最低最悪状況から復活成るか？

昨日の事だが、例の自立支援施設へ行った。
これまでも何回か行ったが、自分が今利用しているサービスは
作業をしたりするわけではなく、
ただスタッフ一時間一人当たり600円を払って
散歩につき合ってもらったりおしゃべりしたりなんでもいいから
好きな事をする、というものだ。

重度のひきこもり者や障害者のひとが家に来てもらって
しゃべり相手になったり買い物に同伴したりするサービスなのだが、
あまり自宅に来てほしくないのと、燃料代も若干とられるので
いつも片道２〜３０分ほどの事務所まで車で出向いている。
（結局ガソリン代こっちもちなわけで意味が無いのかもしれないが）

一番最初は近くのショッピングモールまで散歩につき合ってもらったりした。
二回目からは、散歩も面倒だし何もしたい事が思い浮かばないので自分の車で適当に
ドライブにつき合ってもらっている。
燃料代がかかる分負担は増えるのだが・・・家にこられて一時間しゃべってるとか
近所を散歩とか精神的に無理なので仕方が無い・・・
そのお金すら自分で出している訳ではないので何ともしがたいが、
どうせ余分なお金があるなら太ってほとんどいつも一張羅になってしまっている
服を新しく買ったり、ジムで運動する為の費用やジャージ類を買いたいが、そこまでの
余裕も無いようだ。
自分は家の経済状況を正確に把握出来ていない。

月２〜３回でもいいから行くように母親に強く言われているし、
昨年人間関係上のトラブルがあった友人がそこに所属していて
予定をキャンセルすると連絡来るし、無視すると母親に連絡が行く。

昨日は、結局やる事が思いつかなかったのでまたドライブして来た。
近くに大型家具店のIKEA（家からも近いが一度も行った事が無い）があるので
そこに行ってぶらぶらすると言う提案もあったが、お金もなくみすぼらしい格好で
行ってもフラストレーションが溜まりそうだったので、少し距離があるが
自宅の比較的近くの、震災で町が壊滅した、砂浜がある海を見に行く事にした。
（しばらく前に行った方とは別の、もっと北の方にある地域）

自宅の近所を通りつつ向かったが、途中、新しい地下鉄路線の駅を建設中の地区の
付近を通ると、いつの間にか町が一変していてマンションや住宅が沢山出来ていて、
自分が知っている光景とは随分変わってしまっていた。
引きこもっている間に隣町がこんな事になっていようとは。
いやになっちゃうなあ。

ちなみにこの路線が開通しても自宅からは駅が遠すぎるので恩恵はほぼない。
まあ、そもそも今、ほとんど外にでれないんですけどね。

目的地の砂浜まで同乗してるスタッフの人と雑談しながら向かう。
この人とはアニメの話をよくする。
砂浜は自宅から車で10分ほどの距離だが、家から出ていないのでしばらく来ていない。
いくらか、新しい建物はいくつかあったが海岸沿いは相変わらず荒涼としている。
すぐ近くにさっきの新地下鉄路線沿線の新しい町が広がっているのと対照的だ。

前は海の目の前まで行けたのだが、堤防を新しく建てているらしく
海沿いは全て入る事ができなかった。
時間もちょうど良かったのでそのまま、新地下鉄駅方面経由で戻った。
駅近くはさらに新しいショッピングモールや大型店が増えていて、
自分が普通に活動出来ていたときとは随分違っていた。

かつてはゲーセンとか買い物に来すぎて飽きていた近所の地域なのに。
何年そういう生活してないかなあ？？また出来るのかなあ？
そう考えると怖くなっちゃうのです。
完全に切り離されちゃった感じがして。

折角付き添いしてもらって気分転換に外に出ても
結局こんな寂しいような怖いような空しいような気分になってしまいます。

で、そのまま施設に戻りました。なんとか一時間チョイ過ぎで
返って来れたのでスタッフ二人で1200円で済みました。
本当は一人で十分なんですが、なんか決まりで二人一組らしいです。
ちなみにいつも片方はそこのスタッフになった前述の友人、もう片方はまだ20代半ばの
施設のメインスタッフです。しゃべっていれば気にならないが、やはり自分の若い頃と
比べてしまう。何やってたっけ、その頃・・・
次回から違う人との組み合わせになるようだが。
そう言うところはあまり気にしないタイプなので（なぜか）別にいいのだが。

いつも、１時間のサービスを受けた後、事務所でそのまま他の通所者の人としゃべってたり
特にやる事もなく居続けたりするのだが、それは料金発生しない。
一応通所者以外は居てはいけないはずなのだがそのへんは適当だ。

なんか顔がひりひりするのでトイレを借りて鏡を見たら、帽子と眼鏡をかけていた
ところ以外が真っ赤っかになっていた。どうも、運転だけとはいえ日が強かったので
１時間の外出で顔面がやけどしたように日焼けしてしまったようだ。
今日になっても収まらない。

仕方ないのでそのままにして、帰ってもやることないので事務所で時間をつぶした。
その日は男女6〜7人ほどいたが、色んな人が居る。障害者っぽい人、全然普通に見える人。
世代の近い人も結構居る。基本的にそこに居る人達は作業終わって休憩しているようだ。
寝てる人も居る。何人か紹介されたが名前が覚えられない。
色んな会話が飛交うがどうもいまいち入って行けない。
仕方ないのでスマートフォンいじってみたり、置いてある漫画読んだりして過ごした。
結構苦痛である。

通所者として作業をこなせば、工賃激安だがいくらか入るし、話にも入って行けるの
かもしれないが。

情け無いが、まず身だしなみを整えるところから始めなくてはならない。
太ったせいで着れるものが極端に減ったのと、風呂も面倒で２〜３日に
一回、髭もその時に剃る。不潔だ。だがどうしても面倒なのだ。
髪も伸び放題で、切りに行きたいが金がない。頭皮や肌が荒れているので
出来れば収まってからにしたい。別にそこまで床屋に嫌がられる訳ではないのだが・・・・

顔の日焼けも、毎日きちんと生活していないから当然なんだろう。

こういう事が積み重なっているから、ほいっ、と気分転換に外に出られないのだ。
出かける前に髭そって顔洗って・・・場合によっては風呂に入ってからでないと
出かけられない。面倒だ。とにかく何もかも面倒に感じる。

「外に出られないんだ」という想いが強いからか、唯一の家事の手伝いである
夕方の洗濯もの取り込みも、サッシを開けて外の空気に触れたとたんに、
それが本来心地いい風や匂いであっても、一瞬ビクっとなるというか、
「ああ、こんな気持ちの良さそうな一日をまた無駄にして一日引きこもって何もしなかった」
と感じてしまう。気持ちいいのに不快、不安。感覚がおかしな事になってる。

このままいくと、いずれ、施設の作業のプログラムに参加する事になるのかもしれないが、
あまり実感というか、それに向けて気分が向かない。
そこで頑張ってどうこうなるのか、と疑問に思ってしまう。
稼げて月２万くらいらしいので、持病の糖尿病の医療費が払える程度だ。

ほんと、両親のどちらかが死んだら、それまでじゃないかなあ？
生活保護とかのほうが現実味があるが、全然手続きとかデメリットとか知らない。
ちなみに親戚縁者、両親も、誰かが今亡くなったら、喪服のスーツも無い。
今まで一人で葬儀に参加した事が無いので作法も礼儀もわからない。いい歳して。

誰かが亡くなる悲しみより、葬式にマトモに出れるかどうかわからないということを
心配している有様だ。葬式で強制的に知人や親戚に会う事も恐怖だ。
今は正月もお盆も親戚の集まりに自分だけ参加していない。
とても顔を見せる気にならない。

また長文になってしまったが一度書き始めると止まらなくなる。
誰ともこういう事しゃべらないし溜まって行く一方で吐き出したり
気分の切り替えが不可能なので溜まる一方なのだ。
普段は、アタマの容量のせいなのか、あまりに溜まりすぎると
その積もった問題の多さを把握出来なくなり忘れることで
精神を保っていられるが、漠然とした不安と焦りを感じ続ける。