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人生には必ず邪魔が入る。妻は水原一平です |
■ 2024/12/09 (月) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】 第十五章 第四話 |
【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】
第十五章 第四話 バイトでスタートした物流倉庫。 気がつけば7、8年ほどの月日が経ち、中間管理の最下層の位置になっていた。 多少の昇格をしたがやはりダラダラと過ごした感は否めない。周りに遠慮ばかりしながら働いていた。 基本的に私は人間が恐いのだ。 何かあって戦った時のその後、くだらない逆恨み的な嫌がらせや暴力、そういったものを常に警戒してしまう人間性が育っていた。 おそらく私は喧嘩が弱い。なんかそんな気がする。 身長は169cm体重は当時60kg前後だった。 一番痩せた時は54kgまでなった。今か一番太っている。おそらく64kgぐらいはあると思う。 だから新しく職場にくる派遣やバイトの面倒を見るのが本当に嫌だった。 私程度が管理している職場にくる派遣なんて大概しょうもない気難しい程度の低い人生を怠けてきたジジイや馬鹿しかいない。だいたい合ってると思うがそんな先入観が凄く強かった。 つまり私は新しくきた人間は皆私に危害を加えかねない犯罪者予備軍に見えていたのだ。 だからどうしても気を遣い遠慮してしまっていた。 人に頼んで嫌な思いをするなら自分だけ苦労すればいい。 それで丸くおさまるなら安いものだ。 そんな考えの人間だ。 この頃から真剣に悩み始めた。 何とかしてサラリーマン以外で働いていける道はないものかと…… 何か自分で商売は出来ないか…… しかし人生を怠けすぎた。 自分には何の技術も知識もない…… 何かを始めるには遅すぎる、しかし諦めるにはまだまだ人生は長い。そういう意味で諦めるには早すぎる…… もう程度の低い奴等や上から目線の態度のでかい奴等と運命共同体となり働き続けるのは嫌だ。 何かないか…… そんな気持ちで生きていた。。。 その時代に捧げるBGM 幾億光年 https://youtu.be/IbtDB7_dUr8?si=nnQDMu14fkVmFrPm |
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