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人生には必ず邪魔が入る。

疫病神が疫病神を連れてきました。
疫病神はかわいいワン子を連れていました。
ワン子の不幸を見逃せませんでした。
自分を終身刑とし、不幸を背負う代わりに
何とかワン子を救う事が出来ました。

 ■ 2024/07/30 (火) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】  第十三章   第一話


【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】

第十三章 新たな歩みもヘタレはヘタレ

第一話


愛犬との17年は何だったのか…
私は私がこの世に生を受けた時からの使命であり運命であったと理解している。
私が望んで出会ったのではない。私の周囲が私と愛犬を巡り合わせ出会った事だ。

そして自身の欲望を我慢し続け、人生の長い時間を捧げ頑張って面倒をみた。しかしその最期を迎えた時に残された感情は辛いものだけであったと思う。
それでも愛犬の面倒を投げ出せば良かったなどと思った事は一度もない、むしろもっと気遣ってあげたかった。
愛犬への無償の愛、それだけだ。


この頃はまだ深夜短時間バイトとエア出勤中の時期だ。
自分の人生を始めよう、そう思っていた。
しかし新たな道は漠然としたものでしかなかった。
まず実家を出たい。
そして正社員として一生働く場所を探す。
あとはチャンスがあれば女と付き合ってみようかな
こんな感じだったと思う。

エア出勤中に日本の敗戦の歴史なんかにも興味が出ていろいろと本を読んだりしていた時だ、ゆえにこれからはビシッとした生き方をしようとそんな気持ちにもなっていた。
靖国神社に行き昇殿参拝を初めてしたのもこの頃だ。

自衛隊の入隊も少し考えていた。当時27歳、確かギリギリアウトだったんじゃないかな……
最期のふんぎりがつかずに断念。
警察官や消防官なんかも憧れたが、現役時代でも受からないであろう試験を今更やる気にもならない。
なにしろ私は郵政外務の試験に落ちた男だ。

という訳で某警備会社の面接を受ける事にしたのである。


その時代に捧げるBGM
キラキラ 小田和正
https://youtu.be/ctJ9yivGZJg?si=ZXr3YCO2KkBazuTl





名前

内容

日記主 警察庁官僚の天下り先業界ですね。 (24/07/30 15:52)
記入なし 自分も、警備業界で働いたこと、ありますよ。。。 (24/07/30 14:10)


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