忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在　9：22です。

金曜日に、そういえば、人助けをした。車で移動中、前を走るトラックが右折時に荷物を路上にぶちまけたのだ。

それは発泡酒だった。

ざっと１０ケースくらいが路上に撒かれ、何本かはブシュー、プシーと缶が割れて酒が舞っていた。俺はそのトラックの２台後ろを走っていた。で、車から降りて、その缶を拾い、路肩へ避ける。トラックの兄ちゃんも慌てて降りてきた。この交差点は産業道路でトラックの通行量が多い。２人で、トラックに注意しつつ、作業する。作業は１０分くらいですんだ。荷台に再び積まなければならないんだろうが、トラックの兄ちゃんが「もういいです」と告げたので、俺は車に乗り込み、去った。

土曜日
ＦＭパーソナリティの初日。ネタを仕込み、喋る。先週までのパーソナリティがアシスタントになり、交代の形。相方が居れば話に詰まっても、フォローしてもらえるので助かった。
　これまでミキサー勤務で「尺が合わない」とか「もっと面白く話したほうが良い」と言っていたのが悔やまれた。やってみると大変だったのだ。言うがやすし、西川きよしだった・・・。逃げるように帰宅する。帰宅前に酒屋に寄ると「立春絞りたて原酒　限定販売」という日本酒が・・・。なんでも立春の朝に絞った日本酒を飲むと功徳があるそうな。本当か〜？と思いつつ、買ってしまった。結構、高かった。５合で１５７５円だった。帰宅して呑んだ。殆ど一気に・・・。

酒が切れない生活をしている。多寡はあるが、呑まない日はない。二日酔いになると翌日が、はかばかしくないので、最近は控えているが。アルコール燃料で動いている私である。地球にはヤサシイカ？

日曜日
県庁からの郵便に気づき開封。業者登録が完了した通知だった。格付けがあり、たぶん、納税額とか、法人とかの基準で決まるのだろう。俺はＢだった。この上にはＡ、特Ａがある。各部署がコンペをするときに管財課に、声をかける業者をピックアップしてもらうのだが、大体がＡ以上で検索するため、俺に声がかかることはシステム上、ないだろう。前職の会社が特Ａで、経営者が自慢してたっけ、と、ほろ苦く思い出す。だもんで営業をかけなければならん。紹介してくれる約束が、お役人と出来ているので顔を繋いで、その後はトヨタ車で日参である。しかし、名刺がないんだよ。事務所移転でバタバタしていて印刷をまだかけていなかったのだ。そりゃ、インクジェットでプリントした名刺ならすぐ出来るが、安っぽい仕上がりになるしな〜。でもそういう「形」から入るってのも、ぐずぐずしている感じもするしな〜。

夕方からミキサー勤務。
５時間が辛い。途中でタバコを吸いたくなる。ここで、今日のタイトルにつながる。
タバコ休憩でひょろっと、他のスタッフに５分くらい交代するのは、不遜であると思ったのだ。他のスタッフならタバコを我慢したり、そもそも吸わなかったりで、じっとしている。俺は三十路過ぎで彼らより年長者である。それで、「おう、頼みますよ〜」って言うと許してくれるけど、これには根拠はない。なぜなら、待遇も同じ、同列であるからだ。俺が年の差を笠に着て、そういうのはアリだろうと「勝手に」思い上がっていたのだ。それに気が付き、愕然とした。

愕然として帰宅すると、夕食が「銭形金太郎」のビンボーレシピ料理だった。

けっこう、美味かったんだ、これが。