忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在10：41です。

昨日から内職アワード2005の開幕である。ちょっとしたキャンペーンイベントの手伝いの仕事が来ていて、配る景品の袋詰め作業6000個を行っている。スタッフを召集し、おまけを袋に入れる作業。しかし、この部材がすべて揃っておらず、ばらばらにやってくるため、今日、明日も作業は続くわけだ。タイムアウトとして、明日はＦＭ出勤なので16；30までには任務を完了しなければキツイ。

イベントの仕事、広告の仕事。これは大きなものになればなるほど、ゼネコン化が進む。大手代理店が仕事を取る→下請けに出す→下請けに出す→下請けに出す→末端企業が行う。そういう構図。今回もおまけ制作会社が何社かになっていて、それで制作のスピード差が如実に現れているわけだ。
　クセが悪いのは、こういう構図の場合、清算時になって、クレームやら泣き落としやらでギャラが下がってしまうことが往々にしてあることだ。これは末端に行けば行くほど、涙が号泣に変る。それが今回もありそうで、ちょっと怖い。あんまりいい思い出がない・・・。

スタッフが召集できたのは、嬉しかった。まだ俺に協力しようという人が居たからだ。ギャラは払ったが、その心意気が嬉しかったのだ。夕方、一応の作業を終え、食事に行った。ついでに、今年、卒業するスタッフから、本棚などを貰う約束を取り付けた。取調室みたいになっている事務所だが、だんだん、調度品が増えてきて、喜ばしい。

さて、今日も内職は続く。こういう作業をしていると、中国とか東南アジアってのは人件費が安いよなとしみじみ思う。この作業をかの国々はいくらでするんだろう、と。それであの暮らしぶりなのか、とも思うし、それで幸せならいいんじゃないかとすら思う。日本は発展した。求職者ですら車でハロワに行く。携帯を持っている。家にはテレビ、電子レンジもある。ガスもある。

経済発展と個人の幸せはリンクしないんだろう、と思った。

犬の話を少し。
犬の飼い主がなかなか居ない。加えてこの地は今、雨だ。内職アワードも始まり、俺も体があかない。そんなわけで、身動き取れない。昨日、おじゃ魔女（＝娘）に「まだなの〜」って言われた。そう言われてもな〜。