労働分配率、2年ぶりに上昇、好調な企業収益が雇用者所得の増加につながる
好調な企業収益が雇用者所得の増加につながっている。
財務省が5日発表した4―6月期の法人企業統計では企業の人件費が
4.四半期連続で前年同期の水準を上回った。企業の付加価値がどのくらい
労働者に回ったかを示す「労働分配率」は約2年ぶりに上昇し、2001年後半
からほぼ低下を続けてきた基調が変化する兆しが出ている。
財務省は法人企業統計で金融・保険を除く資本金1000万円以上の
約2万社を調査した。4―6月期は引き続き企業業績が好調で、売上高は
321兆3000億円と前年同期を3%上回り、経常利益は13兆1000億円と前年
同期比12.9%増となった。
(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050906AT1F0502805092005.html
投稿者 : 記入なし 日時 : 05/09/08 18:03