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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2004/06/30 (水) 無職復帰前日


昨晩は2:30まで眠れなかった。

眠いのをドリンク剤で押さえ込みつつ、最後の仕事場へと向かう。
職場に着くと、昨日来ていた女性のほかに男性が一人来ていた。
どうも彼がこの職場のリーダー格となる人らしい。
しかし今日もトラブルは少なく、彼らが昼休みに1件、午後に1件あっただけ。

営業氏は15時過ぎにやってきた。
そして、最初は同僚を、次に僕を呼び出して話を切り出してきた。
「次の仕事だけど‥‥」

女性の仕事ばかりで、男性ができる仕事はないってさ(--;。

結局、解雇退職は避けられない運命なのね。
秋にもしかしたら仕事が入るかも知れない、と言っていたが、それもまだ未定の話。
まともに就活したら、経験則上おそらくその頃までほぼ確実に無職だろうが、だからといってそれをアテにするわけにもいくまい。 だいいち大阪南部で三交替制勤務って自宅から通うのきつすぎ。

昨晩メッセで色々アドバイスいただいたが、お金(増額)の話はことごとくダメ。
ま、こちらも言いたいことは言わせてもらったし、向こうも不誠実な態度は一切取ってこなかったし、今度の退職が今後の就活に不利にならないよう会社都合による退職証明書を書かせることは約束させたので、よしとしよう。
しかし僕の仕事が終わるまで居座るのは辞めて欲しかった。 おかげで社員用PCと戯れる時間がなくなってしまったではないか。 せっかくのPC-9821Ra40という珍機種だというのに。

家に帰ってくると、タッチの差で昨日の会社からの電話に間に合わなかった。
こちらからかけて、概要だけ聞く。
ネットワークサポート業務で、今の仕事に近いことをやってるようなのだが、勤務形態が12時間2交替制って工場ですか?(^_^;)
とりあえず、明日は某所へ行くための指定券の事前申し込みに駅へ行くついでに、詳しい話を聞きに行こうと思っている。

それが無職復帰初日の予定。

♪「Good Humor」 Saint Etienne



 ■ 2004/06/29 (火) 無職復帰まで、あと2日! 楽しいな(嘘)


「郭公の雛を育てる」1日目。
僕らは郭公の雛に落とされる運命の卵であり、また郭公に餌を与える愚かな「親鳥」でもある(T_T)。
一つ違うとすれば、愚かさを嫌と言うほど自覚していることぐらいか。

朝8時に出勤すると、男性と女性が1人ずつ来ていた。
こいつらが「郭公の雛」かと思ったが、男の方は「親鳥」で「雛」は女の方一人だけ。
残りの人は明日来るという。 ただでさえたった2日しか引継期間がないというのに、どういう姿勢だ?
ただでさえ「ああ、こいつらと話したくない」と思っているところなのに。 幸いその「汚れ役」は同僚が大部分引き受けてくれたので、助かったけど。

手帳が机に転がっていたのでわかったのだが、今度契約を横取‥‥もとい、取ったのは某大手人材派遣会社。
勤務表も会社側で既に作っていて、見せてもらうと3人体制。
うーん、大手は最初から3人体制か‥‥‥。
病院内をあちこち駆け回っているSE氏の話だと、この会社の勢力は病院内でも強いらしく、医事課でもここに変えてから病院側は人件費安上がりの上、仕事も順調に回って好評らしい。
その追い風を受けた某大手と、前任者の現場での悪評やら前同僚の勤務成績の悪さで、すっかり関係がギクシャクとしていた中堅どころでは、契約を白紙に戻された時点で勝負があったということか。
こちらがいくら頑張っても、はい無駄でしたご苦労様おつかれさまでしたー‥‥てか?(自嘲)

仕事を終え、通院している心療内科から帰ってくると、見知らぬ番号に着信が。
かけ直してみると、ずっと昔に面接だけ受けてそのまま音信不通にされていた派遣会社からで、(やっと)紹介できそうな案件がありそうだとのこと。
今の会社の方はあまり当てになりそうにないし、これが救いの糸になればいいのだが。



 ■ 2004/06/28 (月) ‥‥バカバカしい!


朝、出勤すると同僚が「あるサーバが正常に動いていない」とパニックになっていた。
そこに追い打ちをかけるように、外来からプリンタ関係のトラブルの電話。 まだ仕事の時間になっていないのに、仕事の準備もまだできていないのに、飛び出して処理に当たるはめになる。
サーバの方は、誰かがテスト系のサーバとの切換スイッチを替えたままにしていて、サーバ自体は正常に動いていることが判明してほっと胸をなで下ろす。
スイッチ自体は頭上にあるため、誰かが操作しなきゃこんなことにはならないのだが、誰がそのままにしていたんだよ。

交替の話はもう請負先の課の内部でも浸透してきたようで、係長に「あと3日だが、新しい人との引継をやって欲しい」と言われた。
そちらではきちんと引継するには3ヶ月は必要で、1ヶ月で替えた会社側の態度に疑問を持っているはず(そしてそれは僕も全く同意するところ。 おかげで未だに右往左往することが多い‥‥)なのに今度はたったの3日間、それも人が来るのは明日からなので実質2日間で引継してくれというのは、あまりにもアレではないのか?
日常の最低限のことさえ、教えるのが難しい日数と言わざるを得ない。
しかも相手は僕らを追い出して、その椅子に座る連中だ。
感情的にも承伏できかねるものがある。

そのことも兼ねて、今後のことについて営業氏に電話をかけてみる。
正直、かなり厳しいというのが偽らざるところで、唯一空いていた宿直業務(ということは夜勤だ)さえ先日人選が決まったところだという。
今と同じ電算業務も一件開拓するが、それも大阪の南部の方だとか。
同僚には無理だろうし、僕のところから行っても通勤時間2時間オーバーになりそうな予感たっぷり(営業には通勤時間は1時間半以内の希望を出してある)。
やっぱり「透明人間」に戻るしかないのか(ToT)。
おまけに引継について、また10時間拘束を指示される。
最初から最後までそうなのね(T◇T)。

とにかく明日からは郭公の雛を育てます。
自分達が巣から追い落とされるのを自覚した上で。
愚かしいことこの上なき仕事ですが、やるしかないのです‥‥‥はぁ。




こんなこと、正気でやってられるっかってーの。



 ■ 2004/06/26 (土) おもろうて、やがて悲しき土曜かな


朝から2ちゃんねるの無職ダメ板と転職板を覗きに行って書き込み。
そして母相手にネガティヴ言動大行進。
もう早々と行動パターンが純粋無職時代のそれになっているなぁ(^_^;)。
いきなりの会社と病院の間(つまり僕らの頭上)での契約廃棄。
今月末までに次の職場が見つからなければ会社都合とはいえ「クビ」。
その猶予時間の短さ。
ネガを前倒しする理由なんて、腐って腐臭を放つくらいあるってものだ。

お昼になって、会社から郵便が届いた。
封を開けると研修のお知らせ。 「クビ」予定の僕にこんなものを送りつけてくるなんて、まぁなんて暢気な会社なんでしょう! 特に今の仕事に役立つことではないのですが、もし参加するに○をつけて返送して、このまま月末でさようならだったら参加させてもらえるんでしょうか?(失笑)

夕方、仕事の前に先週借りたDVDを返却しにTSUTAYAへ寄る(方向的には逆)。
そこで中古のPS(2)ソフトが500円均一で売られていて、つい2本ほど買ってしまう。 このまま無職になったら、貴重な1000円だというのに‥‥(^_^;)。
仕事の方はもう適当。 今までは現同僚に教えなければ、という気持ちが強かったが、もう教えてもしょうがないので自己流でパッパッと進めていく‥‥つもりであったが、SE氏の「メインサーバトラブルの練習をします」というのをすっかり忘れていた。
今更そんなことを覚えたところで、そのノウハウは引き継がれもしないわけだが(苦笑)。
しかもCE氏もやってきてのメンテナンス作業も入ったため、作業は遅くなりそうだ。

本格的な作業の前に請負先での仕事上の課長がいたので、今回の交代劇の話をする。
「まだ知らなかった」そうだが、先日の「正体不明の人物」(それが来月から僕らの椅子に座る、新しい業者の社員と担当の営業なのだろう)への職場案内の時にも課長はいたので疑わしいところ。
僕を責める発言はなかったものの、会社に対しては「前の人から僕への引継の時から不信感があった」など、かなり厳しいことを言っていた。
この調子ではこの課から引き留めてもらうのは無理だろう。
特に期待したわけではないのだが。
しかし「また他の業者でこちらに来ることもあるでしょう」という発言には、外部からの職員に対する内部職員の本音が露呈していて興味深かったなぁ‥‥鴻毛の如く軽し(謎)。

で、仕事の方はメンテナンスが入ったため予想したとおり、いつもより1時間半も遅く終了。
せっかく同僚と最初で最後の飲み会をしようと言っていたのに、ずれこんでしまったために居酒屋でちょこっと雑談する程度に終わってしまった。
しかし、この雑談で思いのほかというと失礼かも知れないが、お互いウマがあっていたんだなぁと実感。 前同僚ともウマがあっていたんで微妙かなとは思っていたんだけど、そんなことはなかったんだ。
つくづく、早いうちに彼に来て安定して働ける環境にしてほしかったと、会社に愚痴のひとつでも言いたいくらいです(半分ぐらいは前同僚を信用していた自分の責任でもあるんだが)。



 ■ 2004/06/25 (金) 奮闘努力の甲斐もなく‥‥


朝11時頃、営業氏が「病院から呼び出された」と言ってやってきた。
そして先日のあるトラブルの件で「どうして病院側に連絡しなかったんだ」と問いつめてくる。
二人で理由を説明しつつ「今の状況じゃトラブル対応で手一杯」だと話しているうちに、呼び出しの時間になったらしく、一度席を外した。

戻ってきた営業氏の表情は、普段から固い顔つきだが(失礼)より一層固くなっていた。
そして、作業中の同僚を呼び戻して、重い声で伝えた。

「今 月 い っ ぱ い で 契 約 は 破 棄 さ れ た」
「来 月 か ら は 新 し い 業 者 が 担 当 す る」

これで家から通勤時間、余裕を見て15分だけが取り柄の仕事から追い出されるのが決まったわけだな。 わははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは‥‥‥‥‥はぁ。
昔から、僕がいい方向に物事を考えると必ず正反対の方に当たるものだが(だからといって、悪い方向に考えたらいい方向には当たらないのが不思議、いや不条理)、今回も見事にそのジンクスが当たってしまったわけですね。
理由は病院側からもはっきりと話してはもらえなかったそうだが、やはり前同僚の件がかなり悪影響を及ぼしている様子。 下手にメンヘラーを助けようとすることは、自らの身の破滅にもつながることを僕も会社も身を持って体験したことになる。
「情けは人の為ならず」‥‥‥その授業料はあまりにも高くついたけどね!

来月からの仕事の予定は、当然の如く未定。
営業氏は探すと言ってはいたが、もちろん今のような条件のいい通勤時間の場所であろうはずがないし(僕はそれだけが目当てで勤務しているようなもの)、それさえもし見つからなければ会社都合による退職、ということになる。
7月分の給与はそれによって保証するとはいえ、もう試用期間を過ぎて会社から健康保険証も国民年金証も受け取ってしまってすぐの退職。
そうなった場合、経歴への傷のつき方は、ある意味前職以上の大きなものになるだろう。
しかも失業保険の受給資格を満たす前の退職。 僅かな失業保険さえ受け取れやしない。
そして一つ歳をとってしまい、もうおおかたの求人の限界年齢に達してしまったから、次に職を得るまでに得られる「不」がつく採用は前回の100社overぐらいじゃ済まないだろう。
いやアルバイトだってどうだか怪しいものだ。
もっとかわいそうなのは、現同僚。 来た時点で病院との契約の先が見えていなかったため1ヶ月契約での雇用で僕のような措置も採られない。 年齢も僕より年上で次の仕事を探すのは難しいだろう。

本当に履歴書や証明写真を捨てずにいて良かった!
転職サイトの会員登録もブックマークも外さず残して良かった!
各市の粗大ゴミ収集日ページへのブックマークも残しておいたのも良かった!
常に最悪に備えておけ!
惜しむらくは睡眠薬の余分なストックがないということだ! 毎晩飲んでるから。

-------<< 予告 >>-------
「新・ぢゃんく屋日記」、7月より本格再開予定!
果たして彼は如何なるモノを粗大ゴミ置き場より拾ってくるのか?
たった三ヶ月の社会人挫折を経て、35歳という求人制限の年齢に引っかかってしまった彼のより陰鬱により悲惨に展開する日常にこうご期待!



 ■ 2004/06/24 (木) さすが運勢最悪と‥‥


朝の某TV番組で言われただけのことはある。

たった1日の夏期休暇。
そのたった1日の希望日を、代役引き受け部署の社員さんに言ったところ「どちらも都合が悪い」の一言でぽしゃん。
その日以外に休みたいと思う日はないのに。
これでは5月の時のように、無理してでも当日中に帰らないと駄目やん!
その分お金もかかるし、何よりその後のオフ会(決まったわけではないが、あるのはほぼ確定)を楽しみにしている身としては、どうにかしてこの日に休みが欲しい。
営業氏に頼んで他のところからまわしてもらうしかないか。

そして仕事の合間にメールの下書きや投稿ネタのメモなどを書いては保存していたMOディスクが、家に帰ってから内蔵、外付けどのドライブに入れても「ディスクを入れてください」「このディスクはフォーマットされていません」。
‥‥壊れた(T_T)。
社員用PCにバックアップ‥‥なんてばれたらまずいので、当然取っているわけなく。
「ジャンク」にデータを移動させたのも、もう結構前の話。
普段MOの信頼性に頼り切っていたのでこれは大ショック。 せっかく書いたネタが‥‥メールの下書きが‥‥‥。

♪「Lament」 I've



 ■ 2004/06/23 (水) 不安はまだ去らぬ


あー! 某階病棟!
システムの仕様の問題(とそのときは思っていた。 後でSE氏と調べると端末のトラブルらしい)をこちらに怒ってぶつけてくるな!
しかも、戻ってきたと思ったらラベルプリンタが印字できないといってきて、見てみれば昨晩から印字不可の張り紙‥‥それならそのときに云えっての!
ここまで来ると、立派な嫌がらせか?
おかげで貴重な休憩時間15分も削ってしまったでないか。
だからその分休憩時間をずらすと言ったにもかかわらず、定時で休憩に入ってしまった同僚も‥‥‥(-_-;)。

今日の僕のお昼休みは45分間でした。

それでもMD聴きながら食後の居眠りを取ろうとすると、まるで枕元に立つ如来様‥‥もとい、悪夢のようにやってきたのは営業氏。
やっと来たのはいいけれど、そのタイミングの悪さはいったいどこで学んできたんだ?
来るなり「仕事中にも(そんなこと)やってないよね?」ってどこまで人を疑えばすむんだ。
せいぜい仕事中暇な時間にやってるのは、この日記を書いてることぐらいだ!(ぉぃ(待て
しっかり弁当も職場で食べて下さり、ただでさえ削れた休み時間の実感がさらになくなってしまったことは言うまでもないか。

それはともかく、やっと夏期休暇の話を持ってきてくれたけど‥‥たった1日かよ!
前日までに入っておれば2日もらえたものを‥‥(T_T)。
これはもう某所行く時の行程に組み込むだけでお終いですなぁ。
しかも契約白紙の話は、未だに進展がないらしい。 こちらがハッパかけられて必死になって(?)動いているのに、まだそちらは継続の結果を出せないのか。
プライドを見せたいのか「病院側から持ちかけられている値下げ交渉には応じていない」と言っていたが、そんなことはただでさえ安い給料、賞与も事実上なしで働いてるこちらからすれば当たり前すぎること(むしろ賃上げを要求したいくらいだ)。
僕ら2人がきちんとここで安心して働けるようにする。
それが営業氏、あなたのお仕事だ。

そういえば今日の午前中に背広を着た三人組が職場にやってきてサーバの案内を受けていたが、まさか彼らが新しい業者の人間じゃないだろうな?
非常に怪しい、匂う。

不安はまだ去らぬ。



 ■ 2004/06/21 (月) 営業氏が来ない、台風は来たが、それでも平和な週明け


営業氏が来ない。
だからといって、毎日のように来られるのも困るのだが、先週が契約継続の山場だとハッパをかけてきて、週末に結果がわかるからそのときに来る、と言ったきり週明けを迎えてしまった。
こちらはピリピリしながら、その顛末がどうなったのかを待っているというのに。
新しい同僚も「結果がわからないから、安心して来月の定期券を買えない」とぼやいている。
個人的には、月が変わっていきなりすげ替えということはないだろうから、契約は継続だろうとは踏んでいるのだが、それでも正式な結論は営業氏が来ないとどうしようもない。

求職活動していた時にも思ったことだが、派遣や請負、紹介など人材を扱う会社の印象というのは営業の印象しだいで良くもなり悪くもなる。
それは営業先の相手だけにではなく、会社に雇用されて働いている側にも通じるものだと、営業している人たちに理解していただきたいものだと思う。
‥‥悲しいかな、手駒としてしか思っていない人が多いから、2ちゃんでは「派遣の営業はダメな奴が多い」などと叩かれてるのが(いくらあそこが叩けるものは何でも叩けの場だとはいえ)現実だけど。

結局、営業氏は来ないまま早番の定時に仕事を終えて帰宅。
早番で定時に帰れるのは、ほぼ1ヶ月ぶりのこと。 ここんところ早番のときは前同僚のフォローや研修などで遅番の時間まで残業が当たり前だったから。
久々の余裕に投稿ハガキの仕上げとHPの更新をしている間に夕食の時間。
ああ平和だね。
明日もこうだと嬉しいね。

♪「For the Masses〜DEPECHE MODE Tribute」 V.A.



 ■ 2004/06/15 (火) 誕生日


おおかたの求人の年齢制限に該当する歳になってしまいました。
今の「背広を着たアルバイト」(病院請負の契約社員)を辞めるつもりはないんだが、変わるのであれば今のうちなんだろうなぁ‥‥という気はしています。
でももう試用期間は過ぎて、保険証と年金手帳が給与明細と共に送られてきましたし、まぁ変化を求めてみたところで、また連敗記録を作り続けるのはどう見たって明らかですがね。
(わからない人は今年3月までの過去日記熟読のことm(__)m)

でもここにいたところで、僕の頭上は決して晴れているわけではないんだよなぁ‥‥。
前任者は現場の評判が悪く、僕と4月以来組んでいた同僚は重度のメンヘルで欠勤早退の常習者(もちろん彼の本意ではないことを注記しておくが、フォローで肉体的精神的に疲れたこともまた事実)。
そのおかげで、すっかり病院側の不興を会社側が買ってしまい、来月以降の契約が白紙撤回状態になっているのです。
今日も営業氏がやってきて「今週いっぱいが継続の山場」とハッパをかけてきましたが、それは本来はあなた方の仕事でしょう?
ここへ来てたった2ヶ月半の僕とまだ一週間の新しい同僚が、がんばったところでその努力はたかが知れてる。 しかもまだ彼に教えながら、期待に応えてくれなんて控えめに言っても期待過剰。
そもそも、いくら現場の評判が悪かったとはいえスキルの高かった前任者をたった1ヶ月で、何も知らない僕(ら)に変えてしまった会社側の無謀な人事にも今回の遠因はあるということを、忘れないでいただきたいもの。

いずれにせよ、今の仕事のメリットは自宅から近いこと以外に何も見いだせない以上、営業氏のやや押しつけがましいハッパにも応えなければいけないのが、トホホホですなぁ。
ここの契約を切られて新しい病院に派遣されるのは、正直言ってかなり困惑ものですし、かといって辞めるのは冒頭に書いたようにあまりにリスクが大きすぎる。
「一度決まった職場にしがみつかなければいけない」のは、何も正社員のときばかりではない、か‥‥。



 ■ 2004/06/13 (日) ある男の言い分について


今日は友達に連れられて、海を見に行った。
梅雨の合間の晴れ間の海は綺麗で、海岸ではウィンドサーフィンのセイルがたくさん風を受けていた。

それはさておきその友達は、ある意味無職とは対極の位置にある国家公務員をしているのだが、彼と世論や社会の話をしていたときに言った言葉を要約してみる。

「今、公務員たたきが激しくて、公務員を減らせとか言われてるけど、実際に公務員を減らしたら(公務員の数自体を減らしている中)国が成り立たないし、それを見た民間の経営者が右倣えでさらに人減らしに走るのは目に見えている。 そうなればそういう批判をする一般市民に跳ね返りがやってくる」

無職のときも安易な公務員叩きには賛同できず(待遇などは今でも羨ましいが)、「公務員は民間の効率化を学ぶべきだが、(リストラやフリーター増加に血眼な)民間の"猿"真似をするべきではない」という考えを持っていた僕には、全く正論に思えるのですが、ここに来ている皆さんはどう思われるでしょうか?



 ■ 2004/06/10 (木) ふとしたことを書きとめる


昨日、仕事の合間にPI-6000でスケジュールの変更、書き込みをしていたら、以前、同僚がラクガキしたドラ○もんの絵がひょっこり出てきた。
時には僕の短気な性分からかなり辛辣な態度や発言はしてきたとはいえ、自分も小なりメンヘルで通院している身。
やる気はあると言いながらも精神的な病気で会社を事実上辞めざるを得なかった、彼の辛さが何となくだがわかる気がする。
たった2ヶ月の間だったが、同じような時期に同じ職場に配属されて、趣味も属性も性格も全然違うけど非常にウマのあう人だっただけに、いなくなってしまったのが寂しい。

そんな小さな感傷も知らずに、職場は今日も動いている。
交替要員として入ってきた人は、とてもよく動いてくれるし勉強熱心だし、基本的に頼りなくマヌケな僕のフォロー役としては同僚以上の能力を持ってるには違いない。
しかし、ウマはあうんだろうか? そこだけはまだ未知数である。


ところで僕の母親も、去年リストラに遭いずっと無職を続けているのですが、今日職業訓練の抽選結果が来て「補欠」だったそうです。
今月下旬までに欠員が出れば受講できるのですが‥‥。
母の場合年齢も高いこともあって「掃除のバイトすら見つからない」そうです。
それでも、無職時代にストレス溜めすぎて鬱になってしまった僕と比べて明るい母を見ていると、母は強しという以前に女性は(精神的ストレスに)強しという感を抱かずにはいられません。



 ■ 2004/06/08 (火) 僕の目の前には茨の道が広がっている


今日、同僚が会社に呼び出され、営業氏との話し合いの末に退社が決まった。

契約社員という、不安定雇用での立場とはいえ入社してたった2ヶ月での退社。 しかもそれがメンヘルでの退社となると、彼がまだ二十代と若いとはいえ今後の再就職活動が難しくなるのはどう考えてみても明らか(経歴を突っ込まれたら、どのみち評価が下がるのは決定的だ)。
病気が治ったら、彼の家に近い病院を紹介すると営業氏が言ったのが、僅かに救いの糸になるかも知れないが、前途は決して明るくはない。
ともあれ、見つけた仕事を辞めてでも病気治療に専念する方が先だと決まった以上、早く病気を治す(自分を取り戻す)ことを祈るのみです。

彼の精神的な病気が予想以上に重症だったとはいえ、同じ職場で働いてきた人としてできるだけのことはしたのだろうか? もしかすると自分がしたこと(特に叱咤するために敢えてきつい言葉を吐いたこと)は逆効果ではなかったろうか、と自問してはダウナーになってゆく今日一日。
昨日の件だけでもう一週間分働いたくらい、疲労感が溜まっている。
そんな中で昨日から来ている新しい人を教えながら、仕事していくのは重荷だなぁ。
幸いまだ進んで勉強しようという意欲を見せてくれているだけ、ありがたいけど、あと最低二週間は研修のために10時間拘束を続けないといけないかと思うとうんざり。

そういえば、この新しい人。 僕より年上なんですが、ここ10年ぐらい正社員の職にありつけた試しがないと言っていました。
この仕事に就く前にも、半年ほど前に契約社員を契約解除で辞めてから、正社員での求人を狙い続けていたけど見つからず、ここに来たとのこと。
この10年と言えば、ちょうど今の「雇用不況」とシンクロする。
この人はこの人で苦労しているんだろうなぁ‥‥‥。



 ■ 2004/06/07 (月) も う(同僚)だ め ぽ


同僚、本日は来るなり倒れ寝込みぼそぼそ云いで、まったく仕事にならず。
土曜日には無断欠勤までしてくれたので、そのことを言うと「職場には何度も電話しました」。
そんな電話受けた覚え一切ないぞ。
あまりに自己弁護一辺倒の態度にむかついたので「帰れ!」と一喝すると、それまでの無気力とは一転、リュックを掴んで出ていってしまった。
しばらくして様子を見ると、すぐ近くの廊下でうずくまっている同僚を発見。 さらに腹を立てて職場に連れ戻そうとしたが「この人病気みたいだから」と止められてしまう。
この後、総合診察室に運ばれ、1時間半後に戻ってきて、代役の女性社員に色々話しては(僕には無視一辺倒)涙を流して昼頃帰っていったが、ほぼ入れ替わりにやってきた営業氏は「もう彼にやる気があっても無理でしょう」とぽつり。
僕自身もその意見に頷かざるを得ない。
このままでは、冗談抜きで彼もろともこの病院から追い出され兼ねない状況だ。
(新しい職場は与えられるだろうが、近場という唯一の利点は確実になくなってしまう)
とはいえ、昼から(先週金曜日に見学に来た)代わりにやってきた人に教えながら仕事をこなしていく、というのもあまりに過酷な状況には変わりなし。
ただでさえ、システムに精通していた前任者と比較して仕事のスキルレベルが急降下して、そこら辺の評判も落ちているというのに。

そうそう。
廊下で連れ戻そうとしたとき、僕の態度を見て「むかつく、向こういけ」とボソリ言った20代ぐらいの女性ども!
僕のとった態度も決して偉いものではないけれど(正直、彼を追いつめてしまった気がしないでもない‥‥)、おまえらのような、無知で無責任でそのくせ言うことだけは(はっきりとではなく、聞こえよがしに)言うような人間を、世間では「俗物」というのをご存じかしら? 知らないだろうなぁ :-p。
一昔前なら突っかかって喧嘩上等になってましたが、最近は短気な僕も大人になったものです:-)。



 ■ 2004/06/04 (金) 同僚壊れる液晶死ぬ 三つ数えてワン・ツー・スリー


朝、「ジャンク」を立ち上げると液晶ディスプレイに白くて太い縦縞模様が5列。
表示もそれに分断されて、まともに見ることができない。
液晶側の電源を切ってもそのラインがほのかに残るので、これはビデオボードではなく液晶がトラブったな。
前職時代に外回りしていたとき、無職時代の自分と同じようにPC関係のジャンク回収をしていたおじさんに知り合いいただいたものだったのだが、とうとうご臨終か‥‥‥。
とにかく、これでは「ジャンク」の使用もままならないので、予備として部屋の奥に置いていたCRTディスプレイを持ち出して交換する。
改めて思うが、CRTディスプレイって‥‥重っ! そして、でかっ!
小さなこたつ兼用机の面積を40%ぐらいは占有してしまっている。 
そして持ち歩くことのいかに不便なことか。
液晶がいかに省スペースに貢献しているか、そしていかに軽いかを実感する朝なのでした。
そして今、職場のPCで仕事の合間にこの日記を書いてるのですが、それにつながっている15インチ液晶と交換してしまいたい衝動と戦っています(ぉ。

職場に来ると、同僚は相変わらずのダウナーぶり。 俯せになって紙をぐしゃぐしゃにしている。
「朝出る時は元気だったんですけどねぇ」って今元気じゃないだろう。 どうして通勤途上からでも電話してこなかったんだ(怒)。
それでもしばらくすると途端にばたっと起きて元気になり、代役の3人と暇な時間を連想ゲームなどして過ごす‥‥ってどんな職場だよ。 どうも一人でいるとダウナーに陥りやすいようだ。
だが、忙しくなりだした頃に、心臓の調子が悪いと言い出してお昼前に帰ってしまった。
なんてタイミングの悪さだ。
残った僕は次から次へとくるトラブル対応にてんてこ舞い(@_@)。

午後になって、予定より1時間ほど早く営業氏が新しい人を連れてやってきた。
僕より背の低いやや年上っぽい感じの男性。
質問に答えてやってほしいというので、彼からの質問に答えたが、人に何か教えるということは僕にとってはものすごくエネルギーを使うことで、正直苦手だ‥‥。
その後3人交えて話をしたが、相変わらず病院側の要求はハードルが高い。
ソフト面でのトラブルでも現場へ行け、なんて何のためのオペレーター用端末なんだ、と内心思ったが、請負元(客)の要求だけに正面切って抗議はできるものではない。
そして例の同僚の件にも話は進んだが、やはり交代を視野に入れているとのこと。
今のままが続けば解雇されるのもやはり時間の問題か(/_;)。 ウマのあう人間を見つけるのが難しい僕にとって、彼は(調子が良ければ)非常に良き相棒なんだがなぁ‥‥。



 ■ 2004/06/03 (木) まぁ、なんといいますか


また同僚のメンヘル状態が復活、かつ悪化。
ネガティヴ百面相見せた挙げ句に発作起こして痙攣してぶっ倒れるわ、代役がいつまで経っても来ないものだからイライラしっぱなし。
ほんとその状態でよく片道2時間半も通勤して来れたものだ(呆)。
というか、無理はするなとあれほど口を酸っぱくして言ったのに。
明日の「万が一」にも備えなければならず、仕事自体は暇なのに神経すり減らしまくり‥‥。
昨日ようやく同じ病院に勤めている全社員の勤務表を集め終えて(なぜかこれが毎月仕事の中に入っている。 給料計算に関わることだけに神経ピリピリ)、ポストに投函してほっとしていた矢先のことだけにねぇ。

そういえば、その勤務表集めの際に、今僕が勤めている病院請負の会社と人材派遣の某社の「二重登録」になっている社員がいることに気が付いた。
その社員さんだけは、本来手元に置くべき控えをその某社に渡さなければならないのだが、そのときこの人はいったいどちらに帰属しているのだろう? 給料はどちらから支払われているのだろう? とふと思った。
しかし二重派遣って、あまりいいことではないと聞いた憶えがあるのだが‥‥‥。

それも含めてこの会社って、頼っていいんだろうか。
支社で働いている人が代役のときに社内のことを聞いたけど、なんか激務というか(正社員は)連日残業だらけらしいし、僕は男性だから事務ではなくたぶん営業にまわされるだろうしな。
正社員になれる可能性がある、というのがこの仕事での希望の一つではあるのだけれど、そういう話を聞いていると、ここでまったりできればそれもいいかな、という気になってくる(のが慣れというのか、なんというのか‥‥)。



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