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これ程の屑はいるのか?Author:堕落者 ( Profile ) 人生は地獄よりも地獄的である |
■ 2013/10/05 (土) 私の秘密 |
この歳になっても着の身着のままのバイト生活。
女もいなけりゃ金も無い。車だって持ってないし、移動はボロボロのビックスクーターのみ。 独り暮らしのアパートに帰っても、やることといえば呑むか寝るかの二通り。 他人に誇れる経歴も、自慢できるモノも何もない。ナイナイずくめの今までの人生。 ・・・いや、一つだけあった。 夜勤を終え、疲れ切った顔でバイクにまたがりスターターをONする。 「ん? やけにハデな爆音だな」 俺のオンボロバイクからこんな威勢の良いマフラー音が響くはずがない。 首をひねった瞬間、ふと目に飛び込んできたのは・・・俺のバイクとは月とスッポンの勇ましいバイクだった。 っていうか、やけに見覚えのあるバイクなのだが・・・。 そのバイクは駐車場に入ると、ゆっくりと俺のいる駐輪場へと向かってきた。 こんなバイクに乗った従業員なんて見たことないんだがな。 数秒するとそのバイクは、何故か駐輪場に入ることなく俺の真正面で停車した。 「もしかして・・・俺?」 この状況じゃ、どう考えても俺に用があるとしか思えない。 フルフェイスでバイザーもミラーになっているから顔は全く分からない。 というか、こんな所にまで俺を訪ねてくる人間などいるはずがない。いや、それ以前に俺に知人友人と呼べる人間などもはや一人としていないはずなのだが・・・。 エンジンを切ると、その人物はバイクを降りて俺の眼前に立った。 改めて見ると、どうやら女のようだ。上半身は夏物のセーラー服で、下半身はGパン。まあ、バイクだからズボンにしてるのは理に叶ってはいるのだが・・・よく考えたら妙ないでたちだ。 女・・・少女? はヘルメットを取ると、充血させた目で俺の目を数秒間見つめ、その後・・・まったく予想外の行動に出た。 「お父さんッ!!!」 そう叫ぶと、少女は全力で俺に抱き付き、胸の中でスンスンと鼻をすすって涙を必死に押し殺していた。 状況が・・・全く分からん! こんな少女・・・多分高校生、俺に心当たりなんてあるわけがない。 たしかに女は好きだが、法に抵触しそうな交際なんて現在も過去も記憶にない。 ・・・ていうかこの少女、何か妙なこと口走ってたな。 ・・・”お父さん?” その瞬間、俺の脳裏にある記憶がよみがえってきた。そう、十数年前に完全に切り捨てたはずの、あの記憶が・・・。 「も、もしかして、明里(あかり)・・・?」 反射的につぶやいたこの言葉に、少女は顔を上げると満面の笑みでうなずいた。 「ウンッ!!!」 <続きは次回の講釈で→もうねぇよ> ※注:私には極度の妄想癖があります。 |
名前 内容
堕落者 マンボウさん、やはり妄想は脳内で自己完結するほうが他人に迷惑がかからず良いと思います。 (13/10/07 07:23)
堕落者 ともさん、読み書きが出来る人なら誰でもできます。 (13/10/07 07:22) 堕落者 不滅の素人さん、昔のように私小説を自画自賛して楽しめる気力が欲しいです。 (13/10/07 07:21) 堕落者 ちょこのこさん、酔った勢いで妄想を走り書きしただけなので、先はありません。 (13/10/07 07:20) 堕落者 めとろんさん、そんなものは持ち合わせておりません。ただのアル中です。 (13/10/07 07:19) マンボウ 妄想万歳!いいかも!もっとお願いします! (13/10/05 19:39) とも すごい才能だね。あっぱれ。 (13/10/05 15:45) 不滅の素人 展開を楽しみにしています^^ (13/10/05 15:09) ちょこのこ ついつい読んでしまいました。その後どうなりますか? (13/10/05 12:02) めとろん ひとつだけ誇れるもの・・・文才だね^^ (13/10/05 12:01) |
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