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日々の記録


 ■ 2004/06/30 (水) 6月最後の日に思う事


 今日は6月最後の日です。そして今年もちょうど半分が終わった事になります。ちなみに私が大学院を修了してから約3ヶ月が経過しました。

 先週末も千葉方面に出かけたりして6月だけでも東京のみならず、横浜、川崎、千葉と学生時代以上に動く事だらけでした。その割には結果が芳しくないのは問題ですが・・・・・・。


 ちょうど今年も半分終わったので、2004年上半期を振り返ってみますが、今年(といっても残りは半分ありますが)ほど自分の人生にとって焦りや苛立ち、自分自身の愚かさなどを認識した年はありません。義務教育に始まり、高校、大学、大学院と計20年学校教育を受けてきましたが、自分はその中で社会や人のため、あるいは自分が社会を生きていくために役に立つ事をほとんど身に付ける事がありませんでした。おかげて20年の学校教育で身に付けられなかった事を、今年1年で身に付けなければならずこのような事も自分を極端に卑下するような気持ちを抱いてしまう要因だったりします。

 社会に出る前に自分がやらなければならない事は一杯あるのに、私はいまだに平気でドジな事をするし、常識的に考えたらやらないような事すらやらかしています。今時の小中学生ですらやらないような事を。そういう事をやらかす私を見て、母親は私を真人間、または社会に適応できる人間にするために注意をするのですが、自分は小学生時代からそういった注意をうざいものに感じていました。「こっちは死にもの狂いで一生懸命やっているんだ」みたいな感じで。もし自画自賛の限りを尽くした自伝を執筆するのならば、他人から見れば下らない事ですら、銀英伝の「長征一万光年」並に雄大なものにしてしまうかもしれません。私も昔は自分が未知の力を持っているに違いなく、それが開放された暁には自分は相当優秀で何人も畏れ敬う人間になれるものと信じていた節がありました。実際はそういった力など存在せず、ダメ人間街道をまっすぐに突っ走る事になりましたが。

 私は妙に極端な事を言う癖もあって、自分の事ですらおかしな事をやらかすと、ダメ人間、ダメ院生に始まり、院卒無能人間やらダメドジ男やら、ドジ野ダメ男(「丸出だめ夫」みたいだ、中学時代にアニメやっていたという記憶があります)といった感じで自分をののしる事があります。こういった事も自分が天然記念物並の要領の悪さを持ち、物事が変われば同じミスを性懲りもなく繰り返す事が原因となっています。この要領の悪さですらいまだに直る気配がありません。直すよう努力はしているのですが。
 

 周りの状況を把握できない、集団生活になじめない、状況の変化を読めないとないないづくしな人生を今も送っているように思うのですが、この状態を一日でも早く改善できなければこれから応募する企業または団体を後20、30増やしていったところで、面接を受ければすぐにボロを出す事は火を見るより明らかです。面接になると緊張して自分の言いたい事すら言えなくなるというのは、社会人になる以前の問題のようにも感じられてなりません。
 
 学生時代も自分の欠点を直すよりも、その時の楽しみを優先するような生き方をしていたので、自分が将来どのような人生を送るのかさえも考える事などこれっぽっちもありませんでした。考えていた事といえば、自分の趣味をライフワークにする事や、5月14日の日記に記したペリー・ローダンの邦訳を死ぬまで追いつづけていたいとか、「スター・ウォーズ」のエピソード3やスピンオフ小説の新作はどのようなものになるのかとか、好きな作家、アーティストの最新作は何時出るのかあるいは何であるのかといった事ぐらいです。もし自分が仕事に就かなくても、後2〜3年ぐらいはこういった事だけを追いかけているのも可能であるかもしれませんが、30過ぎてからは何の資格も無い人間など社会のゴミのような最底辺を送らなければならなくなると思われます。そうなれば自分の趣味など追いかけられなくなって、野垂れ死する事も考えられるでしょう。それこそ社会不適格オタク人間のたどる当然の末路と世間の嘲笑を買ってもおかしくはありません。



 余談となりますが、最近の自分の生活を顧みると説明会や試験、母校の就職課(今の私にとって一番の情報源でもあります)に出かける時以外はコンピュータに向かってネットをしている時間が多くなったようにも感じられます。半日以上ネットしている事すらあります。大学院を修了してから約3ヶ月、なかなか親しかった人とも会う機会が減っただけに私の心も一種の飢餓状態なのでしょうか。図書館で月30〜40冊近く本を借りてくる事を考えれば、ネットの時間を減らして借りた本を読破する事に当てるべきなのかもしれません。図書館から借りた本を別としても、自分の部屋には積読状態の本が和書、洋書問わず大量に存在しているだけに。

 そういえば来月の11日は参議院選挙でしたね。ここ最近のニュースからはうんざりさせられるような話題しかありませんが、選挙のニュースを聞いてもこの国には明るい未来が来るのかはなはだ疑問です。今の日本のとって必要な指導者は、ルドルフ大帝ことルドルフ・フォン・ゴールデンバウムまではいかないにしても、カイザー・ラインハルトかペリー・ローダンのような人物なのじゃないかと思ってしまう事があります。宇宙的規模での行動力を持つ人物でないと日本の明るい未来は開けないのでは、とも考えてしまいます。







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 ■ 2004/06/22 (火) これで7つ目、しかし結果は・・・


 7度目に面接を受けた所から今日、選考結果が来ました。結果はご期待に添いかねる、つまり不合格。そこは日経就職ナビやリクナビ等の業種分類で官公庁・その他団体に属している所で、業務内容に多大な興味があり、また大学院修了というステータスを満たす事の出来る仕事でもあって是非入って一生懸命働きたいという気持ちが強かっただけに、大いに落胆しています。ある意味で本命に近い所でした。

 もう7つも面接を受けてきたのに、どこも私に対して好印象を持ってくれない事には、私が相当しゃべるのが下手なのか、それとも修士号ただ一つとるために4年間も大学院にしがみついていた事なのか、自分の不甲斐ない生き方が原因なのか、何に求めればいいのか見当がつきません。

 3月頃は名の知れた大手企業にエントリーしながらもエントリー段階で落とされ、その後も出版社や団体職員といった既卒者でも受けられる所に申し込んでその中の半数近くが筆記試験を通って面接にまでこぎつけましたが、面接で全て落とされてしまいました。出版社も6社受けましたが、半数が書類選考で落ち、残る半分も面接で落ちてしまいました。まだ選考中といったものもいくつか残っていますが、果たしてその中で内定を確実に取れるものはいくつあるのか推測すらできません。まだ7月に試験がある所はありますが、面接でボロを出しつづければ8月になっても決まらないような気さえします。

 前に焦りが感じられる事を書きましたが、何故自分は採用されないのかという苛立ちも感じています。大学・大学院で穀潰しをやっていた人間はまともな職に付けないといった事を母親から今日の結果を見て言われました。正直気分は最悪です。それなりの所から内定を貰えれば、親戚はおろか大学院の担当教授やドクターの方々にも顔を立てられるのに。

 大学院を放逐同然に修了した人間が面子やプライドやらにこだわっていてはいけないのでしょうか。「そんな会社聞いたことも無いよ」というような所でも進むしかないのかもしれません(といっても名の知れた大企業を除けば、大抵の企業や団体は就職活動を通して初めて耳にする所が多いのですが)。

 確かに就職浪人生活が長引けば長引くだけ後が苦しくなるのは承知しています。ただでさえ就職活動には資金がかかるのに、どこにも決まらないのは辛い事この上ありません。醜い大学院生活を送った事はハンデのようにも感じられますが、大学時代までこれといった事をしてこなかった私にとって大学院での生活はどんなに汚れたものであっても切り離す事は出来ません。歴史の奥の部分を追いかけるよりも、自分好みの二次元美女に心打たれていたとはいえ、20年近い学校生活で大学院時代が多少デフォルメをいれても履歴書等に書く事の出来るものなのです。
 


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オカピー 何を聞かれてもいいように100個くらい質問されても大丈夫なようにしたらいいと思いますよ♪ (04/06/30 10:57)
nanako こんばんは〜面接に関しては、ひたすら練習しかないのでは?と思います。こう言われたら、こう返す。って感じで!!後は笑顔で!頑張ってください。私はやっと派遣に引っかかりました。とりあえず3ヶ月。 (04/06/22 23:25)
韮山 就職は、受験戦争と違って、入ってからが大切なのです。家族のプレッシャー。私も感じるので良く分かります。過去を振り返って、「会社に入れない理由探し」をやるのではなく、10年後どんな仕事でどんな役割を担っていたいか、考えたらどうでしょう。「自分はこうなりたいんだ」がしっかりしていれば、少なくとも表面的には不利になるような学歴ではないですよ。 (04/06/22 23:21)


 ■ 2004/06/21 (月) 2002年あたりを中心に振り返ってみる


 もう10日もすれば7月となりますが、私の日常は大学院を修了してからほとんど似たようなものです。しかしながら最近は焦りを感じる事が度々あり、学生時代に怠けてきた事の影響もあってか心労も重なっています。

 この文章を書いている今ですら、疲労が蓄積されており気分の良好ではありません。今までで7回も面接までこぎつけながら、面接の度には恐ろしいほど緊張してしまい、自分が嫌になる事があります。何度もやっているのだからコツはつかめていると思うのですが、それでも実際にやってみると質問などを流暢に答えられなかったりします(想定される質問を紙に書いてそれを覚えたとしても)。やはり大学院まで行って、歴史系という実際の仕事とはなかなか結びつかない分野を専攻しておきながら、不真面目な事をやっていた自分は、結局社会不適格者なのかと思ってしまいます。


 さてそんな自分ですが、懐古趣味というわけではないのですが、時々大学院時代に付けていた日記や家計簿を読み返したりすると、院時代は能天気とも楽天的な日々を送っていたんだなぁと思う事があります。自分の研究や将来に対して何も考えずに・・・・・。
 
 その頃どんな生活だったかを振り返ってみると、私の母親は、私が大学院に進んだ年に、かなり高齢でそれ以前に何度も病気にかかっていた祖父母の面倒を見るために田舎に帰っており、長期にわたって家を留守にしていました。そのため私は父親と二人で生活する事になりました。父親は8時頃に出社(職場がそんなに遠くないので)し夜の8〜9時頃(場合によっては10〜11時頃または12時頃になる事も)に帰宅するので、半日近く自分の時間が取れたわけです。父親は深夜の1時から2時の間にはもう寝てましたし。自分の家はいわば自分の城でもありました。

 その頃の私は昼間はおろか深夜などにも録画したアニメを見まくったり、講義の無い時には午後3時や4時頃(時には5時過ぎになる事も)まで寝たり、夜も6時頃まで起きていたり(たまには徹夜したりも)といった相当乱れた生活をしていました。さらには部屋をきれいにする事も無く、たくさん物を買い込む事で生活スペースを狭くしていたのです。この頃は秋葉原や神田に頻繁に外出しては散財するという事を繰り返していました。当然ながら本業の研究を真面目にやる事はありませんでした。正規の2年間に自分の論文の構想ですら、全然まとまっていなかった有様でした。2001年の秋頃には同期の人の中では一番最低だったのではと思っています。

 奨学金の使い込みが発覚した2年前の2002年も、使い込みが発覚する7月頃までは、以前のように院での講義が終わったり講義の無い日には、神田の大型書店や秋葉原に出かけては、ライトノベルやSF小説、コミックやCD、同人誌などを大量に購入していました。それも親からもらった学費や奨学金を使って。今もそうかもしれませんが、その当時の私にとってこれらのものは心の支えでした。「女神様」や「藍より青し」、「まほろまてぃっく」といったものに癒しを求めていたとも考えられます。そういった事からも心の支えである以上、今もってコミックなどを手放す事の出来ない事情があります。ちなみに2002年の6月頃に母親は、身内の事情などにより我が家に帰ってきました。母親が私の惨状を見て驚いた事は言うまでもありません。

 2年前の今頃は日韓共同開催のサッカー・ワールドカップで盛り上がっていましたが、私にとってワールドカップの閉幕は自分の趣味生活の破綻の前触れのようにも感じています。例えていうのならばバブルで日本経済が浮かれに浮かれまくった後に残った巨額の負債のようなものです。自分にとっては物質的にも精神的にも大きくのしかかっていましたが。


 無駄遣いが発覚してからの私の生活は、自己逃避の繰り返しでした。ちょうど大学図書館をはじめ幾つもの図書館を利用するようになったのもこの時期でした。図書館という場所は自分にとって気の休まる場所でもありました。2002年の頃は記憶している限りでは大体月に30冊位借りていました。50冊レベルになるのは論文執筆などで大学図書館の本が多数必要になってきた頃になりますので、翌年の7月あたりからです。2002年の夏休みもその期間の半分くらいを外出していましたが、図書館で調べものをするという理由で秋葉原や神田、池袋や八重洲ブックセンターの本店なんかに行く事もありました。中には図書館へ行くといって、有楽町の映画館に「スター・ウォーズ エピソードU」を見に行った事もありましたが。

 結局のところ2002年の夏休みも昨年同様に無駄に過ごし、私とゼミの同期の人達との差はますます広がるばかりでした。私より一年遅れて入ってきた人(といっても学部時代は同期生でしたが)は、この夏休みにはドイツにホームステイに行っていたそうです。ちなみに私が海外に行ったのは、2000年の夏にドイツに観光旅行に行った時の一回だけです。現在の状況では海外旅行はおろか、国内旅行すらままなりません。そして2002年の秋以降は史料探しに他大学の図書館も利用しましたが、結局論文を提出する事は出来ず、片思いをしていた他大学から単位互換制度で来ていた女性の方(私はこの方をベルダンディやまほろさんみたいに見ていました)も籍を置いていた大学院で論文を提出されたらしく先に修了されてしまいました。それだけではなく私は、一応気が合っていた(と思える)人達とも別れる事になりました。 

 2003年に関しては、5月15日の日記「改めて大学院で何をやってきたのか考え直してみる」にも書きましたが、様々な不平不満を抱えながらも論文は何とか完成させました。それでも私が2003年の初めの頃に担当教授に提出した論文の下書きに対する意見は、内容云々以前に「日本語の文章がおかしい」というものでした。その時は自分はそれなりのものを書いたつもりでしたが、プロの目を通してみると私の書いたものなど内容以前のものだったという事だったのです(それでも一年がかりでなんとか読める文章にはしましたが)。


 この頃と比べて現在は生活態度等が良くなったかと聞かれても、決して良くなったとは言えません。6月に入ってからも翌日の朝が早くない限りは、深夜の3時や4時頃に寝て、10時過ぎに起きるという生活をしています。親からは、深夜1時までには寝て、朝の8時までには起きるようにと言われていますが、そのような事はなかなか実行出来たためしがありません。まだどこか学生気分が抜けきれてないのでしょうか。いまだに毎日ろくでも無い事を繰り返しては親から注意を受け、その時は自分も反省はするのですが、性懲りも無く繰り返し続けている。反省は犬でも出来ると言われているので、私は自分が犬以下なのではと思いたくなるときがあります。苦労というか無様な大学院生活の末に授与された修士号はもはや汚れた勲章のようにしか見えません。高い学位を得る事は、それだけ社会で尊敬の眼差しで見られる事だと思っていましたが、今現在の自分を見ると侮蔑の眼差しで見られるか嘲笑の的にすぎないようにも思えます。

 改めて読んでみると、今回の内容は5月に書いた大学院生活を振り返ってみるをより詳細なものにしたものとなりました。こんなものばかり書いていても進歩がないようにも見られそうですが、自分としては半ば回想録に近い形で残しておきたいとの思いから書いています。
 

 余談となりますが、修了した大学院のゼミのメーリングリストに私のアドレスが今も残っており、ゼミ関連のメールが私の元にも送信されてきます。それらを読んでいると、自分がいた頃と去った頃ではずいぶん雰囲気が違うなぁと思ってしまいます。どこか活発というか、そのように感じられます。相当私は厄介者だったのかとも思える時があります。







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ベルエポック 人生とか生き方とかは一概に決められるもんではないでしょう。あなたも今の状況から脱却したいから書き込みをされているんでしょうけど。アニメの本とかも処分されて裸の自分を手に入れられてはどうですかね。 (04/06/21 22:29)
ブス子 すいません、日記というか論文というか。 欝ですのであまり難しい内容読めないんです。ごめんなさい。PD歴20年のブス子です。よろしく。 (04/06/21 21:57)
韮山 成る程。(^^;) ただ、学生時代にどんな趣味にのめりこんでいようと、それは個人の自由。社会人になったからといって無趣味になるべきということではないはずです。何らかの法律に違反でもしない限り「やった」ことがいけないのではなく、また、「過去やらなかった」のがいけないのでもなく、「今やるべきを分かっているのにしないこと」が一番まずいのだと思います。自分は27歳で失業し、学卒と同じところまで戻ってきました。同じ0からの出発です。歴史とかは好きだし、ゲームもかなり・・・。でも、そういった過去とは関係なく、今前向きに仕事を探そうと思ってます。頑張りましょうよ。 (04/06/21 20:51)
MOTOAKI >韮山さん 私は歴史を学ぶ事はいたって真面目な事であると認識しております。ただ私が大学院に籍を置いていた時にやっていた事が不真面目な事であったと言いたかったのです。未来をより良きものにしたい気持ちは強いのですが、過去の負債があまりにも重過ぎてそれを片付ける事に四苦八苦しているのが現状です。 (04/06/21 20:24)
韮山 歴史は繰り返す・・。歴史を学ぶことは不真面目ではないはずです。あなた自身にとっても、あなたの後輩にとっても。 過去の出来事をなぜ人間が研究するのか。それは、未来に生かすため。自分自身の歴史の整理はついているようだから、あとは前進あるのみですよ。0(^^)0 (04/06/21 20:11)


 ■ 2004/06/14 (月) 人から畏敬の念を持たれたいという理想(あるいは妄想)のようなもの


 もう6月も半分近くが過ぎようとしていますが、ここ最近(5月を含めて)は横浜の方にも行ったりして結構遠出しており(私は埼玉県に住んでいるのですが、自分の住んでいる場所から横浜までは電車で2時間程かかります)、我ながら色々な所に出かけているなぁと思います。

 私は大学院時代、とりわけ修士2年と留年期間は関東地方から外に出た事は無く、自分の行動範囲も家と大学、後は通学路線の圏内(その中の図書館や大学付近の繁華街、または神田神保町や秋葉原)ぐらいしか外出した事がありません。神田神保町は私が本が好きな事もあって、三省堂書店の本店や書泉グランデやブックマート、古書店街などを大学院の講義の後によく行きました。また他にも八重洲ブックセンターの本店や丸善の日本橋本店、ジュンク堂池袋店や紀伊国屋書店の新宿タイムズスクエア店などの東京23区内(強いて言えば山手線の沿線)の大型書店などにもしばしば足を運んでいました。

 この日記にも書いてきましたが、私は本というものが好きで、コミックやアニメ・ゲーム関連書にライトノベル、SF小説に宇宙関連の本にナチスやドイツ軍関連の本・・・と色々な本を既読未読問わずたくさん所持しております。最近はあまり本を半ば衝動買いする事は出来なくなりましたが、一時期は新刊が出れば発売日には手に入れたいとばかりに多くの資金をつぎ込んできました(その事はCDに関しても同様です)。それが自分の為の投資となれば良かったのですが・・・・。

 あまり新刊本を購入出来なくなって、その代替として図書館から月平均50冊借りるようになったのも、お金をあまりかけずに(かかるとしてもせいぜい交通費)たくさんの本に囲まれていたいという願望があるのではないかと思っています。確かに今の私の周りを見ると、2月や3月頃と比べると比較的整理はされましたが、それでも世間一般から見たらまだ物が雑然としていると見られてもおかしくはないでしょう。私の部屋には本だけでなく、TVのドキュメンタリー(自然科学関連や歴史関連)や音楽番組、映画、ドラマ、アニメ等々を録画したビデオテープやラジオ番組を録音したカセットテープがものすごい数あります。これらのものに関しても、ほとんど2年以上見たり聴いたりしていない物ばかりです。よく最低2年使っていない物は今後一切使う事が無くそのまま死蔵品となるという事をよく耳にしますが、自分の周りにある物など所詮はそういった物なのでしょう。つまり録画ないし録音したテープも録画(録音)して間もない頃は観たり聴いたりしても時間が経つにつれて放置同然になってしまうものに過ぎないという事にもなるのでしょう。


 さて私は貯蔵癖もさることながら、大学院終了後2ヵ月半が過ぎてもなお想像絶する程要領の悪さが目立つ日常を送りつづけています。私には学習能力というものが皆無なのではないかと思いたくなる事もざらです。要領が悪いという事は、仕事においても同じミスを何度もやらかすだけでなくみんなの足を引っ張りまくるという事にも思われます。よくアニメや漫画の世界で「ドジっ子」とかいういつも失敗ばかり繰り返すくせに何故かそういう所が他の登場人物や読者の母性本能(あるいは「守ってあげたい」気持ち)をくすぐるか何かで人気を集める事がありますね。しかし現実にそういうのがいたらしっかりしろとかいい加減にしろと言われて煙たがれるのがオチでしょう。私が日常でやっている事もそれに近いものがあると思っています。

 小学生や中学生の時に人と合わせる事が出来ず、それが元でクラスメートから嫌味な事を言われ、高校に進んでからはそういった過去を無かった事にして大学、大学院と進みましたが、高校以降に自分がやった事は他者を半ば信仰の対象として崇める事以外の何物でもなかったように思えてなりません。中学時代に嫌味な事を言ったり、意地の悪いちょっかいを出してきたクラスメートなどを見ると、「今に見ていろ。将来は誰もが畏れ敬う偉人となりこいつらを自分の前に跪かせてやる」といったような感情を持つ事がありましたが、自分が他人よりも優れている事を示すような努力をしたためしはありませんでした。血のにじむような努力をするよりも娯楽に浸って、今があるいはこれからもずっとお気楽に過ごせればそれでいいというような人生を送ってきただけです。

 他人を跪かせたいというような妄想ゆえに世界に冠たるドイツ帝国や、宇宙に覇をなす銀河帝国といった強大な軍事国家といったものに心打たれるようになったとも思えます。同時に男の理想(妄想?)を結晶化したかのような美女にも心を打たれるようになったのには、生身の人間とうまく付き合う事が出来ないという所にあるのではと思います。これには今までに面接を6つ受けたにもかかわらず(今まで受けた企業や団体の数は25ぐらい)、全部すべっているという所にも表われていると言わざるをえません。実際大学院時代にも担当教授相手に上手い会話が出来たとは考えられず、片思いをしていた私から見て魅力的な人にも自分の気持ちを伝えられないまま相手が先に修了して出て行ってしまいました。


 上に述べた事を考えていたという事は、自分が大学院に行って修士号や博士号を得て畏敬の念で見られる人間を目指していた事の理由にはなるかもしれません。実際の結果を別とすれば。しかしこのような事、人前で言ったら奇異の目で見られるだけです。「銀英伝」のカイザー・ラインハルトやキルヒアイス、ミッターマイヤーやロイエンタールといった人物に憧れを持っていても、自分は彼らと比べても天と地以上の差がある事を痛いほど実感しています。自分をフィクションの世界の人物に例えると誰になるかという事で、フレーゲル男爵のような身分や家柄を笠に着ているだけ(さらにそれらを取っ払ったら何も残らない)の輩などとは口が裂けても言いたくはありません。第一美女や美少女がたくさん登場するハーレム系作品の男主人公なんかにも遠く及んでいないのが現状ですし・・・・・・。今の自分からすれば「ああっ女神さまっ」の森里蛍一や「天地無用」シリーズの柾木天地、「藍より青し」の花菱薫、「まもって守護月天」の七梨太助などはもう神に近い存在なのかもしれません。





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しっぽ 実在の人物に興味は無いのですか? (04/06/16 15:09)
ベルエポック 「慎治」を読まれてはいかがですか。結局、最後は世の中と戦うことなんですがね。 (04/06/16 03:12)
韮山 >>第一美女や美少女がたくさん登場するハーレム系作品の男主人公なんかにも遠く及んでいないのが現状ですし・・・・・・。<って、それは、物語の世界です。現実にそんな人間になれないのは誰でも一緒と思いますけど・・・ (04/06/15 22:24)
豚女 図書館は便利安いし便利なんだけど、返しに行くのが面倒なのよねぇ・・・ (04/06/15 16:21)


 ■ 2004/06/03 (木) この上なく不愉快極まりない出来事


 またもや私は自分が嫌になる事をやらかしてしまいました。今回はこの事から書きたいと思います。

 私が母校の大学図書館および公共図書館合わせて5ヶ所利用している事は前にも書きましたが、現在は大学図書館を利用していないので4ヶ所となります。その一つから延滞の電話がありました。返却期限よりも2週間のオーバーで、予約が入っているとの内容です。

 延滞したのならば返しに行くのは当然の話です。しかし私は、母親がその図書館からの返却催促の電話に出てその旨を注意した時に怒りを爆発して自分の部屋に片付ける事無く並べ立てている雑誌や本、自分のイスなどに八つ当たりをして感情を爆発させてしまいました。なぜなら今日私は本を返却しようと思っていたからです。それでも図書館から電話がかかってくるとタイミングの悪さが気に入らなかったのか、相手に先手を打たれたと思ったのか、つまるところ自分の思うようにならなかった事で感情が爆発してしまった訳です。結局今日は気持ちを抑えるために図書館には行きませんでした。


 私は自分にとって不都合な事を言われたり、されたり、あるいはそのような状況に追い込まれたりするとどうも感情が高ぶってしまうという癖があります。最近でも自分の趣味の事で母親と話をしていたら、話が平行線をたどるようになると感情が暴発して某アニメ雑誌を引きちぎってアニメ絵の美少女キャラのページを踏みにじるような事をしたり、お気に入りのアーティストが表紙の雑誌を滅茶苦茶に引きちぎるような事をしてしまいました。この癖は10代以前の小学生の頃から直っていません。ゲームソフト欲しさに大泣きしたことを未だに覚えています。今のままでは一生かかっても直らないようにも感じられます。このままでは嫁さんは絶対に来ないでしょう・・・・・・。

 感情が爆発してしまうと私は、不必要なまでの大声を出してしまいます。大体部屋には自分を含めて2人か3人しかいないのに。近所迷惑もはなはだしい事をやっているのではと自分では思うのですが、感情が高ぶると自分は立派な事を力説していると思い込む事があってなかなかそこまでは考えが至りません。おまけに今日みたいに雑誌や本、イスに八つ当たりしたり、壁やテーブルを殴ったり蹴ったりする事も度々あります。今日なんかはまかり間違えば窓のガラスを殴り壊そうとしていた所でした。

 ガラスはもちろん壁を殴ってケガをすれば当然就職活動にも悪影響を与えます。今日ニュースで知ったのですが、ダイエーの杉内投手が1日のロッテ戦で大量失点してしまった事の悔しさからベンチを両手で殴って骨折、おまけに今シーズンの復帰は絶望的という記事がありました。自分はダイエーのファンではないのですが、試合中にケガをするのならともかく怒りを抑えきれずにモノに八つ当たりをしてケガをしてしまうなんて情けないと思います。社会人になる以上は自分の感情のコントロールは当然しなければならないのでしょう。これが出来なければ、「銀河英雄伝説」に登場する門閥貴族のバカ息子か「チョコレートを欲しがってなきわめく幼児程度のメンタリティーしかもたない」とビュコック提督に評されたアンドリュー・フォークと同じ穴のムジナにすぎないのでしょうね・・・。


 さて図書館の延滞の事に話を戻しますが、これも以前書きましたが私は月平均50冊近く借りてきてそのうちの1割程度しかまともに読みません。この事は本の種類(小説や評論、専門書や学術書のように最初のページから最後までを読み通す類の書籍またはガイドブック的な途中からでも読む事の出来る書籍)にもよりますが、月に50冊近く借りる事は愚かな事なのでしょうか。今回の出来事で私はその図書館から今後無期限で本やCDを借りない事を考えています、反省の意味も込めて。ちなみに昨年を含めてそこからの催促の電話は4〜5度目だと思います。しかも平気に2週間も延滞して、返却の催促の電話までかけられる始末。もし図書館に延滞常習者のブラックリストがあれば私の名前は確実に載っているのかもしれません(このような事について図書館の事情について詳しい方、是非教えて下さい)。

 しかし延滞ぐらい誰だってやるのでは、2週間ぐらい延滞したって自分が借りているような本には予約はないだろうという気持ちがだらしない事をやっても平気、という気持ちを増長させているようにも思えます。このような事をやっていればそのうちその図書館の属する自治体において問題となり、ますます規制を強めていき、そのうちには罰則が強化されてしまうのではないでしょうか。欧米などと比べると日本の図書館の延滞に対する処置はぬる過ぎるような事を聞きますが(欧米では返却期限をオーバーすると罰金を科せられるようです)、自分のやっている事が大多数の人に迷惑になってしまう事を意識しなければならないのでしょう。


 話はまた変わりますが、就職活動について。現在も私の就職活動は続いておりますが内定は未だに一つも降りていません。こないだはとある出版社の最終選考まで進みましたが結局不合格でした。これで面接まで進みながらも落ちた企業(乃至は団体)の数は6になります。

 活動をしていると自分に関する様々な問題点が出てきますが、今回出てきたのはとてつもなく重大な事でした。それはそんなに長く着ていないのに自分のスーツのボタンが外れる寸前だったという事です(親に聞いてみたらこんな事は普通に着ている場合はまず在り得ない事のようです)。つまりこれは私がスーツをうまく着こなしていないという事でした。ということは面接の際にもそういった事がどこかで見抜かれている、と言えるのでしょうか。だから自分のやっている事を醜飾活動を言いたくなってしまう訳です。自分がまともな事をやってこなかったばかりに今こうやって塗炭の苦しみを味わわなければならない。物心がついてからの醜態人生の全てがここに凝縮されているようにも思われてなりません。宇宙を舞台に雄大なストーリーが展開されるSF小説のような威風堂々たる人生など夢のまた夢・・・・・、のような気にもなります。





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豚女 う〜〜〜ん。何かに怒りをぶつけるのはどうかと。。。。。対処した人の事も気遣ってやらないとね。 (04/06/07 15:42)
(´・ω・`)しょぼんぬ ダイエーの杉内思い出したよ。MVP採った選手とは思えないなあ。。と。 (04/06/04 15:19)
韮山 プライドの高さがあるのだと思います。今は空回りしているからうまくいかない。歯車がかみ合い始めると、細かいことが気になるあなたのようなタイプは、社会で重宝されると思います。 まずは、先手を打つこと、それが大切です。 (04/06/03 23:36)
無色オレンジ 今、僕も採用通知書がきていません。いっしょにがんばりましょう。 (04/06/03 23:04)
MOTOAKI 延滞の催促の電話を受けた図書館を利用しない理由に反省の意味をこめてと書きましたが、他にも経済的な理由(交通費)や足を運ぶ時間が無い事もあります。 (04/06/03 22:38)
名無しの案山子 図書館でも督促ってあるんですねぇ・・知らなかった  (04/06/03 21:38)
41 大学4年生は平均して50社ぐらい会社回るんじゃないの、6社なんて少ない 少ない。 (04/06/03 21:27)
餓鬼 どんな人生を送るかは自分次第だと思う、頑張れ!負けんな!! (04/06/03 20:49)
ベルエポック 大丈夫でしょう。ちょっとストレスが溜まってるだけですわ。ただ、ご両親にはご心配をかけぬように気を付けなさい。 (04/06/03 20:34)


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