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忍者の無職 キャリアデザイン日記 |
■ 2005/10/06 (木) 官製ITイベントを手伝う |
現在12:26です。
昨日は、とあるITセミナーの手伝いに行った。行政が企画したもので、ITで商売繁盛でっせという趣旨で行われたもので、講演とフォーラムで構成されていた。 このミッションで俺は司会者用のアナウンス原稿を作成した。それで現場では記録用のデジカメ撮影をした。ほかのスタッフはみな公務員だったり、公務員的外郭団体の人たちだったりで、はっきり言って、俺はすることがない。イベントの内容そのものも作業しなきゃいかんこともなくて、加えてギャラは、間に立っていただいたプロデューサーのご好意でおいしい額であったのだ。 で このイベント内容がタルい。机上の理論での話のような気がしてならんかった。あとは自慢話か? 内容というのはこうだ。 温泉旅館街をITで宣伝したり、加盟旅館の予約をネットで出来るようにする。 そして、宿泊者のデータベースを作成し、各旅館で共有する。(個人情報には十分気をつけながら) それで導入した、ある旅館組合はけっこう、売上げが伸びた、という。それを俺たちの住むエリアで導入したらいいでっせ、というのだ。 ご説、ごもっとも。 でもなあ、利害関係のぶつかる旅館たちが協調するのは大変そうだ。 で、実際、かの地は大変だったらしい。 質問シートがあって、最後はこれに答えていくというフォーラムだったのだが、司会をとったオジサマが出席者からコメントを長く取るわ、自分も所見を述べるわで、全然、質問を取り上げてくんない。 ようやく質問シート回答コーナーになり、協調できるのか?という質問があったが、「大変でした、で、今も大変です」で話は終わった。 欠けているのは金と情だと俺は思った。悪いけど、出席者のお歴々には「他人から金をもらう」ということの大変さや、もどかしさ、プライドの損傷などは思いも至らぬことと推察される。だから話に「血」が通っていないように思う。このへんの価値観は俺個人のものであるので、これが正義だとは思わない。しかし、就職事情もなんか、こういう「血」が通っていないよな〜と思うのだ。じゃ、そういうことすんな、で済まされるわけでもないので、問題は根が深い。 プロデューサと「これでよかったんですかね〜」と話しつつ、会場をあとにした。 その後、夜に同窓会幹事の会議に出たが、この会議もたるくて、さっさと終わらせろよとテレパシーを送り続けることになった。 それと 公務員のデータにつけるタイトルは何であんなに長いんだ? 「平成17年度同窓会幹事会議仕様内容1006」みたいなヤツだ。ワードとかエクセルでこういったデータが来る。なげえ〜。それがメインストリームで、俺のほうがアウトローなんだろうか? 世間知らずなの? 俺?? |
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