2階建店舗一回部分（預金・為替窓口）の窓口・後方事務部門の過半数は派遣さん（パート）です。
やっていることは通常の職員と変わりませんが、私のいた支店では朝10時から勤務開始し、夕方定時（五時）退社が守られている点が大分違いました。
従って、10時以前の準備、5時以後の片付（現金勘定合わせ）といった、一番大事なところは少数の正職員でこなしているのが実情です。
プレッシャーのかかる部分は正職員が背負うので、細かいことが苦でなければ、仕事自体はさほど難しくありません。
（窓口は対人能力・処理スピードを求められますが・・）
ただ、正職員（特に女性）からは、「楽な仕事をしている人たち」として、妬まれる傾向にあります。
内部人間関係には要注意です。
no.5 韮山 (06/03/12 14:37)
営業で働く派遣さんは、自転車（恵まれた支店では電動）で顧客回りをする外訪担当が多いですね。
（週に何度かは投信窓口にも出ますが・・）
体力的に少々きつくなります。
主にリスク商品（投信・外貨預金）を扱う営業ですから、責任は重く、知識も要求されます。
早々に証券外務員の資格取得が求められるでしょう。
最近では、個人向け融資商品を派遣さんが扱うことも多くなりました。
昔は、企業融資担当の正職員が片手間で個人融資を行うことが多かったのですが、特に都銀において、法人営業拠点を集約する動きが出る中、営業担当正職員不在の店舗も多くなったからです。
住宅ローン・自動車ローンといっても、立派な融資ですから貸倒の発生は致命的です。
特に住宅ローンの場合には、間に立つ宅建業者がうまく立ち回り危険案件を押し込んでくることもあり、押したり引いたりの駆け引きが必要とされる場面も想定されます。
甘い審査を通すわけには行かないなか、ストレスにはなるでしょう。
「ですます」調の文章は融資稟議の体裁を為さないとして、国語力が問題にされてしまう可能性も高く、文化になじめないと厳しいかもしれません。
（但し、融資の扱いは支店、担当者の力量による）
とはいえ、現時点では正職員ほどの負担は掛かっていないように思います。
さすがに一階に派遣さんと比べると責任が重く、定時に上がれないことも多いですが、7-8時には全員帰りますし。
上司の接し方も、稟議書を投げ返すような暴力的対応は正職員限定です。
従って、扱い方を見る限りではあくまで「お客さん」であって、多くが転換されるという状況ではないというのが私の感覚です。
とはいえ、雇用情勢も大きく変化、かつ銀行の戦略も企業と個人を明確に峻別する方向になるなか、この状況が変わってきている可能性はあります。
no.6 韮山 (06/03/12 14:50)