のイメージを・・・・ |
名前 内容
株式仲買人 ありがとう (08/01/30 00:15)
アニキ 株式仲買人さんの日記は読み応えがあります、おもしろいです (08/01/29 00:54) |
タイトル一覧 月別 |