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忍者の無職 キャリアデザイン日記 |
■ 2005/02/11 (金) 建国記念日特別寄稿 社員旅行と私 |
そういえば、在職時代の11年間。いろんなところに社員旅行で行ったけな、と思った。社員旅行ってヤツは親睦を深めるとか、慰労とかが「良い意味」だ。俺の居た会社の場合は「税務署へカネを払うくらいなら、みんなで遊ぼう」という社長の意向で作戦は発動されたので、毎年のことにはならなかった。
また、社員が受け持つ顧客の営業日の関係で、社員ごとのスケジュールがばらばら、そして、旅行を拒む社員の工作によって、ボツになったこともある。俺は旅行が好きだ。酒も好きだ。だから、旅行を拒む社員の神経がワカラン。中には「旅行に行く金があったら、カネをくれ」と言っている人もいたが、なんか、それも野暮だな、と俺は思う。 第一次作戦 博多1泊2日 劇団四季「美女と野獣」鑑賞ツアー 第二次作戦 韓国釜山2泊3日 とにかく焼肉食えツアー 第三次作戦 上海・北京3泊4日 寝台列車で北上ツアー 第四次作戦 沖縄2泊3日 喜納昌吉ライブが見られて良かったねツアー うーん。こうやって振り返ると4回しかなかったっけ? 劇団四季は初めて見て、その後、俺は四季ファンになった。博多の屋台で、うじきつよし氏を見た。 韓国は汚かった。そして辛かった。悪いけど。焼酎は甘かった。焼肉屋は社長の調査で、地元民が行くガーデン型の店だった。ここは美味かった。でも焼酎は甘かった。 中国は人が多く、五月蝿かった。ビールは不味かった。どうも大陸の水は悪いらしい。上海は地震が無いため、ものすごく都市化が進んで高層ビルが乱立していた。しかも見える部屋は小さく仕切られてていて、外見は近代建築だが中身は民芸小屋みたいに見えた。上海から北京までは寝台列車で移動し、北京では故宮へ行った。とても大きく、威厳はあったが、観光客の大半にマナーは無かった。時折、見かける軍人の制服の生地が薄くて、あれで動き回ったら裂けちゃうんじゃないの?と思った。とにかく物売り多し。パパラッチに群がられる芸能人の気持ちが少しは分かる。すぐに物売りが群がるからだ。それと、言うほどラーメンは美味くなかった。北京のビールは美味かった。北京ダック食べ放題ってのは、はっきり言って飽きる。それとダック食いながら掛け軸を買わされそうになって、買った人もいたし、俺も買いそうになった。一種の催眠商法か? 沖縄作戦は今も当時の社員には語り草になっている作戦だ。とにかく、いいところだったと皆が言う。俺は旅行最終日の翌日がキャリアカウンセラーの一次試験で、どうしたもんかと思っていたし、辞意を表明していたので、連れて行ってもらう資格が無いように感じていた。うやむやのまま、同行し、あまり俺にかまう人は居なかった。社員の一人が仕事で間に合わず、夜に文字通り飛んで合流したが、その経費のほうが旅行の一人アタマの経費よりも高かった。 最終日だけがフリーだったので、俺は沖縄県立図書館へ朝から行き、キャリアカウンセラー試験の勉強をした。勉強して、眠くなってそのまま寝て、起きたらまた勉強を繰り返した。沖縄の休日は公園にオジサンたちがゴザと碁盤を持ち出して、碁を打っていた。とても新鮮な風景だったことを今も思い出す。タクシーの運転手に聞くと、琉球文化の名残だそうで、中国の影響だという。なんでかしらんが、沖縄では将棋もマージャンも定着しなかったそうだ。 ただ沖縄作戦以後、俺も退職し、あまたの社員が出入りを繰り返した。沖縄作戦から、もうすぐ1年が経とうとしている。よくよく考えるに前職の会社の経営者は、結構、偉大だったんだな〜と、自分が経営するようになってから思うようになった。教育には時間がかかるものだな、とも。経営者の心、社員知らずってとこか。それはそれで、良いときもあるし、悪いときもあるな、と。 |
名前 内容
馬鹿な名無し 楽勝ですね。また明日! (05/02/11 14:03)
幸運を祈る 韓国にいって焼肉が食べてみたいです^^ (05/02/11 13:49) ハンコ屋 面接官の経験がありますね。正社員・アルバイト等採用していました。忍者2さんの話から少しズレてしまい、申しわけないです。 (05/02/11 13:44) 忍者2 >ハンコ屋さん。面接官のご経験が? それとも私のことですか? (05/02/11 13:30) ハンコ屋 「前職の会社の経営者は、結構、偉大だったんだな〜と、自分が経営するようになってから思うようになった。」親と子の関係に少し似ている。今僕が感じているのは、このサイトは面接を受ける人が中心(ワンサイド)で書かれている。しかし、僕は面接官の経験が過去にある為、違う眼で見てしまうんだ。そこに少し違和感を覚えますね。 (05/02/11 12:14) |
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