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爺放談 |
■ 2014/05/11 (日) 理系論文 |
最近マスコミ報道で騒がれている小保方さん、所謂「STAP細胞論文」
これの何が問題なのかが私にはさっぱり分からない??? 問題点を要約すると 1、論文の一部が他論文を引用 2、実験データ画像の切り貼り 3、実験データおよびプロセスを記したノート 4、STAP細胞の有無 等であろうがこれらの何が問題なのであろうか? 私自身理系畑出身で企業の研究室にいたがこんなことは誰でもやっているし現在も当たり前の作業で、理系出身で研究室従事経験者なら皆私と同じ意見だと思う。 何故なら、理系論文は「結果が全て」だからだ。 また今回、この事件の発端となった「英科学誌ネイチャー」ここで扱われたこと、これもほとんどの方々は何か勘違いされているかもしれないが 理系論文のほとんどはあくまでも推定もしくは仮定論文で、なにも絶対でなくても良いということだ。 というか、むしろ仮定や推定が多く出なければ科学は衰退する。 上記の問題点で良く取りざたされているのは@とAだがこれらは理系論文では何の問題でもない。 まず第一に理系の世界では著作権が無い。 その理由にはこれを設けると科学の発展に大きな妨げとなるという理由からだ。 だからむしろ引用は大いにするべきでそれで結果が伴うならば引用された方もある種名誉である。 だいたいが理系分野は現在では、まるで一から十まで真新しい分野で実験過程が全て他に類を見ない物など無く、有る所までは一緒の過程が多い。 その部分ではいちいち過程説明を自分で作る必要もないしそんな物は引用で済ますことが多々ある。 次にBの問題点だがこれは実にくだらない。 いまどきノートなど取っている人がいるのだろうか? もうこの時代論文や実験データはパソコンだろ。 そして最後の問題点Cだがこれが一番謎である。 何が謎かと言うと、東京理化研はこの諸問題が起こる前に「特許申請」をしているのだ。 これが事実ならSTAP細胞は存在することになる。 ただ現時点でそれを公開することはできない。 なぜなら「特許申請中」だからだ。 しかし、そもそもその存在の有無に関わらず、理系の世界ではその可能性を秘めているという理由だけでも十分で、論文発表に際し何の問題も無い。 むしろそういった行為から科学の発展に寄与するからだ。 そしてその答えは未来に、いつか結果が出てその論文が評価される。 アインシュタインもそうだしホーキングも正にそうだ。 ホーキングに至っては論文の殆どが推論の域を出ていない、であるからホーキング論は実は根本から間違っているかもしれないがそれでも名声を勝ち取っている。 以上から「STAP細胞論文」問題はなんの問題も無いと言える。 しかしではなぜこんな問題が吹き上がるのか? これはある有名教授が言っているが 「アメリカ陰謀論」 実に映画のシナリオによくありそうだが実は私もこれはあるかもしれないと思っている。 世紀の大発見をした科学者たちはそのほとんどがアメリカへ移住し国籍を取得している。 その背景には発見をしそうな時ぐらいにその科学者の周りである種の問題が生じ、結果的にアメリカへ移住することになってしまう。 今回の件もそうだ。 これで結果的には小保方さんも多分アメリカの大学か企業の研究室へ招聘されいずれアメリカ人の科学者としての研究者になってしまうのではないか? 確かにSF的発想ではあるが世界の科学界では事実本当にある。 もし「STAP細胞」なるものが論文通りの可能性を現実のものとした場合、その影響は計り知れない。 その技術の先進国となる事はある意味、軍事力をも上回る力を持つ事と成り得る可能性を秘めている。 その視点から見ればあながち暴論でもない気がするのだが・・・・ ちなみに余談ではあるが、上記に示した@とAの問題点は文系の世界ではマスコミが言うようにこれは問題である。 なぜなら文系の世界では「著作権」があるから言うまでもないが。 |
名前 内容
はいむるぶし サイコロさん なんか神出鬼没ですね〜・・・ま・ま・まさか・・政府要員?私が危険人物と・・・・・^^ (14/05/13 17:34)
はいむるぶし まりあっち 今日は何の日?う〜〜〜〜んあっ!わかった!まりあっちが私に惚れた記念日?!!^^ (14/05/13 17:31) はいむるぶし タヌキっぽさん お褒めいただいてありがとうございます。しかし本当に分からないから書いたまでです。 (14/05/13 17:28) サイコロ もう一枚も二枚も裏がありそうな気がしてならないですね^ところで、理系でしたか?それでいて、この文章力ですから、儲からないはずがありませんなぁ〜うらやましい^^ (14/05/11 23:16) まりあ ウチも、カーネーションをリアルでコピーアンドペーストしてるし(^O^)/ 売りさばいてはいませんがw 今日は何の日? (14/05/11 20:55) タヌキっぽ ほほう、、大手新聞に掲載されるかNet伝播してほしい一文ですなあ。良い物を読ませて貰いました。 (14/05/11 16:39) |
■ 2014/05/09 (金) 上海にて・・・C |
著作権 特許権 肖像権 商標・・・・これらを侵害する代表的国家は中国が最も有名である。
しかし実はこれらを侵害している最も多い国は「韓国」である。 事実、これらを侵害し世界のあらゆる国家(企業、個人)から訴訟されている件数は世界1位である。 しかしそれでも中国も未だコピー大国であることは言うまでもない。 張さんの案内で私もその悪名高きコピー商店が軒を連ねる地域に連れて行ってもらった。 そこは上海の中心地から離れた所で、富裕層地域とは完全に違う地域、何かゴミゴミとし自転車が多く、不潔感がそこにあるビル群や道路に散乱しているゴミなどから、ここは貧困層が住む町という事が一目でわかる地域であった。 私は少しイメージが違った。 それはどういうイメージかというと、中国では普通にどのお店も当たり前のようにコピー商品が置いてあり、むしろ正規品が置いてあるお店を探す方が難しいというようなイメージだ。 しかし張さんが連れて来てくれた所は、なにかこそこそと隠れて商売をしているような雰囲気がありありとしており、店内では多少コピーとわかる商品が陳列してあるがそれほどの量ではない。 「ここが悪評高いコピー店ですか?」 「そうです。」 「それほど品揃えは無いのですね?」 「そうですね」 「それとそれほど店の数も少ないし、なぜか隠れて商売をしているような雰囲気があるように見えるのですが?」 「そうですね、ここ数年で上海ではコピー商品の取り締まりが大変厳しくなり、見つかれば大変厳しい罰則が科さられるようになりました、ですからこうやってあまり目立たない所でほそぼそと商売をしているのです。」 「なるほど・・・」 「そしてここは韓国人街です、中国でもコピー商品を多く扱っているところは概ね韓国人が一枚噛んでいます。」 「さすが韓国・・・」 上海人、いや多くの中国人も韓国人を嫌っている傾向があり、実際イギリスBBCによる世界の人々に「嫌いな国アンケート」でも中国人が一番嫌っている国は「韓国」が堂々の一位である。 世界的に見ればこの「韓国」に対して一番友好的な国は「日本」ぐらいのものでアジア諸国はもちろんの事、欧米諸国なども「韓国人」に対しては手を焼いている事例が多々あり、結果的にはアンケートでも示しているように「嫌韓」は世界常識になっている。 せっかく来たので私も一つ何かを購入しようと思い店内を見るがそれほど品揃えが無い。 すると張さんが何やら店主と喋っている。 しばらくして張さんが手招きすると、店を出て店主とどこかへ行こうとするので私もついていく・・・ 行ったところは廃墟と化したビルで、中に入ると誰もいないガランとした廃ビルで、閉店したテナントと人の居ないビルの廊下は何か気味が悪い幽霊でも出そうな雰囲気だ。 そして店主は2階へと登り、ある閉めたテナントの扉を開けた。 私と社長と張さんが中へ招かれるとそこには所狭しとあらゆるコピー商品の山がそこにあった。 種類別に分けられたコピー商品のオンパレードだ。 張さんが言うように、確かに取り締まりが厳しいのだろう、安全と分かる客にしかここへは案内しないのだ。 急成長を遂げているここ上海ではもう過去の様な違法行為は世界では通用しないということが分かってきたのだ。 世界のあらゆる業種と付き合っていくには世界の規則を守らなければならない。 でなければ世界市場に大きく羽ばたくことはできない、中国通貨である「元」も固定相場から制限付ではあるが変動制に変わった。 こうやって徐々にではあるが先進諸国に足並みをそろえる様、社会規律を整備し始めている。 しかも、どの先進諸国よりも資本主義で、自国民に対して冷酷無比である。 もしこの体制がさらに進み、規律が伴えばこれはあらゆる国々の脅威となる事は疑いようがない。 なぜなら社会保障は国家の最も足枷となる。 弱肉強食は資本主義の基本姿勢ではあるが現実はそうもいかない。 どの国家でも生活弱者は大半を占める。 もちろん中国も当たり前だしそれ以上に弱者だらけだ。 しかしほかの先進諸国と圧倒的違いがある、それは他の国々は 「民主国家」であるということだ。 民主国家である以上大半を占める弱者達に耳を傾けざるを得ない、これは経済的な国家発展には大きな足枷になる。 しかしここ中国は一党独裁である。 政府が全てを握っているこの政治体制は経済成長に一番有効な体制で、一番金の掛かる国民、いわゆる経済的弱者を切り捨てる事が可能な体制だということだ。 確かにこの独裁体制が経済成長するに従い無理が生じ、崩壊するというシナリオは過去から言われ続けているが私はそうは簡単に崩壊するとは思えない。 なぜなら、天安門事件でも伺えるが中国の国民性がレジームチェンジを行えるほどの団結性や協調性を持てるように思えないからだ。 中国人の基本理念は「自分さえよければ良い」という理念が強い。 中国華僑も良い例だと思う。 欧米を代表する「ユダヤ資本」 国を持たず、世界に散らばったユダヤ人達の団結力はその結束力において現在も全ての経済的分野すべてに圧倒的な力を保有している。 それと同じ様に世界に散らばり、その人口はユダヤの比ではないのに世界の経済界にそれほどの力も無い、個々を取ってみれば莫大な資産を持っている企業もたくさんあるがしかし結束力が無いから世界経済にそれほどの影響力が無い。 確かに「ユダヤ資本」は資本主義、いわゆる「金融」の基礎を作ったとはいえその影響力の差はあまりにも大きい。 欧米諸国は「ファミリー」という概念が強く、それは企業のグループ化を促進し他人であっても参加すればそれはもう「ファミリー」の一員となる。 この概念は日本もそうである。 しかし「中国人」は他人はどんな状況になろうとも他人で助け合う概念が無い、要するに「個人主義」が徹底しているのだ。 こんな国民性がレジームチェンジ出来るとは到底思えない。 中国経済がもし、今以上に企業理念を持ち、国家体制で経済的分野に力を注ぐ、言うなればこの上海の様な経済特区を広げていくならこれは脅威以外何物でもない・・・ |
名前 内容
はいむるぶし まりあっち どこの国の経済もいずれは収束します。しかし国によってその収束の結果が大きく異なることがあります。それはその国の政治体系が大きく起因します。現在の中国政府では格差が著しく出るでしょう。世界と比較すれば日本はかなり良い収束の仕方をしています。しかしそれでも格差は生まれていますが日本での格差は自己責任によるものが大半を占めています。強者の論理と受け止められそうですが本当にこの日本の事を憂いるのであれば競争社会を本当に受け入れる真摯な姿勢を国民側に持つよう促す教育が必要だと思います。 (14/05/11 15:05)
まりあ はいむるぶしさんのお店?!の経営へも、消費税8%の影響はズッシリ来てますか( ´艸`;)ヤバイ?! 中国からみえた観光客の方(20歳未満の方)からのアンケートを取ってみました(独自調査w)が、ある程度ピークが進んだ後は、落ち着くのではと私は思います。例を取ってみると現在の50代以上の方と20歳未満の方の考えは違いすぎて驚いています(@_@;) 海外と活発にではなく、自国間での格差特区が増える恐れがありますね。アメリカや日本と同じような流れになるのかも?チャンスがあれば年齢層ごとに確認してみて^^ (14/05/09 21:00) |
■ 2014/04/08 (火) 上海にて・・・B |
上海での高級日本料亭での食事は驚くほど美味であった。
お刺身に至っては諸説色々とあるが私の印象では日本の料亭にも負けずとも劣らない質であると思った。 「腹ごしらえも出来たしそろそろ次行くか!」 私はその社長の言う「次」が、ここからが本当の上海の夜を指して言った言葉であると暗に感じ取っていた。 中国では基本的には日本で言う「風俗」は違法である。 しかし実際は当たり前だがそんなことはない。 社長が連れて行ってくれたところはいわゆる「カラオケBOX」だった。 その日本料理店からほど近い所にそのお店はあった。 高層ビルの入り口から地下へ長いエスカレーターを降りると受付カウンターがあり、社長はそこの従業員か責任者かの人に手を挙げる、するとその従業員は全てを把握しているかのように受付から更に入り組んだ奥の方へと私達を案内した。 暗い通路を経て、ある一室に私達を招き入れた。 そこは日本にあるようなカラオケBOXとは少し違った。 まず部屋の広さが全く違う、長方形の部屋はおおよそ30畳ぐらいの広さで、辺の長い壁際の一辺にのみソファーが一文字にあり、その対面の壁にはソファーなど何も無く、ただ壁に大型モニターが埋め込まれている。 部屋の隅に小型のカラオケ用の機会がおすそ分け程度にあり、この部屋の中はもはやカラオケを楽しむような雰囲気では無いことがありありと分かる。 そしてしばらくして驚くべきことが始まった。 部屋の壁際の長いソファーに腰掛けていた私の眼前に、「おじゃましま〜す!」と次から次へと女の子がぞろぞろぞろぞろと入った来るのだ。 見る見るうちにダダ広い部屋の空間が女の子で埋め尽くされていくのだ。 もちろんこの女の子達の格好は露出度が高く、胸は強調され、超ミニの格好をした女の子達が次から次と所狭しと入って来る。 私はこの出来事にしばし何の声も出ず、ただただぼ〜っと眺めていた。 「おい!○○君 早く誰かを指名しなさい!」 「は・・はい?」 「君が指名しないと女の子が全員他に行けないだろ!」 「あっ!は・はい!」 社長に促されて私はまじまじと女の子達を見た、すると女の子達の腰あたりにナンバーの入った名札が各々にある。 しかしこれだけ多いとどの娘を選んでいいのかわからなくなる。 私の眼前には色とりどりの衣装をまとった部屋所狭しと大勢の女の子達全員が私の目を一斉に見つめてくる。 なにか美女コンテストの審査員?それとも人身売買の悪徳ブローカー?ま〜どちらにしても何十何百の女性達からの熱い視線は妙な高揚感を与える。 そんなこんなしている中で私はある一つの事を思いついた。 せっかく選んでもコミュニケーションが取れなければ楽しくない。 私はまずは日本語が喋れる娘を選ぼうと思ったと同時に、こうすればもっと範囲を狭めれるので選びやすいと思ったからだ。 「この中で日本語が喋れる人は手を挙げてください!」 女の子達が手を挙げだした。 するとどうだ!この大勢の中のほとんどが手を挙げるではないか! なんだこれは!結局私は範囲を減らす作戦は失敗し適当に可愛い娘を選んだ・・・ ここで少しこのカラオケBOXについて説明する。 ここはカラオケBOXとは名ばかりの女の子持ち帰り自由のデートクラブに当たる所だ。 もちろんカラオケ設備は整っているのでカラオケを純粋に楽しんでもいいのだがそんな客はほぼ居ない。 料金体系(日本円で)は2年前はカラオケBOX使用料は約4〜5千円、カラオケBOX内での女の子指名料は無料、時間は閉店まで。 要するにカラオケBOX内であればBOX使用料のみで女の子と一緒に遊んで歌えるシステムで、少々のおさわりぐらいは女の子次第だがOKだそうだ。 そしてお持ち帰りの場合、朝までで一人約一万円だった。 ちなみに持ち帰り料金、すなわちSEXする料金で、仮にSEXが無くただ女の子と外で遊ぶ場合は女の子次第だがOKを貰えば料金は発生しない、いわゆる日本では「アフター」と呼ぶ行為になる。 しかし現在はカラオケBOX使用料 約1万5千円、女の子指名料 一人約6千円 カラオケBOX内ではこれで閉店まで居る事が出来る。 持ち帰りはショートとロングに分けられ、ショートは約3時間で一人3万6千円 ロングは朝までで 一人8〜10万円 なんとたった2年でここまで高騰している。 これはどれだけ上海が好景気かを物語る。 今回、私のBOXに集まった大勢の女の子達、数を聞いたら約400名だそうだ。 しかもこの数は少ない方で、いつもは800名以上いるそうだ。 もちろんこんな数はいっぺんには入りきらない、だから一定数の女の子達が順番に部屋に入って指名してもらうまでぐるぐる回転していくらしい。 また、彼女達はこのカラオケBOXから雇われてる訳ではなく、皆フリーの女の子達で、そのほとんどは前回記述した「盲流」と言われている立場の娘達で、彼女らの収入は指名料と持ち帰りされた場合の料金で、彼女達の取り分は各々がカラオケBOX側と交渉するシステムだそうだ。 要は、カラオケ側が彼女達に箱を提供し、彼女達はそこで働かさせてもらう分使用料をカラオケ側に支払うといった具合だ。 しかし彼女達はそれほど簡単には稼ぐ事が出来ない、なぜなら圧倒的な数の多さで下手をすれば丸一日一件の指名も取れないことがざらにあるという。 更に言うなら、容姿に自信の無い娘や接客が下手な娘、会話が下手なんて事は致命的で、そのような娘は何日そこで働いても1円にもならない。 だからそんな娘達はここでの仕事を諦め辞めて行かざるを得ない、こうなると必然的に残った娘は可愛い娘ばかりになる。 確かに今回、私の眼前に並んだ大勢の女の子達は全てと言っていいほど魅力的な娘が多く、だからこそ余計に簡単には指名が出来なかった。 しかし可愛いだけではそうは簡単に指名は取れない、それはそうである、何せ800名も可愛い娘がいれば800分の1の確立だ、だから彼女達は一度指名をもらったらそのチャンスを最大限生かそうとする。 彼女達は基本フリーだ、だからプライベートも大いに利用する。 私の様な初めて上海に来た人達には観光案内を買って出たり、昼間に何とか会って親密度を上げ、再度来店を促し指名してもらおうと必死なのだ。 昼間に会う事は彼女らにとってなんの収入にもならない、しかしその様な行為を経て好印象を持たせ、私等の様な人達に指名を貰い、さらに滞在期間は全て一緒に過ごそうとまで言ってくる。 彼女らの収入は指名料と持ち帰り料金だけだ、取り分け持ち帰り料金は金額が張る、朝までなら一気に10万円だ。 金額が金額だけになかなかここへは持ち込めない、だから彼女達は必死に接客を昼も夜もこなす。 それともう一つ、彼女等のもう一つの思惑がある。 それは日本人男性と結婚をすることだ。 彼女等「盲流」は「戸籍」が欲しい、これを日本人と結婚し、彼女らの憧れである日本に行き、しかも日本人として戸籍も手に入れれば彼女らの思い全てが成就する・・・ 上海滞在中一日だけ私は社長等とは別に一人で上海の夜を過ごしてみたく、その時、このカラオケBOXに行った。 そして実際私もこの娘達の一人と夜を案内して頂いた。 その時は持ち帰りではなくただ単純に上海の夜を案内してもらったのだ。 前述したがいわゆるアフターだ。 最初に入ったお店がカウンターバーのような店だった。 店内は薄暗く、大人の雰囲気の落ち着いたバーであった。 この時にその彼女から色々なことを聞いた事が上記の内容だ。 彼女曰く、 「稼いでいる娘は一月200〜300万稼いでいる娘がいる。」 「私ももっと頑張って早く家が欲しい」 多分この時、彼女はアフターを通して私と性交渉を持ちたかったのだろう、しかし私はこの時彼女の期待には答えられなかった、次の日の仕事に影響がでそうだったからだ。 「この写真を見てください」 「?」 携帯の写真を私に見せてきた。 「この娘は私の友人で一緒にこのカラオケBOXで働いていたんです。」 「へ〜、で?」 「この娘は今 日本で暮らしてます。」 「へ〜・・」 「お店で知り合った日本人男性と結婚して日本人として暮らしてます」 「・・・」 「羨ましいです、私も日本に行きたいです」 「貴方が思うほど日本は良い所でもないよ」 「そんなことはありません!私の友達の何人も日本人と結婚し日本で暮らしてます、その友達からよく日本の事を聞いています!日本は良い国だと言っています!」 「そうかな〜・・・」 「そうです!貴方は日本人だから分からないんです!日本はとてもいい国、清潔で女性に対してすごく紳士で、働き者で・・・」 彼女は全身で訴えていた・・・ 私はこの雰囲気を変えようと店を出て、もっと賑やかなお店へ行こうと彼女に促した。 彼女はこの時、多分私に彼女へはアフター以上の事は期待できないことを感じ取ったのかもしれない。 徐々にではあるが彼女の態度が変わってきたのだ。 2軒目は音楽が騒がしいやはりカウンターバーの様なお店だった。 彼女はここで急にお酒のピッチが速くなった。 しばらくして・・・ 「貴方は私と何がしたい?」 「えっ?」 「貴方は私と寝たいのではないの?」 「い・・いや・・」 「何がしたい!貴方のホテルに行かないの?それか私の部屋へ来る?」 「い・いや・・そうではなくて夜の上海を案内・・・」 「何を言ってる!貴方は私を抱きたくないのか!」 「いや、明日仕事が速い・・・」 彼女の態度がここで激変した・・・・ 「何を言ってる!私の体が見たいんだろ!私の部屋へ行こう!ここからすぐ!行こう!早く行こう!」 彼女はグラスの酒を一気に空け、いきなり席を立ち、外へ出ようとした。 「ちょっとまて!おちつけ!」 「何を落ち着く!私は酔っていない!それより早く私の部屋へ行くんだ!」 彼女は店内で大声を上げ、私に抱き着いたりキスして来たり体を触らせたりとどんどんエスカレートしていった。 そんな行為をしてもあまり煮え切らない私の態度がさらに彼女を激昂させた。 テーブルの上にある者を落とすは、グラスは割るは、大声で泣き叫ぶはで、いくら騒がしいお店でも私等はかなり目立っていた。 しかし驚くべきは、店員もほかの客も何事もないような態度で私等を見過ごしている。 多分この様な事はここでは、いや、上海では日常の事なのだろうか? もしこれが日本だったら店員が飛んできてすぐに退場であるだろう。 しかしここでは何も無かったように、ただ事務的に割れたグラスの破片を片付けている。 店員は私を見て、少し笑みを浮かべて何もなかったようにまた仕事に戻る。 彼女はとうとう店内の地べたにしゃがみ込み、大声で何か中国語を叫びながら泣いている。 私は埒があかず途方に暮れたその時、彼女の友達らしき女の子が店に入ってきた。 その友達が言うには私の知らないうちに彼女が携帯で連絡したそうだ。 そしてその友達は言った・・・ 「彼女と一緒に私等の住む部屋へ来てほしい・・」 話を聞くと彼女はこの友達とアパートの一部屋をシェアしているらしく、彼女はどうしても私を部屋に連れて行きたくて、一緒に住んでいる友達に協力を仰いだという事なのだろう。 しかし、その友達も彼女のこのぼろぼろになっている姿を見てこれは無理だと悟ったのだろう、彼女にとってはこの友達の協力を仰ぐつもりが却って仇となってしまった。 私はこの友達のおかげでこの場を去る事が出来たのだ、私はこの友達に後を頼むという事からいくばくかのお金を渡し、友達に彼女を預け私は会計を済ませて外に出てタクシーを拾った・・・ 今思うと、この友達が来なければどうなっていただろうか? それを考えると少し身の毛がよだつ・・・ ただそれと、この友達も日本語が通じたことだ、ここは外国なのにもかかわらず、私は普通に日本語で喋っていたことだ。 ただ余談ではあるが、タクシーが通じなかった。 私は他の仕事でも海外には行くことがあった、そしてだいたいどこでも一人で外出する、その時は英語がある程度できれば大体通じた。 英語は世界共通の言葉だ、だからどこに行っても大体は通じるので、その経験から一人でも外出する勇気があるのだろう。 しかしここ上海は違った。 英語が全くと言っていいほど通じない。 本当に簡単な英語も通じないのだ。 しかもここ中国では、例えばホテルの名前「ヒルトン」は日本でも「ヒルトン」だ。 しかしここ中国では「ヒルトン」も中国名に変わる、私は帰りのタクシーに私の泊まっているホテル名を言った、しかし全く通じない。 ホテルの部屋のカードキーを運転手に見せたが、そこに書かれている文字は全て英語だった。 運転手はさっぱりわからない様子だ、英語もダメ日本語もダメホテル名も通じない、私はこのタクシーを諦め他を止めた。 次のタクシーもだめで3台目でようやくホテル名で気づいてくれた。 そう言えばこの日、彼女も英語はさっぱりだった。 海外でここまで英語がさっぱり通用しないのは初めてだ。 日本も外国人から見れば英語が通用しない代表的な国だが上海は更にそれ以上だ。 しかし日本語は必要以上に通じる。 反日報道は本当なのだろうか?これまでの経験からはむしろどの国よりも親日国だ。 あともう一つ・・・ 彼女が友達を呼んだ理由は私を部屋に連れて行くための作戦だったのか? 確かに最初は執拗にその友達が私に部屋に来てくれるよう勧めていた。 その時もし私が行くと言ったら友達は他の友達のところへ行くので貴方は私に気を使わず二人で部屋を使ってくれと言っていた。 しかし何となく腑に落ちない・・・ 考えすぎかもしれないが、彼女は私にその気がないと踏んだ時点で方向転換したのでは? わざと酔っ払い、途方に暮れている私にわざと救世主を出現させ、それが自然と判断させるためにその救世主に演技させて信じこませ、その救世主にその後の世話をさせる事でお金を取る。 その時私はこの友達のおかげで確かに助かったと思ったし、ましてや異国の地だけにその思いは強かった。 だからいくばくとは書いたがかなり余計にお金を渡した。 もし、この予想が正しければ見事な連係プレイだ・・・・ ま〜どうあれ、私のこの冒険は良い思い出の一つになったことは言うまでもない・・・ つづく |
名前 内容
はいむるぶし まりあっち そんな〜あなたのその際立つ魅力の前では全ての男性陣はひれ伏しますよ〜!ところでもうそろそろ電話番号ぐらいは交換しても・・・・!^^ (14/05/09 16:00)
はいむるぶし 腐敗官僚さん 漢文???そんなエジプト文字なんて習いませんよ〜!^^ (14/05/09 15:56) はいむるぶし サイコロさん みなさんなんか誤解しているな〜!だって・・・・私は・・・・シ・シ・紳士ですから・・・?^^ (14/05/09 15:54) はいむるぶし 6次元の人さん 以外に治安は良かったですよ!病気?そんなことになるような事はしませんよ〜!だって私・・・・シ・シ・紳士ですから・・・・?^^ (14/05/09 15:52) まりあ まるで金魚鉢ですやんか^^;; あまいささやきには気を付けてくださいね(^O^)/ 殿方の揺れ動く心( ´艸`) 私たちはそこが魅力的だったりしますので^^ (14/04/17 17:03) 腐敗官僚 高校生の時に漢文を習いませんでしたか? あれは古代中国の文語体の文章であり、現代中国語とは違いますが、筆談で意思の疎通は十分にできますよ。俺はキャットハウスならぬ”ドッグハウス”に連れていかれましたが・・・。 (14/04/12 01:20) サイコロ やはり中国は大陸民族ですな^転んでも無料(ただ)では起きない、どこまでも強かで・・・艶やかです。しかし、あそこで騙されて、結果的にはよかったんですね^しかし・・・いつか毒に飲まれるのでしょうか^次回作を期待 (14/04/08 21:57) 6次元の人 無事帰れて良かったですね。経験!病気うつされないようゴム必携。酔いにまぎれて金奪われずよかった。上海では様々な事件発生、日本の外務省サイトにでてます。注意してください(笑)お話期待してます。 (14/04/08 17:57) |
■ 2014/03/31 (月) 上海にて・・・A |
私はチェックインを済ませ再び社長の車に乗り込んだ。
「とりあえず飯でも食うか」 社長のご贔屓の和食料亭へと張さんの運転する車は走りだした。 さ〜いよいよ私は上海の夜の街を繰り出したのだ。 行くまでの道中、私は窓から過ぎ行く店やビル、街並みなど隈なく観察をした。 そしてある事に気づく。 それはなんと日本語の多いことか。 確かに中国は漢字圏である、何となく意味は通じるがやはり日本の漢字とは少し違う、それが日本語に見え錯覚しているのかとも思ったが違う、明らかに日本語だ。 マスコミの情報などでは、尖閣諸島問題が過熱した時、日本関連のお店などが襲撃にあったと報じていた。 中には日本語で書かれた看板などが消されたり書き換えられたりと、日本の匂いを消すことに必死なことも報じられていた。 あれからそれほどの時間は経過していない、しかしどうだ、いま私は上海の中心地を移動している、もうどれだけ日本の匂いを嗅いだであろうか? ここは本当に反日国なのか? こうも考えてみた。 どの国々も、日本人観光客はドル箱観光客である、そこにおもねいた結果なのか? 確かにそれも多少はあるだろう。 しかしその理屈ならどの国々もこの上海並みに日本語が氾濫しているか? 私の経験上外国でここまで日本語が氾濫しているのは見たことが無い。 そして、私は後に更に思いもしない経験をすることになるがその話はまた後述することにする。 社長のお気に入りの料亭に車は滑り込んだ。 高層ビルの中に入っている中国人が経営している料亭だった。 高層ビルの3フロアがこのお店全体で、下の階は個室、中階は居酒屋風、上階は宴会用とフロア分けされており、全席満席だと500名以上収容できるというお店だ。 私等は下階の個室に案内され、それぞれの個室には3名のメイドと言うか係の者が世話をするようになっていた。 この係員は全て女性で全フロアに配置されており、とりわけ個室階には専属の係員が付く、見た目での判断だが多分ほとんどが二十代のように伺える娘達で、お世辞ではなくそのほとんどが綺麗で可愛くそしてよく気が付く。 これはこの店が従業員教育に力を注いでいる証であろう。 「いらっしゃいませ」 係員全員がいきなりの日本語だった。 更に驚くのはここで終わらない。 その後も全て流暢に日本語の嵐だ。 どう見ても20代そこそこの女の子が綺麗な日本語を日本人顔負けに喋ってくるのだ。 「綺麗な日本語ですね!どこで覚えたのですか?」 「私なんてまだまだです!日本語学校へ通ってます!」 ・・・なんなのだこれは!反日国家だろ!どうなっているのだ? ただよくよく考えてみると、ここはいくら中国人の経営者とはいえ日本食のお店、これだけ従業員教育が行き届いているお店なら有りえなくもない。 ただ想像以上に日本語が普通に使われていることと、外国初日からこれほど日本語が外国人から街並みから見聞き出来ていることに驚きを隠し得ないのだ。 そんな私の雰囲気を察してか張さんが語り始めた。 「ここに居る娘たちはほとんどが上海の生まれではありません」 「遠くの田舎から、更には北京からこちらに来ている娘達です」 「北京からもですか?」 「そうです。以前も現在も北京よりもここ上海の方がお金を稼げます」 「そうなんですか・・」 「それに貴方も知っていると思いますがスモッグの影響もあります」 「なるほど・・・」 「それともう一つ大きな理由があります」 「大きな理由?」 「中国では女性はどこの家庭も大切には扱われていません」 「は?」 「ま〜日本で言う男尊女卑です」 「・・・・」 「特に田舎に行けば行くほどこの傾向は強く、娘たちは家から追い出され、自分の食い扶持は自分でなんとかしろ!要するに口減らしに家から追い出されるのです」 「そうなんですか・・・」 「ですから中国の女性達は自立するのも早いし勉強熱心な娘が多い、それはそうでしょう、若いうちから一人で生きて行かなければならないのですからね」 「なるほど・・・」 「それに比べて男はダメなやつが多いのです」 「は〜」 「親たちから甘やかされて育っていますからね〜、社長の会社でも従業員はすべて女性です、他の会社でも下働きはすべて女性達です」 「そんな環境では中国の女性達は不満の声を上げないのですか?」 「中国ではそれが当たり前ですので女性達も違和感を持っておりません」 「そんなもんなのですか・・」 「中国では常に女性は男性の下に位置するのです、ですので田舎の農家でも働くのは女性で男は酒飲んで寝ています。それが当たり前なんです」 「男天国ですね!」 張さんの言うように、確かにその後も働いているのは女性ばかりだった。 さらに、そんな女性達のほとんどは戸籍がなく、そんな人たちの事を中国では「盲流」と呼び、彼女達は国家のあらゆる制度、補償、福祉の恩恵を受ける事が出来ない。 その背景には中国の「一人っ子政策」が生み出したもので、第一子に女性が生まれてしまった場合、どの家庭でもその子はほぼ捨てられる。 また、中国の田舎ではこの政策はほぼ形骸化しており、貧乏子だくさんの家庭が女の子の盲流に拍車をかける、そういう様な女性達が職を求め大都会に流れてくるのだ。 そんな彼女達が働く理由はもちろん生活の為なのは当たり前なのだが、それよりも一番欲しいのは「戸籍」なのだ。 中国ではこの戸籍もお金で買える。 戸籍の無い人間が家やマンションの様な不動産を購入した場合、住所の固定化という理由で戸籍が与えられる。 だから彼女達は生活よりも家やマンションの購入資金を必死に貯めるため必死に働く。 もちろんほとんどの女性達はこの願望は手に入れることはできない。 しかし彼女達は一縷の望みをかけて日々を一生懸命生きているのだ。 この料亭で働くほとんどの女性達も相当数この戸籍を手に入れるために額に汗して働いていると思うとつくづく日本は良い国だと実感するのであった。 つづく・・・ |
名前 内容
はいむるぶし サイコロさん お久しぶりです!またまた〜!お上手ですね!ほんとに〜!増長するぞ!^^ (14/04/08 22:02)
はいむるぶし 6次元の人さん ご期待に沿えるよう頑張ります! (14/04/08 22:01) はいむるぶし 腐敗官僚さん おっしゃる通りです!ですので日本食のビジネスをさらに展開すために来たんです!億万長者への第一歩ですぞ (14/04/08 22:00) はいむるぶし まりあっち え〜うそ〜まりあっちは私と一緒で北欧系のハーフですよね!^^ (14/04/08 21:58) サイコロ お久しぶりです^相変わらずおもしろい展開には舌をまきます^文才がありますよね〜 (14/04/04 22:11) 6次元の人 勉強になります。次回も期待してます。 (14/04/01 07:32) 腐敗官僚 料亭という事は、日本料理を出す飲食店に招待された訳ですよね… 生鮮魚介類や生肉など加熱処理しない食文化は、本来は中国にはないので、寄生虫をはじめとする感染症が怖いです。 だからこそ、(食の安全を求めて)日本から食材を求めているのです。 (14/04/01 00:23) まりあ ワタシ、日本人よ〜。国籍もニッポン人ネ^^ デも‥日本語苦手よ〜^^; 次回に期待しています^^♪ (14/03/31 23:01) |
■ 2014/03/30 (日) 上海にて・・・・・ |
仕事で上海に行ってきた。
以前から取引の有る、とある食品メーカーの社長からの依頼があり、日本の、とりわけ沖縄県産の食材で何かいいものが無いか?と言う問いかけからが始まりであった。 この社長は12年前にここ上海の経済特別特区に進出し、現在も上海を中心とするあらゆる場所に自身の生産する食材を提供し、操業をしている。 そんな社長が私に依頼してきた理由は、現在の中国の富裕層が空前の日本食ブームだという事と、特に西日本で生産されたもので珍しい食材、その意味でここ沖縄の食材が社長の目に止まったからだ。 私とこの社長はもうずいぶん長くお付き合いがあり、そんな関係から私に白羽の矢が飛んだ。 私はその依頼を満たすべく県産の食材をひっさげ上海に飛んだという訳だ。 私自身、この依頼は心躍るものがあった。 その理由には、初めての中国、特に新進著しい「上海」を体感できるという事と、マスコミなどで報じられている「反日」という国柄、更にこの社長から聞いている「中国人」という人間性に興味があったからだ。 そしていよいよその上海へと旅立つ日が来た。 那覇国際空港から直行便で約2時間ほどの飛行距離、実に東京へ行くよりも近い距離だ。 上海プートン空港へ降り立ち、まず最初に不安である入国審査を通らなければならない。 さんざん反日報道を聞いているだけに簡単ではないと思っていたからだ。 ところがそんな不安をよそに、私がこれまで経験してきたどこの国よりも簡単に入国が許された。 それどころか十分ではないがある程度の日本語まで出てくる始末だ。 これには少し驚かされた。 そしていよいよ上海に・・・ 空港では社長ともう一人の中国の方が迎えに来てくれていた。 この中国の方は、社長の上海での右腕に当たる方で、今回は私の通訳兼ガイドをするため、これからの私の上海での滞在中すべてを世話するために社長が連れてきてくれた。 プートン空港は上海の中心地から高速で約1時間離れた所にあり、成田空港と同じで国際空港で郊外にある。 社長の車で高速を飛ばすも直ぐに交通量が増え、やがて渋滞になった。 しかしここで、もう目を見張るものがあった。 何しろ走っている車のほとんどが超高級車ばかりなのだ。 そのほとんどがドイツ車、もちろん社長の車も超高級車なのだがそれに負けるとも劣らない車だらけの渋滞なのだ。 ベンツ・BMW・アウディ・プジョー・アルファロメオ・ビュイック・ジャガー・・・ この時点で上海の経済成長がほぼ伺えそうだ。 ガイドの張さんが教えてくれた。 現在、上海で車を所有できるのは富裕層だけだと・・・ その理由には、たぶんどこの国もそうだと思うが車を購入した場合、ナンバープレートの登録が必要になる。 これがここ上海では異常に高く、一台につき登録費用が日本円で300万なのだ。 冗談のような値段だがこれが実に本当なのだ。 しかもその値段は年々上がっていて、少し特殊な番号になると入札で800万になったことがあるという。 さらに張さんは言う。 今、上海ではひと月に登録車台数が一万台だそうで、要するに年間十二万台の車が増えているそうだ。 上海の人口は約2500万人、無届の人口も入れると3000万人以上の人がここ上海で生活をしている。 広さは東京と埼玉を足してももう少し広い面積で、そこに東京の約3倍の人間が居るということだ。 ゆえに高度成長と共に、その人々が車を持つようになると交通混乱を起こしてしまう。 だからこの登録料が高騰するのもいわば必然で、要するに絶対数の多い貧困層は車を持てなくする当たり前の流れであろう。 車はやがて上海の中心地に近づいてきた。 もちろんのことだが近づくにつれ、高層ビルがやけに目に付く。 要するに富裕層の集まる場所に近づくということだ。 高層ビルの集団は日本にもある、しかしその量がハンパないのだ。 それともう一つ日本との大きな違いは、日本の高層ビルの多くはオフィスビルであるのに対し上海は高層マンションが多くを占めているのだ。 東京ドーム以上の敷地の中に、4棟もしくは5棟の高層マンションが屹立し、その敷地を囲むように壁とゲートが設けられ、そこの住人しか入れないように常に二人以上の守衛がゲートを管理している。 ゲートをくぐればその中は、あらゆるお店、そこの住人は無料で使える施設、公園、池、プールや図書館、フィットネスクラブなどありとあらゆるものがあり、おまけにマンションの美観を最大限上げるような街並みを演出しており、とりわけ社長の所有しているマンションは古代ローマ風の街並みの中にそびえているゲートシティで、セレブを腹いっぱい満喫できるものだった。 やがて私を乗せた車はこれから私が過ごすホテルに到着した。 このホテルは張さんが私のために用意したホテルで、張さん曰く「このホテルは最近たったホテルで上海で随一のホテルだ」 私は張さんの用意してくれたホテルに入った。 超高層ホテルの上層階に案内された私は部屋に入ってすぐ固唾をのむ。 だだっぴろい部屋の壁のほとんどがガラス張りで上海の夜の街並みが全貌できる・・・私はその光景に見とれるとともに本当の富裕層と言うものを少し味わい、それと同時に自分の世界観と言うものがまだまだと言うことを思い知らされていた・・・つづく |
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はいむるぶし 腐敗官僚さん やけに詳しいですね〜!行ったことがあるのですね!ま〜確かに量産車ですがそこんところはいいじゃないですか〜!^^ (14/03/31 18:04)
腐敗官僚 ホテルの上層階からの上海の夜の街並み…もいいですけど、やっぱり市街地に出てみては如何ですか?深夜1〜2時くらいまでなら営業している飲食店も多いですし、治安も悪くないですよ。 (14/03/31 02:05) 腐敗官僚 上海ですかw 上海浦東国際空港からだとリニアモーターカーで市街地まで行けるのですが…車だと渋滞が酷いでしょ?ところでベンツ・BMW・アウディ…は量産車であって、超高級車じゃないですよ。 自転車やら歩行者やら傍若無人というかw 宿泊したホテルは如何でしたか? 超高級なホテルならば、悪趣味なくらい調度品におカネをかけているだけでなく、ホテルマンの対応も超一流なんですがね。 (14/03/31 01:46) はいむるぶし まりあっち!なんとまりあっちも上海はまだですか!仕事上私はこれから行くことが多くなりそうなんで・・うへうへぐふふ・・むふむふ・・でへへへ・・・・・私が毅然とエスコートをいたしましょう!キリッ!^^ (14/03/30 22:05) はいむるぶし 6次元の人さん 初めまして、コメント有難うございます。その情報は私も行く前から聞いていました。何しろ一番気をつけなきゃならないのは「水」です! (14/03/30 22:01) はいむるぶし 5r53tnさん お久です!私は全然ですが上海の社長はすごいです本当に! (14/03/30 21:58) はいむるぶし タヌキっぽさん 初めまして、ご期待に沿えるよう頑張ります。コメントありがとうございました。 (14/03/30 21:56) まりあ 我が国の良い物を他国に買われてしまい、我が国の国民は他国の粗悪なものを購入しなければならなくなる時代が本格的に始まりましたね。。上海は車のスピード事故も多いと聞きます。。安いものを買うと舐められるので、「高いものが欲しい」と観光に見える方からよく相談を受けます(バブルですねぇ) 私、上海はまだ行ったことがありませんので、今度一緒に連れて行ってくださいねぇ〜(*^_^*) (14/03/30 21:41) 6次元の人 先日、高校時代のクラスメート仲間から、急に上海駐在になったとメール連絡ありいろいろアドバイスしました。TV東京で薬漬けのもやしが販売されてる番組も見ました。特に食べるもの気をつけてください。 (14/03/30 19:43) 5r53tn 社長、凄すぎます。 (14/03/30 19:22) タヌキっぽ 続き、、楽しみです、、。詳報をずっとずっと御願いします (14/03/30 17:49) |
■ 2013/12/13 (金) 最低な人々・・・・ |
最近気に止まった記事があった。
その記事とは 「女性器損傷(FGM)廃絶に向けて」 と言うものだ。 あまり聞きなれない事だがこれはいわゆる「女子割礼」と言う儀式で主にアフリカ大陸に現存するアフリカ人女性達への通過儀礼でその歴史は古く、現在も約1億2500万人もの女性達がこれを受けているし、今後もこの儀式は存続する。 この「女子割礼」は具体的には4パターンあり。 1 クリトリスの一部あるいは全体の損傷を伴う包皮の損傷を指す「クリトリス切除」 2 小陰唇の一部あるいは全体の切除を伴う包皮およびクリトリスを切除する「切除」 3 クリトリス、小陰唇、外陰唇の一部もしくは全体を切除した後、膣口を縫合して狭め る「縫合」 4 陰唇を突く、陰唇を突き刺して穴を開ける、引っ張り出す、クリトリスと周辺組織、 あるいはそのいずれかを焼くなど「切除」や「縫合」に該当しない「未分類」 一般的には@とAが普通で全体の約8割がこのタイプで過酷なBは15%(ソマリア・アフリカ北部)でそれ以外はCに当たる。 先進諸国ではこの自傷行為をユニセフを中心に廃絶の方向に導いている、その理由にはこの行為そのものが誘発させているアフリカ人女性達への残虐性や性器そのものへの損傷及び障害、感染症などでユニセフの調べではアフリカ全土で約2500万人もの女性達がその被害を受けているとの事からこの活動が生まれた。 具体的にはアフリカ諸国の政府に直接この野蛮な行為をあらゆるデータと共に「人権侵害であり、健康面で長期的に悪影響を及ぼし、心にも深い傷を負わせる」とし、各政府に根絶に向けた啓発・教育活動に取り組むよう国に求めている。 しかし、この行動は芳しくない。 多くの実施国では禁止法が規定されたり、刑法の改正により「女子割礼」を受けさせた者への刑罰が定められるなど、法整備も進められているが、多くの人が禁止法の存在は知っていながら、いや、禁止法の存在を知っているほど、法律の制定には廃絶に意味はないと答えている。 その理由には、やはり古くからこの風土で培われてきたこの行為を「悪」と捉える事が出来ない事、また、それよりもこの「女性割礼」は。 アフリカ人女性達がこの儀式を支持し行われている事が最大の要因だからだ。 事実、このユニセフの絶滅運動はアフリカ人男性達からは支持されている、しかし女児達の教育、育成は女性達に決定権があり、いくら旦那であろうとこの分野には口を挟めないしきたりが古よりあり、これに従わざるを得ないという。 では何故?この様なしきたりが現在も続いているか? アフリカ全土には男女共に「女性器は不浄の物」という意識が根強くあり、これを清めると言う儀式で、その悪いところを除去することで、子どもを健康に産むことができる体になり、性病の蔓延や不妊治療にも繋がると信じられている。 そしてさらにアフリカ全土では「処女性」を重くとらえ「女性割礼」を受ける事が「処女」と認定している意識があり、逆を言えば「女性割礼」を受けなければ娼婦と位置付けられ、結婚や社会的地位に大きく影響が出る事からだ。 この様な理由によりユニセフを代表とする「女子割礼廃絶」は難航を極めている。 同じ様に日本でもこの問題を取り上げている機関があり、大学やNPOと女性達を中心に廃絶に向けて動いている。 しかしこの行為は何かおかしくないだろうか? アフリカ人からこの問題を解決してくれと要請があったのか? それはまず無い! 何故なら現在も多くのアフリカ人たちはこの行為を享受しこれを後世に残そうとしている。 もちろんこの儀式に反対している人たちもいるだろうがそれはその国の人達が自らの手で解決する事が本懐で出なければ意味がない。 他国から押し付けられれば必ず遺恨を残す。 このユニセフを代表とするこの行為は先進諸国の驕り以外何物でもない。 自分たちのモラルや文化はそれほど崇高なものなのか? 物事の善悪を自らの水準で推し測ってそれにそぐわなければそれを悪行と断罪し、文化水準の遅れた後進国だから我々の様な高度な文化水準に引き上げようとする・・・ 大きなお世話の何物でもない! これが本当の皆が嫌う「上から目線」の最たるものではないか? 内政干渉は外交において一番デリケートで大事な要素だ。 どんなに自国と違った価値観でもそれを認めたうえで外交をすることが鉄則であり、それを出来ないのであれば他国との接点を持ってはいけない。 確かに伝染病やその他の他国に脅威を与えるような事案は別だがそれ以外は認める度量が必要である。 もし、この事案が正当な行為だというなら後進国はほとんどにおいて先進国に合わせなければならなくなる。 ガンジス川で体を清める行為、裸族、食文化、ありとあらゆる所にまで波及しかねない。 しかし彼等はこの論にこう反論するだろう。 「程度問題」だと。 程度とはなんなのだ? どの尺度なのだ? この事案は確かにセンセーショナルで話題性も高く、ほとんどの国々がこの自傷行為を好意的に見る国は少ないし多くの人達から賛同を得れそうではある。 特に女性票はかなり勝ち取れそうだ。 しかし文化とはその国固有の物であり、それが全世界の国々と違っても何の問題もない。 それがどう残虐に映っても、どう過酷の物であっても、それがその国の文化であり、他国の人間がつべこべ言うものではない。 その国が、自国の文化に疑問があるなら、その国の人々が自身で変わっていくことが本当の姿であり、それこそが本当の文化である。 こんな当たり前の様な思考も持てず、自身の行為をさも「善」と信じて疑わないこの様な人間に、その他の人達や物事について語られたり問われたりするのを見ると吐き気を催すのは私だけだろうか・・・・ |
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腐敗官僚 判りますw 要するに女性蔑視を肯定する方なのですねw (13/12/20 01:10)
まりあ 時間がたてばきっと落ち着きますよ。あなたらしい、もうちょっと剥き出しの文章でも良いかもしれないね^^ 文章は被せ過ぎるとわかりづらいので;;; (13/12/14 22:22) |
■ 2013/09/20 (金) 正論と矛盾 |
世論と言うものはかなり怪しいもので、その時節に起きた物事による世論がおおよそ大半を占め、それ以外は普遍的な諸問題による世論、統計学が要素の世論 などが世間をはびこる。
そんな中でも私が一番奇妙に思えるのが、平等と言うキーワードが軸になる世論だ。 現在この日本では自由を標榜している民主主義国家で、その中には「経済」「言論」「思想」「競争」その他あるゆる事柄に対してこの「自由」を享受している。 また、現在この事に関し、日本国民はこれを当たり前ぐらいに享受し、これらの事に少しでも不遇があればいきり立ったように不満を吐き出す。 それは経済的な問題であったり生活面での問題であったり様々だ。 ここで問題提起をしてみる。 平等と言う定義を決めることだ。 この定義づけはあまりに荒唐無稽なので三つの例を示す。 1、全ての始まりにのみ平等性を重視 2、全ての結果にのみ平等性を重視 3、始まりから結果に至るまで平等性を重視 こう定義づけすると分かり易くなってくる。 よく世間で騒がれている労働条件や賃金、そのほか学校生活内でのいじめ問題などなどは上記の例から見れば2番の例を重視した意見に分類されるだろう。 もちろん3番の例も入ってくるが世論を見てみると始まりはそれほど重視しているように見受けれないのでこれは省くが・・・ また、男女間の平等論者も2番に属する。 こうやって区分けしてみると見えてくることがある。 それは、「自由」という国家体制の中で現実的に可能な平等性は1番の例でしか有りえないということだ。 なぜなら結果の平等は人為的統制がなければ実現不可能なイデオロギーだからだ。 しかし人間は自分に不都合なことがあるとこの現実を無視し、2番の平等を声高に叫ぶ。 またそれがさも真実が如く、正義が如く世間をまかり通る。 2番を声高に叫びたいのであれば「自由」を捨てなければならない。 しかしそんなことを知ったうえで叫んでいる人はほぼ居ないだろう。 自由も得たいし結果の平等も得たい。 そんなユートピアは人間社会には適合しない。 人々は正義と言う錦の御旗で「矛盾」と言うことに気づかず平然と論理破綻した文言を声高に叫んでいる。 |
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はいむるぶし まりあっち!何をおっしゃいますか!私の心のどこかには・・・まり・・・あっ!いかんいかんまた悪い癖が・・・^^ (13/12/13 14:54)
はいむるぶし 腐敗官僚さん そうだ!そのとおりだ!そして私は煩悩の塊なのだ!^^ (13/12/13 14:52) まりあ あなた…心のどこかに、3の考え方があるんじゃないの。。1は満足、2はどちらでもなさそうだし。。(なんとなくですが) (13/09/21 09:31) 腐敗官僚 有史以前の狩猟採集社会が原始共産制であり、全てが平等な社会であったそうなwしかしながら、そんな社会では国家という概念さえ存在しなし、もちろん現代ではそんな社会は存在しえない。社会のすべてが不平等の塊なのだ。 (13/09/20 20:47) |
■ 2013/09/16 (月) これも上から目線! |
よく世間で言われがちな「外国へ行って視野を広げよう!」と言う様な言葉を誰でも一度は見たり聞いたりすることがあるだろう。
一見この言葉はごく自然でわりと当たり前な思考形態の一つで、この言葉にほとんどの人達は反論の余地はないように思う。 その理由の最たるものは、外国に行くことで自国の良さや悪い点などが見え、自己啓発に繋がるという趣旨だ。 私もこの意見には確かに同調するし異を唱えるつもりは毛頭ない。 確かに私自身、外国に行ってその趣旨通りの事を深く感じたし私の友人や知人にも力説したことが過去幾度とある。 ただ、私はこの説にはある一つの条件が加わってしまう。 その条件とは「経済的尺度がほぼ同等」と言う条件が入る。 要するに、経済的後進国にこれは当てはまりにくいと言うことだ。 なぜなら、海外に行く理由には仕事か旅行と言うことが大半な理由だろう、中には留学と言うこともあるがどちらにせよ、行く時の年齢がすでにある程度の年齢を経ているため、その人たちの思考は既にこの経済的に豊かな国の中で育まれた思考形態での価値観が深く存在するため客観性・道徳観・社会性が妙に歪められた視点でしか判断できなくなると思うからだ。 後進国、例えば中国に行ったとする。 中国に行くという時点で私たちはいくら最近GDPが日本を追い抜いたとはいえ中国の一般庶民の所得は日本には相当の開きがあると認識している時点でやはり経済的後進国と言うことをハッキリと自覚している。 その感覚で上海の様な経済特区を見たとき。 「凄い!日本は抜かれるかもしれない!」 「ここは日本よりもすごい!中国もすごいな!」 等のような感覚が大方で、しかし上海から離れて少し田舎の方に行ってみると。 「やはり中国はまだまだだな・・・」 「この様な環境でたくましいな・・・」 「インフラがまだまだ、中国政府はやはりおかしい・・・」 と思うことが多いだろう。 なぜそうなるかは当たり前だが日本基準で見るしまたそれが当然の思考経路だ。 しかしこれが同じ経済レベルの国、アメリカだと少し変わってくる。 マンハッタンを見れば。 「日本はまだまだだな!」 「素晴らしい高層ビル群だ!」 「世界一位の国はやはりすごいな!」 少し離れた田舎に行くと・・・・ 「道が広い!」 「建築様式がやはり日本と違う!」 「自然が豊か!」 この違いが判るだろうか? 中国では根底が経済的視点が中心の感想を持つのに対し、アメリカでは経済的視点もあるがそれよりも文化の違いという視点が多く入り込み客観性を帯びた視点になる。 ある種の色眼鏡をかけた思考で物事を判断する事は往々にして見誤る。 その見誤った知識でいくら経験や知識を身に着けてもそれは自己啓発にはつながらない。 ただの経験をしたいというならそれは否定をしないが、それを自己啓発につなげることとするなら少なくとも同じ土俵で判断する事が重要なのだ。 特に国家間では経済的土俵は一番重要な事柄に位置する。 経済的上位の国から下位の国へ自己啓発を求める行為は、極論言えば。 健常者が障害者を見学するような行為に等しい。 文化が遅れた国へ行き、自分の国の良さを知る。 衛生面が行き届いていない国であえて食事をし、意外に食べれる!とか美味しいとか・・・ その国の人々が川で体を洗っている、排せつしている、それを見てさも「人間とはそもそもこれが自然なのだ!」とかを思う様な思考・・・ その様な人間が日本に戻った時、不潔にしている人間を見てどう思うのか? 駅でたむろしているホームレスたちを見てどう思うのか? 本当に自己啓発の為の経験や知識を身に着けたいなら自分と同等、いやそれ以上の立場にある者と対峙することに本当の意味がある。 それは何に対しても言えることだ。 スポーツでも勉強でも芸術でも、自分よりレベルの低い所では何の勉強にもならない、むしろそれどころか堕落してしまう。 精神性は別と考える人もいるがそれは綺麗事だ。 「衣食足りて礼節を知る」と言う諺にもあるように人間は生活もままならない状況下では精神性どころではない。 経済的豊かさが精神性の豊かさにも比例する。 ゆえに先進国の人々が後進国に何らかの影響を受けたとするなら。 それは利己的で偽善に満ちた思考であると思う。 |
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まりあ ありがと。現実的なコメント いいね!★★★★☆ 共有しようとするから歪んでも新しいことが発見できていいんじゃない。男でも女でも^^ (13/09/21 09:34)
はいむるぶし 腐敗官僚さん 以前貴方は私に「いったい何者?」とおっしゃっていましたが、私こそ・・・いったい何者??? (13/09/19 20:02) はいむるぶし 記入なしさん まさにおっしゃる通りです。アメリカと言う国は白人至上の国です。白人たちの権益を守るために移民政策を取り続けている・・・ (13/09/19 20:00) はいむるぶし まりあっち 人の本質は世界各国どれも同じようなものです。しかし価値観や社会性は時間の経過とともに世界各国それぞれです。それを共有しようとすると歪が生じます。慈しみとは同じ価値観、社会性の中でこそ共有できるものです。 (13/09/19 19:56) 腐敗官僚 ミグ戦闘機の体験試乗ツアーや体験射撃ツアーで海外へよく行くんですが、そういった分野に関しては日本が世界一の発展途上国ですねw 貪欲に自己啓発の為の経験や知識を身に着けたいと思うが余り、体験試乗や体験射撃の範疇を大きく逸脱し、操縦訓練や射撃訓練に近いレクチャーを受けている今日この頃です。 (13/09/16 23:56) 記入なし アメリカでも南部のミシシッピーなどの黒人ゲットーなど見たら人種差別凄まじいと感じた。海外に行ったら危険だが最底辺層が住むところを見れば日本はマシかなと思うようなところもある。 (13/09/16 23:05) まりあ ヒトの本質はどこの国のニンゲンであろうと、そんなにかわらないものだと私は思います。。ヒトはITじゃないし、汚いし、醜いし、不完全だし、欠陥だらけ、矛盾だらけね…。だけどそんなニンゲンが私は大好きだし、私はヒトを慈しんだりしちゃいます(*^_^*) (13/09/16 22:27) |
■ 2013/09/16 (月) 若い力! |
以前から私はテレビと言うものをほとんど見ない。
世情はもっぱらネットから仕入れている訳だが、この一年以内の中でかなり話題に上っているのは日本経済を除くと日本人の右傾向化とそれにまつわる動画各種だ。 ネット右翼、ネトウヨと呼ばれている彼等の勢いはかなりの物で、最近ではその勢力の大きさからかアンチも多数出て、揶揄の対象とまでなっている。 私の年代では考えられなかったし言葉にすらできなかった「愛国心」を彼等はいとも簡単に言葉にし、それどころか先の大戦の事を賛美までする人も少なくない。 これも単衣にネットによる情報の多様化が大きな要因と察する。 昔は情報源と言えばテレビか本等でしか無かったために、発信者側の都合しかなく一方通行の情報しか与えられてこなかったのがこの進化はある意味では真実に近づけることが可能となったということだろう。 とりわけ目を見張るべきは、若い世代にこの進化した情報を取り込み、これを操る者たちが出てきたことだ。 確かに新しいものに飛びつくのは若い世代の専売特許だが、しかしこの情報、いわゆる歴史観や政治性のある事は若い世代には一番縁遠いものと思っていたからだ。 政治面では、政治家は悪いことをしている、金権政治、汚職の権化、企業は弱者切り捨て!弱肉強食!弱い者いじめ!歴史に関しては、興味が無い!どうでもいい!過去、日本はなんか悪いことをしたんだろ!ぐらいにしか見ていないとも思っていた。 それがどうだ!それどころか若い世代でこの諸問題に真っ向からぶつかってきている人達が新しい情報システムを駆使して発信をしているのだ。 男性もさることながら、この様な話題にほとんどが疎い女性たちの中からも出てきている。 その代表的な発信者に「KAZUYA CHANNEL」と言う動画がある。 私はこの動画をよく見るのだが、これが結構面白く、約2分という短い時間の中で時事ネタや保守的な持論を展開し、要点を分かりやすく時折ギャグを織り交ぜ誰にでも分かり易い内容でまとめてある。 これが現在かなりの反響を呼んでいるらしく、かなりの人気を誇っている。 私は以前からかねがね思っていたことがある。 「日本人はどうして自国の事に興味が無い上、これでもかと思うほど自虐的なのだろう?」と・・・ しかし、この状況を見てその答えが出たように思う。 それは、これまでの日本の教育およびマスメディアが如何に偏った、つまりどれだけ左翼的思想に偏ってきたかを物語っていると言うことだ。 しかし現在でもこの保守的思想者達に向け、罵詈雑言を投げつける人達も多く存在するが一昔に比べればどれほど改善、均衡が取れてきただろうか? 私はそれでもまだまだ世界の国々と比べれば、日本は左翼的思考が強すぎると思うが・・ ネットで今や批判の代表格となっている「韓国」などは「無条件愛国主義者」なる人達で占めた国柄だ。 理屈など関係が無い!我が国が最高なのだ!という国民性が日本人にはあり得ない思考形態だが実は世界の国々は韓国ほどではないにしろそれに近い思考形態を持った国々の方が圧倒的に多い。 その思考の善悪はさておきこの日本は異常なほどの自虐性だ。 しかしこれが新しい情報システムでわが日本もようやく取り戻しつつある。 それも若い世代で取り戻しつつあるということが実にすばらしい。 今いる古い思考形態を後生大事に頑なに守り続けている戦後アレルギーに毒された世代達は日本の表舞台から早く退いてもらい、この素晴らしい若い世代達がこの日本を背負っていく姿は、どんな評論家や政治家が正論をいう事よりも頼もしく・・・ 出来れば彼等が日本の表舞台を歩き、世界に発信している姿を見れる時代まで生きたいものだ。 |
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はいむるぶし 腐敗官僚さん プロパガンダは何についても無いとは言い切れませんがこの現在の流れはそれだけでは説明がつかないほどの潮流となっていますよ! (13/09/16 21:57)
腐敗官僚 若い世代w 自民党政権のプロパガンダなんですけどね。 (13/09/16 15:01) |
■ 2013/09/14 (土) 日出ずる国 |
少しタイミング遅れの事だが2020東京オリンピック招致が決まった。
これは日本経済に多大な追い風となるだろう。 なぜならこれは誰にも文句を言わせない大規模な箱モノ行政が出来るからだ。 過去を振り返ってみると日本が一番景気が良かった時期、いわゆるバブル期には鈴木都政による箱モノ行政が一般市民やマスコミからの妨害も無く遂行した。 これが今後7年間という時期に渡って誰はばかりなく東京に巨額な税金が投入される。 この影響は相当期待できる。 なぜならそれは即ちあらゆる業種に税金が投入される事になるからだ。 しかし、ただ一つ気になることがある。 それは今回のオリンピック需要に大きなカギとなるBIGプロジェクト「リニア路線事業」だ。 前回の東京オリンピックではそれに合わせて「新幹線」が開通した。 これは当時の日本経済の右肩成長に大きなけん引の役割を果たした。 この時から半世紀たって、次はリニアが日本経済をけん引する役割と期待するのだが、現実には2027年予定を大きく前倒ししなければならないし、事業費約8兆円以上とも言われるこの経費問題、それに今も問題となっている経路問題も残っている。 しかし、この諸問題も現政権下では可能であると私は信じたい。 もしこの諸問題全てが可能となれば、長く低迷し続けた日本経済も大きく飛躍し、7年後以降は日本経済もまた安定することだろう。 今思えば、バブル期以降この日本に幾多の苦難があった。 世界に比類なき長期デフレ、それに加えてグローバルスタンダードと言う規制緩和という悪政により安い資本への流出による空洞化現象や銀行業をはじめとする金融再編による弱体化、そして大震災・・・・ 普通の国家では労働・金融パニック、国体を揺るがすほどのデモ、流通不全が起きても何ら不思議ではない事が何十年も続いているのだが、それでも一般市民は平穏を享受している。 それどころかここまで凋落した国家に世界の祭典であるオリンピックがまた開催地になった。 西側諸国の中でも4回目、実質上は5回目に当たるこの開催回数はアメリカ・フランスに 次ぐ実績となる。 この日本の底力には想像を絶するものがある。 その根底には日本の二次産業がどれほど世界に大きな影響と実績を積んできたか、どれほど技術と信頼を勝ち得てきたかを表していると思う。 それと一番大事なことは。 日本人として長い歴史の中から育まれたアイデンティティーと誇り、誠実さなどがこの様な国家を作り、この様な結果を出してきたのだ。 日出ずる国の未来は明るい・・・・・ |
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はいむるぶし 腐敗官僚さん お久しぶりです!お元気でしたか?腐敗の進み具合はいかがですか?もうそろそろ日本初のゾンビになりましたか?^^ (13/09/16 00:14)
はいむるぶし まりあっち えっ?少子化?じゃ〜まりあっち!微力ながら小生と一緒にはげみますか!これで私も日本のお役にたてる!^^ (13/09/16 00:11) 腐敗官僚 おや、これは珍しい方が…御久し振りですねw 東京オリンピック開催はIOCへのロビー活動の成果でしょうね。それ以上でも以下でもないと思いますよ。真夏の電力需要さえ、満たせず四苦八苦して、さらに全ての原発が停止しているような状態で、大量の電力を必要とする「リニア路線事業」なんて不可能じゃないですかね。しかもまだ500q/hrだせるのは試験車両の段階で、実用化もまだじゃんw (13/09/14 23:09) まりあ お久しぶりでございます(*^_^*)でも…、日本は少子化だしぃ〜。子どもは農業のように栽培できないしぃ〜。まほろば、たゆたひ。。。。/ 招致が決まってから「まりさん、ホームレスと、違法ハウス入居者をそちら(関西)で受け入れてくれないかなぁ〜。都内は美しい会場にしたいからさぁ〜。」と、アホみたいな相談電話が増えました;;;; スウェーデンの刑務所のようなハコモノ施設(2015年完成、2022年に強制退去)を計画されている市町村も。。私は日の出ずる国、一人の母として怖い。。 (13/09/14 18:17) |
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