忍者の無職　キャリアデザイン日記

お世話になっております。
現在23：12です。個人名を書くのは気が引けるのですが、この日記コーナーで、なんか小説のネタとか、どうのこうのっていう話題があって、今しがた、経緯を他の方の日記で観て、その「やろうとした人」っていう日記を一回は見たのですが、数分で落ちていて、誰がそういう行動をしたのか、私には不明です。よって個人名（ハンドル名）が、今一、ピンと来ないまま書きます。

　日記を書くということは、情報のアウトプットです。キャリアカウンセラーの私としては、求職者の心情を、心行くまで吐露し、その経緯があとでご自身にフィードバックする。それで自省とか、自分の気持ちを整理するのに有効な手段だと思い、私自身も投稿していたわけです。

　一方で、「これらの日記をまとめたら面白く、かつ、より多くの人の役に立ち、かつ
儲かるかもしれんな」という企画魂というか、欲が出てしまうこと事を私も考えたことがあります。しかし、日記は日記で、著作権はもちろん日記当事者にあり、これを調整できるのは、このサイトの管理人さん以外にはいません。
　すなわち、掲載料と収益の分配比率、そういったビジネス上の契約が必須であり、勝手に引用することは、ネット社会で言うネチケットはもちろん、発表する人に対する無礼極まりない「盗用」であると考えます。知的所有権の問題でもあります。
　ここらへん、一度は私も私小説を書いてみたいという誘惑にかられた者（例・イベント業界の暴露話）にとっては、とてもハードルの高い問題です。書かれたモデルの人物の人権を考えると、到底書けないなと思い、志賀直哉から椎名誠まで、よくも書けたもんだと一読者として、その調整能力に感嘆した次第です。

　最近の私の日記を読んでいただいた方には分かることで、私は、今、言葉で商売をしています。キャリアカウンセラーはもちろんですが、ミニＦＭながら、営利目的の放送局で話をしていますと、「この一言で不興を覚える人もいるんだ」と言葉の重みについて考えてしまいます。悪口を言う。ネタを盗むというのは私、自称「芸人」にとってはタブーなことです。引用と盗用の境界線は評論家ｖｓ作家で、小林よしのり氏の裁判例でも、非常にデリケートな攻防がありましたし。

　日記を書くことは有益だと書きました。それはご本人さんにとって、のことです。気持ちの整理、見ず知らずの他人さんからの激励。それはネット社会になってからの、新しいコミュニケーションの形であります。
　個人名を出してすみません。私は韮山さんが好きです。それは文章に顕われる、実直性、前向きな態度と行動。そして、自省。真摯な文章に好感を持った次第です。ぜひ、お会いしたいと考えています。ほかの方の日記も散見ですが、拝見して、「自分の言葉」で真摯に書いておられる姿に、好感を覚えるし、なんとかしてあげたい。応援したい、と思うことが多々あります。
　面接に落ちた時の挫折感。将来に対する不安。持って行き所の無い焦り。それがヒシヒシと伝わってきます。私自身は、リスクを侵して事業を立ち上げており、トンネルの先が見えないまま、カネを使っている身分です。（借金だ）

　そういった個人的、あくまでも個人的な事情で発表された著作物に対して軽率に考えるのは危険ですし、このサイトは、ある程度の紳士協定というか、ネチケットがある品位のあるサイトだと思っています。無記名で無責任というか、悪意のある書き込み、日記へのご感想は、あまり無いと思っています。

　問題になったチャットでどういう「会話」があったのか、ワカラナイのですが、匿名性を悪用した軽口が存在したのであれば、残念に思います。仕事は、それが全てとは言いませんが、重要なテーマです。1日の1/3を過ごすことになるでしょうし、人生設計の
基本になる「骨」です。
　嫌だったら、自ら落ちれてばいいやっていう、ネット環境の「裏」だけで運用されるユーザーさんが居るのであれば、このサイトでは悲しいことだと思いました。

どうか、みんなが言いたいことが言え、また、自身の発言に対して、ある程度の責任とはいかないまでも「自負」を持って対応して頂く様、祈っております。

以上です。