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独身中年・最底辺の日々


 ■ 2014/03/03 (月) 金田一?


こんな異様な時間に書いています。

ふと思い出しました。昔は推理小説が好きでした・・・。

ルパンも読みましたが、やはり日本の推理小説と言えば金田一シリーズは絶対外せません・・・。

金田一は様々な役者が演じましたが、やはり古谷一行と石坂浩二の双璧を超えるハマリ役は無いと言って過言ではないでしょう。

その二人でも、あえて言えば私は古谷一行のほうがよりハマリ役だと思っています。

石坂浩二も秀逸ですが、金田一のイメージからすると少し上品な感じがして・・・。

古谷一行は、良い意味で男臭い不潔さというか、私の想う金田一像に一番ハマっていました。
それに、テレビドラマシリーズで一番長く演じられていたので観た回数も一番多いということもあると思いますが。

今でも色んな人が金田一を演じることがありますが、やはり違和感を禁じ得ません。

八つ墓村や犬神家の一族が最も有名と思いますが、私が一番好きだったのは、短編なのですが、「黒猫亭事件」という話です。

今の若者は、横溝正史や江戸川乱歩など偉大な作家の作品など古臭い遺物かのように思って、まして小説など読もうともしないのでしょうか?

今の推理物のドラマなど、源泉は全てこの二人にあるといっても過言ではないと思うのですが・・・。

良い作品に年代は無関係。昨今の作品は、ことさらに奇をてらおうとして嫌らしさや萌え要素をちりばめていたりして・・・ちょっとむず痒く感じてしまいます。

今の私には小説を読破する根気は潰えたような気がしますが、久々にテレビドラマシリーズを無性にまた観たくなる衝動に駆られています。


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