日常或いは最悪な日々

よく人生をやり直したいということを聞くけれど、同じ人格の人間が同じ人生を新たにやり直してもまた同じ選択を繰り返すだけではないのかな？
少なくとも、自分的にはダメな方へ、ダメな方へ進む自信がある。

過去の何処かの分岐点に戻って、Ａという選択肢、Ｂという選択肢、この二択があるとする。現在の自分はＡを選んだために現在の「ダメな自分」になったということを仮定して、（因果関係は怪しいが）今回はＢを選んだとする。
そうすると新しいルートは開くのかもしれないが、暫く進むと絶対に次の岐路が現れるはず、そこでやはり同じようなダメルートを選択するに違いない。
そして現在の自分が居るルートに分岐していくような気がする。
往々にして逃げの一手で選択を繰り返しているので、まぁ、その辺は自業自得だし、まぁ諦めも付く。もう一回人生をやり直せるとしても、この人生をもう一度繰り返すだけの気力はもうないな。デッドエンドを迎えるほうが早そう。

選択肢を何度も繰り返すことを無限施行できるのであれば、最適なルートを選択することも可能かもしれないが、自分の能力の底上げは無理っぽいし、人格や環境も改善する見込みも無さそう。それならいっそ別人に生まれ変わる方が絶対にいい。

まぁ、そもそも人生なぞ死ぬまでの暇潰しにしか過ぎず、何を期待するわけでも無い。
一刻も早くこのクソゲーが終わることを祈りつつ。

時には足掻くこともしがみつくことも重要かもしれないよ？
なんかここの住人を見てると、ふとそう思った。他人事だしどうでも良いか。