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爺放談 |
■ 2009/09/06 (日) 娯楽とプロパガンダ |
つい先日 映画「ディファイアンス」「ワルキューレ」を観ました。
この当たりの戦争物は古くから数多くあり、「大脱走」「ナバロンの要塞」「アンネの日記」「ホロコースト」などなど・・・ いずれを取っても名作で、大変面白く良い映画ですがそれにしても少し偏った映画ばかりと思うのですがどうでしょうか? あまりにも設定が毎回「ドイツ悪」と言う図式の映画に偏りすぎていると思います。 確かにユダヤ人虐殺は歴史が証明している事実であり、その部分を正当化することはいささか問題が有ると思いますが、しかし、歴史と言うものは連続した時間の流れの事柄であり、そうなったのにはそれなりの理由が有る事も歴史の一部でしょう。 ただ、一つの事柄だけを特化して幾度と無く映画やドキュメンタリー化する事は良くありますがそれにしてもこの事柄は特に多いように思います。 実際問題、当のドイツ国民はどう思っているのでしょう? もうそろそろこの辺でドイツ側から見た映画、それも超大作でハリウッド辺りが作っても良いと思うのですが・・・・ 第一次世界大戦の敗戦からドイツが疲弊し、ドイツ国内におけるユダヤ人の私服を肥やし贅のかぎりを貪る生活を横目に見ながら赤貧の生活を強いられているドイツ国民、そんな生活苦を続けていく間に国民のやりきれない感情を代弁するが如く颯爽と登場し、全てのドイツ国民に希望を与えるよう登場するヒトラー・・・・ こんなストーリーの映画やドキュメンタリーも観てみたいものです。 ドイツもこの日本と同様、政治の世界も娯楽の世界も全ては戦勝国側にとって有利な物でしか発信されないと言うことでしょうか? もしそうならやはり見る側に熟慮が必要不可欠であり、取捨選択できる知識を身に付けなければならないと言う事なのでしょう。 でなければ、自由な発想と思っていても実は巧妙に操作されている事に気付きようが無くなります。 たかが映画といえど冒頭部分で「これは実話である!」となっていれば真実と簡単に思ってしまいます。 プロパガンダとは、報道などによる物よりもむしろ娯楽の中に多く潜んでいて、その手法が一番大衆を先導しやすいものかもしれません・・・・・ |
名前 内容
はいむるぶし 敗北者さん 「DER UNTERGANG」この映画はまだみていませんが結構話題になったみたいですね!確かに仰るとおりで時間が全ての物を解決の方向へと導くのでしょうがそれはそれで新たな方向性が良い方向性とは限らないかもしれません、結局はやはり自分自身が確かな目を養う事が重要でしょうね。 (09/09/09 15:43)
はいむるぶし まりあさん そうなんです第三者の目が最も重要なんです!これが結構難しいんですけどね・・・ (09/09/09 15:37) はいむるぶし 告発者っち テレ朝は自分から断ったのだよ!NHKからのオファーは考えたけどね!^^ (09/09/09 15:35) 敗北者 「ルールも正義も勝者が創っているにすぎない」自分達が思っている以上にみんなこれを理解出来てると思います。だからはいむるぶしさんが望むような映画も時代の流れと共に産まれる可能性もありますよね。実際に「DER UNTERGANG」みたいな映画も創られるようになりましたし。 (09/09/08 04:06) まりあ 難しい話は抜きにして。。。。。。最後に判断するのは視聴者。楽な方に流れるも良し、長いものに巻かれるのも良し。どちらの立場にも立って見る視野や、両者を第三者の視野からも見ることが出来るのって重要ですねぇ(*^_^*) (09/09/06 22:26) 告発者 爺のホームレス話はフィクションだったのでテレ朝からドラマ化のオファーが来なかった( ゚,_・・゚) (09/09/06 20:41) |
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