さよなら

さや侍が公開。
今回は物凄く面白く親子愛を描いた傑作だと言う。
色々とテレビで宣伝していたが、大きく取り上げていた。

主人公を演じるのは、「普通のおっさん」
本当の素人で、演技もできなく経歴もめちゃくちゃ、発音も悪く何を言っているのかも分からず台詞ない、ほとんどアドリブで撮影したというから驚き。


一作目の「大日本人」は、ほとんどのレビューの方が「面白くない」との事。
時間も金も払う価値はないと言うのが、多く２作目の「しんぼる」も同様の意見。
あまりに世界観が独特で、評価はいまいち。

テレビでは、ダウンタウンでは数字は取れないタレントです。
これは松本自身がそう言っていますし、とんねるずに数字では全く勝てず、１５％を超える事はまずない。それでも、一向に冠番組を減らす傾向はないのはなぜなのか?

なぜなら、ダウンタウンは、テレビで数字を取るのではなく、DVD・本やグッズがかなり売れているからだ。

ガキ使いなんて、DVDで異例の３００万枚を超えている。
松本の遺書もベストセラーになっている。
つまり、ある一定の人から、熱狂的な支持を受けているからなんですよね。

通常ならば、一作目の映画ですべった松本は、次がないのは普通なんだけど、次から次へと出させている理由は、実はこれであろうと思う。


「大日本人」が、米国からリメイクのオファーがあったとの事。
米国では、ストレートに物を言い、個性の強い人が好まれる傾向がある。
米国から興味をもたれるのは、当然の事ではないかと思える。

その、松本の才能を見抜いた吉本は凄いと思う。
今の時代、いかに自分をアピールし、会社はその能力を売るかが掛かっている事が分かる。

やっぱり、天才なんですね・・・