人生には必ず邪魔が入る。

【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】

最終章　

第三話


サラリーマン生活終盤戦、あと一息、あと数日の辛抱だ。
そう思いながらやっていたが職場の老害部下がやはり最後とばかりに噛みついてきた。
アホみたいに、というかアホだから何回も喚き散らして帰ってしまい、辞めていった。
前回の職場でも最後に老害が噛みついてきたな。。。

だから年寄りは嫌いだ・・・

しかしこれはその場で強制的に完結するだけマシ。

厄介なのは女だ。

腐っても中間管理、部下の女共の機嫌も取りながら協力してもらい何とかこなしていた。
しかし女は馬鹿だ。その馬鹿な女の中でも突出した馬鹿がいたのだ。
仕事の為の優しさを勘違いして好意を持ってきてしまう馬鹿だ。
あまり書きたくないがストーカー的な事もされた。

一番問題だったのはこいつが犬を飼っていた事だ。
自分の事も自分で出来ない、体調管理も出来ない、入院が必要になるぐらい病気を放置する馬鹿。
こんな馬鹿に飼われた犬をどうしても放っておけなかった。

この馬鹿な女が倒れた横で健気に寄り添うワンコの姿を想像すると胸が苦しくて仕方なかった。

自分の今後の人生を犠牲にすれば助けられるワンコだった。
予想通り馬鹿女入院。

ワンコの面倒を見てあげる事が出来た。

そして、いろんな事に収集がつかず結婚までしてしまった。。。


その時代に捧げるBGM
大迷惑　ユニコーン
https://youtu.be/9vEw-r3mmfk?si=2IEn1EQlh-8RHUyi