PIANO・BAR　ハナレイ・ベイ

北京オリンピックの野球種目は日本代表は４位という結果に終わった。
２ちゃんねるをはじめとしたネット上では代表監督である星野に対する
批判が喧しい。

しかし私は星野はそもそも野球の監督というポジションには相応でないと思う。
ふさわしいというなら、たとえば楽天の野村監督とか元西武の森監督のような
野球屋が、それに該当するかもしれない。

星野は「野球の監督」ではなく「政治家」なのだ。
実戦の指揮に能力を発揮するのではなく、もっと大きなスケールで
自分の持っている人脈や金脈のルートを有効に使って有利な状況を
構築していく、そういう頭のよさが彼にはある。
私が残念に思うのは、彼の持っている運や才能が野球界という方面にだけ
向けられたということ。別の方面（たとえば国政）に彼が進出した場合
彼がどんな活躍をしたか、興味深い。

彼はもう６１歳、持っていた運は使い切ってしまったと私は見る。
晩節を汚すことなく過ごすべきだろう。