独身中年・最底辺の日々

もはや焼酎をあおっても酔えない。
深夜から明け方にかけて起き、ずっとあおっているが酔えない。

朝になって酒を買い足しに行った。財布にはもう札は残っていない。

そしてこのクソバイト。

今まで色々な仕事を点々としたが、今のバイトほど作業的人間的にクソな所は見たことがない。
何の目的意識も無い。目の前の他のバイトは完全に居眠りしながら手を動かしているだけ。それでも注意されず平然と成立する作業。

少しでも真面目にやろうと思っている人間が匙を投げて去っていくのは当然。

私も完全にやる気が失せ、どうでもいいと思っていると自分だけ目を付けられる。

とにかく、もう全てがどうでもいい。前向きさの微塵もない。
そもそも、こんなクソバイトでこんな辛い精神状態に陥っていること自体がアホらしくてやってられない。

人間、一旦堕ち始めたら止まるところを知らない。

今のジリ貧生活も、どう考えてもそう長くは持たない。

何歳まで生きるのか？最底辺の人間にとって長生きほど苦痛なことはない。
長生きは拷問でしかない。
これから先、たとえ何年生きながらえたところで惨めになるだけなのは確実だ。