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日々の記録


 ■ 2004/07/30 (金) 再度にわたる図書館の本の延滞について


 世間(といっても学生の皆さん)は今週の初めくらいから夏休みになりましたが、学校教育を終えた自分としてはなかなか実感が湧きません。私の通っていた大学はちょうど前期末の試験をやっているみたいでしたが。思えば大学院時代は大体この時期に所属するゼミにおいて自分の研究の中間報告をしていましたが、私の場合は7月以前ろくな研究活動を行わず中間報告の約1週間前くらいになって大慌てで報告のレジュメ、といっても単なる間に合わせの雑文というか先行研究のパクリに過ぎませんでしたが、を作成して、報告前日は睡眠3時間でやっつけ仕事をして、報告の際には他の人と比べても無内容な物を発表して、指導教授やゼミの人達に鋭くツッコまれるだけというような事しかしていませんでした。ゼミのメーリングリストから来たメールによれば、今年はどうやら優秀な人がそろっているだけに、中間報告も実り有るものになったという事らしいです。ゼミのメーリングリストから来るメールを読むと、自分の不甲斐なさやいかにお荷物であったのかを痛感させられています。

 
 今週は27日から29日まで説明会と筆記試験で続けさまに外出する事ばかりで、土曜日も面接試験のために朝早くから出る事になっています。7月末になって1週間のうち4日も就職活動で炎天下かつ台風の影響で不安定な天候の中を出歩く事になるとは7月の初め頃には思いも付きませんでした。8月はもっとキツくなりそうな感じもします。


 さて私はしつこくやらかしてしまったというか、相変わらず学習能力がないというか、またまた二ヶ所の公立図書館から本の延滞をしている事で(延滞期間は共に1週間)返却の催促の電話がかかってきてしましました。現在私は3つの図書館から7月だけでもトータルで36冊の本を借りていますが(一度も読まずに返却した本も有り)、物理的に見ても2週間程度で30冊近い本を読む事は速読の達人で無い限りは難しい事は承知しています。にしても私は6月初め頃の日記にも延滞した事で返却の催促の電話がかかってきて不愉快な気持ちになったという事を書きましたが、相変わらず私は延滞癖が直っていません。大体今利用しているこれら三つの図書館も2年位前から使っていますが、その頃から期限内に本を返した事など数えるくらいしかありません。ほとんどが催促の電話がかかって来なくても返却期限から1週間から時には1ヶ月位オーバーして返却してきました。これだけやっていると延滞常習者として表彰じゃなかったブラックリストに記載されているのは間違いないでしょう。ちなみにGoogleで 図書館 延滞 常習 で調べてみたらこのようなサイトがありました。

http://www.city.muroto.kochi.jp/reiki_int/reiki_honbun/o3030255001.html
 
「室戸台風」で有名な高知県室戸市の市立市民図書館の運営規則なのですが、昭和47年に施行されたものなので今はどうなっているのかわかりませんが、ここの第19条に「次のいずれかに該当する者に対しては、資料の利用を停止し、又は禁止することができる」とあって3つばかり出ていますが、その中にも貸出期間内に返却しない延滞常習者と認められる者が記されています。私がもし室戸市の図書館の利用者だったら貸出は禁止させられている事はほとんど確実でしょう。

 私は図書館をほとんど無料で本を一定期間借りる事の出来る便利な施設として利用してきましたし、これからも利用し続ける事でしょう。それでも図書館の本は税金を使って購入されているものなので、それを貸出期限を破って平気で2,3週間も延滞しまくっている事は公共財産の独占をしているという事になってしまうのでしょうか。

 大学図書館関していうと延滞に対して厳しい処置をとっている所は多くありますが、公共図書館に関しては室戸市の例を除けばそれほどまで厳しい処置をとっている所はあまり見かけた事はありません。私の住んでいる市の人口は30万人程度で自分が利用している自治体の人口もほぼ同じか約2倍という所だけに利用者も多くいる事でしょう(余計な話かもしれませんが、私の利用している図書館がある自治体の人口を合わせると約120万人になります)。数が多くいれば多少延滞を繰り返したところで後で返しに行けばごまかせると思ってしまうから怠惰になってしまうのかもしれません。

 延滞常習者をやり続けるくらいなら、一度全ての図書館の貸出をやめるべきなのでしょうか。読みもしない本を時間をかけて借りたり返しに行くくらいなら、借りないというのも一つの手であると言えます。しかし現在の私は自分の欲しい本ですら買えないという状況だけに、タダで好きな本が読める図書館はこの上なくありがたい施設でもある訳です。やはりルールを守る事が基本なのでしょうね。社会を生きるにおいて必要な事を学ぶ事も図書館の貸出・返却からも学ばなければならないという事になるのでしょう。


 今回は私の図書館の利用にまつわる話になってしまいました。ちなみに私が三ヶ所の図書館で高い頻度で借りている本は、ローダン・シリーズにスター・ウォーズのスピンオフ小説、宇宙関連の書籍、歴史関連や政治学関連に、ヤングアダルトコーナーに置かれているアニメ・コミック関連の書籍などです。最近でも小熊英二氏の「民主と愛国」(ページ数966という6600円もする分厚いハードカバー書籍)やアメリカの国際政治学者ハンス・モーゲンソーの「国際政治」やイタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリの「帝国」といった600ページクラスのハードカバー書籍も借りる事は借りましたが(期間は2ヶ月程度)、結局一ページも読まずに終わってしまいました。読みもしないハードカバー本など借りても単なるエネルギーの浪費に過ぎないという事を痛感させられています。

 常に物に囲まれていないと気分が落ち着かないというのは問題なのかもしれませんが、私は自分を愛書家と考えていますので、本に囲まれる生活というのは憧れでもあります。もし自分が将来一戸建ての家を購入できたのならば、書庫は必ず作ってそこには大きな本棚に学術書や研究書から趣味の本までありとあらゆる本を鎮座させたいと思っています。






名前

内容

ひろひろ 常に物に囲まれていると気分が落ち着かないタイプです。 (04/08/04 18:10)
ひろひろ ブス子さん、〔顧客サービスなければ、インターネット通販、カタログ通販〕です。それが、〔ひろひろ〕の買い物い対する、信念です。 (04/08/04 18:04)
ぺけぽむ 思い切って、「自分が今5千円を使って買うとしたら(額は状況にあわせて変える)」と思って絞って借りるのは? 欲求を制御する訓練みたいな感じでストレス溜まりますけど、本当にほしい本だけに手が伸びますよ。 (04/08/01 20:04)
ブス子 2週間借りられて、もう引き続き読みたい時は本を持参でもう2週間の手続きをする・・。読みたい新本を購入希望で書けば、いい本なら図書館が買ってくれて入ったら電話くれます。 でも、本に線引いたり、マーカーつけたい時は自分で買わなきゃ。 どうせ、長い事言ってないし、探すより 受付で頼んでどの辺に置いてあるか聞きます。 スーパーでも、初めての店は何がどこにおいてあるか聞く方が早い。ところが、慣れないバイトばかり雇ってるんでその人も困ってます。 ディスカウントは、さいきん不親切で使用方法、別売付属品を教えてくれないお姉ちゃん。ポスト取り付けるのにコンクリート、タイル用、モルタル用とあるが・・、無知な女はだめぽ。・・・壁 穴開いたままだ・・。徒労、苦労。 1人暮らしはた〜いへん。 (04/07/31 17:55)
韮山 私の長い就活経験から行くと、8月は会社側が夏休みをとるので、求職者も中休みに入らざるを得なくなります。 その代わり、盆明けから求人が急増するので、それに備えて体力を蓄えたらいいと思います。 本もいいですね。これからは期限に気をつけることにして、借り続けたらどうでしょう。 暑いですが、頑張ってください。p(^^)q (04/07/31 15:27)
幸運を祈る 図書館で本借りたのいつのことだったかな〜。覚えておりません。 (04/07/31 13:48)
えりさ 私も何度か延滞して図書館から通知うけたっけ。 (04/07/31 11:52)
ひろひろ 書籍は、借りるより、買った方が安いし最新の理論が分かるのにーー (04/07/30 23:46)


 ■ 2004/07/23 (金) 宇宙は雄大、しかし自分は矮小


 前回書いたときからは11日、フランス革命記念日(ドイツ現代史を専攻していた私からすればナチスが事実上天下を取った日[1933年]にもなりますが)からは9日が経過しましたが、15日には川崎の方に団体職員の筆記試験に、19日には某私学の学校職員採用の筆記試験を受けに世田谷区の方に出かけました。

 19日の筆記試験は朝の9時集合なだけに休日にもかかわらず6時起きで7時にはもう家を出て試験会場へと向かいました。私の住んでいる埼玉県の東部から世田谷や川崎、横浜に行くには余裕を持って集合時間の2時間前には家を出るようにしています。それゆえに19日は多分数年ぶりに6時に起きた訳です。大学院時代に徹夜して6時過ぎまでレジュメや論文を書いたり、今年の4月以降も締め切りの2日前(消印有効の場合は当日に)応募書類を書くのに徹夜となって、それを近所の郵便局に出しに行ってから改めて睡眠をとった事も何回かあります。そんな事をやっても受けた所を落ちていたのでは情けない事この上ないのですが・・・・・・。


 7月も後残すところ10日もきってしまいましたが、7月に入ってからの私の日記は、我ながら自分のネガティヴさを強く感じている事ばかりをしきりに述べている所が見受けられます。確かに今でも自分はやる事為す事理にかなってない行動をとる事があります。そういった事に気付くのが、親をはじめ他人に指摘されてからというのがいまも続いています。自分が愚かな人間で、そんな人間を採用する側がリスクを負ってまで採る訳がない事は認めざるを得ないという事はわかっていても学習能力が少しもないんじゃないかと思う事もあります。大学院の修了後、家にいる時間が多い分手伝いなどをしていますが(一人暮らしをする際の予行練習の意味もあります)、つい何分か前に言われた事を忘れる事が多くあります。このような事が今の自分にとっては生きていく上で負担となっているのです。親からもこのままではホームレスへの道をたどっているとまで言われる始末です。

 大学院まで出ておきながらホームレスなんかには死んでもなりたくないというのが私の本心です。いくらダメな院生であってもホームレスになるつもりで大学院に行ったわけではないからです。数年前に「ホームレス作家」なるノンフィクションが話題となりましたが、「院卒ホームレス」などというのはこの上ない屈辱だと思います。オタク人間でお荷物のダメ院生の行き着く先はホームレスだった、というような感じでマスコミの格好のネタにはなりたくはありません。それにしても最近は夕方のニュース番組でも特集を組まれるくらいホームレス問題は深刻ですね、中には有名大学卒という高学歴のホームレスの人もいるみたいですし。

 私はSFや宇宙といったものが好きで、そういったものに大きな憧れを抱いているという事はこの日記の中で多く書いてきました。しかしながら自分は宇宙的規模で見るとミクロな世界に過ぎないわりと身近な人間社会でも相当矮小としかいいようのない人間だという事を思い知らされる事ばかりです。宇宙や万物の歴史は雄大なものなのだから、私のような人間のミスや過失なども水に流す(あるいはなかった事にする)おおらかさを持って欲しいと他人に対して願う事もあるのですが、集団生活を送るにおいているだけで雰囲気をブチ壊す輩など宇宙がどんなに雄大であろうが不必要となるのかも知れません。宇宙や万物の歴史は雄大であり、人間の多少のミスや性格不一致などは些細な事に過ぎないのだから受け入れるだけの心の広さが必要などとほざいていると新興宗教の教祖か信者のように思えるのですが・・・・・・。

 やはり日常生活ではキチンとした事がやれなければならないのでしょうね。決まり事や約束を守る事など。それを破っても土下座までして謝って許しを乞いたり、宇宙は雄大だのという妄言を吐いたりするようでは社会のつまはじき者になって一生社会の最底辺を這いつくばっていく事になるかもしれません。路頭をさまよいながら星空を見上げて「宇宙はこんなにも雄大であるのに云々」などと独り言を言っていたらそれこそ変質者と思われても仕方がないと言う事なのでしょうか。


 最後になりますが、皆様からご指摘のあった皆様のご意見に対する返事に関してですが、時間の許す限り付けるように心がけたいと思っています。私は皆様が、どこか自分が後世に残したいという気持ちで書いた文章にどのような感想を持っているのかだけに関心があって、それに対する返事までは気が回らなかったと感じています。
 
 日々人間とは思えない間抜けな動物じみた行動ばかりしている自分でも思いの全てをぶつけたいという気持ちでこの日記を記しています。これからも自分の愚かさが改善できるかどうかはわかりません。いつ親に捨てられてもおかしくない状況にまで自分で追いやっていると思う事すらあります。私は日記を書く事で自分の心のバランスをとり、なおかつ世間とリンクしていく事を心がけようとしています。nanakoさんがおっしゃられるように人の意見に対して自分の考えを述べる事は大切な事に感じられます。大学院時代の私はまともな研究をやらず、中間報告の際にもゼミのメンバーからの意見にまともな答えすら言えず、他の人の発表の時ですら自分の意見が言えないという状態でした。こんな人間が大学に残れないからといってじゃ社会に出ようと思ってもなかなかうまくいかないという事は現在痛感させられています。それゆえに社会に生きていくための学習だと思って、皆様のご意見に対する自分の考えを述べていきたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。



名前

内容

(´・ω・`)しょぼんぬ 日記長いのでプリントアウトしてじっくり読みます。これからも期待あげ。 (04/07/26 15:59)
ブス子 でも、この不況 自殺者、発狂者が増えるとあながち遅れた予言が来ると心配しています。うつ病の増加も・・。最後に空から恐怖の大魔王が降りてくる、というのは核ミサイルだと思っています。 (04/07/24 14:55)
MOTOAKI ノストラダムスの大予言は21世紀になってからはほとんど見向きもされてませんね。予言自体に関して、自称ノストラダムス研究家の方々が好き勝手に解釈しているものだと私は考えています。 (04/07/24 14:09)
ブス子 私は故森田正馬氏の本をほとんど読破・・・知らん人多いと思うんで止めときます。 (04/07/24 10:58)
ブス子 ノストラダムスの大予言についてはどう思います? (04/07/24 10:21)
MOTOAKI >ブス子さん 私は故カール・セーガン博士の著書や『Newton』別冊等を読んで、宇宙にはまだまだ地球人類の知らないものが多くあるという印象を持っています。宇宙人の交信についても、もし自分が宇宙科学関係の道を志していたのならばやろうとしていたかもしれません。ただどのような宇宙関連のニュースが日々ネットやTV、新聞や科学雑誌といったメディアに入ってくるのかは興味があります。私は宇宙について思いを馳せる事は恐い事ではないと思っていますが。ちなみにnanakoさん、私は男です(笑)。過去の日記を読めば一目瞭然だと思いますが。 (04/07/23 22:53)
韮山 前向きになって、良かった良かった。(^^) まだ若いし、これで未来が開けるでしょう。 筆記試験がある先への合格確率は必ずしも高くないですが、それも経験するとねらい目が分かってくるはず。行動あるのみです。頑張れp(^^)q (04/07/23 22:37)
ブス子 nanako> 今頃、何を言うてんの?  (04/07/23 22:03)
nanako 失礼しました!MOTOAKIさんってお名前だったんですね。男性だったのかあ・・・? (04/07/23 19:22)
nanako こんにちは○○さん!院卒さんとでもいうべきでしょうか?お名前考えてみたら宜しいんじゃないでしょうか?「交流しましょうね?」って意見受け入れてもらえて良かったです。ブス子さんもこんにちは!でした。ではまた〜 (04/07/23 19:19)
ブス子 というと、マリーアントワネットしか思い浮かばないし、「ベルサイユのバラ」という漫画はおもしろかった。SFコミック「秘密(シークレット)」は読まれましたか?死んだ人間の脳の記憶を読む犯罪捜査漫画です。清水玲子で1と2出ています。ホームレスにならないかの心配は私もあります。ところで、MOTOAKIさんは宇宙人と交信したいなど考えますか? 考えると危ない人間の一歩になります。宇宙など考えるだけで空恐ろしいです。 広場恐怖をもってますんで。 (04/07/23 15:51)


 ■ 2004/07/12 (月) 2 YEARS AFTER


 昨日はテレビを点ければどこの局も丸一日選挙一色でしたね。当然有権者である私は投票に行って来ました。どんなにひど過ぎる大学院生活だったとしても院卒であって政治史を専攻していた身だけに無関心やら無責任な事は出来ません。
 

 選挙の話題はさておき、私にとって7月11日とは忘れる事の出来ない日でもあるのです。日本人の中でインパクトのある日付といえば、1.17、2.26、5.15、8.6、8.9、8.15、9.1、9.11だと思いますが(1.1や2.14、3.14、12.24なども。また人によってはアメリカ独立記念日の7.4やフランス革命記念日の7.14、あるいは真珠湾攻撃の12.8や東京大空襲の3.10も入るかもしれませんが)、私の場合は大学と大学院で専攻していたドイツ現代史も絡めると、印象のある日付は私の誕生日(敢えて書きませんが3月生まれです)、1.30(1933年にヒトラー内閣が成立した日)、4.21(私の好きなTM NETWORKのデビューの日でもあり「TMNプロジェクト終了」宣言の日)、4.30(ヒトラーが1945年に自殺した日)、5.7(1945年にドイツが降伏した日であり、第二次世界大戦の欧州での戦闘が終結した日でもある)、7.14(ドイツで1933年にナチスによる独裁体制が確立した日)、11.9(1918年のドイツ革命、1923年のヒトラーのミュンヘン一揆、1938年の水晶の夜[ユダヤ人に対する大規模な弾圧行為が発生した]、1989年にはベルリンの壁が崩壊)といったものがあります。

 ドイツ現代史の薀蓄ばかりになってしまいましたが、本題である7月11日に戻ります。この日は今からちょうど2年前、私の奨学金の使い込みや学費等の無駄遣いが発覚した日でもあります。この事については、2月や3月の日記のほうにも書いてありますが、醜態人生の極みとも言うべき日でもありました。またこの日を境に「大楽院」生活が「大我苦陰」生活に変わってしまった日としても認識しています。大学院に進学して2年数ヶ月の間に180万近くを散在し、そのうちで自分の専門に費やしたのは2割もあるかどうかというほどの醜さでした。私は大学院をレジャーランドないしはアミューズメントパークみたいなものに見ていたとしか思えません。さらには学内の学会や外部のドイツ現代史関連の学会などに研究発表を聞きに行ったりもしましたが、そういった事でさえも自分の役に立たせようとはしませんでした。私は大学院に4年間も在籍していながら、学内の学会ですら研究発表をした事もありません。要するに大学院生失格だった訳です。

 ちなみにこの時期、私は自分の論文の構想ですらまとまっておらず、一行も書いていませんでした。その時を境に私は残りの大学院生活を砂を噛む思いやら劣等感に近いものを持ちながら過ごす事になりました。その中で私の心の均衡を保っていたものが、SF小説であったり宇宙関連の本であったり、図書館や大型書店、大型ソフト店に足繁く通う事でした。このあたりの事は5月の日記のほうを読むとわかります。

 またこの年に私が度々視聴していたTVアニメのタイトルを列挙しますと、「おねがい・ティーチャー」、「ラーゼフォン」、「十二国記」、「あずまんが大王」、「天地無用!GXP」、「ちょびっツ」、「藍より青し」、「機動戦士ガンダムSEED」、「シスタープリンセスRePure」などです。途中で視聴を止めてしまったものが多く最初から最後まで通して観たものは数えるほどですが(それでも大抵の作品が放送終了して1年以上が経過した今となればレンタルを使えば観る事はいくらでも可能ですが)。付け加えるならば秋葉原の中古ソフト店で「星界」シリーズのDVDや声優さんのCDも同時期にたくさん購入していました。
 

 そして今、私は自分の立場および生活全てが苦しい状況に立たされようとしています。好きなSF小説やコミック、CDなどが買えないばかりか、永久保存のコレクション目的で購入した本なども生活維持の為に手放さざるを得なくなっています。人生を甘く見ていた人間の当然の末路と言う事は出来るのかもしれませんが、趣味をライフワークと考えている私にとっては自分のアイデンティティやレゾン・デートルにも関わってくる問題だけに、なんとしてでも私の趣味は守り通したいと思っています。そういった事もあっていまだに親にきつい事を言われると、癇癪を起こして近所迷惑な大声をあげて無茶苦茶な理屈をこねまわす事すらあります。こういった事をやっていれば就職試験に仮面をかぶって臨んでも、企業側には少し話をしただけで性格等を見抜かれて不採用に終わるのがオチです。「所詮オタク人間など仮面をかぶったところですぐ見破られるだけ」をいう人間も存在するでしょうが、オタク人間=社会不適格者だと決め付けられるのは怒りを感じる部分があります。それはもう大規模なデモでもやりたくなるくらいに。

 私は現在親からの支給によって就職活動をしています。そのうちいくらかは今でもSFや宇宙関連の書籍を買ったり一回だけですが博物館の展覧会に行ったりするのに充てていたりしますが、要領の悪すぎる私がアルバイトしながら就職活動をするのは相当困難が伴う事は、学生時代に学校の勉強についていくのに精一杯である事から承知せざるを得ない事であり、7月中旬以降の就職活動もかなり大変なものになるだろうと思っています。どこかでうまく内定が出ればいいのですが、このご時世採る側も厳しくなっているだけにちょっと話をしただけで全てを読まれてしまう人間には辛いものがあります。こっちが採る側よりも一枚も二枚も上手でなければならないのかもしれません。


 それにしても投票に行ったりした事で思った事ですが、日本と言う国は本当にいい国だと思っています。政府が出した政策に対して批判するなり不満を言うなり、自由に意見を言う事が出来る。またいかなる信条を持っていようと、それがもとで弾圧される事は無い。こういった事は民主主義体制では大切な事だと思います。そういった事が保証されているからこそ、SFやアニメ、コミックにゲームを愛好していても弾圧を受けずに自分の趣味をライフワークとしていける訳です。極端に言えばロリコン趣味があっても世の中を生きる自由が保証されているという事です。

 最近ではアニメやコミックといった分野にも規制だ何だと言われていますが、規制を加える事は日本が世界に冠たる現代文化を滅ぼす事になりかねないと考えられます。空想と現実を混同してしまって暴走して犯罪へと走った一部の輩だけを取り上げて、アニメやコミック(そしてゲームも)を全ての害毒みたいに決め付ける事は断じてあってはならないと思います。



名前

内容

キシリトール MOTOAKIさん、nanakoさんの意見も酌んであげたらどうかな?(強制しているわけではありませんからね) (04/07/16 21:05)
ブス子 ちなみに私もボブ江ロックさんとベルエポックさんと間違ったりする。 motoakiさんも余裕ある時 他の人の日記を読んで思った事書いてあげてください。 (04/07/14 17:27)
ブス子 おお! nanakoさん、すばらしい! 日記が論文のようにインテリジェンスすぎて私みたいに頭の悪い者、欝っぽい人にはちょっと読みづらいかな、と思っています。 先ず悩みがある場合それを前提に持ってきた方がいいと思いますが・・。ちなみに私はメンタルヘルスなのでついて行けない可能性もありますが・・。==>(´・ω・`)たけなかんぬ モトキさんとmotoakiさんをいつも間違う。<==それはあなたが悪い。 (04/07/14 17:21)
(´・ω・`)たけなかんぬ モトキさんとmotoakiさんをいつも間違う。 (04/07/13 18:05)
ぺけぽむ うーん。なんとゆーか、自分の専攻や趣味へのこだわりを捨てたがっているのか捨てないでいきたいのか、ちょっとわかりません。その両方とも今のあなたを苦しめているものであるとあなたは認識していると思うのですけど、逆にいうとそれらが今のあなたのアイデンティティを担っているようにも見えます。だから嫌いでも、時には憎悪の対象になっても捨てられない。しがみつくのをやめてしまったらあなたをこれまで作ってきたものがなくなってしまうと思っているから。…失礼。私の哲学もそんなものです。ただ、あなたの言葉は建前や解説が多くて、自分のことをかなり赤裸々に語っているのにどこか新聞の記事を読み聞かされているような感じがします。あなたは本当にご自身の、今現在の人生の物語を生きていらっしゃるのでしょうか? 自分の趣味を生かしたいのならそれなりの方法があると思います。自分のやりたいように生きることををどこかであなたは否認しているのではないですか。自分よりあまりにも偉大な“虚構の中の人物”と自分を比較することは、結局虚構と現実を混同することと差のないことに思えますが…。 (04/07/13 14:28)
nanako こんばんわ〜ひとつ思いますが、この日記はたくさんの方がロムしているのですよ。レスしてくれている人もたくさんいます。それに対しどう思っているか、意見をだしてみられたらどうかと思います。ちょっと他人と交流してみましょうよ。ねっ! (04/07/12 21:39)


 ■ 2004/07/10 (土) ついに無職100日目


 もう昨日の事になりますが、7月9日をもって私が無業者、つまり無職になってから100日が経ちました。無職100日目になる昨日もまた不採用のメールが届きました。これで私が応募した所は9割5分落ちた事になります。残りの5分は選考待ちですが、落ちる確率の方が高いと感じています。

 4月の段階では夏頃までにはどこかから内定もらえているのではじゃないかと甘い期待をもって就職活動をしていましたが、100日が過ぎてもろくな成果が出ていない事を見ると、結局まともな事をやってこなかった人間が仮面をかぶって真面目ぶったところで選考する側には見抜かれているという事を認めざるをえません。大学・大学院合わせて8年間社会と接点を持たずにダラダラ過ごしてきた事や、学校教育を受けて20年の間にその時その時を大切にしてこなかった事の負債が返済不可能な位にたまりにたまったようにも思われます。
 

 前回は私のネガティヴぶりというものを書きましたが、7月8日付の日経新聞(就職対策の為に6月から3ヶ月程契約しました)の夕刊を読んでいたら、「ネガティブ就活」(原文ママ)についての記事が載っていました。その記事によると、就職活動をする学生が、内定がなかなか取れないためについ弱気になって面接で企業受けするような答えに終始したり、画一化した服装を選ぶ傾向がみられ、そのような自分らしさより無難さをを追求して守りに入る就職活動の事を「ネガティブ就活」といばれるという事です。

 その記事を読んでみると私自身にも当てはまる事が多くありました。私も経歴が経歴だけに採用担当者受けしそうな面接の答えを用意しては、結局落ちまくっている事だけに心に重く感じられました。何でも企業に気に入られようと振る舞えば振る舞うほど採用担当者に簡単に見抜かれるという事です。私も採用すべきでないというネガティヴなオーラが漂っているがためにどんなに面接対策して武装しても、話をしただけで自分の底の浅さを露呈しまくっているように感じられました。

 確かに30近く(これからも応募する企業や団体の数は増えていきますが)受けるにしても、一つ一つ企業ないしは団体の事業展開や特徴は異なるので、それに見合った事を自分の口で話せるように日々思考はしています。もちろん「自分が何をしたいのか」「なぜこの業界で働きたいのか」は一応考えて、考えを相手に伝えられるよう努力はしています。にしても話をしたら自分の底の浅さが相手に見抜かれてしまう事には、苛立ちを感じてしまいます。いかにも面接対策のマニュアルか、自分が予習用として書いた物を台本通りに読んでるだけという印象しか採用する側に持たれていないのかといった気さえします。

 大学院卒というのは、卒業時に22、3歳の学部卒と違って数年年をとっているだけに即戦力になるか否かで企業側が採用を決めているような話を聞いた事はあります。自分よりも遥かに優秀な人ですら研究職や専門職になかなか就けない事も耳にしましたが、私の希望職種は事務職だけにそんなところにも就けないというのは(職種に上下をつける訳ではありませんが)、魅力の無い人間に見られているとしか考えられません。

 何であれ、採用担当者が「是非うちで働いて欲しい」と思えるような個性や魅力を持った人間になるために日々努力する事は重要だと思っています。しかし20年の学校教育の中でその時その時を大切に過ごさず、おまけに大学院の4年間を荒廃させてしまった者がほんの数ヶ月で魅力的な人間になる事は並大抵の事ではないと思います。筆記や面接も何度もこなすうちにコツを掴む事は大切ですが、自分に魅力が無いと小手先の努力なぞ何の役にも立たないとしか言いようがありません。SF作品(活字や映像も含めて)ファンだとか漫画のファンだとか、ミュージシャンのファンだといった事など何の個性でも魅力でもないという事なのでしょう。ましてや歴史ファンはおろかドイツ軍やナチスのファンだというのも。最近親と話している中で、大学院まで行きながらファン活動に没頭しまくった事は将来の道を狭める事であったとよく言われています。別にSF小説や恋愛小説、コミックを読んだり、アニメを観たり音楽を聴いたりする事が悪い事ではありませんが、狂信的なファンになってしまう事は物事に対する視野を著しく狭めてしまうという事なのでしょうか。もしそうであれば、学生時代の私はファン活動を通して世間や物事に対する視野を著しく狭める事に励んだという事になるのかもしれません。



名前

内容

MOTOAKI 「ネガティブ就活」についてはこのようなページがあります。参考にどうぞ。http://homepage3.nifty.com/soudan-saito/negative.htm (04/07/23 13:55)
はじめ 失礼なことを言って御免なさい。もしこの文面で会話されたら、逃げます。 (04/07/10 23:50)
幸運を祈る 自分は無職になって200日ぐらいになります・・・ (04/07/10 16:43)
ブス子 すいません、日記書くのに毎回どれぐらい時間要します? nanakoさんの言う通りだと思います。 ワード専門の法律事務所など向いてられると思います。 「ブラインドタッチでどれだけ、打ち込めるか」重視される所もあります。 長文読むの苦手な欝でごめんね〜。出てこない方がいいですね〜。 字もきっときれいなんでしょうね。 毛筆できる方の求職は誰も面接に行かないのかずっと募集してた事あるよ〜。結婚相談所お見合いの会でしたが・・。 (04/07/10 11:05)
nanako こんにちは〜事務職をするために、資格はお持ちですか?簿記やエクセル、ワード、パワーポイント。まず、そういったものを身に付け、不服でしょうが初めは事務職のアルバイトから始められることをお勧めします。今東京でしょうか?私は昨年まで東京。今年から地方で仕事をしてますが、地方では事務職は超難関です。アルバイトも含め受かるのは希望者の4人にひとりといわれてる。まずはコツコツ頑張るしかないと思います。 (04/07/10 10:52)
オカピー 筆記や面接の練習だけでなく外へ出てアルバイトをしながら就職活動をしたほうが良いと思いますよ。そのほうが視点が変わってよいのではないでしょうか。 (04/07/10 09:43)
一見さん 文章は読みやすいですね。今過去の日記を一読させていただきましたが、過去のいろんなことに縛られすぎじゃないですか。 (04/07/10 08:56)
めろん 文章うまいですね、ネットの文章は読みづらいのが多いのですが抵抗なくスムーズに読めます。 (04/07/10 07:25)
GT 透明人間になって300日越えました 昔、どこも採用してくれんから自分で起業した女の人が居た 最終的にはそれだ。 (04/07/10 07:18)
ベルエポック まあ、仕事探し頑張りましょうよ。世の為、人の為、そしてもちろん自分の為に。 (04/07/10 04:29)


 ■ 2004/07/06 (火) 人から見た自分はネガティヴな存在なのか


 7月に入ってからも私は朝早くから採用選考を受けるために出かけたり、家にいる時は筆記試験や面接試験の対策をしたり、自分の見識を広めるべく自分で購入して積読のままだった本や図書館で借りた本などを読んだりしています。

 しかしながら3月に更新した定期も6月半ばで期限が切れ、現在では東京に出る交通費も増えてしまいました。説明会や採用試験の時は仕方ありませんが、もうオチオチ東京に出かける事すらままなりません。ちゃんとした仕事が決まるまでは・・・。それにしてもこの炎天下にスーツを着て就職活動に色々と飛び跳ねるのは結構堪えます。自分がいかに怠け者であったのか自覚させられます。

 家にいる時は親と就職活動について話す事がありますが、その度に私が認識させられる事は、中身の伴わない学歴を引っさげたところで割と名の知れた所には入る事など出来ないという事です。現在選考待ちの所を含めて30近くに応募してきましたが、書類審査・筆記・面接のどれかで落ちたものは9割近くに達しています。大学院卒で既卒者でも応募が可能な独立行政法人関連にもう命懸けでも入りたいという気持ちを持って面接を受けたりもしましたが、不採用の結果が返ってきただけでした。

 まだ就職活動を本腰でしていなかった3月の時は大企業を中心にエントリーしていましたが、4月以降に自分が是非入りたいと思う業種は出版と団体職員(独立行政法人や財団法人等)に絞るようにしました。7月の現在では、ことごとく不採用に終わった出版社にはエントリーする気力を無くし、団体職員や(私立の)学校職員系にも焦点を定めています。エントリーシートでは公共的な立場で社会全体の発展に貢献したいという事を志望動機で述べていますが、私の適性を考えるとこういった事務方の仕事が向いているのではと思う事があるからです。

 その割に面接まで辿り着いても私は全くといっていいほどいい結果が返ってきません。いかにも採用するべきではない(採用担当者が見て)というオーラが漂っているのではないかと考えてしまう事があります。ドクターに進学するだけの実力や成果等は別として、ドクターに進めなかったから仕方なく就職を選んだ人間など人間のクズに過ぎないのでしょうか。就職できなかった(あるいは社会に出たくない)から大学院に進む事は、今度は逆の事になってしまう(つまり大学院に残れないから社会に出る)最悪の人生パターンなのかもしれません。


 私は自分が現在展開している就職活動を「醜飾活動」という造語を作ってまで自分の醜さを形容していますが、今では「醜蝕活動」になっていると感じています。初めから勝ち目の無い選考のために経費を使っている訳ですから。もしこのまま勝ち目の無い事をし続けるのならば、無駄遣い以外の何物にもなりません。

 私の醜態人生を振り返ってみても、塾に行かなければ学校の勉強にすらついていけないという実態で中高6年間予備校に高い授業料を払って通っていました。しかも私はいまだに一つの事をやるのに手一杯という人間で(中高生の頃は学校の勉強について行く事に、大学院では修了のかかった論文を仕上げる事に)、様々な事を手広く行っていく事など全くもって無理でした。勉強そっちのけでSF小説やライトノベル、音楽、アニメ、コミック、ゲームといった事に熱中した事など様々な事に幅広く取り組んだという事にはならないように思えてなりません。自分の場合は娯楽が本業に対する息抜きというよりも、娯楽そのもののために人生の全てを消費してきたといえる訳ですから。

 大学院自体も私から見れば、最初は「大楽院」であり、2002年夏以降は「大我苦院」ないしは「大我苦陰」だったという事になるのかもしれません。今の自分はネガティヴな造語を作ってしまうくらいに肉体的にも精神的にもプレッシャーが増大していると感じています。このままでは自分の事を「大我苦陰醜士卒」とか言ってしまいそうです。ただでさえ自分の事を過失大王とかウッカリストとかドジ皇帝とか前にも書いたドジ野ダメ男みたいに言う事があるだけに、冗談も度が過ぎると冗談では済まされなくなる事がひしひしと伝わってきています。


 私は大学院時代も自分が平均以下の人間のくせに、(SFやアニメ、コミック、ゲーム、アーティストや声優などの知識だけで)自分はユニークな個性と博識を持っている人物だと思い込み、現在でもただでさえろくな事やらないくせに「多少の間違いぐらい許せる広い心を持つべきだ」とか「SF的かつ宇宙的な雄大な視野を持って云々」といったような事を口走っていたような気もします。極端にいえば「宇宙は広い!」という言葉で総括していたように思っています。さすがに「宇宙は広い!」と大声で叫ぶ事はありませんでしたが。

 他人と合わせられない事や雰囲気を読めない事、さらには何度も同じミスを繰り返している輩なぞその場にいるだけで空気を澱ませる存在だという事を現在も嫌というほど思い知らされています。これも前に書いた事なのですが、大学院で私が所属していたゼミの雰囲気が私の在籍中と終了後では違っているように感じられるという事にあります。学問の場でも仕事の場でもいるだけで周りの空気を悪くする、ないしは全員の士気を低下させるという輩とは一緒に講義を受けたくないしましてや働きたくもないという事なのかもしれません。学問や仕事を行うにおいて役に立つ知識や能力を持っている人物ならともかく、TM NETWORKやTHE ALFEEがデビュー以来リリースしたアルバムやシングルのタイトルを古い順に言う事が出来るとか、また林原めぐみさんや井上喜久子さんといった人気声優の方の代表的な出演作品と役をたくさん言う事が出来るとか、あるいは早川文庫や角川スニーカー文庫、朝日ソノラマ文庫、富士見ファンタジア文庫、電撃文庫、徳間デュアル文庫で出されている作品のタイトルをたくさん言う事が出来るとか萌え系の美少女・美女キャラを使った山手線ゲームにめっぽう強いといったような能力(?)など社会生活や学術・研究生活の上では何の役にも立たない知識をひけらかす人間など、「あっちで一人でやってろ」と言われるのがオチなのでしょう。
 
 ドイツの近現代史を研究するにおいても、ナチスおたくやドイツ軍おたくがまっとうな研究者なぞ成れる訳が無いという事も痛く認識させられました。以上の事から自分が専門の勉強と同時に社会に出るための勉強もやらなかった事が悔やまれる事があります。

 例えば私が受験して落ちた出版社でも、自分は一社も受けなかったレコード会社でも「本を読む事を自分のライフワークとしている」とか「3度の飯よりも音楽を聴く事が大好き」といった事を言ったところで採用にはつながりません(実際出版社を受けた際にも売る事を考えなくてはならないという事を面接官の方から言われました)。「自分が好き」と「ここなら自分の能力を発揮できる」というのは違うという事を実感させられています。




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豚女 知性溢れる文章だ・・・・ (04/07/09 18:39)
ゆーじん 北島三郎さんも、7年間全然、うれなかったそうです 諦めないで! (04/07/07 09:26)
ポップロック 第三者から見まして文章を見る限りかなりな能力の持ち主だと思います。ひとごとではありませんが過去を振り返り自己嫌悪になってしまいますと負の力しか出ないと思います。必ず必要とする企業はあると思いますので頑張って下さい。人間的否定はあまり考えない方がいいと思います。 (04/07/07 01:06)
おえち 文章をとても上手に書く方だと思います。 (04/07/06 23:28)


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