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人生には必ず邪魔が入る。疫病神が疫病神を連れてきました。 疫病神はかわいいワン子を連れていました。 ワン子の不幸を見逃せませんでした。 自分を終身刑とし、不幸を背負う代わりに 何とかワン子を救う事が出来ました。 |
■ 2023/06/06 (火) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】 第六章 第二話 |
【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】
第六章 背伸び時代 第二話 中坊には中坊のステータスというものがある。 例えるならヤンキー、我に任せて自然な振る舞いをしていたらヤンキーだった。みたいな者もいれば必死になってヤンキーの振る舞いをしてヤンキーになる者もいる。 中坊ステータスもいわゆるそういうものである。 中二の頃、はじめて夜遊びをした。 夜遊びといっても夜中に警察の目を警戒しながらウロチョロするだけのものだが。 子供にとってはなかなかの緊張感だ。 クラスにいたとある二人組、そいつらに誘われたのがきっかけだ。 当時は当然、携帯など子供が持つような時代ではない。ポケベルさえ普及していなかった頃だ。 昼間の間に夜中の何時に○○に集合、みたいな打ち合わせをしたのだ。 布団の中に座布団なんかを仕掛け、あたかも寝ている様にカモフラージュをし、家をこっそりと抜け出す緊張感。 そして現地に合流するまでの緊張感。 合流したあとはお決まりのタバコ。しかし私は吸わなかった。 他の二人組もおそらくタバコを吸いたいのではなく、タバコを吸う行為によって中坊ステータスを上げたかっただけだろう。 そしてブラブラと歩き喋りながら向かった先は…… 今では見かけなくなったエロ本の自動販売機、道行く車を警戒しながら品定めをして購入。 満喫したら帰り道、ジュースを飲んで女の話しをして夜明けが近づくと共に解散。 なんて事ない時間ではあるが、緊張感と楽しさ、それに加えてヘタレな私は後ろめたさもあった。 中学卒業までにそんな夜遊びを何回かやった。 3年になったらまた別のグループと。 私はあまり好きではなかったが、それなりに良い思い出だと思う。 しかしどこぞのグループに入っても私はオマケ的な存在だった。 おそらく誘う側の人間もそういう感覚で私に声をかけたのだろう。親友ではなく格下のオマケ 映画やドラマなんかの若者仲良しグループの中にいるダサい奴。そんな感覚で見られていたと思う。 その時代に捧げるBGM Mr.チルドレン ラララ https://youtu.be/jKNgjAmyqQI |
名前 内容
日記主 そうでしたか(^^)しかしそれにしてもサッカー部は羨ましいです。 (23/06/07 08:07)
記入なし 自分も、似たような感じの中学時代でしたね(#^.^#) (23/06/06 18:35) |
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