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無色の妄想日記

タイトルを変更しました。

現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。
ありがたいことです。

旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。

今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。

残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。    ただ・・・それだけ。

 ■ 2012/12/04 (火) 12月4日


青森県十和田市のホテル在。
昨日チェックインした。
12月に入り、本格的なサバイバル(私的に)が始まった。さすがに、冬の寒さは堪える。夏の暑さも厳しかったが、冬の寒さも厳しい。映画でしか見たことがなかった暴風雪を、この身で体験した。これからが本番の冬になるというのに、12月早々、厳しい現実を経験した。さばいばる・・・。でも、生きている!?体調不良、精神的不調などがなく、いたって元気に歩いている。
自分自身不思議な思いがある。風邪ひとつ引かない!下痢、発熱などもない。
暴風雪に遭い、ほとんど寝ていない状態で、翌日は、およそ50kmを歩いた。そして、その夜も道の駅で一夜の宿を借り、氷点下4度の世界で野宿した。
不思議な感覚に襲われてもいるしね。

11月30日
休養。 
夜中、ふと目覚める。お酒を飲んで寝ていた。いっときの安らぎの場。何を思い、何を考える。
気分の動揺。
これは、何も悲観的な動揺ではない。
自暴自棄的なものでも、厭世的なものでもない。
自分自身わからない。ただ、いまだ環境、他人の思惑を気にしている。長年の習慣であり、トラウマ化しているから、簡単には開放出来ないのは分っている。・・・なかなかね〜!?

我が守護霊団にお任せするしかないね。

12月1日
9時過ぎ、青森駅前のホテルを発つ。
天候は、雪が降ったりやんだり、晴れ間が覗いたり・・・と、相変わらず忙しい天気です。
とことこと、7号線を歩く。
この青森市は、東京の日本橋から発した4号線と、新潟市から発した7号線の終着点であるらしい。国道の礎になる地点という碑があった。どおりで、7号線を歩いている時に、道路標識に、「新潟市から〜km」というのをよく目にした。

7号線から4号線に入り、今日の目的地である、「道の駅 浅虫温泉」を目指す。天気は、猫の目のように変わる。雪が降ったりやんだり、晴れ間が覗いたりと・・・。青森湾に沿っているから、海風が強い。
途中、「浅虫温泉まで14km」という標識があった。さて・・・と、どうなることか!?

進むにつれて、天気は悪くなってくる。
海から吹き寄せる風は強い。雪が、海側から横に吹き付けてくる。上から降ってくるのではない。
2時過ぎ、「道の駅 浅虫温泉」に着く。
東北特有の二重扉になっている。中に入り、無料休憩所で、ほっとする。
さて・・・ここで一夜の宿を借りる事ができるか!?しばらく、駅の雰囲気を感じる。クレームがつくと、黙って出てゆく。
駅のスタッフに、素泊まりできるホテルはあるかどうかを聞いた。インフォメーションのスタッフは、「旅館ならばある」との事。日本風の旅館は好きだが、荷物があるからね・・・(一度、いやな目に遭っている)!?しかし、夏場には、この駅の公衆トイレの通路で寝ている若者もいるとの事。ちょっと、安心。

天候は悪くなる一方。
地元の人も驚くような天候です。風の音、雪が凄い。
時間が来て、売店が閉まる。ここには、温泉があり、9時まで開いているとの事。温泉に入ると、湯冷めすること間違いない。じ〜っと、トイレの横にある、「道路情報」の端末の近くで佇む。駅の人にはチェックされているでしょう。当然ですがね・・・(苦笑。

サバイバル!
冷え込みも強い、風の音も凄い。が、建物の中で一夜を過ごせるだけましである。
(なんか・・・私の中の、もう一人の私が「ニヤリ」としているのを感じる)

外に出てみると、ものすごい風と雪。これが「暴風雪」か!?
映画などで、見ることがある風景が広がっている。なんとも凄い・・・の一言です。初めての体験。12月に入り、冬が始まったばかり。今後、まだまだ凄いことになるのでしょうね。

12月2日
昨夜は、「道の駅 浅虫温泉」泊。
寒かった!防寒着を重ね着して、暖かくして休んだが・・・寝れたもんではない。風の音、入ってくるドライバーの動き、二重扉が開いた時に入ってくる寒気!しかし、屋外での野宿ではなく、屋内での泊まりだから、ありがたい。

早朝、「汚さず 壊さず 後を残さず」を守り、出発の準備をする。
昨夜は暴風雪だったが、今朝は天気は良いようだ。今は12月。寒くなり始め。海に面しているからだと思うが、西日本出身の私には、驚く天気です。ただただ・・・驚く。
6時30分頃、「道の駅 浅虫温泉」を発つ。
とことこと歩き、4号線を北上する。
雪が積もっている。路面の凍結は無いようだ。寒い!風もあり、時折、雪も降ってくる。駅の情報では、次の「道の駅 しちのへ」までは、およそ48km。歩く。とにかく歩く。

トコトコトコ・・・テクテクテク・・・ゴロゴロゴロ・・・と。

雪道。気温は−2〜1度。
寒いと近い。しかし、良くこれだけ水分(おしっこ)が出るものです。心臓や腎臓に大きな負担がかかっている事でしょう。

とことこと雪道を歩く。
へっ・・・!?蛇の死骸!歩道だが、自転車かバイクに轢かれたような痕。蛇の死骸・・・!?まだ12月だから、そんなにおかしくも無いか!???

とことこと歩く。
途中のコンビニでトイレを借り、時計を見ると11時。
コンビニの外で一服し、地元のおじさんと話す。旅の話し、震災、原発、放射能・・・。おじさんは、うなずくだけだが、最後に一言、「歩かなければ、わからないこともある」

コンビニを発って、とことこと進む。とにかく歩く。
途中、よさそうなホテルがあれば泊まりたいが、見つからなかった。
とことこと歩く。だんだん暗くなる。5時前には薄暗く、5時ごろになると、真っ暗になる。気温も下がってくる。

突然・・・ズルッと滑る。路面が凍結している。滑った時にはドキッとする。気をつけなければならない!昼間の気温で雪が解け、気温が下がってくると凍結する。私一人の自損事故ならば、どおって事無いが、他人様を巻き込んでの事故だけは避けたい。途中のコンビニで酒と食料を求め、店員さんに道の駅までの距離を聞く。もうすぐとの事。
がんばって歩く。歩くしかないからね。とにかく歩く。

おそらく7時ごろ、「道の駅 しちのへ」に着く。
売店は閉まっている。隣にスーパーマーケットがある。JRの駅もある。

「道の駅 しちのへ」の軒下のベンチをお借りしての野宿。昨夜はあまり眠っていない。今夜は・・・!?
気温は0度以下になっている。

12月3日
「道の駅 しちのへ」泊。ありがとうございます。
さすがに、一昨日のような暴風雪ではないが、深々と冷えている。防寒着を重ね着しての野宿。屋根とベンチがあるだけまし。
・・・と、言っても眠れないけどね。
しかし、短い時間でも眠れているようです。夢を見た。おそらく、亡霊さんの夢でしょうね。大人の男女と子供が出てきた。3人とも血まみれであり、事故か事件に巻き込まれているような姿。恐怖は感じなかった。ただ、悪戯ばかりしているようで、困った感じを受けたことを覚えている。途中で目が覚めた(と感じた)。そして、また横になっていると、夢の続きを見ている。今度の夢の内容は、3人と仲良しになり、一緒に遊びに行く場面。
・・・・!?
旅に出て、何時の頃からか、土地土地の精霊さんたちや怨霊さんたちに挨拶をするようになっている。もちろん、私を守り、導いてくれている守護霊団や自身の内なる神、魂の同胞たちにも、お礼(感謝)の気持ちを発している。また、目にする鳥や動物たちにも挨拶の念を送っている。持ち合わせがあれば、ご飯なども上げている。

しちのへの土地の怨霊さんたちと、波動の共鳴が起きたのかもしれない。

寝ているような寝ていないような・・・!?
氷点下の中での野宿。合羽を裏返しにして干していた。乾燥はしなく、凍っていた(苦笑。

寒いから、震えるのですが、これまでは、震えると体に力が入るのですが、この夜は、震えると、反対に、体の力を抜き、筋肉の動きを感じるようにしている。足がつったり、横っ腹が痙攣を起こすが、出来る限り力を抜いて、その状態を観察しているようになっている。なんか、私自身を、第三者の観察者の目で見ているときがある。私の中の私。

サバイバル・・・。
青森駅のホテルを出てから2日間は、私にとっては本当のサバイバル気分です。

早朝、公衆電話から、十和田市のホテルの電話を入れる。部屋が空いているか!?幸運にも、部屋の予約が出来た。
「道の駅 しちのへ」で、出発の準備をする。地元の人も多くなってきた。地元の人も、不審に感じている事でしょう。寒い冬に野宿をしているおっさんが居るのですからね。

「汚さず 壊さず 後を残さず」を守り、準備をする。

時間はわからないが、道の駅を発つ。
とことこと歩く。天気は快晴。気持ちのよい歩き日和。凍っていた合羽も、出発するまでに、日光浴をさせて、溶かした。今日はホテル泊まりだから、合羽も洗う。

トコトコトコ・・・テクテクテク・・・ゴロゴロゴロ・・・と、歩く。道も、太陽が出ているから、凍っている所は少ない。今後は、夜歩きは出来ないね。地理がわからず、凍結している路面での事故が心配です。
途中、コンビニにより、カップめんとおにぎりを求め食す。

目指すホテルまで20km弱。
とことこと歩き、天気もよく、道もよいため昼に着いた。ホテルに荷物を預け、チェックインまで、十和田市内を散策する。
スーパーマーケットの無料休憩所で休み、ビール、食糧を買い求める。
休憩所に居る時、聞くともなく聞こえる話し声は、意味不明。外国に来ているようです。年配の方同士の会話は、方言交じりで理解できない。

時間が来たので、ホテルのチェックイン。
洗濯と入浴を済ませ、部屋に落ち着く。さすがに、2日間のサバイバルは堪える。
ベットに横になると、熟睡している。野宿ではなく、暖かく、プライベートの空間を占有しているという安心感から、熟睡できる。






名前

内容

すぴ子 ”青森駅〜道の駅しちのへ”のサバイバル行脚・・・・大変だったね。私がいなくなった(たしか10月末)以降も頑張ってたやまとさん(そういう所大好き!)。戻ってくる予定はなかったけど・・・また帰ってきたら、やまとさん随分変わってた。生まれ変わった? (14/01/09 21:25)
ふわり でもあんまり無茶しないでね、ご自愛してね (12/12/05 00:19)
ふわり もうすぐ冬なのに虫は大阪でも多いんだよね、昨日も自転車に乗ってると何度も顔に当たるぐらいたくさん小さい虫が飛んでた (12/12/05 00:18)


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