爺放談

テーゼ！

どんなテーゼにもアンチテーゼがある！

どちらの側に立つのも自由ですがこれだけははっきりしている。

アンチに回る方が極めて簡単であり、しかも無責任な立ち位置に居座るものだ。

ある程度の思考があればアンチに回るならアンチなりの姿勢を熟慮すべきであり、只の批判からは何も生まれない事を知るべきである。

もう直ぐ、また、私の大好きな甲子園の季節がやって来る！

何度観ても、どの試合を見ても、選手達の一心不乱な姿は私達にいつも感動を与えてくれる。

今年も彼等は私達の期待を裏切らない、素晴らしい感動を与えてくれる事でしょう。

この長い高校野球の歴史、数ある名勝負、皆さんにも記憶に新しい「早稲田実業×駒大苫小牧」の延長再試合、「横浜×ＰＬ」あの松坂を一番苦しめた名門、甲子園が生んだ天才ＫＫコンビ、常勝「池田高校」、怪物「江川」、そして甲子園で今も語り継がれている「松山商業×三沢高校」・・・・

そんな数あるドラマの中で、私が一番記憶に残っているのはやはり第６１回「箕島高校×星稜高校」を挙げたいと思います。

多分多くの高校野球ファンはこの試合を知っていると思いますがあえて少し話してみます。

この年の尾藤監督率いる箕島高校は春の選抜で優勝しており、公立高校では初の春夏連覇が掛かっていました、対する山下監督率いる星稜高校は大会屈指のエースとスラッガーを擁し、春の優勝校を迎え撃ったのです。

試合前の下馬評ではやはり箕島有利の声が高かったのですが結果は予想に反し、白熱の投手戦を繰り広げたのでした。

この名勝負は両者一歩も譲らず１−１のまま９回を終え延長戦へと入っていきます。

先行は星稜高校、そしてその均衡を破ったのは１２回、星稜高校が箕島のエラーを誘って１点をもぎ取ります、そしてその裏の箕島の攻撃、しかし簡単に２アウトを取られもう後が無くなった箕島ですが最後のバッター嶋田君、バッターボックスに入る前に尾藤監督にこう告げたのでした。

「監督！ホームラン打ってもいいですか？」

「よし！打って来い！」

そして嶋田君、彼はその言葉通り起死回生のレフトへ同点ホームランを、奇跡のホームランを打ち込んだのです。

その瞬間、箕島ベンチや応援団はお祭り騒ぎです、そして落胆の色を隠せない星稜ナイン、もうこの辺りでやはり箕島の勝利はこの試合を見守る人々は確信を持ったものでした。

しかし、そんな観衆の思いとは裏腹に勝利の女神は簡単には微笑んでくれません。

その後も息詰まる投手戦が繰り広げられたのでした。

そして運命の１６回！また星稜にとって大チャンスが巡ってきたのです。

１６回の表、星稜は貴重なタイムリーで１点をもぎ取るのです、そしてまたもや１点をリードされた箕島の攻撃、しかもまたもや１２回と同様簡単に２アウトを取られてしまいます。

さ〜後が無くなった箕島、奇跡は２度有るのでしょうか？最後のバッター森川君、ピッチャーから繰り出された球を強振！あ〜！しかし万事休す！森川君の打った球は１塁方向のファールフライ！とうとうこの戦いに終止符が打たれたと思った瞬間、１塁ファールグラウンドに駆けて行った一塁手加藤君、なんと芝に足を取られて転んでいるではありませんか！

なんということでしょう！こんなイージーなフライ！これを取っていればゲームセット！星稜の勝利だったのです、しかしまだ負けた訳ではありません、星稜ナインは気を引き締め、最後のバッターへと気持ちを新たに集中するのでした。

すんでの所で命拾いをしたバッター森川君、しかし絶体絶命は変わりません、カウントも２−１、追い込まれた森川君にピッチャーが投げ込んだ！

カキーン！

「打った！打った！これは大きいぞ！はいるか？はいるか？はいったはいった！ホームランだ〜！またもや起死回生の同点ホームランだ〜！やはり甲子園は何が起こるかわかりません！１２回と同じく奇跡が起こりました〜！！！！」

この瞬間！私はＴＶを見ていて鳥肌が立ったものです。

多分、私だけではなく、この試合を見ていた多くの人々は皆わたしと同じ思いをしたことでしょう。

一度ならず二度までも・・・・高校野球史上こんな事はありませんしこの試合とリアルで巡りあえた事に感謝するほどです。

可哀相なのは寸前まで勝利をものにしていた星稜高校、特に１塁手の加藤君。

その回は結局同点どまりで終えましたが、そのキッカケを作ってしまった加藤君の心境は察するに忍びありません、しかしその他の選手は加藤君をけなすどころか彼の肩を叩いたりＴＶを見ているこちらから見ても彼を励ます姿勢でいっぱいでした。

そのナインの姿、姿勢は多くの人々に感動を与え、高校野球の素晴らしさを伝えるには余りあるものでした。

結局この死闘は、１８回裏、箕島高校がサヨナラタイムリーで勝利し、その後も勝って箕島高校の公立高校では初の春夏連覇を成し遂げるのです。

石川県は高校野球春夏通して一回も優勝経験は無く、もしこの時、この２度のチャンスをものに出来なかったジンクスは現在も後を引いているのかもしれません。

しかしこの名勝負を繰り広げた星稜高校は現在も語り継がれ、高校野球史上に燦然と輝く物語を刻んでくれたのです。

この時は勝者として光り輝いた尾藤監督率いる箕島高校、一時代を築き上げましたがその後、名将尾藤監督は素晴らしい成績を残すも自身の教育理念が当時の高野連、その他の世論や教育界に翻弄され数奇な運命を辿るのです・・・・


後日談ですが、星稜高校が負けた最大の張本人である１塁手であった加藤君、彼はその後、そもそも持ち前の明るさが巧をそうしたのですが彼は社会人となって地元の会社の営業マンとなったのでした。

そして彼は営業戦略として当時のエラーをした時の事をクライアントに良く話すそうです。

彼のこのエラーは全国的にも知れ渡った事ですから地元では尚更です、そうした所、彼の営業成績はうなぎ上りに上がり、その会社ではなくてはならない超優秀な営業マンとなったそうです。

災い転じて福となす！の典型ですね。


そしてまた・・・・あの暑い夏がまたやってきます。

今度はどんな感動を見せてくれるのでしょうか？


甲子園と夏と夢が私たちを魅了してやみません・・・・・・・

私は聖子ちゃんが大好きなのです！

特に聖子ちゃんの歌う歌がとても大好きなのです！

私が思うに聖子ちゃんの歌ってどれも良い曲だと思いませんか？

それまでのアイドルの中でもこれほど曲に恵まれたアイドルを私は知りません。

あの山口百恵ですらここまでではないでしょう！

聖子ちゃんのすごい所はシングルカットされた曲はもちろんの事アルバム挿入曲まで他のアイドルならこの曲はシングルでいけそうな曲が盛り込まれ、ですから当然のことシングル以外のものまで知名度があり、むしろシングルカットされた曲よりも良い曲がたくさんあります。

どうしてここまで聖子ちゃんは曲に恵まれているのでしょう？

ま〜その理由は色々有るのでしょうが、とりあえず私の聖子ちゃんの曲ＢＥＳＴ１０を書いてみます。

１、秘密の花園

２、裸足のマーメード

３、一千一秒物語

４、水色の朝

５、エイティーン

６、ガラスの林檎

７、ハートのイヤリング

８、Ｏｎｌｙ　ｍｙ　ｌｏｖｅ

９、ロックンルージュ

１０、いちご畑でつかまえて


などなど・・・・・・

いや〜〜〜〜大好きなのでなかなか順位をつけるのが難しいですが思い切ってつけました＾＾


今日はお家で聖子ちゃんを思いっきり聞きながら書類整理しよ！


おいおいそれでも仕事かい？って自分で突っ込みいれときました！とほほ・・・

私は無類の映画ファンなのですがこのところ仕事が忙しくてゆっくり観る暇もありませんでしたが、そんな中でも合間を見つけて観たものの中で大変面白かった物を挙げてみたいと思います。

まずは洋画から＾＾

「シティ・オブ・ゴッド」　　　　　監督・フェルナンド・メイレレス
「タブロイド」　　　　　　　　　　監督・セバスチャン・コルデロ
「スタンドアップ」　　　　　　　　監督・ニキ・カーロ
「世界最速のインディアン」　　　　監督・ロジャー・ドナルドソン
「あなたに降る夢」　　　　　　　　監督・アンドリュー・バーグマン
「モンスター」　　　　　　　　　　監督・パティ・ジェンキンス
「ドリームガールズ」　　　　　　　監督・ビル・コンドン
「ファーストフード・ネーション」　監督・リチャード・リンクレイター
「ヒトラーの贋札」　　　　　　　　監督・ステファン・ルツォヴィッキー
「ノーカントリー」　　　　　　　　監督・ジョエル・コーエン　イーサン・コーエン
「Ｍｒ・ブルックス」　　　　　　　監督・ブルース・Ａ・エバンス

などなど・・・・

次に邦画では＾＾

「フラガール」　　　　　　　　　　監督・季相日
「それでもボクはやってない」　　　監督・周防正行
「バブルへＧＯ！！！」　　　　　　監督・馬場康夫
「嫌われ松子の一生」　　　　　　　監督・中島哲也
「誰も知らない」　　　　　　　　　監督・是枝裕和
「笑の大学」　　　　　　　　　　　監督・星　譲
「愛の流刑地」　　　　　　　　　　監督・鶴橋康夫
「壬生義士伝」　　　　　　　　　　監督・滝田洋二郎
「雨あがる」　　　　　　　　　　　監督・小泉堯史
「隠し剣　鬼の爪」　　　　　　　　監督・山田洋二
「クライマーズ・ハイ」　　　　　　監督・原田眞人

などなど・・・・・

で！最近私が思うのはアメリカ映画、特にハリウッド映画が全く面白くないと思うのですが皆さんはどうでしょうか？

最近のハリウッド映画に良く使われているＣＧ！これが私は好きになれません。

何か平面的で厚みが無く、あの不自然な動きや、やたら精巧で気持ちが悪い映像は私などは観ていて気持ち悪くなってしまいます。

それともう一点、内容も稚拙なものが多く、もうネタがないのか昔の映画のリメイクばかりが目だって居るように思います。

昔はハリウッド映画は私を含め多くの映画ファンは新作が発表されるたびにドキドキして映画館に足を運んだものです。

これは私の私的な感情ですが、この昨今のハリウッド映画の衰退の原因を作った要因としてスピルバーグとルーカスが大きく起因していると思っています。

その理由はスピルバーグは映画作りとしての彼の姿勢の中に、役者をあまり重視しないと言う点があります、それと、彼の映画は基本的には娯楽が中心で、彼の得意技であるＳＦ映画も内容よりも「大衆受け」が基本にあり、単純なストーリーを映像技術と派手な展開で観客を魅了すると言う手法の天才だと私は思うのです。

もう一人のルーカスも同じ様な手法で、特に彼の代表作である「スターウォーズ」などは典型です。

私は映画の醍醐味はＳＦとパニック映画のジャンルに有ると思っております。

ＴＶでは作り上げる事がどうしても困難なこの分野でこそ映画の醍醐味ではないでしょうか？

昔のＳＦ映画はスピルバーグやルーカスが作り上げるものよりももっと奇抜で観終わった後も考えさせられ、なにか気持ち悪かったり、もしかしたら本当にこんな事もあるかもしれないと言うような気持ちにさせられたものでした。

代表作とすれば「猿の惑星」「未来惑星ザルドス」「惑星ソラリス」「禁断の惑星」「アンドロメダ」「ＳＦ赤ちゃんよ永遠に」「華氏４５１」・・・・

アメリカＴＶドラマであった「スタートレック」ですらその内容は彼等が作る物よりももっと奇抜で面白かったものです。

この二人の作る映画は内容は薄っぺらく、しかしそれを補う映像効果と派手な展開は大衆受けし、興行収入は成果を上げることはできますがなんの余韻も無く、多分多くの映画ファンは只の映画の一つとしてしか見ていないでしょう。

それとスピルバーグの「役者を重視しない」と言う点も問題があり、昔の映画は内容もさることながら「役者で観る」という価値観もありました。

やはり、同じ内容の映画でも役者が違えば全く違うものになってくるものです。

映画が役者を作ると言う面もありますが、逆に、役者が映画を盛り上げると言う面も大きくあります。

スピルバーグがハリウッドで台頭して以来、昔の様な重厚な役者がほとんど育っては居ません。

制作側としては、このスピルバーグの手法は役者に経費をあまり掛けないで興行を成功させることが出切るのですから大喜びです。

しかし観ている方はどこの誰とも分らない役者ばかりで映画の魅力も半減します。

これ以降この余波はハリウッド映画全体に広がり、内容よりも興行収入が第一として浸透していった結果が今のハリウッドではないかと推察するしだいなのです。

それにしても、早く以前のハリウッド！全世界の先端を行く映画の都の威厳を取り戻し、ワクワクするような作品を作り上げる聖地となる日がまた来る事を願ってやみません。


でも・・・やはり・・・映画って本当にいいものですね！＾＾

この沖縄地方も先週から梅雨も明け連日素晴らしい天気に恵まれ、抜けるような青空と真っ白い入道雲が夏真っ盛りを感じさせ、私はこの時期が来ると気分が何故か高揚して毎日が少女マンガではないですが何かキラキラした景色に見え、この梅雨明けの一時期は私の一番好きな時期です。

ところで話は全く違う方向に行くのですが、ここ沖縄では本土と違うところが多々ありますがその一つに「レンタルビデオ店」が本土と少し違うのです。

全国展開しているチェーン店はまるで一緒なのですが、違うのは個人店なのです。

どこが違うかと言いますと・・・・

なんと！アダルトレンタルに堂々と裏ＤＶＤがレンタルされているのです！

そればかりか裏ＤＶＤの販売も白昼堂々となされております！

もちろん私が良く利用させていただいているレンタルショップにも堂々と置かれております！（ププ＾＾）

その理由には、やはり以前ここはアメリカだったという名残が今もこのような細かい部分で残っていると推察するのですが、この名残は我が男性陣には嬉しい限りです！

しかしそんな名残も前知事までで、現知事になって沖縄県の浄化がかなり推進されるようになり、もちろんこのような悪習も標的にされ、大分この様な店も摘発され減ってきてはいますがそれでも細々とやっている所はあり、また、摘発されても雨後の竹の子のように出店して来るイタチゴッコを続けているようです。

私の良く利用しているレンタル店の店主とは仲が良く、その辺りの事情の話を良く聞きました、そうした所、実に面白い話を聞きました。

そのお店はもう長く営業しており、その中でのエピソードです。

なんと！その裏ビデオに出演している女の子が借りに来たそうなのです！

その店主が言うには、沖縄の女の子は結構アダルト女優になる人が多いらしく、そんな中には裏に出演する女の子も珍しくない！と言います。

そしてその裏ＡＶ女優は自分の出演している裏ビデオを手に取り、店主に向かって・・

「これ！良く借りられてます？」

と！聞いてきたそうです！！！

さすがの店主もその時はその意外な彼女の行動に目を白黒させ、彼女はあわてふためいてる店主を見て大笑いしていたそうです。

そんなこんなで店主と彼女は少しおしゃべりをしたところ、彼女はやはり自分が出演しているビデオの評判がどうしても気になっていたらしく、また、裏ビデオは輸出向けで本来国内には流通しないものなので、いくら沖縄が裏ビデオが流通しているとはいえ大量に輸出している中から自分の出演している物にめぐり合える事はほとんど無く、たまたま彼女の友人からこの店に置いてあると聞いたらしく、最初は行くかどうか迷ったのですがとうとう気になって来店したとの事でした。

彼女から話す分にはいいのですが店主も気を使いあまりビデオの話はせずに他愛の無いおしゃべりをしたらしいのですが、どうしても一つだけ聞きたい事がありそれだけを聞いたのでした。

それはこの裏ビデオの出演料だったのです。

店主も大変失礼な質問だと思っていましたが我慢できずに伺ってみたところ、彼女はそんな気を使う事もないぐらいにあっけらかんと答えてくれたそうです。

彼女が言うには、なんと！裏ビデオ出演料は２０万！たったの２０万でした！

店主はその答えを聞いても普通に流したそうです、でないと、その答えが高かろうと安かろうとどういった反応も彼女を傷付けるかも知れないという配慮でそうしたのです。


私はその話を聞き、店主と本当に疑問を持つのでした。

店主が言うには、その彼女は結構綺麗で、歳も２０歳そこそこだと言います、そんな彼女が何故？どうして？そんな２０万ぐらいでそんな世界に行けるのか？

これが１００万以上ならまだ話も分らない訳ではありません、それぐらいなら仮に借金が有った場合ある程度の足しにはなるでしょうがそれが２０万ぐらいでは何の足しにもならないでしょう。

当然この様な仕事を選ぶのですからそれなりの理由が有るに違い有りません。

しかしどう考えてもこれ位の対価では店主も私もその理由が分らないのです。

また彼女はこんな事も言っていたのです。

「こんなビデオに出るのは結構いっぱい居るよ！」

何故なのでしょうか？

まさかこれをきっかけに芸能界へ進出できるとでも思っているのでしょうか？

確かに表のＡＶでは、限り無く少ない可能性ですが若干は芸能界へ進出できた人も居るようですし、また、ＡＶ出演料も売れれば１００万単位の方々もいるようですが、彼女が出ているのはあくまでも裏の世界です。

何の展望も無い世界ではそんな夢もありえません。

店主が言うにはこの店だけの仕入れで見ても裏ＡＶ嬢は毎月１００人以上の新人が出て来るといいます。

当然この店での仕入れは氷山の一角に過ぎません、しかしこの店だけでも毎月新人が１００人いると言う事は全体ではこれの何倍になるのでしょうか？

店内の裏ＡＶ嬢を見てみますとそこに出ている女の子達は本当に可愛い娘や綺麗な娘ばかりなのです、へたをするとその辺のアイドルよりも綺麗で可愛い娘が沢山居ます。

彼女達の美貌を持ってすれば、そんな２０万円などいとも簡単に稼げると思います、その辺のちょっとお金を持っていそうな男を上手く転がせば幾らでもお金など貢がせれると思います。

本当に彼女達がたった２０万円のギャラで・・・・どうしてこんな事をするのかが理解に苦しみます。

どんな世界も需要と供給とはいえ、需要はこの分野は世の男性諸君が居る限り尽きる事はないでしょうが、それにしてもこの供給はバランス的に悪すぎるのではないでしょうか？

これほど需要があるのですからこれに対しての供給側に対しての対価が悪すぎる！しかし、そんな悪条件でも飲んでしまう女性達・・・・

とは言え、そんな彼女達のおかげで世の男性達にひと時の満足を与えてくれているのですから、この辺りの矛盾には大きな疑問を抱えながらも必要悪としながら嚥下していくのでしょう。


しかし・・・・・それにしても・・・・・・・もったいない・・・・・・


２０万でいいのなら私が払う！

私の所へ来なさい！愛人契約を結ぼうではないか！

えっ？

それなら３００万？


少し考えさせて・・・・・＾＾

先日、航空自衛隊に所属している知り合いと話をした・・・・

彼はまだ若く、しかししっかりとしたおもむきと、やはり自衛隊に所属しているだけあってハキハキとした物言いにすごく好感を持てる男で、私も彼との話しに時間を忘れて楽しい一時を過ごしました。

彼は初めから自衛隊と言う職業を希望し、その通りに自衛隊へ身を投じた男だけあって、そのせいかこの若さで相当今の日本を憂いている様子でした。

とりわけ少し前の出来事である「田母神論文」での出来事、当然自分の所属する幕僚長だけあってこの出来事に一番話題が集中した事は言うまでもありません。

しかし彼の職務上、この様な政治的、また、内部事情は一般社会においてペラペラと喋れる訳もなく、かなりオブラートに包んだ口調を取らざるを得ませんがそれでも私を信頼してくれたのか出来うる限り話をしてくれ、また、私情をはさんだ話もしてくれました。

彼はイラク派兵にも参加しており、その当時の事を私は興味深く聞き、彼の口から出てくる話に夢中になっていました。

ここではあまり詳しく書けないのが残念ですが、彼らの所業は本当に頭が下がる思いで一杯になり、私より幾つも歳が離れているにもかかわらず私やその他の大勢の国民の為に命を掛けて行動を起こしている彼や、その仲間達に敬意を払わずには居られない、また、そんな彼等を前にして何か自分への恥ずかしさを感じずには居られないことしきりでした。

そんな彼等を一番悩ませているのは「世間での風評」だと言います。

その背景には、やはり戦後教育の影響は現在も大きく存在すると言います。

田母神論文での事でも分るようにマスメディアはお祭りの様に取り上げ、戦争アレルギーを植え付けられている世代を煽り、社民党のような平和は只で保たれていると思っているようなお花畑の連中達が、そこにはまるで関係の無い彼等を間接的に苦しめ、時には彼等のプライベートな時間の中でさえ自分の職務を言った途端ある種の侮蔑を含む言葉を投げつけられる事も少なくないと言います。

現在の若者、いやそれだけでなく、私達大人の中でも「愛国心」と言う物をおざなりにし、そればかりでなく「格好悪い」「時代錯誤」と思っている風潮が有ります。

なにか愛国的な発言をすると、やれ右だ！右翼だ！と決め付けてくる無責任な短絡思考はそんな彼達を追い詰め、やがては自分自身を追い詰める結果となるかもしれないとは思いもしないのでしょう。

以前にも書きましたバングラディシュの様な、常に他国の脅威に晒されている国とは違い、島国で単一民族の日本、平和ボケしているこの国民は愛国心が薄れ、自由と主張ばかりが連呼され尊重される現在では当然の結果かもしれません。

バングラディシュと言う国は中国同様、法律と言うものが日本ほど機能せず、賄賂と搾取が当たり前の国で、誰も人を信用できない国と言っていました、しかしそのバングラディシュの彼は、それでもバングラディシュ、自分の祖国を心の底から愛していました。


航空自衛隊の彼がイラクに行った時、死を本当に覚悟していたと言います。

現法制下では彼は銃器をどれだけ身にまとおうとも使用できません、明らかに彼等を襲った事が確認出来なければ反撃も出来ません。

彼は言います。

「どんな過酷な状況でも日本の為なら行くのです！」

「僕だけじゃない！皆同じ思いでどこにでも行くのです。」

「でなきゃ自衛隊に入ってませんよ！＾＾」

もちろん彼の様な人ばかりではないでしょう、しかしそんな人は途中で辞めて行くのでしょう。

少なくとも彼は本心を言っています。

彼が私と話している間の私を見据える目は、こちらが恥ずかしくなるほど真っ直ぐを見据え、その見据える先には常に日本という愛国心があるのでしょう。


出来る事なら彼等が、本当に大手を振って誰にでも自分の職務を言え、揶揄されるどころか感謝される日が・・・・・

本当に彼等が胸を張って職務を遂行できる日が来る事を願わんばかりである。

すごく間を空けてしまいました。

仕事が滅茶苦茶忙しくて最近はほとんど家にも帰れない日々が続いて私の嫁も幾ら仕事とはいえ少し御冠の様子です。

その昔は「人生５０年」と言われていました、その理由には現在の人達に比べその当時の方々は日々、体を酷使している為にそれぐらいの寿命であったという説がありますが、その意味では私はまだ酷使の量が昔の人と比べ足らないのでしょう。

それにしても昔の人達には申し訳ないが、忙しすぎる！もう少し手加減をしてくれてもいいと思うのである！

どうして仕事と言うものは一編に襲い掛かってくるのでしょうか？

もう少し満遍なく時期をずらして来てくれても良いではあるまいか？

体は一つしかないのである！物理的に出来る事と出来ない事が有るでしょう！

そこんとこをもう少し理解してチョ・・・・

しかし私は分かっている・・・本当は自分が一番いけない事ということが・・・

私は信用していない訳ではないが他人に全面的に任せると言う事が出来ないのだ！だから全てを一身で背負う羽目になってしまう・・・・

もうそろそろこんな状態では駄目な事も分っている、これでは以前のように、また家庭を崩壊させてしまうだろう・・・・

いよいよ本気で「任せる」と言う事を考えねば！


ドラえもんとまでは言わないからせめて「どこでもドア」ぐらいは！！！

こうして沖縄県民は１９７２年から執拗な被害者意識を植え付けられ、その憤りの矛先を日本政府へと転換させるプロパガンダが引かれていき、県民全体がその意図で塗り替えられていくようになるのです。

しかし、だからと言って県民の経済事情が改善される訳でもなく、県民にとってはその事よりも明日の食べる物の方が重要で、意識改革は出来ても生活苦を抱えている県民にとってはそんな事は二の次の話なのです。

そこで共産党が考え出したのが「沖縄県民は日本国の犠牲になったのだから当然相応の事を政府がするべきだ！」と言う考え方でした。

いわゆる理念よりも餌を与えればもっと振り向き、県民を取り込むことが出来る！と言う作戦を取っていくようになったのです。

その為にまず取り組んだ事は沖縄県民が歴史上日本国に搾取されてきたと言う捏造された事実を宣伝する事に始まりました。

それは報道を初め、教育の現場からもその作戦は徹底され、子供から大人に至るまで洗脳教育は始まったのです。

薩摩藩の謀略説に始まり、大東亜戦争における日本軍がとった沖縄県民への差別意識、置き去りにされ切り捨てられた沖縄県民・・・そのプロパガンダは当時のテレビから流れてくる内地の報道も後押しする内容で繰り広げられてくるのです。

１９７０年から日本全土に広がる自虐史観がそれを後押しするのでした。

当時の沖縄県民は漁業と農業が主体の土地で勉学などはほとんどの県民は必要無し！と思っているぐらいで、現在もある程度は改善はされていますがそれでも勉学は二の次の県民です、当時では尚更で歴史の勉強などしたことがない、と言う人ばかりです。

そんな真っ白な頭の中に初めて入ってきた歴史観が「日本軍悪」と言う自虐史観でした。

この作戦は直ぐ県民の心をつかみ、次は餌となる行動を取ったのです。

まず最初はアメリカに基地として接収されている土地を民間の土地とし、その所有者に借地料を支払うと言う案でした。

次に沖縄戦は日本で最初の本土決戦で、日本軍はその時何もせず見捨てた事と沖縄県民が頑張ったおかげで本土は守られたのだからその犠牲となった方々には日本政府は特別給付金をその遺族に支払うべきだ！と言う案。

この案は、当時の世論、その他自虐史観吹き荒れる当時では異を唱える事も出来ず、そして共産党と共に当時は勢力を誇った社会党も後押しし、瞬く間に予算が可決します。

しかし一番大きな誤算はそのアメリカ軍に接収された土地が誰の所有の物かを政府は認識不可能な為、その作業を沖縄県に丸投げにし、そればかりかその管理をアメリカ軍に委託した事がその後莫大な金額となってしまうのです。

沖縄県議会は当然共産党が多くを占め、その作業を自分達でする事を避けるために、そもそも沖縄県民の餌となるために起こした事ですから極論として誰でも良かったのです。

ですからその作業は県民の申告制となり、そのせいで当然虚偽の申告が多く出てきました。

しかし議会は、その申し出を調べる事も無く、ほとんど全てを受け入れ、とりわけ共産党の息の掛かった人には申告以上の土地を貸していると書き直させるほどの便宜を計ったと言います。

しかもその管理をアメリカ軍がやっている訳で、アメリカのとってはそれが虚偽かどうかは関係無く、どうせ全額日本政府が負担するのだから全ての申し出を受理したのでした。

それによると結局申し出してきた土地全部を合計するとその面積は沖縄本島の約５倍に達したと言います。

また、現在では信じられない事ですが、その申請を当時の日本政府は何の調べもせずに受理してしまうのでした。

もちろんこれには県民全員に行き渡った訳ではありません、当然共産系の人々が優遇されていったのは言うまでもありません。

次にある案も沖縄戦において死んだ方の遺族等に支給される戦没者及び戦傷者遺族年金は内地でも貰っている方々はいますが内地でそれを支給されている金額とはかなり掛け離れており、かなり優遇された補助金を支給されております。

ちなみによく報道などにより沖縄県が日本全国で所得が毎年最下位と報じられますがこれはサラリーマンの所得を基準にした算定で、単純に個人の所得を取ったとしたら全国で２７位に当たるそうです。

この様にして、沖縄県民にとっては共産党のした行為は一部の県民には神様のような存在で、大変な富裕層がこうして生まれていくのでした。

１９７２年沖縄はアメリカから日本となり、それを心より喜んだ県民そして誰よりもその事に尽力を尽くした教職員達はその日、涙を流しながら日の丸を片手に万歳三唱を繰り返すのでした。

そして、それまでアメリカだった沖縄県が日本になるためのインフラが整備されて行き、しばらくしての事です。

県民にとってその中で一番違いを体感する事になったのは、ドルから円になったことでした。

それまでの沖縄県民にとって１ドルと言うものはそれなりの価値がありました、大抵の生活用品は１ドルあれば手に入っていたものが円に変わった途端ほとんどの生活用品が１ドルの価値以上の値段となり、県民にとって物の価値がそれまでの価値観と大きく異なり、経済的観念がついていけない人々が多く出てきました。

沖縄県民にとって日本復帰は長年の願望だった事ですが１９５２年から返還の年までの２０年間は沖縄県民にとっては十分すぎるほどのアメリカ感覚を植えつけていて、こと経済観念は日々の生活の事ですから尚更です。

また、その他にも沖縄県民にとって本土復帰に際して喜ばしくない事がありました。

それは米軍基地がそのまま残ったという事です。

そもそもアメリカ人の横暴を無くしたいが為の運動だったのがこれではあまり意味が無く、確かに日本人となったのですがこれでは日本人となっただけで生活は以前よりも悪くなり、しかもアメリカ人の横暴の恐怖は続いていくという事で、だんだんと沖縄県民の不満は募っていくのでした。

この米軍基地残留の結果となった経緯は高度な政治的背景があるのですが県民にとってはそんな事があったことなど知る必要も無く、ただ日本政府は沖縄を取引の材料に使っただけだと言う考えを持つ人も出てきたのです。

そうした沖縄県に、ある政治団体が押し寄せてくるのでした。

それは「日本共産党」です。

この沖縄県民の政府批判を上手く利用する為、次々とプロ集団を送り込み県民を共産党支持の県民に塗り替えるべくやってくるのでした。

そのやり口は巧妙で、そもそも米軍基地が目の上のたんこぶである県民にとっては共産党員の言い分には強く共感でき、着実に勢力を拡大していくのでした。

その中でも強烈な出来事は、沖縄県民にとってヒーロー的存在であった瀬長亀次郎が共産党に入党した事です。

共産党はそもそも沖縄を共産党に塗り替える作戦の中に、この瀬長亀次郎を抱き込む事が最優先の事項で、また、瀬長自身も反権力、反体制の左翼的思考は共産党倫理と合致し、彼が共産党員となったのは当たり前と言っても良いでしょう。

こうして沖縄県は共産党の口車に乗ってどんどん不満の矛先はアメリカから日本政府へと移行していくのです。

そしてそんな沖縄にもう一つの集団が入ってくるのでした。

その集団は当時、社会党や共産党ととても仲の良い集団「日教組」です。

すでにある程度の地盤を築きあげていた沖縄ではこの集団は直ぐに溶け込み、教育の現場からも日教組イズムが繰り広げられていきます。

そんな中、以前から教職を取っていた職員達、日本復帰に尽力を注いできた教職員達はその集団の何か意図的な思考を持つ教職員達に疑問を持ち、その集団とは一画を引き自分達の信念を通していきますが所詮は小さい集団です、当時８０％以上の加盟率を誇る日教組の圧力によって、従わない職員達はどんどん隅に追いやられ、いずれは職場を放棄せざるを得ない状況にまで追いやられていくのでした。

そして沖縄の唯一の情報源である沖縄の機関紙「沖縄タイムス」が火に油を注ぐような行動を取るようになっていくのでした。

そもそもこの「沖縄タイムス」の創設者は朝日新聞の記者だった人で、当時も朝日新聞とは親交が深く、沖縄タイムス社屋に朝日新聞の分室があるぐらいで、政府批判はお手の物です。

こうして沖縄県民にとっては、行政、教育、報道と三つ巴の左翼的思考を植えつけられていくのでした。

前回に引き続き沖縄県の実態を少し詳しく書こうと思います。

その為にはまず沖縄の歴史から入らねば現在にまだ残っている県民の感情を伝える事が出来ませんので簡単に書きます。

そもそも沖縄は「琉球王朝」として日本とは離れた独自の文化を有した国でした。

現在の中国との貿易を中心とした王朝の政策は一時期は繁栄した時期もありますがそもそも産業をあまり持たない政策と世界の国々の台頭により、とうぜん繁栄を維持できず衰退の一途を辿ります。

この時期に薩摩藩が琉球王朝に侵攻し結果的には日本の属国となりますがこの見解はさまざまで、琉球王朝の中国に付くか日本に付くかの選択がかなりいい加減で、その場その場で王朝にとって良い方を選択し、風見鶏政策に業を煮やした薩摩藩が取ったものという見方が正しいでしょう。

１８７９年に「明治１２年」琉球国は長い歴史に終止符を打たれ、鹿児島県に一度編入し、その後直ぐ「沖縄県」となります。

すごく簡単ではありますがこれが沖縄県の歴史の一部です。

これを前提にその後の、どうして沖縄は全体主義的思考、中国的思考を持ち、一部の富裕層に搾取されていくのか？を書いていきます。

時は大東亜戦争終戦、日本は連合国に破れ沖縄はアメリカに接収され、沖縄はアメリカとなるのです、当時の事を良く知る沖縄在住の方々にその時の話を聞くと、ほとんどの方は「経済的にも生活全般についても安定はしていたが、アメリカ人の横柄な態度にはいつも辟易としていた・・・」との話をしています。

実際、沖縄が経済的に一番疲弊したのは本土復帰直後ですから、この方々の感想は実感として本当でしょう。

そんな中、アメリカ人の横柄極まりない行動にやるせない思いを抱いていた県民にとって一人の男が立ち上がります。

その男の名は　　「瀬長　亀次郎」

彼は、沖縄の人々にとっては現在もヒーロー的存在で、言うなれば沖縄のネルソン・マンデラの様な人物でした。

彼のとった行動は、米軍占領下の沖縄で沖縄人民党を組織し、圧制に対する抵抗運動を行い、当然米軍の反感を買い米軍による策略で投獄生活や市民権剥奪などの迫害を受けるも彼は真っ向から体制に反発し、沖縄県民の代表として圧制に立ち向かった男でした。

彼の行動に触発された市民も少なくなく、特に沖縄での小中学校の先生達は彼の勇気を糧にし、アメリカからの脱却！沖縄の本土復帰を切に願い、どの沖縄県民よりも先頭に立って亀次郎同様壮絶な戦いを繰り広げました。

その甲斐あって、沖縄は1972年（昭和47）に見事復帰を果たしました。

しかし・・・・沖縄市民にとって本当の苦難はここから始まるのでした・・・・