忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在15：42です。

昨日は不動産屋での大家さん面接が午前中にあった。礼節は大切だろうという気持ち、そしてホリエモンにならないようスーツで出動する。
　我がエリアはコテコテの土着性気質である。あの人はどこそこで家だ、高校だ、中学だ、お父さんは何してるってのが、個人のステータスとまでは行かないが幅を利かせているのだ。現在、借りようとしている事務所はハロワの近くで、駅前。しかも相場よりは安い。だが古い。この一体は、俺が高校生のときまで田んぼだった。昭和60年代ごろ。再開発が始まり、駅の高架工事があり、線路で分断された海側と山側の行き来が楽になり、田んぼだった海側に道路、ビルが建った。結果、それまで表玄関であった山側は「裏側」になってしまった。

　大家さんとの面談はなんとかまあ、済んだ。今回の取引には不動産屋が2件絡んでおり、それはまあ、礼金（1ヶ月）を不動産屋で分けるから問題はない。俺以外の3人は60歳過ぎの方ばっかりだったのと、俺が最初に頼んだ不動産屋の担当者が、どうも俺には気に食わなくて、なんかイライラした。相手の話を聞いているときに手をモジモジさせたりするし、説明事項でも、「まあ大丈夫じゃないんですか〜」と安請け合いするもんで、どうなんか？と思ってしまう。

話とんで
これらのオジサマ方は小指のツメを異常に伸ばす人がいる。あれはどういう意味なんだろうか？　さっぱり検討が付かない。だれか教えてください。

面接終了で、開放された俺はイベントを偵察に行った。今回は展示会で、しかもテーマが思い。交通、犯罪、一気飲みなどで無くなった方のパネル展である。お亡くなりになった当時の背の高さにあわせて、一人ひとり、パネルが立ち、その足元には生前、穿いていた靴がおいてある。この子は、居眠り運転の車に轢かれた。この高校生はリンチで殺された。この娘さんは、追越をかけてセンターラインを超えた車に轢かれた。そういう人型パネルが50人以上分展示されている。また、午後からは、ご遺族の講演会もあった。（講演会は見なかったが）　小さい子供の場合は、当然、見るほうも背を屈めてみないと説明が読めない。
　犯罪被害者の人権確保、そして交通犯罪の刑の軽さなどを考えさせられる展示会だった。また、労働環境で過労してでも運行させる会社のありかたまで俺は考えてしまった。不意にも涙が出た。スーツのズボンにハンカチが入っていて良かったと思った。いつもの格好なら俺はハンカチを携行しないから。
　俺にも子供が出来て、子供全般に対する感じ方が変った。映画や演劇、または報道、そして町でみる子供達に対して。自分の子供に置き換えてしまうのだ。よって涙腺が緩くなった。俺の兄は「ホタルの墓」がどうしても見られないと言っていた。彼も自分の子供に置き換えてみてしまうため、不憫に思えて仕方が無いのだ。

　夕方、ミニＦＭで2時間喋る。アシスタントである。ミキサーと時給は変らない。おとといの晩の「男の修行」で二日酔い。エンジンが掛からない。余計に緊張する。それで、喋っているとかなり疲労してしまった。よって、その後、酒場へ潜入する作戦を止める。この作戦と言うのが、高校の同窓会の幹事プロジェクトだった。俺は理系のクラスに属していたのだが、どうも文系の有志で進めるらしいという情報を得て、打ち合わせ場所である酒場に乱入して「仲間にいれて〜」と言おうと思っていたのだ。年1回の全学の同窓会で、高校の体育館で行われる。毎年36歳にあたる期が幹事をし、余興とか、飲食を担当する大きなイベントだ。音響装置、演出装置が入るのでイベント職人の俺としては看過できないビジネスチャンスだと考えた。
　しかし、二日酔いはとうとう夜にまで及び、ＦＭで喋って疲労したし、同期とは言え、全然知らないメンバー、または高校当時、反目？していた人間も含まれているため、最終的には腰が引けたわけだ。

明日、1/31は忙しい。県庁への書類提出。不動産関係の契約書の作成、それから正月作戦で失敗した商品の再発売の段取り。先輩イベント職人との会食など。営業資料も作成せねばならない。3月に向けて、営業をドンドンしていかないとイケナイ。事務所を借りたということでかなり尻に火が着いてきた気がする。確定申告もあるし。

昨日は少し不安になってヘコんだけども、かなりポジティブに考えられるようになったぞ。

昨日、ラストサムライを返して今回借りた映画
１．ＪＳＡ（韓国）
２.キューティーハニー（邦画）
３.シカゴ（米）
４.救命士（米）

いや、ホントは1.2だけにしようとしたら「あと５０円で旧作なら２本、準新作なら１本ＯＫですよ」って店員が言うから3を持って行ったら「これは旧作になるのでもう１本いいですよ」って4を選んだ。スケベ系を借りていたらかなり、バツの悪いやり取りになっていただろう・・・・。（スケベ系は借りませんよ。くれぐれも）