日記HOME | TOP タイトル一覧 月別 |
人生には必ず邪魔が入る。妻は水原一平です |
■ 2025/03/03 (月) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】 最終章 第五話 |
【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】
最終章 第五話 長距離配送と単発の緊急配送の仕事をしながら2ヶ月ほど過ぎた。 まだ利益は厳しかったがこの頃は運転資金を使っていろんな事をしてみようと最初から決めていたのでまあ予定通りであったと言える。 馬鹿女と一緒に暮らすはめになるのがちょうどこの期間を過ぎた後だったので、今人生を振り返ると一人で過ごせたこの2ヶ月ぐらいが一番楽しい時間だった気がする。 サラリーマンしかやってこなかった私の人生において個人事業主というのはとても新鮮だった。 取引先に迷惑をかけなければ任務を果たしたその瞬間、何時であろうとそこから自由な時間となる。 全て自己責任 結果と責任、それらを自分自身で背負える量は明らかにサラリーマン時代よりも多い。 稼ぐも稼がないも自分がこれで良い、と考えれば誰からも文句を言われない。 自分の価値を落とすのも上げるのも自分次第 自分の看板、それ自体が商品だ。 自分の事は自分でやる、自分の事は自分でやれ そんな考え方の私にはピッタリだった。 そんな感じで良い仕事をしようと頑張っていたら、契約先から私を宅配の方で使いたい、という要請がきた。 何か気に入ってもらえた。 たぶんFAXなり電話なりの対応や文面なんかを丁寧にやっていたから良い印象を与えていたのだろうな、と思う。 評価され必要とされるのは嬉しい でも・・・ 宅配~~~(‐”‐;) という感じだった。。。 その時代に捧げるBGM ビッグブリッヂの死闘 https://youtu.be/iw0F3wtmlHU?si=d1VZSRVjcml0Wq0I |
タイトル一覧 月別 |