人生には必ず邪魔が入る。

【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】


はじめに

人生を振り返る日記を少しづつ書いていこうと思いました。
つまりそれは、私の中で私の人生がもう私の力ではどうにもならない終わりを迎えた事を私自身が認めたからである。
もう何も変えれない、それは物理的な物ではなく私がこの世に生を受け日々感じ育ってしまった感情が私自身を最期の牢屋に閉じ込めたのだ。
もしも人間一人一人が何かしらの使命を託され生きてきたならば、私の使命は…
ハッキリと言える、そんな物があるならばハッキリと思える。
それは私の近くに引き寄せられた犬達、私の人生を犠牲にすればその生涯をまっとう出来る犬達。
その救済なのだろうと。
彼等は私が探して私が望んで引き寄せられたのではない。
見えない力が私の元に引き寄せたのだ。
人類が犯し続けた、続けている動物への罪。
その僅かな懺悔と償いの為、私はこの世に送り込まれたのだろう。
そう思い、このくだらない人生の記憶を書く事に至りました。

　

著者:昭和産まれの中年オヤジ