独身中年・最底辺の日々

こんにちわ。

仕事終わりに一旦アパートに戻り、支度をして極度の緊張の中、弁護士事務所へ向かいました。
場所は地図で調べ、実際すぐ分かりましたが早く着きすぎたので、しばらく公園の桜を眺めながら時間を潰しました。こんなに外は晴れやかなのに。今の私にはまだ桜を愛でる精神状態ではありません。

２０分前ぐらいに事務所へ入りました。小さなコンクリートの少し古い感じの事務所でした。
入ると、先客がまだ相談中とのことで、応接室で待機し必要書類に記入していました。

予定より少し過ぎ、先生の部屋へ案内されました。
あらかじめ昨日電話で債務状況は伝えてあったので、先生のほうから色々と説明がありました。
私がネットで調べた情報とも合致していたので、違和感はなく納得するのに時間はかかりませんでした。

先生の話を要約すると、
「あなたの場合は取引年数が長いので過払いが発生している可能性があり、債務をかなり圧縮できる可能性がある」ということでした。

まず債務の調査をするところから始まるので、どうしますかと問われ、お願いしますと答えました。

次回、再度訪問した際に必要書類を持っていき、そこで法テラスの扶助申請をして正式に依頼することになるようです。

さらに、取り急ぎ支払が迫っているものがあれば、支払をストップしておくよう言われました。
もし督促の電話などがあれば、「弁護士に債務整理の依頼をしました」と言えばいいとのことでした。

当初、弁護士から借金の経緯などを聞かれ放蕩ぶりを叱責されたりしないかと恐れていましたが、そんなことはなく流れるように説明を受け、ただ単に何に使ったか経緯を聞かれただけでした。
会話中も時折笑顔があり、怖い印象があったので安心しました。
事務の女性は二人いましたが、どちらも印象は良く丁寧でした。私がドアを出るまで頭を下げておられました。

最近の事務所はＨＰがあるところが多いですが、こちらの事務所にはありません。
ですので事前に情報が分からず非常に心配でした。
ネットでの情報だと、ひどい弁護士もかなりいるみたいで・・・。

県の弁護士会のＨＰを確認すると、こちらの先生は県の弁護士会の役員副会長をされておられる方でした。写真は確かにお会いした先生でした。
これも、信頼できるのではないかと思った要因の一つです。

ひとます、もう一歩前進したと考えてもいいでしょうか・・・？

天気は良好で、おそらく明日も快晴なんでしょうね。
だとしたら明日からの土日は絶好の花見日和でしょう。
アパートのドアを入る瞬間、
「明日、少しは桜を愛でることができるかな・・・？」
そうおもうと、自然と涙が流れ落ちていました。