ゴール前直線。

家庭菜園で出来た野菜を頂いたり、よくしてくださるお客さんが来店されて
「粗品の果物鉢がもらえる貯金をしたい」
との事なので、例の「２０代だけど態度は大御所」の外交女性につなぎました。
無事定期預金を済ませた後でお客さんが彼女と一緒に戻ってきて
「めとろんさんの成績になるならもう１枚カード加入したい」
と言って下さり手続きしたんです。


お客さんんが帰られて２、３時間後
２０代外交女性が突然ツカツカやってきて、すごい険しい顔で
「めとろんさん！！さっきのカードのお客さんの事ですけど！！」
「はい！」
手続きか何かに不都合が発生したのかとびっくりして緊張して返しました。
「私がつないだから私に得点もらっていいんですよね」
「あ。ああ〜！いいですとも、当然ですどうぞ。私の方は本店に報告だけですから」
「それじゃ・・・」
彼女は去っていきました。
ものすごく怖かったです。
結構ムリな状態でお客さんがかぶっていたから、どうぞって言い忘れただけなのに。
怖すぎです。
そんなに言わなくても。
それに最初につないであげたのは私なんだから
ほんとは１点ずつでもいいものだと思うけど、貴女が２で私が０ですか・・・






業務終了後（３時以降）の事〜
別のお客さんのお家に訪問するため地図で調べて
土地勘がないため、３０代外交女性主任に聞こうとしたらあいにく接客中でした。
しかたないから自分で考えよっと、と思って引き返すとそこには、
２０代融資担当男性「どうしましたか？」
めとろん「いえ、○○主任さんに行き方を聞こうと思って」
「ボクが教えたげます」
「でも※※さんはあまり外回りないからわからないんじゃないですか、失礼だけど」
「それでもボクが教えたげますよ、分かるんだから。え〜〜とね、ここがこうだからこうこう・・・」
「ああ、そうですね。分かりました。お忙しいのにありがとうございました。じゃあ行ってきま〜す」


３分後、裏のバイク置き場で〜
３０代既婚外交男性「めとろんさん外回りですか」
めとろん「はい」
「道わかりますか」
「※※さんに教えていただきました。地図に蛍光ペンで行き方書いてもらいました。右にサンクスが見えたら次を右折・・・」
「サンクス？セブンイレブンの間違いじゃ・・・」
「そうだっけ？？わはは〜もの覚え悪いから」
「地図見せて」
「はい」
「ああ〜〜ここのお店無いです、ビルたってますから。こっちを目印にしてください」
「わ〜〜ん！！助かった〜すみません」
「それから今日は寒いからボクの防寒具来て行ってください。制服だけじゃバイクは辛いですから」
「えーー!!いいんですか〜〜じゃあお借りします。ありがとうございます〜」
「お気を付けて〜」
「ぼわ〜〜ん」（バイク音）