2012 〜無職〜

介護職に就いて2ヶ月近く。当初の予想通り、もう退職を考えている。元々、合わなかったら2ヶ月で辞めて派遣の現場に戻ろうと思い、その手配はしておいた。というか、そこまでするなら始めから派遣辞めることなかったのではないか。派遣の仕事は嫌なこと一つもなかった。それどころか自分の人生の中で一番と言っていいほど面白かった。仕事のぬるさ、色々な人との出会い、起こる出来事、、本当に刺激的だった。それなのに派遣ということの不安が膨らみ、辞めてしまい後悔している。むしろ辞めようと決意した瞬間からすでに後悔していた。この前、派遣の時の人と飲んだ時、心底戻りたいと思った。派遣を辞めたことをぐずぐず後悔してるんだからどうしようもない。だが後悔は止まらない。


今のところは介護界ではかなり楽なところだと思う。風呂に入れたりするが、実際慣れれば自分にも決して無理な仕事ではない。しかし、利用者との会話なりコミュニケーションが根本的に難しい。他の職員のように高いテンションでの会話が難しい。特に苦手な利用者と二人きりになった時にどうしても会話が出てこず沈黙になってしまう。利用者の機嫌にこちらもモロに影響されてしまう。向いていないと思う。そんなだから周りの職員ともあまり馴染めない。前職や派遣でコミュニケーション力はかなりある方だと思っていたが、それは自分と話が合う人に限定されるらしい。今はひどいもんだ。


ここを辞めて派遣に戻ったところで一時の楽しさは訪れるが状況は悪くなる一方というのも分かる。なまじ、ぬるま湯に身をおいてしまったが故、正社員の仕事が自分にはとても務まらないように感じている。
希望条件ばかり追っていたらもう26、どんどん年もとるし、正社員で働いていたところを辞めてもう一年半になり、ブランクも増すばかり。