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無色の妄想日記

タイトルを変更しました。

現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。
ありがたいことです。

旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。

今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。

残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。    ただ・・・それだけ。

 ■ 2012/12/08 (土) 12月8日


青森県八戸市のホテル在。

雪・・・雪・・・雪・・・。
雪見酒。

西日本の兵庫県生まれの私にとって、このような雪の世界は珍しいというか、美しいというか、なんとも形容しがたい感情にゆすぶられる。日常生活を営んでいる方々にとっては、鬱陶しいばかりかもしれないがね。東北地方の厳しい自然環境を体感している。今、冬が始まったばかりですがね。

さてさて・・・今後、どのような経路をたどって南下したものか!?

まあ〜下手な考え休みに似たり、というから、酒(雪見酒)でも飲んで、のんびりと、いっときの自由な時間と空間を堪能しよう。

12月6日
9時過ぎ、ホテルを発つ。
トコトコ・・・テクテク・・・ごろごろ・・・と歩く。冷たい雨。風が強い。低気圧が通過しているとの予報があった。
雨と雪と風に打たれながら、4号線をトコトコと歩く。寒いと本当に近くなる(生理現象)。
昼過ぎ、「道の駅 ろくのへ」に着く。
この駅はどのような駅なのかを観察(波動のチェック)をする。隣にホームセンターがあり、長靴を求める。さすがに、穴が開いている長靴を履いていると、水が染込み、気持ち的のも、肉体的にも具合が悪い。
駅のトイレで着替える。
掃除担当の女性と話す。色々な人がいるものです。このことは、今までの旅の経験からわかっていたがね。この駅のトイレは、二日前に再開したと言う事。車が突っ込んで、使用不能になっていたとの事。色々な事があるものです。しかし、私が来た時には使用できる。ありがたいことです。また、トラックのドライバーから話しかけられた。私を見かけたようだ。「十和田から来たんだろう!?」と。
私は、簡単な旅の説明をすると、感心して、これから天候は悪くなるから、ここで休んだほうがよいという。掃除担当の女性とも知り合いのようで、運よく、このトイレをお借りできそうだ。トイレは、男性用トイレと女性用トイレの間にロビーがあり、情報端末が置かれている。女性スタッフは、荷物も中に入れたほうがよい、とアドヴァイスをしてくれたので、荷物をロビーの中に入れて休む。
この「道の駅 ろくのへ」は、この付近に道の駅がなく、ドライバーの休息の場がないことで、道の駅に成ったとの事。トイレの数が少なく、苦情が多いとの事。だからこそ、ドライバーの使用頻度も高い。それ故、色々と大変な事情があるようです。

私としては、とにかく、一夜の宿を借りれるようだから、安心した。

時間まで、物産品販売所で温まらせてもらう。
昼過ぎから雪が激しくなってくる。風も強い。ここは青森だからね。当然といえば当然です。
夜は零下になる。
またまた、サバイバル・・・(苦笑。

12月7日
「道の駅 ろくのへ」泊。ありがとうございます。
公衆トイレのロビーで一夜を明かす。屋内で休めるだけありがたいことです。時おり、一服する為に外で出るが、雪・・・雪・・・雪・・・。
左胸が重苦しくなる。
それでも一服している。急性心筋梗塞!?か心不全!?の初期症状か・・・!?まあ〜どちらでも、心停止するならするでよいのだがね。(笑

バックとりっくでベットを作り、そこに横になる。コンクリートからの直の冷え込みは避けられる。なかなか心地よいものです。二ツ井の駅では気づかなかった。
眠れなくとも、横になれるだけでずいぶんと違うからね。サバイバル・・・!

私は・・・何をやっているのだろうか・・・!?

掃除担当の女性が言っていたように、ひっきりなしに人の出入りがある。
入ってきた人は、一瞬びっくりして立ち止まる。中に人が横になっているのだからね。吃驚するでしょうね。

両足の痙攣が始まる。
私は観察している。痙攣もリズムがある。三回痙攣発作用の動きをすると、とまる。その繰り返し。そして、右足の痙攣が起きている時には、左足はなんともない。右足の痙攣が治まれば、左足の痙攣が始まる。面白いものです。

朝、6時半ごろ、八戸のホテルに電話を入れる(八戸までは25km位で、十分歩ける距離)。部屋を予約する。

出発の準備をしていると、トラックのドライバーから話しかけられた。
ドライバー 「歩いて旅をしているの!?」
私     「そうです。(旅の簡単な説明をする)」
ドライバー 「これから雪で大変になる。がんばって」
私     「ありがとうございます」

そのドライバーは、駐車場を出てゆく時に、クラクションを鳴らし、手を振ってくれた。
ありがたいことです。ありがとうございます。身も知らぬ人から、声援、応援を受けての歩き旅。挫けそうになる時に、このような人たちの事が思い出され、踏ん張る事が出来る。皆さん、ありがとうございます。

7時前、「汚さず 壊さず 後を残さず」を守り、駅を出発する。

トコトコと45号線を歩く(4号線から45号線に入り、八戸を目指す)。
思えば、この45号線は、岩手の都市の駅から北上した道。真夏の、本当にしんどかった道。今、南下している。青森県八戸市に着くと、東北一週。

本当に、”へたれ”で”あかんたれ”の私が、一念発起(言葉はよいが、そのような状況に放り込まれた!)して、歩き旅をしている。出来るものです。一日、10kmから30kmを移動する。トコトコと歩いての移動。4ヶ月以上懸かったが、時間の問題ではない。よくぞ歩いたものです。色々な経験をしながらの歩き旅。多くの魂の同胞に助けられながらの旅。

トコトコトコ・・・テクテクテク・・・ゴロゴロゴロ・・・と、歩く。

道路標識に従いながら歩く。
道の駅の地図とルートインホテルのパンフ(このパンフレットが、私のような歩き旅をしているものには、非常に役に立つ)にある地図を見ながらの歩き旅。
途中、からすがか〜か〜と鳴いているので、持ち合わせているパンをちぎって、道路に投げて上げた(この為に持ってきているのだからね)。

トコトコと歩く。八戸市を目指し、歩く。

天気は快晴。
太陽が出て、暖かい。日光が射しているところは雪が解けている。しかし、日陰のところは凍結している。

トコトコと歩くが、時にズルッとする。
それでも、トコトコと歩く。そして・・・両足を天に向けて万歳するようにすっころぶ!
これからの道のりを暗示するかのような、大胆な転び方です。でも、受身の姿勢は無意識にとっている(これでも、柔道の有段者です)。

パトカーとすれ違う時には、警察官は、私の方をじっと見ている・・・が、職務質問はない。

トコトコと歩く。
天気がよいから歩きやすい・・・陰になっているところは要注意だが。
1時前に、ホテルに着く。
ホテルに荷物を預け、身軽になり、散策する。歩いているときには、暑くもなく、寒くもないが、とろとろと散策すると、汗も冷えてきて寒くなる。スーパーの休憩所で休ませてもらう。ついでに、買出しをする。

時間が来たのでホテルに入りチェックインする。
洗濯と入浴。

5時過ぎ、買出しに出ようとすると地震があった。
八戸は5弱らしい。
周りの人は、冷静です。別段騒ぎ出す人もいない。あっ!?揺れている・・・という感じの人ばかりだった。私自身、そのような感じだった。あの揺れが5弱のゆれなのか!?
私の東北一周を祝福してくれるような大地の揺れ・・・と、自分勝手に感じている。


名前

内容

やまと ふわりさん ともぴょんさん 応援ありがとうございます。 (12/12/08 22:42)
ともぴょん はじめまして。これから南下するんですね。頑張ってますね^^) (12/12/08 21:13)
ふわり おめでとーござます^^ (12/12/08 20:44)


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