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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2008/02/13 (水) 寝付けぬ夜に寝る前に


ちょっと戯れ言を書いてみる。

前にも書いたが、就職活動というのは「All or Nothing」の世界である。
もっと端的に言えば、応募した企業から社員として歓迎されるか、お祈りで厄介払いされるかのどちらかでしかない。
どの段階で落とされようが、不採用になればそれまでの努力は全て無に帰す。
もう一度最初から積み上げていかなくてはならない。
採用されるまで。
賽の河原の石積みの如く。

何か才能があれば、それで飯を食べていける「かも知れない」。
だが僕には残念ながら、そのような才能には恵まれなかった。
結局はどこかに属して働くことで、生活をいとまなければならない「無能者」である。
いや、これまで職を転々とし続けブラック企業からも疎んじられたのだから、企業人としてすら「無能」なのであろう(どちらに非があるかは置いておくとしてもだ)。

もし僕が企業の人事担当者だったら、まず自分を採用することはないだろう。
現実の結果でも、前の無職時代から通算して述べ200社以上の求人に「お祈り」されてきて、今もその数を遺憾ながら増やし続けている奴が、企業に「愛されている」はずがない。
「99敗しても1勝すれば就職活動では勝者」という某新卒就職サイトのコピーが、とても空虚に見えるのは、あながち被害妄想ばかりではないと思う。
以前誰だったか「そんなに落ち続けて、よく気が狂わないね」というコメントをいただいた覚えがあるが、自分自身でもそう思う(誉めてやりたいよ!)。 まぁ無職になったおかげで自殺するに足る絶望も経験しましたし、心療内科に通い続けてはや数年経ちましたけどね(笑)。

個人的にはもうそろそろ「お祈り」以外の返答を聞きたいところだが、相手がいることである以上、そう簡単にはいかないだろう。
いくら面接や試験が上手くいっても、企業が「要らない」と言えばそれまで。
企業のニーズ > 無職の希望という優先順位の図式は変わらない。
「転職市場はいまだ氷河期」であることを非難するのは正しいが、同時に正しくない。
禅問答のようだが、そういう閉塞した社会情勢を批判することと、自分の生活を維持することは、切り離して考えないと、思春期の若者と同じ過ちに陥りかねない。
そして僕は彼らのように若くはないし、チャンスもない。

再び起きたらリクナビを見て、そして北風の中ハロワへ行こうと思う。



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