ヌレヌレ草★這い上がる雌ブタ

無職仲間の友人ワラシから電話があったのら。
積る話は全然ないけど、つい数ヶ月前まで毎日顔を合わせてた友達兼部下の彼女は

『昨日、ヌレﾀﾝと働いてる時の夢を見た。
あの頃（たった数ヶ月前）は楽しかったよね。
本当にあんなに楽しく仕事できる事はこの先ないと思うよ。』

と殊勝な事を言ってくれてジワリとした訳出す。
そして、

ワ『なんかさ〜、仕事全然無いよね〜。』
ヌ『ないない！時期を逃したよ。』
ワ『この間、サインオン（生活手当てを貰う為、隔週にジョブセンターにサインをしに行く事）行ったんだよ。』
ヌ『うんうん』
ワ『３ヶ月仕事を探して見つからない人が受ける訓練みたいなヤツがあって、それを受ける人に選ばれたんだよ。』
ヌ『へー、すごいじゃん！！』
ワ『でもさ、職探ししてる人の代表に選ばれたんだよ？』
ヌ『どんな事するの？それ？』
ワ『まあ、やってる事は馬鹿でも出来る事なんだけどさ．．．』
ヌ『うんうん。』
ワ『一緒にそれに選ばれた人がね、どうも、１人はミスとミセスの区別が付けられないほど頭が悪いアラブのどっかから来たばかりの体中に布をまとった人で、もう１人はすぐキレて怒りまくるやヴァいおっさんなんだよ。』
ヌ『．．．』
ワ『ぶっちゃけ、普通に社会に適応して無い人ばかりで、その訓練に出た人は仕事が見つかったら£５００（１０万円）、仕事を３ヶ月続けたら£７５０（１５万円）貰えるんだよ。』
ヌ『ええええ、いいなあ！それ！！』
ワ『まーねー。』
ヌ『でもさ、それって、ワラシには悪いんだけど、ミスとミセスが区別できなかったり、情緒不安定で仕事が見つからない所謂【ダメ人間】に選ばれたって事？だよね？』
ワ『．．．うわ〜〜〜〜ん、そうなのよ〜〜〜〜！！』
ヌ『ご、ごめん．．．でも．．．』
ワ『ん？』
ヌ『ぎゃははははは、面白いよ！！！だ、ダメ人間代表なんだね、ワラシ。尊敬するよ。』

という事で友人ワラシは今、【ダメ人間代表】になって社会人の基礎を習っています。

ヌレﾀﾝも国からの保護金をもらってはや１ヶ月半が経とうとしています。
３ヶ月後にはダメ人間代表に選ばれたいだす。
ダメ人間代表に選ばれると

●上記のお金
●面接の交通費
●洋服代の補助

が出るそうです。
目指せ、【ダメ人間代表】

いやいや、イギリス政府はこんな事で皆様の税金を使ってたのですね。
ホント、真面目に仕事してるときにこの話聞いてたらちゃぶ台ひっくり返す所でした。
無職だと、ある意味『皆さん、楽してすみません。』って気持ちになるから謙虚になりますもの。


以上。



『ヌレヌレ草』

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